ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1290843
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂 涸沢岳&北穂

2017年10月09日(月) 〜 2017年10月12日(木)
 - 拍手
GPS
28:15
距離
38.5km
登り
2,675m
下り
2,616m

コースタイム

1日目
山行
5:17
休憩
0:37
合計
5:54
7:45
7:45
50
8:35
8:40
60
9:40
9:52
58
10:50
11:10
89
12:39
2日目
山行
6:36
休憩
1:39
合計
8:15
7:00
80
8:20
8:35
52
9:27
9:40
55
10:35
10:50
45
11:35
11:45
50
12:35
12:40
17
12:57
13:30
27
13:57
14:05
70
15:15
3日目
山行
6:17
休憩
0:58
合計
7:15
7:00
210
10:30
10:40
17
10:57
11:05
15
11:20
12:00
135
14:15
宿泊地
4日目
山行
3:52
休憩
0:16
合計
4:08
7:00
144
涸沢
9:24
9:30
45
10:15
10:25
43
11:08
11:08
0
11:08
11:08
0
11:08
ゴール地点
天候 晴れ ガス 雨
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マズマズの秋晴れ、穂高は風がありそう。
マズマズの秋晴れ、穂高は風がありそう。
横尾は人がいっぱい
横尾は人がいっぱい
下山者が多い連休最終日
下山者が多い連休最終日
青空が気持ち良い。これぞ山日和。
青空が気持ち良い。これぞ山日和。
写真でしか知らない「本谷橋」も大勢の人が休んでいた。
写真でしか知らない「本谷橋」も大勢の人が休んでいた。
秋色トンネル
開けた場所に出ました。「落石注意、休まず歩け」
開けた場所に出ました。「落石注意、休まず歩け」
期待が高まる
初めての涸沢。あれあれ雲が多くなってきました。
初めての涸沢。あれあれ雲が多くなってきました。
何はともあれ、寝やすい場所を確保。
1
何はともあれ、寝やすい場所を確保。
2日目朝 中途半端なモルゲンロート
2日目朝 中途半端なモルゲンロート
上はガス?
いざ奥穂へ
階段状のところもあり歩きやすい。
階段状のところもあり歩きやすい。
いよいよ見上げる急登
いよいよ見上げる急登
注意しながら確実に!
注意しながら確実に!
登る、登る、登る。
登る、登る、登る。
上空はガスが満ちています。
上空はガスが満ちています。
穂高岳山荘着。風強し、視界不良。
穂高岳山荘着。風強し、視界不良。
「あそこか」と思いながら幾つかのピークを超えて
「あそこか」と思いながら幾つかのピークを超えて
奥穂高岳到着
期待はしていなかったが、本当に何も見えない。
期待はしていなかったが、本当に何も見えない。
山荘経由、涸沢岳へ。誰もいません。風が強くなっています。
山荘経由、涸沢岳へ。誰もいません。風が強くなっています。
穂高岳山荘からガスの切れ間で涸沢が見えた。晴れていれば絶景だろうな。
穂高岳山荘からガスの切れ間で涸沢が見えた。晴れていれば絶景だろうな。
下山開始
ガス帯を抜けて涸沢が見えると、気分的に一安心。
ガス帯を抜けて涸沢が見えると、気分的に一安心。
パノラマコースで戻ります。
パノラマコースで戻ります。
疲れているけど、歩きやすい。
疲れているけど、歩きやすい。
3日目朝。
おやおや今日は天気がよいぞ!
3日目朝。
おやおや今日は天気がよいぞ!
計画変更、「そうだ北穂、行こう」
1
計画変更、「そうだ北穂、行こう」
最初はボチボチ、一気に高度を上げていきます。
最初はボチボチ、一気に高度を上げていきます。
青空見ながら登る方が、やっぱり楽しい。
青空見ながら登る方が、やっぱり楽しい。
昨日歩いたザイテンを見ながら
昨日歩いたザイテンを見ながら
下り時に注意が必要な浮石が多い
下り時に注意が必要な浮石が多い
高度が増すにつれて景色が変わっていく
高度が増すにつれて景色が変わっていく
楽しそうな鎖だ!
楽しそうな鎖だ!
気持ちいィー
やっと穂高を楽しめている。
気持ちいィー
やっと穂高を楽しめている。
あれあれ、ガスが出てきたぞ
あれあれ、ガスが出てきたぞ
山頂は、今日もガスだった。
山頂は、今日もガスだった。
下山後の涸沢小屋のおでんが体に染みた。
(コンニャク食べた後の写真)
下山後の涸沢小屋のおでんが体に染みた。
(コンニャク食べた後の写真)
雲の流れを見ながら、時を過ごす、珠玉の時間。
雲の流れを見ながら、時を過ごす、珠玉の時間。
満天の星空
4日目朝
雨だす。
寂しい撤収。重いぞザック!
寂しい撤収。重いぞザック!
本谷橋が撤去されていた。冬支度
本谷橋が撤去されていた。冬支度
10数名のツアーで前に出れず休息。
静かな時間
体から湯気が立ち昇りサイア人となる。
10数名のツアーで前に出れず休息。
静かな時間
体から湯気が立ち昇りサイア人となる。
人気のない横尾
楽しむことなくスタスタと歩く。
肩が耐えられない。
楽しむことなくスタスタと歩く。
肩が耐えられない。
無事に河童橋へ

感想

1日目
 バスターミナルから横尾まではノンビリと歩きたいトレキングコースですが、そうもいかずスタスタと。
ウォーミングアップとしては、この半分の時間で良いのでちっと長い。馬車とか牛車とかで徳沢あたりまで行けると乗るかも。
横尾からは初めての道となりワクワク。少しづつ登り始めます。圧倒的に降りてくる方が多い連休最終日。
本谷橋から涸沢までも特に危険な場所はなく歩けた。一部「落石注意休まず進め」の場所がありましたが、景観も良いので立ち止まってしまう。景色に見とれすぎず落石の音にも注意しょう。
涸沢のキャンプ場はテントも少なく、マットを引いてゴロゴロしながら良い場所を見つけられた。テント受付付近に多く張られていたがヒュッテより小屋側の万年雪のソバの方が平らで岩が少ないように思う。

2日目
 夜は風も少なく寒さも厳しくなく快適だった。本日目指す奥穂方面はガスに覆われている。望みを持ちつつ登る。涸沢から見ているとザイテングラート取付きのまでのトラバースは並行移動に見えるが、そこそこ登っている。ザイテングラートはひたすら登りが続く岩綾帯、ペースを守って歩きます。下って来る方と何回かすれ違いましたが、待ちきれずややコースを外して下る方で浮石で滑った方が2名おりました。下の方が慎重さが必要な場所と思う。登るにつれてガスの中に入り風も強くなってきた。下ってくる方は完全防備。聞くと稜線は西からの風が20メートル近いと言っておられます。何だかなぁー
写真でよく見る穂高岳山荘のテラスに到着するも、こんなガスだらけの写真は見たことない!
山荘で休息させていただく。「風が強いからここまでにしましょう」「前穂へ行く予定なんだが‥」様々なそれぞれな人達が休んでおりました。少し休んで行けるところまでのつもりで出発。小屋脇の鎖場、梯子で下ってくる方の小石の落石でビビる。
ガスの中、幾つかのピークを見ながら日本3番目のピーク、奥穂高岳へ到着。見るものもなく記念写真とカロリーメイトを食べて山荘へ。
人が食べてるカレーライスが美味しそうに見えて注文。ご飯がパサパサしていない。圧力なべでも使っているのでしょうか。
ご飯も食べて休んでいると、涸沢岳にも行く気が出てきた。
風は先程より強くなっているように感じる。下から吹き上げる風のため怖さは感じませんが、風が舞っている状態でしたらチョットやばいかも。視界も悪く寂しい登山に違いないが「パタゴニアってこんな感じかな」などと思いながら誰もいない涸沢岳に到着。
濡れた浮石に注意しながら下山します。遭難したら誰も見ていないしヘリも飛べない状態。自分は自分で守らないと!
山荘を超えて下るとガスも抜け涸沢が見えてくるとホッとします。
テントも大分減った様子を見ながらゆっくり下山。
この夜はとても暖かかった。

3日目
 今日は上高地へ下り小梨平で一泊。翌日、大正池の朝を味わう予定であった。が、モルゲンも昨日より綺麗に見え、秋の青い空が広がっているのを見ると下りる気がしない。
北穂へ行くことにしました。
高度が上がるにつれて景観が変わった行く様が楽しく富士山も見えた。奥穂から前穂、北尾根へ続く山肌が美しく見とれてしまう。昨日登ったザイテングラートを見ながら登っていく。景色に見とれてか、疲れているのかペースは上がらない。時間は十分あるからゆっくり楽しむことにした。何と言っても、このルートを私が歩いていることを誰も知らない。登山届にも載っていないし、携帯(ソフトバンク)で連絡もつけられない。
青空を見ながらやっと穂高へ来た気分を味わいながら、安全に楽しむことを心がける。
ルートはザイテンよりしんどい気がする。確かに等高線もこちらの方が詰まっているようだ。
残念なことに北穂高の山頂もガスの中となってしまった。
山頂を下り南峰下の分岐に腰を落ち着け、屏風岩に当たる光と雲を40分ほど眺めていた。飽きない楽しい時間。
分岐では幾人の方と会い、縦走6日目の方、新穂高から槍、奥穂、ジャンダルム、西穂へ向かわられる方々と話ができ、山頂で休むよりも分岐は面白いと思った次第です。
涸沢小屋まで下り500円のおでんを食す。疲れた体に温かいおでんと汁は極上のご褒美。
この夜、涸沢は満天の星空となる。

4日目
 日が変わった頃から風が強くなり始め雲も出始めた。3時頃から雨が降り始め、こうなったら明るくなってからの撤収と覚悟を決める。
5時になっても雨は止まず撤収作業開始。ズシリと重くなったザックを背負い涸沢を後にする。
横尾からはピッチを守りスタスタ歩く。一度くじけるとダラダラと後を引きそうなザックの重さ。水を吸った荷物は初日より重いに違いない。
河童橋まで0.1Km、やっと到着。ここからバスターミナルまでの観光客と並走する0.2Kmも長く感じた。
朝からカロリーメイト、一本満足、プロテインバー、黒糖飴、ラムネしか口に入れていなかったため450円もする牛マンを購入。ペットボトルのお茶を一気飲みし、タイミングよく来たバスで沢渡へ。バスに揺られ大正池を過ぎたあたりで眠りに落ちた。
沢渡では紅葉を見ながら風呂に入る。帰りの運転を考え長湯はできなかったが気持ちのよいお湯でした。

全体として晴れたり曇ったり最後に雨が降ったり、山頂では景観に恵まれない山旅でしたが、無事に帰ってくると楽しかったの一言に尽きます 。
涸沢からの登山道は勾配もあり鎖、梯子も出てきます。パーツパーツを見れば赤岳、横岳、権現岳、宝剣岳等の鎖場と変わりはありませんが、長さや、そこへ到達するまでの時間、超えてから山頂までの時間など持久力は必要と思う。もちろん下りも。
信州 山のグレーディングはそんな意味でも良くできていて参考になります。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/gure-dexingu.html#g

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:465人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら