越畑登山口~地蔵山〜愛宕山〜保津峡

2017年10月27日(金) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 11.2km
• 登り: 702m
• 下り: 1,034m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:10

9:10 スタート地点
10:00 10:05 芦見峠
11:28 11:59 地蔵山
13:15 13:16 (展望広場)
13:25 13:25 愛宕神社社務所
13:29 13:30 黒門
13:44 13:45 花売り場
13:49 13:49 水尾分かれ
14:23 14:23 荒神峠
15:13 15:14 愛宕山登山口
15:16 15:17 保津峡橋
15:20 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

・電車：JR茨木-京都-JR八木駅（山陰線）
・バス：八木駅-越畑（京阪バス）

コース状況／危険箇所等

・道の状況：台風の影響で越畑登山口から地蔵山、愛宕山参道は倒木で荒れている。

写真

10/27 9:09

越畑集落の茅葺の民家。

10/27 9:09

10/27 9:10

越畑集落の茅葺の民家と柿木。

10/27 9:15

センニンソウ

10/27 9:23

アケボノソウ

10/27 9:42

芦見峠に続く登山道は台風の影響で荒れている。

10/27 9:55

芦見峠に到着。
左は三頭山、右は地蔵山。

10/27 11:01

地蔵山への尾根道は広く踏み跡がない。真南に進路を取りながら進む。

10/27 11:22

一帯は馬酔木の木が多い。馬酔木の実。

10/27 11:24

地蔵山山頂付近、馬酔木の樹林帯のなかに安置されている地蔵さん。

10/27 11:28

地蔵山山頂。標高は愛宕山より高い。

10/27 11:31

地蔵山山頂の一等三角点。

10/27 12:08

地蔵山から下りた鞍部より振り返る。

10/27 12:11

反射板周辺の紅葉。

10/27 12:34

地蔵山、愛宕山分岐点にて。
亀岡の街と北摂の山脈。

10/27 12:38

地蔵山、愛宕山分岐点にて。

10/27 12:52

愛宕山三角点付近にて。
最後の地蔵山。

10/27 13:09

愛宕山展望台広場にて。
比叡山。

10/27 13:15

愛宕山展望台広場にて。
京都市街と桂川。

10/27 13:21

愛宕山参道。

10/27 14:23

荒神峠。
落合付近が台風の影響で荒れているので保津峡に向かう。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL3 オリンパス

感想

mikimiki

京都発の山陰線は桂川の流れに沿うように走っている。
保津峡を過ぎると山に囲まれた亀岡の街だ。
青い空が消えて街は深い朝靄に包まれている。　
そして朝靄の底に静かに沈んで眠っているような八木駅に降り立つ。
八木駅からバスに乗り換え越畑登山口に向かう。
途中トンネルを抜けると一瞬にして朝靄は消え、山脈の向こうに青空が拡がる。まるでマジックのようだ。

越畑の集落は山の斜面に寄り添うように家々が並んでいる。集落の下には田畑が拡がり、集落には火の見櫓、積み重ねた石垣、茅葺の民家、庭に実る柿の木がある懐かしい里山の風景が残っている。
集落の背後の山の斜面には杉が植林され、植林帯の登山道は台風の強風で倒木や折れた枝が堆積し荒れている。

尾根に取り付くと芦見峠だ。
北に進めば三頭山、南に進めば地蔵山だ。
地蔵山の尾根は緩やかで広く踏み跡の不明瞭な道だ。尾根の西斜面は杉の植林帯、東斜面は自然林だが異常に馬酔木の大木が多い。

そんな樹林帯に囲まれたピークが地蔵山だ。
一等三角点が設置されているが展望は効かない。

地蔵山から愛宕山に向かう。南に伸びる尾根は明るく歩きやすい。台風の北からの強風をまともに受けたのか、至る処で杉の大木が根をむき出しに倒れている。
無残な光景が拡がる。復興まで相当の時間が掛かりそうだ。

愛宕山の参道も今まで見たことがない光景で惨憺たる状況だ。
下山中の荒神峠でも落合付近で山崩れがあり通行に困難を生じていると伝え聞いた。
今回は台風で大きな傷跡を残す地蔵山から愛宕山の縦走路の山行となりました。