晩秋の黒部、初冬の後立山 下の廊下,爺ヶ岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 43.8km
- 上り
- 4,516m
- 下り
- 3,653m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:35
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 9:10
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:00
当初南アルプスに行くつもりだったがいまいち気が乗らず。
期間限定に惹かれ下の廊下行きに変更した。
天候 | 初日 快晴、二日目 快晴、三日目 曇り(下山してから小雨が降り出す) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
夜行バス 富山駅前→あいの風とやま鉄道 魚津駅→富山地方鉄道 宇奈月温泉駅 →黒部峡谷鉄道 欅平駅 復路 アルピコ交通バス 信濃大町駅前→JR中央線 新宿駅 |
写真
感想
出発前日に富山行きの夜行バスを予約、直前割で2400円だった。
当日残業で遅れることを危惧し職場にザックを持ち込むが、定時で上がれた。
一旦15kgまで軽量化したが、荷物を追加し結局は20kgを越えてしまった。
二俣新町駅前に移動し、夜行バスに乗り新宿を経由して富山駅へ向かう。
初日
6時半頃富山駅前に到着、買い物するためあえて電車を一本遅らせる。
電車を乗り継ぎ10時40分頃欅平に到着、ビジターセンターを見学後出発。
これで三度目の水平歩道、歩きやすく荷物の重さも負担にならない。
天気が良いためか平日だというのに結構な人数とすれ違った。
終盤に以前痛めた右踝に鈍い痛みを感じ始めたのが少し気になった。
15時半過ぎに阿曽原温泉に到着、テント場はかなり混んでいた。
テントを設営してお風呂に入り夕食をとってまたお風呂に入って眠る。
二日目
暗いうちに目を覚まし星を撮影したり風呂に入ったりして時間をつぶす。
7時すぎに二日目の山行スタート、歩き始めてすぐに右踝が痛み始めた。
下の廊下は二回目、前回より遅い時期で紅葉はピークを迎えていた。
S字峡、十字峡、白竜峡などを経て内蔵助出合に着いたのは14時すぎ。
当初内蔵助出合から真砂岳に登り、三日目に立山経由で下山予定だった。
右踝が痛くてペースが遅れたためそのままダムへ向かう。
晩年は右踝の神経痛に悩まされるのか、など想像したら少し悲しくなった。
そんな妄想をしてるうちに黒部ダムの下に到着、観光放水は終わっている。
ここからダム上部までの登りが地味にキツい。
扇沢経由で帰るか、室堂へ上がり雷鳥平でテント泊するか、考えつつ登る。
結局ロッジくろよんにテント泊して、翌日爺ヶ岳に登ることにした。
ダムの売店で缶ビールと日本酒を買ってロッジくろよんへ向かった。
三日目
テントは四張あったが、早朝に二張撤収して下の廊下へ向かっていった。
もう一張はツェルトの男性で同じペースで撤収し同じ時間に出発。
話しかけると彼も爺ヶ岳を登る予定で、天気次第で鹿島槍まで行く予定。
あいにく夕方から雨予報なのだが、彼の山行を尊重し否定的なことは言わず。
黒部ダム駅から扇沢行きの、始発トロリーバスの乗客は二人きりだった。
扇沢駅で彼と別れ、ロッカーに余計な荷物を置いて登山口へ向かう。
登山口には数台の車が駐車し、デポしている自転車もあった。
15時5分信濃大町発の特急に乗りたいので種池山荘までかな?と思う。
11時までに種池山荘に着いたら、爺ヶ岳にも登ってみるつもりではいた。
2000mあたりから雪が出始めたが、この時点ではアイゼンは装着せず。
種池山荘には11時を若干過ぎて到着したが、爺ヶ岳を目指すことにする。
買ったばかりの軽アイゼンの着け方が分からず、適当に装着して出発。
扇沢で別れた彼もすぐ後ろを登ってきて、ほぼ同時に山頂に到着。
曇っているものの視界は遠くまで見えて風もないコンディションだった。
剱や鹿島槍は言うに及ばず、槍ヶ岳やその先の山々まで見渡すことができた。
扇沢14時発のバスを目指すが、途中で右踝が痛み結局着いたのは14時20分。
次のバスは15時発と思っていたら、土日限定の14時半のバスがあった。
信濃大町着予定が15時5分なので特急はあきらめていたが、3分前に到着。
急いで切符を購入し、無事15時5分発の特急あずさに乗ることができた。
車内販売が松本までなく、その間打ち上げのビールをおあずけされた。
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