七倉ダム〜七倉岳〜北葛岳〜蓮華岳〜針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳〜岩小屋沢岳〜扇沢


- GPS
- 32:30
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 3,060m
- 下り
- 2,718m
コースタイム
七倉ダム4:40-5:45唐沢ノゾキ-6:10岩小舎-6:45鼻突八丁-7:45天狗ノ庭-8:15船窪小屋8:35-8:40七倉岳-9:30七倉乗越-10:05北葛岳10:15-12:20蓮華岳12:35-13:20針ノ木小屋<テント泊>
8/28
針ノ木小屋4:40-5:15針ノ木岳5:25-6:00スバリ岳-7:10赤沢岳-8:00鳴沢岳-8:40新越山荘9:15-9:45岩小屋沢岳-10:45種池山荘11:05-12:15ケルン-13:00扇沢(爺ヶ岳登山口)-13:10扇沢(トロリーバス駅舎)
天候 | 8/27 晴れのち曇り 8/28 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
28日:扇沢[さわかや信州号]- |
コース状況/ 危険箇所等 |
七倉ダム〜船窪小屋:登山道は特に問題なし。登山道入口は、橋を渡った先、トンネル入口の右側です。結構な急登なので覚悟! 船窪小屋〜北葛岳〜蓮華岳〜針ノ木小屋:登山道は特に問題なし。アップダウンの繰り返しでしんどい。 針ノ木小屋〜針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳〜新越山荘:登山道は特に問題なし。細い道は慎重に。 新越山荘〜岩小屋沢岳〜種池山荘:登山道は特に問題なし。細い道は慎重に。 種池山荘〜扇沢:登山道は特に問題なし。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
夜行バスで七倉ダムへ。
曇り予報だったが、着いたら満天の星空!
久々に雨に降られない週末か!?とテンションあがる。
まっくらの中、登山口を探すがどこだかよく分からない。
トンネル方面に行くおじさんに聞くがよく分からんとのこと。
うろうろ迷っていたら、おじさんが戻ってきて、橋を渡った先のトンネル入口に、登山口があると教えてくれた。
わざわざありがとうございました。
船窪新道はけっこうな急登で、標高差1400mです。
危険なところはなかったが、鼻突八丁に入ったところで、岩から滑り落ちる。
1mくらいだったので、かすり傷で済むが、非常に焦った。
左足が滑ってそのまま体制を立て直せると思いきや、体が持ってかれて、落っこちてしまった。
滑落って、こんな風になるんだな、という貴重な体験をした。
すねとひじと手のひらを打ってテンション下がるが、天狗ノ庭に着くと、すばらしい景色。テンション回復!
岩にガンバレという文字。小さい旗が並んでるのが見えるとそこが船窪小屋。
テーブルで一休みさせてもらう。
小屋のおじさんが出てきてお茶を頂く。
七倉岳を越えると下りになる。そしてまた登ると北葛岳。
このへんでちょっとガスってきて、山頂はガスの中。
蓮華岳へはまた下って、蓮華の大下りを登って行く。
クサリ場など結構険しい登り。
そろそろ疲れが出てきたせいか、下りの割りに登りが長い感じがする。
幾度となく、偽ピークに肩を落とす。
少し元気がなくなったコマクサ達も肩を落としてるようだ。
広いガレバに出るとやっと本当の頂上。ここもガスの中だった。
針ノ木小屋へ。テン場は場所指定とあったが、本日は自由とのこと。
ただ、まだ早い時間なのに、既にたくさんのテントが張られていた。
水は少し扇沢に下ったところの沢に汲みに行くか、小屋で買うとのこと。
早く着いたので汲みに行ってみたが、往復で40分くらいかかった。結構遠い。
早朝、テントの外に出ると、今日も満点の星空!
今日も晴れそうだ。
朝日が昇り始めた頃、針ノ木岳に着く。
ここは裏銀座縦走コースがよく見える。
スバリ岳方面へガレバを下ると雷鳥の親子に合う。
ピーピーと子の鳴き声は可愛い。
スバリ岳も展望良い。立山・剱岳方面が素晴らしい。
赤沢岳へ向かう途中、遠くに扇沢の駐車場が見える。今日のゴールだ。
滑落事故多しと看板がある岩場を登ると山頂。
ここは角材のベンチがあり、立山・剱岳方面を眺められるようになっている。
立山・剱岳方面は素晴らしい景色。
ここらで扇沢方面はガスってきた。
鳴沢岳にも角材のベンチがあり、立山・剱岳方面を眺められるようになっている。
ただ、立山・剱岳方面もだんだん雲が出てきて、山頂付近が隠れてしまった。
少し進むと下のほうに新越山荘が見える。
途中、下への落石注意の看板あり、急な下りがある。
下ると、今度は、上からの落石注意と看板がある。
草花茂るところに出ると、すぐに新越山荘に着く。
だいぶ疲れてきたので、ここで長めの休憩を取る。
出発するとまた雷鳥に合う。今回は親(?)雷鳥だけ。
途中、40m先に山頂ありただし通り抜けできないとの看板。
行ってみると、これより先通行禁止の看板があるだけだった。
岩小屋沢岳に着くと、稜線を挟んで扇沢側は完全にガスってる。
ここから徐々に下り。
テン場を過ぎると溜池山荘に。まだテントは少なかったが、山荘前で休憩してる人は多かった。
ここから扇沢まで最後の下り。
下りはちょっと苦手なので、溜池山荘で十分休みを取ってから出発する。
柏原新道は、ところどころ名前の着いた場所がある。
鉄砲坂、富士見坂、ガラバ、アザミ沢、石ベンチ、水平道、石畳、一枚岩、駅見岬、ケルン、八ツ見ベンチ。
富士見坂はたぶん富士山が、駅見岬は扇沢が、八ツ見ベンチは八ヶ岳が見えるらしい。
登山口駐車場からは車道を行き扇沢トロリーバス駅舎へ。
登山口ではタクシーが待機していた。
すでにへろへろだったが、乗車は断って、歩いて行く。
高速バスまでだいぶ時間があるので、ビールを買ってまた〜り。
ちょっとガスったけど、久しぶりに雨に降られない山行で、大満足でした。
ロングコースで歩き応えもありました〜
はじめまして、noborunda と申します。
まずまずのお天気だったようで何よりです。
先日、七倉でバスを下り、高瀬ダムまで歩いてブナ立尾根を登り裏銀座を縦走しました。
A2C nさんが今回歩いたルートの一部を烏帽子岳より眺めてました。
針の木辺りまでしか見えませんでしたが、いずれのピークも独立しているように見え、
ひとつ登る度に大きく下り、更に登り返しの連続でかなりきつい縦走路と想像しました。
いつかは歩いてみたいと思っていますので今回の A2C nさんのレコをお気に入り登録させていただきます。
岩から滑り落ちる→痛そうですね、でも大事にならず幸いでした。
お久しぶりです
この週末はそこそこのお天気でよかったですよね〜。
船窪中心のここら辺のルートはシブくて好きなのですが(特に北葛とか)なぜかいかんせんいつもここを歩く時はお天気に恵まれず・・・。
ガスだったり雨だったり、一度なんて船窪に泊まって朝起きたらなんと夜から降り続いた雪がしっかりと積もっていたことが!
このときは素直に下山すればよかったのに、烏帽子に向けてさらに縦走を続けた結果、下山したら妻のカッパのズボン(のお尻付近)がビリビリになっていたことが
別に滑ったりとかしていなかったのですが、岩角で切ったらしく。(後で「お尻がデカいからだ」と妻に言ったら怒られました。
本当は今回も扇沢駐車場で、「キレットじゃなくまた船窪まで行こうか?」と妻と迷ったりもしたのですが結局キレットへ向かいました。針の木雪渓を上がって船窪に向かっていたら、どこかでA2C_nさんとすれ違っていましたね
はじめまして
コメントありがとうございます。
レコ見せて頂きました。
裏銀座ですか。いいですね〜
針ノ木岳から裏銀座の縦走路も見えましたよ
あそこ歩いたら気持ちいいだろうな〜と眺めてました。
私もnoborundaさんのレコを参考にさせて頂きます。
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