塩屋から友人を宝塚にお連れする
- GPS
- 13:24
- 距離
- 46.1km
- 登り
- 2,954m
- 下り
- 2,900m
コースタイム
- 山行
- 12:18
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 13:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:阪急で宝塚駅から帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題はなかった。 |
その他周辺情報 | 宝塚宝来橋南詰でナチュールスパ宝塚で汗を流した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
|
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感想
2017年12月2日(土)に,友人と二人で六甲全山縦走に挑戦し,13時半ほどで完走した。途中まではもう一人の友人と一緒に歩き,その友人は六甲全山縦走路の前半部である摩耶山まで歩ききった。また,宝塚から東六甲縦走路手前まで別の友人が逆走で迎えに来てくれ,東六甲縦走路は3人で下った。
今回は全山縦走を達成したことがない友人を宝塚にお連れするのを目的とした。私自身は9日前の神戸市主催の六甲全山縦走大会で完走したばかりでトレーニングできた状態なので,少し余裕をかまして神戸市発行の六甲全山縦走路マップの正規ルート通りに歩くことにした。さらに,鉄拐山,高取山,摩耶山,六甲山最高峰などのピークを極力踏むことを目標にしてみた。天候は寒くなるという予報だったが,朝一番以外は思ったほど寒くなく,むしろ暑すぎず歩きやすい感じの1日となった。
始点は登り始めの緩さを考慮して塩屋駅にした。ルートは私が正規ルートにこだわったので,塩屋住宅前を通って須磨浦山上遊園を目指した。さすがにまだ暗く,ヘッドライトが必要だった。須磨浦山上遊園でも真っ暗で,明石海峡大橋の写真を撮ったが,暗くてよくわからないし,ぶれぶれでイマイチの写真になってしまった。旗振山でもまだ夜明け前で,やっと東の空が少し白々としてきた感じだった。その先の鉄拐山では,友人二人は迂回路を行き,私だけが鉄拐山に登っておいた。 鉄拐山は山頂付近の木が切られて眺望が良くなっていた。登って得した気分になった。その後,高倉台に下りるルートも,友人二人は傾斜路を下り,私は急な階段を下った。また,その頃にはかなり明るく,ヘッドライトは消しておいた。
高倉台から栂尾山の階段はやはり長かった。しかし,私は9日前のトレーニング効果のおかげか,はたまた気温のおかげか,ゆっくりだが止まらずに登ることができた。その時点で「なんか今日は調子がいいかも」と感じ,実際に最後まで調子よかった。半縦走した友人はさすがにちょっとしんどかったみたい。今回のメンバーは3人とも登りが不得意ということで,個人的にはちょっと気楽だった。須磨アルプスではかなり明るく,通過してから見ると須磨アルプスに日が当たっていい感じだった。
東山から横尾団地に下りた後は,やはり友人二人はショートカットを歩いた。横尾団地に入ってから縦走路が左折するところを右折して横尾中学横を歩くルートを使った。私は一人正規ルートを歩いたのだが,せっかくなのでどのぐらい違うのかを比べてみた。しかし,私が高速で歩いたので私の方が数分早く着いてしまった。距離的にはあまり違わないみたい。妙法寺小学校前交差点を過ぎた辺りでもショートカットチームと正規ルートに分かれて歩いてみた。その区間はショートカットと正規ルートの差が大きく,ショートカットチームの方が遥かに先に行っていた。
その次の高取山への登りでは半縦走した友人がかなりへばってしまった。やはり最初はみな高取山の登りぐらいでヘタるみたい。私自身も最初に歩いた時はそうだった。今回はへばった友人を縦走挑戦の友人に任せて,私は先に登って荒熊神社と高取神社上の高取山山頂に寄っておいた。荒熊神社は西側のピークであり,その境内に三角点がある。しかし,一番高いのは東側にある高取神社上のピークなので,両方に登っておいた。高取神社上のピーク付近からの眺めはとてもよかった。
高取山では安井茶屋横の公園でトイレ休憩してから先に進んだ。半縦走した友人は下りはいい感じやったけど,登りがかなりしんどそうだったので,とりあえず鵯越駅を目標にして歩いた。途中,丸山の市街地では,思ったよりも急な登りで,その友人にも誰もが嫌いなのも納得してもらえた。結局,塩屋から4時間ほどで鵯越駅に着いた。半縦走した友人はもう少し行けそう,というので菊水山を次の目標にした。しかし,半縦走した友人のペースで歩くと縦走チームが宝塚に着く時間が遅くなる可能性が出てきたので,仕方なく菊水山の登りでついてこれなくなった時点で別れることにした。その後,どこまで歩くかは本人の判断に任せることにした。とりあえず石井ダム横の橋までは一緒に歩けたが,その先の登りで離れ始めて,そこから別行動になった。縦走チームは頑張って菊水山を登り,私はまずまずのペースで途中で止まらずに20分で登れた。やはり好調だった。
菊水山山頂から鍋蓋山へもまずまずのペースで歩くことができ,菊水山から50分ほどで鍋蓋山に着いた。その辺りで半縦走した友人から菊水山に着いたと連絡があった。さすがに疲れたみたいで,そこでお昼ごはんを食べたらしい。縦走チームはまだまだ先が長いので,ほとんど休憩することなく先を目指した。そこからは市ヶ原まで30分ちょっとで歩いた。市ヶ原から摩耶山では縦走挑戦の友人に疲れが出てきたが,それでも1時間20分ほどで摩耶山掬星台に到着した。その直前に私は一人で摩耶山の三角点に寄っておいた。
摩耶山掬星台では,シム記念・摩耶登山マラソンがあったらしく,人が多くいた。掬星台でトイレ休憩して,すぐに次を目指した。その先も下りはまあまあのペースだったが,登りでは友人がしんどそうだった。特に神戸市立自然の家前から三国池下への登りはきつかったみたい。あそこは長いからねぇ…。三国池下で車道沿いに出るが,そこから友人は車道に沿って丁字ヶ辻を目指した。私は正規ルートを歩き,途中で三国池と三国岩に寄ってから丁字ヶ辻に向かった。丁字ヶ辻からは縦走路に沿って歩き,ガーデンテラスに着いたのは15時過ぎだった。
ガーデンテラスではトイレ休憩と同時に,友人が膝に湿布を貼った。疲れてきて膝が痛くなってきたらしい。ガーデンテラスから先では車道沿いを行くルートと登山道という2つの選択肢があるが,ここでも友人はロードを,私はアップダウンの多い登山道を歩いた。当然ながらほとんどの区間でロードの方が早かった。また,友人は無理をしない,ということで六甲山最高峰には寄らずに進んだ。私は正規ルートを歩き六甲山最高峰にも寄っておいた。天気がよく,六甲山最高峰の碑の影が長く,ちょっといい雰囲気だった。
六甲山最高峰をすぎて少し行くと東六甲縦走路に入る。その手前辺りで宝塚から上がってきてくれたもう一人の友人と合流した。最高峰のすぐ下の一軒茶屋付近は携帯の電波が入らないので,会えなかったらどうしよう,と思っていたので,会えてホッとした。また,時間的に東六甲縦走路では後半は暗くなるのがわかっていたので,一人増えてすごく心強かった。
東六甲縦走路では逆走してきた友人に引っ張ってもらった。縦走挑戦の友人は膝をかばいながらだったので,少しペースが落ちてしまった。それでもまずまずのペースで歩けたので,東六甲縦走路分岐から塩尾寺まで2時間ちょっとで歩けた。ヘッドライトは船坂峠を過ぎて大平山との中間ぐらいで点け,そこから1時間以上ヘッドライトで歩いた。さすがにちょっと歩きにくかった。そして,なんだかんだで午後7時頃に無事に宝塚の宝来橋南詰に到着した。到着後はナチュールスパ宝塚で汗を流し,宝塚駅近くの白木屋で反省会をしてから帰路についた。
今回は友人と一緒に六甲全山縦走を完走できた。いやぁ,よかった。最後の東六甲縦走路の下りで少し足が痛そうだったが,なんとか乗り切れてよかった。半縦走した友人も,高取山の登りでかなりへばっていた割には頑張って歩いたと思う。掬星台まで行けたので,そこから宝塚まで歩けば2分割での縦走達成になるし,もう少し鍛えれば全山縦走も夢じゃないと思う。ということで,次の春にまた頑張りましょう。
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