行動時間:17時間 !でも、最高だった♪扇沢から針ノ木岳・スバリ岳・赤沢岳・鳴沢岳日帰り周遊
- GPS
- 16:45
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,169m
- 下り
- 2,168m
コースタイム
10:10スバリ岳→12:10赤沢岳→13:15鳴沢岳→14:00新越山荘
→15:00岩小屋沢岳15:15→16:40種池山荘16:50
→19:55登山口20:00→扇沢無料P20:25
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【扇沢〜針ノ木峠】雪渓はノドにあるのみです。 歩行ルートに雪渓は、ありません。アイゼンの必要は、皆無です。 【針ノ木峠〜針ノ木岳】特に危険箇所無し。 【針ノ木岳〜スバリ岳】急斜面、砂礫、浮石で下るのは、転倒注意です。 【スバリ岳〜赤沢岳】アップダウンの繰り返し。 【赤沢岳〜鳴沢岳】特に危険箇所無し。 【鳴沢岳〜新越山荘】特に危険箇所無し。 【新越山荘〜種池山荘】特に危険箇所無し。 【種池山荘〜登山口】暗くても、道迷いがなく、歩きやすいルートです。 |
写真
感想
ほぼ、1年振りの登山です。
昨年の同時期も、甲斐駒ケ岳黒戸屋根を日帰りしましたが、
今回は、扇沢から針ノ木・スバリ・赤沢・鳴沢をめぐる周遊にチャレンジ。
計画段階では、このコースに日帰りか、
種池山荘に宿泊し、山小屋1泊で、
蓮華岳と鹿島槍ヶ岳を追加するという発想で望みました。
夜中1時に扇沢駐車場に到着し、仮眠を少し取り、出発です。
気温は、そんなに寒くなく、半袖1枚でスタートしました。
ヘッドライトを頼りに針ノ木自然歩道に入り、数回林道を横切り大沢小屋に到着。
いよいよ針ノ木大雪渓です。
・・・昨年の10月の白馬大雪渓の時も結局アイゼンを使用せず、
登れたので、今回も持参せず。
少し、心配しながら大雪渓ポイントに来ましたが、全く雪渓は、ありません。
ノドの部分に雪渓が残っているだけで、歩行ルート上には、雪渓は皆無でした。
渡渉ポイントがありましたが、水量が多く、濡れずに渡れるポイントが、なかなか
見切れず、苦労しました。
着々と高度を稼ぎ、上方の針ノ木峠に登山者が見えてきました。
最後のジグザグの登りを必死で過ごし、やっと針ノ木小屋到着です。
そこには、絶景がありました。
槍ヶ岳から鷲羽岳方面、富士山も遠くに見ることが出来ました。。。最高!
。。そして。いつもの慣習。。。小屋で缶ビール購入。。。これまた最高!!
。。。ここで今回のコースに蓮華岳を追加するかどうか。。悩みます。
快晴だし、いい機会だし。
でも、日帰りを優先してはいるので、ここは、体力温存で、蓮華岳を諦めて、先へ進みます。
。。。後で、蓮華岳に行かなくて良かったと思い知らされる運命が待っていたのです。。。。相棒にとってですが!
針ノ木岳では、立山連峰が、よ〜く見えて、美しかったです。
おまけに、黒部湖を上から初めて見ることが出来ました。
針の木岳から、スバリ岳へ向かい、針ノ木岳を下っている最中のことです。
私が、先頭で下っていると、後ろで、「ワァ〜〜〜!!!」っという悲鳴と共に、
何と相棒が、プチ滑落!転倒です!!
幸い、頭から転ばずに良かったのですが、
膝を強打し、手で転倒をかばったために、手のひらから出血し、腫れていました。
手を消毒し、絆創膏処置して、しばらく、様子を見ましたが、本人曰く、痛いけど、歩けるとのことだったので、進むことにしました。
小屋に宿泊するにしても、種池山荘までは、今日中に到着する計画だったので、
がんばります
。。。相棒は、半袖Tシャツ、手袋なしの状態で転倒でしたから、手とひじからは、出血でした。。。やはり、暑がりでも、最低限の服装は、心がけるべきですね!!
・・・・残念ながら、赤沢岳を過ぎたあたりから、
ガスで、視界が殆ど無くなってしまいました。
非常食しか食べていなかったので、新越山荘に到着し、2人で缶ビールとラーメンとおにぎりセットを食べました。
山荘のお客さんは、少ない感じでした。
岩小屋沢岳で休憩中、
今日から新越山荘1泊で扇沢から柏原新道で来られた3人組さんとお話しをして、
種池山荘から柏原新道を暗くなってからでも、下れるか、ルート状況等、
色々教えていただき、助かりました。
種池山荘に着いた時には、4時40分で、2人とも疲労困憊でしたが、
先程の3人組さんの暗くてもヘッドライトで下山可能との話と明日の天気が、
晴れでもガスっぽい感じがあったので、日帰り下山を決断しました。
しかし、ここから相棒の足の痛みがピークを迎えて、
何度も休憩をとり、超スローペースで、結局柏原新道登山口に着いたのは、
PM8時でした。
ここから、上の扇沢駐車場までの車道歩きが、マジで死にそうでした。。
柏原新道は、普通なら歩きやすいルートですが、今回に限っては、
相棒曰く、こんな長いルートは、黒戸屋根みたいと・・・
道標の目安距離表示を、絶対こんな距離じゃないと文句たらたらでございました。
(すみません)
蓮華岳を追加していたら、体力的にも悲惨な目にあっていたことでしょう。
コメント
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初めまして!
コメありがとう御座います
針ノ木沢の渡渉 慎重に渡りましたね。。
雪渓歩きの時期を過ぎると、格段に難易度が上がる針ノ木のルート
急登と鎖場で、手強かったのではないでしょうか。。
アクシデントもあった様で、大変な日帰り山行でしたね
このコースでは、身をもって経験した「計画通りに行かないのが山登り」をヒシヒシと痛感しました。
私の拙いレコを参考にして頂き、光栄です。。。
Jack-chanさんの久々のレコを見れて安心しました^^
長時間に及ぶ山行お疲れ様でした!
初めましてコメントありがとう。写真ではカリマーのザックでさっそうと日帰りとは素晴らしいとみていましたが、感想文を読み、何とあの岩屑の道での転倒では確かにただでは済まないのを良くわかります。
まだこの時は新越山荘は営業していたのですね。私の時には大沢小屋共々閉鎖していました。
それでも怪我をされたうえでの扇沢までの下山とは大変でしたでしょう。
いろいろ見ました素晴らしいですね。
実は自分も駐車場で暗闇の中トイレに行こうとしてもんどりうって転倒し肘と膝を打ち付け山の後半あたりから傷みだし苦労しました。
お互い無事の帰還をまた展望の素晴らしさで痛みも半減でしたでしょう
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