ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 134790
全員に公開
ハイキング
阿蘇・九重

阿蘇・俵山ー地蔵峠 南外輪山セブンピークス プチ・スルーハイク

2011年09月19日(月) [日帰り]
 - 拍手
westup その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:35
距離
8.8km
登り
796m
下り
412m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:40俵山(七曲)峠ー9:35俵山分岐ー11:10一ノ峰分岐ー11:35冠ヶ岳分岐ー12:20地蔵峠
天候 午前中 曇 12時から雨が落ちてきた
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
俵山峠 20台程度駐車可 地蔵峠10台程度駐車可
コース状況/
危険箇所等
全体的に登山道は整備されているが、一ノ峰分岐からの道は、ガレ場になっていてガスが出たら迷いやすい。外輪山内側は、崖になっていて危険
下山後の温泉は、素晴らしい温泉が多数、食事もどの店もおいしい
俵山峠 風が強く風車が唸りを上げて回る
2011年09月19日 08:31撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 8:31
俵山峠 風が強く風車が唸りを上げて回る
曇の日にしては、少し多い
2011年09月19日 08:31撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 8:31
曇の日にしては、少し多い
展望台より阿蘇を望む
2011年09月19日 08:33撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 8:33
展望台より阿蘇を望む
南郷谷 「ムーミン谷」とよく言われる
午前中、天気が持てばいいが…
2011年09月19日 08:42撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/19 8:42
南郷谷 「ムーミン谷」とよく言われる
午前中、天気が持てばいいが…
風車が眼下に
2011年09月19日 08:42撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 8:42
風車が眼下に
最後のシーズンかな
2011年09月19日 08:54撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/19 8:54
最後のシーズンかな
最後の登り
2011年09月19日 09:18撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 9:18
最後の登り
少し雲が取れた
2011年09月19日 09:30撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 9:30
少し雲が取れた
マツムシソウ
2011年09月19日 09:32撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/19 9:32
マツムシソウ
ここからの眺めもいい
2011年09月19日 09:32撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 9:32
ここからの眺めもいい
護王峠 標高900m 角閃石の巨大な結晶があるらしいが見たことない
2011年09月19日 09:56撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 9:56
護王峠 標高900m 角閃石の巨大な結晶があるらしいが見たことない
道守の碑
峠で道に迷い、命を落とす人々をなくすために道標を外輪山に作った人です
2011年09月19日 09:57撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 9:57
道守の碑
峠で道に迷い、命を落とす人々をなくすために道標を外輪山に作った人です
一ノ峰への分岐 以前は空き缶が被せてあって、それが目印だった。次回ここを通る時は道標を持って来て、設置しよう
2011年09月19日 10:58撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 10:58
一ノ峰への分岐 以前は空き缶が被せてあって、それが目印だった。次回ここを通る時は道標を持って来て、設置しよう
一ノ峰とその向こうの熊本市 ススキの穂が輝く
2011年09月19日 11:02撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/19 11:02
一ノ峰とその向こうの熊本市 ススキの穂が輝く
きれいな花
2011年09月19日 11:04撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/19 11:04
きれいな花
西側の外輪山は、風が強く一度植生が壊れると崩壊が進む自然環境が厳しい場所でもある。ガスが出ると迷いやすい。
2011年09月19日 11:06撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 11:06
西側の外輪山は、風が強く一度植生が壊れると崩壊が進む自然環境が厳しい場所でもある。ガスが出ると迷いやすい。
ピーク トレイルランニングのコースとなって、以前より格段にルートが整備されていた。
2011年09月19日 11:07撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 11:07
ピーク トレイルランニングのコースとなって、以前より格段にルートが整備されていた。
ガレ場化した場所にマツムシソウの群生
2011年09月19日 11:08撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 11:08
ガレ場化した場所にマツムシソウの群生
こんな感じ
2011年09月19日 11:08撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 11:08
こんな感じ
崩壊箇所が続く
2011年09月19日 14:14撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 14:14
崩壊箇所が続く
西の外輪壁は常に風が強く、一度植生が崩壊すると乾燥して土が飛ばされ、一気にガレ場と化す。
そして、ルートが崩壊する。
2011年09月19日 11:10撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 11:10
西の外輪壁は常に風が強く、一度植生が崩壊すると乾燥して土が飛ばされ、一気にガレ場と化す。
そして、ルートが崩壊する。
この辺は、外輪山内側が急峻でルートが崩壊している。もっと外側に新しい道ができるのも時間の問題
2011年09月19日 11:11撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 11:11
この辺は、外輪山内側が急峻でルートが崩壊している。もっと外側に新しい道ができるのも時間の問題
きれいだな、夏の終わりを告げ、秋の訪れを伝えてくれる
2011年09月19日 11:14撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/19 11:14
きれいだな、夏の終わりを告げ、秋の訪れを伝えてくれる
冠ヶ岳分岐 ホッとする場所 でも先を急ごう
2011年09月19日 11:27撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/19 11:27
冠ヶ岳分岐 ホッとする場所 でも先を急ごう
森のレストラン、休憩所
ここで休憩、昼食の予定だったが、この天気では不可。ちょうどこの辺でポツポツ来た。
2011年09月19日 11:53撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/19 11:53
森のレストラン、休憩所
ここで休憩、昼食の予定だったが、この天気では不可。ちょうどこの辺でポツポツ来た。
撮影機器:

感想

3連休の最後がOFFになったので、阿蘇外輪山を歩くことにする。
もし2日休めたら、岩戸神社の滝の横を登り、そのまま外輪壁を歩き、「UL第3弾 プチスルーハイク」として水5L持って、ツエルトを担ぎ、清水峠か高森峠まで1泊で歩こう、と思っていたが、それは後日に延期。
 今回は、通称「セブンピークス」と呼ばれるアップダウンの外輪壁を歩く、というもの。
 以前「トレーニングがある程度仕上がってきたら、3時間あればスリーピークス、5時間あれば、セブンピークスをトレーニングコースとする。」という壮大な構想があったが、未だにトレーニングは全く進まず、もちろん構想自体も全く着手できていない(涙)。
 実際、俵山峠から地蔵峠までこのコースの部分部分は歩いているが、通して歩いてはいないし、こちらからの歩きのデータすらない。
 という訳で「プチ・スルーハイク」と命名し、午後からの雨におびえながらのスタート。
 本当はもっと早く出発したかったが、そこは諸事情がありまして…。麓の湧水を3.5L、実際ツエルトとシュラフカバー類を除き、食料は多めでULの練習でもある。
 俵山峠は風が強く今にも降り出しそうな雲行き、風車は唸りを上げて回っている。車は5台程度でこんな日でも歩こうというハイカーがいる人気のルート。
 前回の山行で知力・体力の低下を痛感し、自転車通勤を始めた。問題は、通勤の出発時刻が異常に早い時間帯となるが、今のところ、雨以外の日は頑張っている。その成果が表れたのか、俵山まで標準時間は1時間30分、飛ばせば1時間、この1時間がきつい。頂上まで3段の坂があるが、最初の坂を飛ばすと2段目の坂がきつく最後はヨレヨレ…、がいつものパターン。でも今日は、飛ばさなくても普通に1時間、ヨレヨレでもない、この「ふつう」という言葉の響きがいい。
 そして、今回は、「行動食を食べず、脂肪燃焼モードで歩く。」としたが、護王峠を過ぎて登りになった付近で、完全にシャリバテ状態で動けない。
 やはり少しずつでも糖分を取らないとバーンアウト。
 メープルシロップを補給。これは、以前「山頂でホットケーキ」という企画でメープルシロップを用意したが、チタンクッカーで惨敗し、残ったメープルシロップだけが行動食として好評で以前使っていた。固形蜂蜜より後味がよい。即効性が高く、一気にパワーが出る。雨が降る前に現着したいが、まあ、休憩してオニギリも食べることにする。「今日のオニギリは、食べた時感謝するよ!」と言われて受け取ったが、めちゃくちゃうまい、新米とパリパリの海苔、紀州の梅の酸味がまたGOOD!
 しっかり元気が出て、7ピークスと呼ばれるアップダウンを繰り返す。
 無線を入れると「冠ヶ岳分岐付近」との返事「それは、行き、それとも帰り?」もし、行きなら、急げばギリギリ合流できる。帰りなら、相当待たせることになり、この天気では寒いかな…。結局、帰りとのことで、こちらも途中のコースタイムのデータを持っていないので「ゆっくり森のレストラン休憩所まで歩いてね。」と連絡し、さらに先を急ぐ。以前逆コースで歩いて交信した時は、ロケが悪くあまり交信できなかった記憶があるが、今回は意外と交信できた。携帯は、ほとんどアンテナが出ていない。こんな時ONにしていると、携帯は受信しようと電力を相当使い約2時間で即バッテリー切れになる。バッテリー確保のため電源OFFの状態で歩く。
 ハイキングモードの時なら、ゆっくり話しながら楽しんで歩くが、こちらが完全にトレーニングモードに変化しているので「ゼエイ、ゼエイ」と息が荒く話す気力もない。業務連絡の交信で位置確認と予定変更のみの連絡。
 「雲の動き」からすると11時半から危ないので、30分程度雨に降られることになる。「急げ!」とさらにアップダウンの道を急ぐ。
 「もう寒いから、車に移動する。」との連絡が入る。その方がいい、もう雨が降るのは時間の問題だし、おいしいコーヒータイムは、別の場所でもいい。雲が切れてロケがあるなら、地蔵峠付近に行けばいい。
 やっと冠ヶ岳分岐に到着。ここまではアップダウンの道だったが、これから先は信じられないくらいのフラットな自然林の道。さらにスピードアップ、走るようにして、やっと雨が降る前に終点に到着。車の横で登山靴を脱いでいたら、本格的にパラパラと降り出した。よかった…。着いてから、最後のオニギリを1個食べる。おいしい!

 今回の山行を振り返ると、半日ずっと薄曇でとても涼しく、稜線上はいつも心地よい東風に吹かれ、夏の終わりと秋の初めの草花が迎えてくれた。特にこの時期のマツムシソウは、本当にきれいだ。
 それにしても急いでしまうと、足にくる。まだまだトレーニング不足、というか、「トレーニングをしているのか?」 と思うほど帰宅直後は、深刻な脹脛の凝りようだった。
 2,3日後に出るよりは、まあ、いいか。これが「トレーニングの唯一の成果」、かな…。
 
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2148人

コメント

俵山
テンポのいいレコ楽しく拝見しました。
俵山は、必ず行きます。はい!

この三連休は色々計画し悪天候で失脚もしましたが、最終日、私にとってのヤマレコ両雄のレコが揃い踏み、とっても嬉しいく思っとります
2011/9/19 21:47
難しい天気でしたね
今週末は、天気を読むのが難しかったですね
私の場合、天気に関係なく最後の日が休みになって、ホントラッキーでした。
万年山キャンプ、あのフラットな山頂でキャンプができるんですね
2011/9/19 23:01
westupさん、こんばんは。
トレーニング山行お疲れ様です。

最初に地図の縮尺を広域にして場所を確認しましたが、あまり馴染みのない地域だったので地形図でも確認しました。
阿蘇外輪山と聞いて大観峰の近くと思いましたが、あらためて阿蘇の大きさが分かりました。

それにしてもトレーニング頑張っていますね。
素晴らしいです。
2011/9/20 19:05
大観峰をご存じとは…
MATSUさん、こんばんは
大観峰を知っているのは、地元か九州人位ですが、もっとマイナーな根子岳もご存知でしたから、「さすが 」の一言です。
阿蘇の北外輪山は、北の大観峰も含め車道が通っているため、観光にはいいのですが、歩く人はあまりいません。一方で、南外輪山は、峠を横切る道はあっても、その他は、自然林に囲まれ非常にいい場所です。
 トレールランナーが1日で走るコースを2日で歩こうと思っています その点だけがちょっと納得がいかないのですが…
2011/9/20 19:48
トレーニングお疲れ様でした。
昔、熊本にいるときに高森の南側のどっかの峠から自然歩道を歩いたことがあります
前日の南阿蘇観光の時に南外輪山を見ながら、これって俵山からぐるっと縦走できるんだろうな〜って見てました
南阿蘇を見ながらの山行ってそそられます
縦走考えてみようかな・・・。

それにしても皆さん無線持たれているのですね
2011/9/20 21:15
その峠は、たぶん…
高森の南側、車で峠まで行かれたのなら清水峠、歩いてなら駒返峠かもしれません。この間は九州自然歩道に指定されています。そして高千穂野(たかじょうや)に登られたのかもしれませんね。
でも、高森の南には、マイナーな長谷峠、崩土(くわんど)峠、中坂峠など歩いていてどの峠かわからないような峠があります。
 こんな廃道化した峠道を見ると「藪こぎして麓まで歩きたいな。」と一瞬思いますが、途中で糞づまったたら、峠まで登り返さなければならないことを思うと、心にブレーキがかかって何とか思い留まっています
私の場合、無線は携帯程度の利用ですが、113さんは、とんでもない使い方をされているので、びっくりしました。現在地をグーグルマップで誰でも確認できるのは、意外と楽しめます
2011/9/20 21:58
さすがにお詳しいですね。
なんせ昔は計画とか立てずに気の向くまま家族であるいてました。
峠まで車で行きましたので、清水峠ですね。しっかりした自然遊歩道だったと記憶してます

113さんの装備写真見ました
その内、迷彩服着た海兵隊みたいになるんじゃなかろうか・・・
2011/9/20 22:59
大好きな峠です
清水峠だったんですね 道の途中に清水寺というお寺があって、その境内にある大きな梨の木の花は有名です。(が、何回か行ったことはあるんですが、わずかにタイミングがずれて、自分では花を見たことはありません。
もし、縦走される時は、ここの湧水で給水されたら、と思います。他は、麓まで下るしか方法はありません。季節によっては、高千穂野の西側に1か所だけ、縦走路に沢がありましたが、「いつも流れている。」という感じではありませんでした。
 chengfuさんの足なら、立野から高森峠まで1日で十分かもしれませんね
2011/9/21 6:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら