記録ID: 136126
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トレイルラン
槍・穂高・乗鞍
奥穂高岳・前穂高岳 日帰り(岳沢〜涸沢周回) 【Patagonian&ainu懇親会】
2011年09月24日(土) [日帰り]
長野県
岐阜県
ainu
patagonian
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:47
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,545m
- 下り
- 2,525m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
行動時間:10時間48分
5:55 上高地バスターミナル出発 → 6:11 岳沢登山口 → 7:14 岳沢小屋 → 8:42 紀美子平
→ 9:20 前穂高 → 11:13 奥穂高 → 12:30 穂高岳山荘 → 13:25 涸沢小屋 → 13:38 涸沢ヒュッテ
→ 14:28 屏風ノコル → 15:30 新村橋 → 15:38 徳沢 → 16:00 明神 → 16:43 上高地バスターミナル帰着
備考:前穂・奥穂高山頂、涸沢で休憩。穂高岳山荘手前で40分少々のハシゴ渋滞。
5:55 上高地バスターミナル出発 → 6:11 岳沢登山口 → 7:14 岳沢小屋 → 8:42 紀美子平
→ 9:20 前穂高 → 11:13 奥穂高 → 12:30 穂高岳山荘 → 13:25 涸沢小屋 → 13:38 涸沢ヒュッテ
→ 14:28 屏風ノコル → 15:30 新村橋 → 15:38 徳沢 → 16:00 明神 → 16:43 上高地バスターミナル帰着
備考:前穂・奥穂高山頂、涸沢で休憩。穂高岳山荘手前で40分少々のハシゴ渋滞。
| 天候 | 文句なしの快晴、早朝は氷点下。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
乗合いタクシーは、午前5時の釜トンネルゲート開門に備え早ければ午前4時半より駐車場に待機しているとの話でした。 最終便もシャトルバスの18:00に対し18:45まで運行。特に復路は時間節約、行列回避にお奨めです。 勿論、人数揃えばその場で出発。料金も、周辺に声を掛け人あたまを募る労力を惜しまなければシャトルバスよりも安上がりです。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
岳沢ルートは、岳沢小屋から上部は急勾配となる為、滑落等注意が必要です。 また。奥穂高岳までは、大規模な岩稜地帯となります。三点支持の意識が常に必要です。 また、ガラ岩落石にも注意が必要です。 岳沢ルートは、特に紀美子平から奥穂高岳は、風雨から身を守る樹林帯が一切存在しません。 天候を見極めた上でコース選択が必要です。 雨天時は、岩場でのすべりもありますが、特に暴風から身を隠す逃げ場が一切ありません。 また、今回三連休中の山行となり、 沢渡駐車場スペースはほとんど埋め尽くされてました。かろうじて村営第二駐車場に駐車できました。 ルート上でも、奥穂高岳から穂高岳山荘に下るハシゴで大渋滞を極め40分以上も順番を待たされました。 もともとコースタイムに余裕を持っていなかった為、かなりタイトな行動が要求されました。 涸沢ヒュッテから上高地方面に延びるパノラマコースですが、こちらはその名の割には非常に地味です。 また、雨天時には滑落等の危険性もありますので、可能な限り横尾経由で上高地に移動する事をオススメします。 シャトルバスですが、南アルプス同様乗り合いタクシーをお薦めします。 往復共にその辺の登山客に声を掛ければすぐに集まります。 往路・復路共にシャトルバスよりも都合良く臨機応変に対応してくれるので、門限時間の制約を回避できるひとつの手段です。 (ジャンボタクシーに関しては、7名+1で一人￥1,000(￥2,000割引)となりおトク感ありました) |
写真
沢渡駐車場には午前4時半には到着。しかし明るくなってみるとガスが立ち込めてました。
5時半頃車から降りてみると、南アルプスでよく見たジャンボタクシーが!すぐ移動できそうなのですぐさま乗り込みました。人数も8名でひとり￥800。これが当たりでした。
1
9/24 5:27
5時半頃車から降りてみると、南アルプスでよく見たジャンボタクシーが!すぐ移動できそうなのですぐさま乗り込みました。人数も8名でひとり￥800。これが当たりでした。
シャトルバスよりも早い到着だったため、かっぱ橋は貸しきり状態でした。ラッキー!
かっぱ橋を渡り本日の入山の儀式を済ませます。岳沢ルート目指して、いざ出発!
登山口前にあった池です。とてもきれい。近くのホテルに泊まって朝ゆっくり散策した最高でしょう。
by pagatonian
by pagatonian
なんとなく北岳の登りの雰囲気に似てました。ゴールが見えるとわくわくしますよね!by pagatonian
それにしても日陰で寒い〜っ!よくよく見ると周辺植物に霜が付いているではないですか。どうりで。
少しだけ開けた樹林帯の登山道を進み続けて岳沢小屋到着。前回ここに足を運んだ時はまだ小屋は流されたっきり何もありませんでした。
これから登るコースはこんな感じです。まったくルートが見えないのでとても参考になります(岳沢小屋案内図)。
岳沢小屋から傾斜が増します。岩稜地帯ではこうしたハシゴが現れます。
それにしても登山者はアリの様に小さいです。物凄いスケールですね。
かなり高度を稼ぎました。それにしても岩稜地帯のプチクライミングは体全体を酷使するせいか獲得高度の割りに疲れますね。
写真をクッリクしてみてください。勇敢な2名が山頂に立っている!by pagatonian
前穂高岳山頂到着。雲ひとつな快晴です。風もありません。素晴らしい!
一旦紀美子平方面に下り今度は奥穂高岳山頂を目指します。それにしてもスゴイですね、この岩稜地帯。
南アルプス育ちには想像できない険しい道程1 by pagatonian
まるで人間の存在を拒否しているかのような山肌。パッと見る限りでは全く手が付けられない様に見えます。
南アルプス育ちには想像できない険しい道程1 by pagatonian
山と高原の地図には破線になっていませんが、絶妙な道です。 by pagatonian
奥穂高岳に近づくと稜線北側に涸沢が覗ける様になります。物凄い高度感です。
前穂高から奥穂高へはトラバース道を通過します。それが登り基調になってくると山頂も近くなります。
落ち着いてよく見てみるとうまくトラバース道が設けられてます。重太郎新道を開拓した今田重太郎氏の苦労はこれに尽きます。
これもスゴイ景色だと思います。傍から見ると「一体どこあるいているの?」って思いませんか?
穂高の山頂が見えてきました。近そうに見えて遠い。進んでいるつもりがなかなか近づけない。 by pagatonian
山頂にはすごいことになっている。岩場なのによくもこんなにたくさんの人が集まったものだあ。 by pagatonian
山頂到着。ここでの写真撮影には行列ができてました。タイミングを見計らって一枚パシャリ。
山頂で小休憩し穂高岳山荘を目指し下ります。遠方には槍が目に付きます。
写真をクッリクしてみてください。ジャンダルムに人が! by pagatonian
槍の反対側にはジャンダルムです。よく見るとてっぺんに人がいます。
うぉ、穂高岳山荘に下りようとしたところハシゴで大渋滞!まさか!(写真正面は涸沢岳)
ハシゴ待ちで40分以上のタイムロス。雨が降っていたらどうなっていたことか。人も密集していたので人口落石の可能性も決して無かったとは言い切れないです。
1
9/24 12:26
ハシゴ待ちで40分以上のタイムロス。雨が降っていたらどうなっていたことか。人も密集していたので人口落石の可能性も決して無かったとは言い切れないです。
穂高岳山荘到着。ここも賑わってます。岩稜には先ほどの自分みたいに登山者が岩にへばりついているのが確認できます。
ainuさんいわくゴジラの背中。バリエーションコースみたい。 by pagatonian
時間も限られており先に進みます。山荘からの下りもなかなか急ですね。そしてここでもちょっとした行列待ちがありました。
かすかに紅葉が始まっています。美しい。 by pagatonian
涸沢ではテントと登山客の多さにびっくり。ここは別世界です。まるで外国の避暑地のよう。
涸沢ヒュッテから北穂・穂高岳山荘方面の眺めです。ここでは何でも揃っている、そんな感じでした。
涸沢でもちょっとばかりの休憩とし、その後パノラマコースに入ります。このパノラマコースは裏街道的で結構キワドイ箇所がありました。
9/24 14:13
涸沢でもちょっとばかりの休憩とし、その後パノラマコースに入ります。このパノラマコースは裏街道的で結構キワドイ箇所がありました。
帰りのパノラマコースは個人的には好き。ただ今回は前半で体力を使いすぎてしまい... by pagatonian
なんとなく南アルプスに戻ってきた感じ。 by pagatonian
屏風ノコルからの下りは強引にPatagonianさんを引っ張りました。ゴロ岩地帯もあり歩きにくいところもありました。
徳沢から明神までは結構なランでした。それにしても気持ちいですね。梓川沿いの散策道からの眺めです。
梓川の反対側には明神岳や今朝上がった前穂がそびえ立ちます。こんな景色を横目にジョギングできるなんて贅沢ですね。
明神到着。4時ちょっと過ぎ。これで5時のバスに確実に間に合う。安堵の瞬間でした。
最後の林道にあった池。とてもきれい。 by pagatonian 上高地最高!
かっぱ橋帰着です。お互い握手を交わし記念撮影を一枚撮りました。 [[punch]]
帰路もバスターミナルが大渋滞していたのでタクシーを捕まえ早々撤収。便利でした。その後、長い長い運転でようやく帰宅。この運転が一番キツかったです。お疲れ!
9/24 17:12
帰路もバスターミナルが大渋滞していたのでタクシーを捕まえ早々撤収。便利でした。その後、長い長い運転でようやく帰宅。この運転が一番キツかったです。お疲れ!
感想
本日は久しぶりに北アルプスに足を運びました。
当初予定もしてませんでしたが、たまたまPatagonianさんと意気投合し急遽二人山行を計画しました。
三連休の中日なので、上高地周辺はかなり混み合う事は覚悟していましたが、「まさかこれ程までに!」という位に
奥穂高岳山頂(そしてその周辺)は混み合ってました。
一番驚かされたのは、奥穂高岳から穂高岳山荘に下るハシゴです。ここでは、下りの登山者を中心に大渋滞を起こし、
結果的に40分以上の待機を余儀なくされました。
それにしても、あれだけの数珠繋ぎの列にも関わらず落石等の事故もなかったのは、さすが山岳警備隊員の旗振りの良さです。
有難うございました。
後半は時間切れを心配し、Patagonianさんをかなりせかす形となってしまいました。
結果的には、門限前に上高地に帰着することができましたが、一時はどうなるかと思いました。
今日は素晴らしい天気に恵まれました。
北アルプスはなかなか遠い世界で頻繁に足を運べないエリアですが、
あの手の付けられない様な岩稜帯には是非ともまた足を運びたいですね。
(数年ぶりの同コースですが、ここは一度はトライされる事をオススメします) 
Patagonianさん、運転有難うございました。結構疲れましたね!
23日の朝、ヤマレコを見ているとainuさんから
どこか行きませんかとメッセージ。北アルプスも行きたいな〜と話をしたら
ならばとこのコースに決定しました。結果的には最高のコースでした。
南アルプス育ちの僕にとっては北アルプスの岩場の連続は苦戦しました。
そのため後半のトレランのときは足がほとんど残っておらず、
時間のとの戦いになり、トレランの大会に出ているみたいな雰囲気に笑
山梨の山意外にはまったく興味がなかったので、穂高のインパクとは
非常に強かったです。コースのほとんどが岩場です。
山梨の山に例えるならば、
穂高登り→北岳の登り+甲斐駒の黒戸尾根+赤岳の真教寺尾根
つまり最強です。とても楽しかったです。
それにしても天気がよかった!タクシーの運ちゃんいわく
今シーズン最高の天気。
ちなみに一番苦戦した箇所は帰りの運転。
脳があまりに疲れてしまったのか、高速道路で幻覚が見えまくり大苦戦。
山であったおばちゃんとか穂高の山頂とかが前に見えてヤバかった。
初めての遠征でとての楽しかったです。
ainuさんありがとうございます。
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ainuさん、patagonianさん、こんにちは。
良い感じの周回コースですね。
混雑さえなければそれほどタイトな時間でなく、
日帰りできそうな感じがいいです
さすが人気の北アルプス最高峰だけあって、
渋滞がハンパないですね
その遅れを挽回するランが凄いですね。早い！
定番ルートとはちょっと違った面白そうなコースなので
平日に休みを取って行きたいと思いました。
お疲れ様でした
北アルプスの人気ぶりは聞いてましたが、これ程渋滞するとは思いませんでした。
さすが奥穂高ですね。
このコースは、岩稜地帯をクリアし奥穂高まで上がってしまえば後は下り基調です。
体力をつければ結構早くあがる事ができると思います。
前穂から奥穂まではくれぐれも落石と滑落（バランスの維持）に注意してくださいね。
そして、必ず天気の良い日を狙って足を運んでください。
個人的には、北アルプスの日帰りクラシックルートだと思います。
hiro-tさん
笊をランカンからいかれてしまうhiro-tさんでも
満足できるコースだと思いますよ
穂高の登りは
北岳の登り+甲斐駒の黒戸尾根+赤岳の真教寺尾根
が繰り返される感じです。とても楽しかったです
ainuさんがクラッシクルート表現されていますが、
まさにそんな感じでした。
お二人さん、良い天気でよかったですね
癖になっている腰痛が再発し、2連続3連休とも山に行けなくって、もんもんとしている私には酷なレコですね
このルート、僕も好きです。特に混むシーズンは、渋滞を避けれて良いですね
しかしタクシーとは思いつかなかったですね。確かによさげですね
ご無沙汰です。
Futaroさんが腰痛もちだったとはびっくりです。
これまで決してそんな風に思ったことはありませんでした。
まして、いつもロングで歩かれているくらいなので。
穂高はめぐり合わせが良かったと思います。
天気もそうですが、一緒に足を運んだPatagonianさんの都合もかみ合わなければ決して単独で臨むつもりも無かったと思います。
富士山にしても余り混み合うタイミングで山に入った事が無かったので今回はびっくりさせられました。
多分、この混み具合はまだ序の口でもっとひどい時はあるのだろうと思います。
何にしてもケガも事故もなくやり遂げられた事に感謝してます。
お体にお気をつけて早く復活してください。
Futaroさん
こんばんは。
上高地のタクシーも芦安に
負けておらずかなり飛ばしてくれます
あと運転手さんもかなり陽気な方で
いろんな情報もいただきました。
それにしても南アルプス育ちの
僕にとっては北アルプスの渋滞は
信じられないこらいすごい現象でした
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