美濃戸口〜阿弥陀岳〜赤岳
- GPS
- 24:50
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,832m
- 下り
- 1,992m
コースタイム
5:40行者小屋ー6:25中岳ノコルー6:45阿弥陀岳7:10ー8:20赤岳頂上8:50ー9:50行者小屋11:10ー12:50美濃戸口
天候 | 1日目 曇り時々晴れ 2日目 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.alpico.co.jp/access/route_k/suwabus/haramura/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は台風15号の影響も少なく、歩きやすかったです。 美濃戸口の八ヶ岳山荘は食事、入浴ができます。ここのカツカレーは美味しかったです。 以前は茅野行きバスがもみの湯を経由していたと思いますが、現在は茅野駅直行となっており、もみの湯は通りません。入浴は八ヶ岳山荘が便利そうですが、今回は試していません。 |
写真
感想
この週末は3連休でしかも秋晴れの天気予報。登らない訳にはいかない。今週は仕事がハードで平日の睡眠時間が足りていなかったので、遅く出発して前日の睡眠時間を確保したい。1日目のコースタイムが短い美濃戸口からの赤岳が良さそうだ。過去に登ったことがあるので下調べも要らない。
当日6:30起床だが、まだ眠い。疲れた体にムチを打つように支度した。いつもは高くて使わない特急あずさだが、今日は時間短縮のため仕方なく特急券を買う。高速バスに比べると2倍ぐらい高い。
しかし、8:00新宿発のスーパーあずさに乗る予定がもたもたしているうちに乗り遅れてしまった。幸い2分後にあずさの臨時特急があったのでそちらに乗った。だが茅野駅から登山口へのバスの時刻には間に合わない。どうしたものか。1本あとのバスでは2時間待ちだ。それから今日の宿泊地の行者小屋への到着時刻を考えると16時を過ぎそうだ。行けなくはないが少々不安だ。タクシーだと5000円。ちと高い。誰かと乗り合いができるといいのだが。
茅野駅に到着し、停留所へ向かって臨時バスがないかと見たが、そんなものはない。そこに若い男に声をかけられ、一緒にタクシーに乗らないかと誘われた。願ったり叶ったりだ。2人でタクシーに乗り込み、美濃戸口へと向かった。彼も新宿でスーパーあずさに乗れずに困っていたようだ。
美濃戸口に着くと我々が乗り遅れたバスが到着しており、多くの登山客が準備をしていた。同乗した彼と別れを告げ、準備を始める。天気は予報ほどよくない。明日晴れればそれでよいのだが、今年はまったくの雨男で、嫌な予感がした。
快調にコースを辿り、14:30に行者小屋へ到着。すでにテント場はいっぱいのようだ。なんとか森の中にスペースを見つけてテントを張る。張り終えたころパラパラと雨が降って来た。陽がないため、肌寒い。小屋でビールでもと思っていたが、寒いのでテントの中で遅い昼飯を食べた。することもないので早めに就寝した。21時頃ふと目が覚め、天気を確認するためテントの入り口を開けると、満点の星空が見えた。明日の天気は大丈夫そうだ。しかし寒さのせいで途中何度も目が覚める。室内の温度は5度。もうすこし厚着をすれば良かった。このシュラフの快適温度は何度だっただろうか。少なくとも今日はあまり快適ではない。
翌日は期待通りの快晴。サブザックに最小限の荷物を詰め、阿弥陀岳へ向かう。私以外には阿弥陀岳へ向かう人はいないようだ。道中誰にも会わず、聞こえるのは自分の足音と木の葉が落ちる音だけだ。赤岳頂上を見ると多くの人で賑わっていた。きっと素晴らしいご来光が拝めたに違いない。中岳ノコルで尾根に出ると、正面に富士山が目に入る。雲海に浮かぶ富士山の美しさに息を呑む。来てよかった。
阿弥陀岳への登りは急な岩場で、ストックなどは役に立たない。岩場を登りきると絶景。遮るものない展望にガッツポーズが出る。槍穂高、立山、白馬といった北アルプスまでよく見える。本当に来てよかった。今日は陽も出て寒くないのでしばし心を無にして雄大な展望に浸る。
八ヶ岳は今回で3回目だが、もっと頻繁に来てもいい所だ。近くて小屋など設備が充実したコース。次回は違うコースもチャレンジしたい。
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