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Yamareco

記録ID: 138013
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

聖岳・光岳

2005年08月07日(日) 〜 2005年08月10日(水)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
35.2km
登り
3,720m
下り
3,730m

コースタイム

8/7
易老渡駐車場5:10 便ヶ島5:35-45 モッコ渡し6:25-35 1860m地点9:40 前畑11:25-37 稜線12:10-30 聖平小屋12:50
8/8
聖平小屋3:40 小聖岳4:50-55 聖岳6:00-15 奥聖岳6:30-40 聖岳7:43 聖平小屋8:45-9:15 南岳11:00-05 上河内岳11:58-12:00 茶臼小屋分岐13:55 茶臼小屋14:00
8/9
茶臼小屋5:10 茶臼岳5:45-6:00 希望峰6:34-44 仁田岳6:55-7:00 希望峰87:10-15 易老岳8:50-55 三吉平10:00-20 静高平11:15-25 センジュ・イザル分岐11:35-45 イザルヶ岳11:50 分岐12:00 光小屋12:15-20 光岳12:35-光石14:47-13:10光岳13:23 光小屋13:43
8/10
光小屋5:30 三吉平6:20 易老分岐7:16-35 面平9:20-35 易老渡駐車場10:50-11:50
過去天気図(気象庁) 2005年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
8/7便が島の駐車場に到着 易老渡駐車場5:10
易老渡駐車場5:10 便ヶ島5:35-45 モッコ渡し6:25-35 1860m地点9:40 前畑11:25-37 稜線12:10-30 聖平小屋12:50



8/7便が島の駐車場に到着 易老渡駐車場5:10
易老渡駐車場5:10 便ヶ島5:35-45 モッコ渡し6:25-35 1860m地点9:40 前畑11:25-37 稜線12:10-30 聖平小屋12:50



便ヶ島5:35-45
昔の軌道の跡・10代の時に聖から下ってきたことを思い出す
昔の軌道の跡・10代の時に聖から下ってきたことを思い出す
モッコ渡し6:25-35 モッコ渡しは昔と変わらない。
モッコ渡し6:25-35 モッコ渡しは昔と変わらない。
苔の美しい道を行く
苔の美しい道を行く
稜線に出てきた
1860m地点9:40 
前畑11:25-37 
稜線12:10-30 聖がでかい!
稜線12:10-30 聖がでかい!
聖平はまもなくだ
聖平はまもなくだ
聖平小屋12:50に到着
8/8 翌日は暗いうちに聖に挑んで、茶臼小屋までの長い行程です。
 
聖平小屋12:50に到着
8/8 翌日は暗いうちに聖に挑んで、茶臼小屋までの長い行程です。
 
聖平小屋3:40 小聖岳4:50-55
夜明けとともに小聖岳に到着
夏の朝遠くの晴れて山なみの深々みえて聖稜線
聖平小屋3:40 小聖岳4:50-55
夜明けとともに小聖岳に到着
夏の朝遠くの晴れて山なみの深々みえて聖稜線
聖岳6:00-15
ま向かえば手を合わせて祈りたし富士の霊峰まさにみるなり
雲の上浮き上がりたる富士峯のわれを圧する美しさなり
聖岳6:00-15
ま向かえば手を合わせて祈りたし富士の霊峰まさにみるなり
雲の上浮き上がりたる富士峯のわれを圧する美しさなり
朝あけの陽の出でるときの大空が朱にそまりゆく時はとまりぬ
朝あけの陽の出でるときの大空が朱にそまりゆく時はとまりぬ
聖来て朝大空の色模様刻々変わるときに声無し
聖来て朝大空の色模様刻々変わるときに声無し
陽の恵み大空のもと遅遅とした歩みの末にわれは溶けゆく
陽の恵み大空のもと遅遅とした歩みの末にわれは溶けゆく
静寂を包める空やはるかなる天の果てをば眺めるおもい
静寂を包める空やはるかなる天の果てをば眺めるおもい
滝雲の湧きながれ来て大嶺を越え行くさまをしばし見入る
滝雲の湧きながれ来て大嶺を越え行くさまをしばし見入る
静寂の深みを知れる朝の来て一人優しく息をはきたり
静寂の深みを知れる朝の来て一人優しく息をはきたり
陽のつくる影のうつろい面白く聖の頂飽きず眺める
陽のつくる影のうつろい面白く聖の頂飽きず眺める
流れゆく炊き雲の上富士の峰ただ鎮まりて聳え居るかな
流れゆく炊き雲の上富士の峰ただ鎮まりて聳え居るかな
山というどでかい相手に立ち向かい歳おいてゆく人はなにもの
山というどでかい相手に立ち向かい歳おいてゆく人はなにもの
若ければあの青空に夢を追い歳古ればなお夢をおいたし
若ければあの青空に夢を追い歳古ればなお夢をおいたし
三千の高きに走る一本の稜線追えば青空に飛ぶ
三千の高きに走る一本の稜線追えば青空に飛ぶ
天空の白い光りに溶けていく年経るごとに夢をみるなり
白光に包まれ溶けて終わる日を迎えるときややがて来るらん
天空の白い光りに溶けていく年経るごとに夢をみるなり
白光に包まれ溶けて終わる日を迎えるときややがて来るらん
奥聖岳6:30-40 
南アの真中に聳ゆ聖岳その頂に白陽を背負う
奥聖岳6:30-40 
南アの真中に聳ゆ聖岳その頂に白陽を背負う
聖岳7:43 
静けさの山にしみいる聖岳白く陽の射すひとときの時
聖岳7:43 
静けさの山にしみいる聖岳白く陽の射すひとときの時
富士峯は夜明けに出でて今はもう姿隠れてえ頂き残る
富士峯は夜明けに出でて今はもう姿隠れてえ頂き残る
振り返る聖岳
聖平小屋8:45-9:15
振り返る聖岳
聖平小屋8:45-9:15
ひと時の至福の時にしたるかな夜明け聖に人声もなし
ひと時の至福の時にしたるかな夜明け聖に人声もなし
穏かにかつにこやかに笑みを浮かべて頂をさる
穏かにかつにこやかに笑みを浮かべて頂をさる
花笑う聖平の小屋へ足取り軽く歌ひねりつつ
花笑う聖平の小屋へ足取り軽く歌ひねりつつ
下り来て見返りすれば聖岳肩に雲湧く夏のひざかり
下り来て見返りすれば聖岳肩に雲湧く夏のひざかり
南には北と違いて森林の深き道あり静寂のなか
南には北と違いて森林の深き道あり静寂のなか
二人の女性に出会う
登り来た上河内岳頂で思わぬ出会いに山喜びぬ
二人の女性に出会う
登り来た上河内岳頂で思わぬ出会いに山喜びぬ
聖は大きい。
今朝踏みし聖の岳の大きさに大声上げて我叫ぶかも
聖は大きい。
今朝踏みし聖の岳の大きさに大声上げて我叫ぶかも
北アとは対照的な山容のどでかき山並み我はしたしむ
北アとは対照的な山容のどでかき山並み我はしたしむ
晴れてきた
雲湧けど青空高く広がりて赤石につづく山のおおきさ
晴れてきた
雲湧けど青空高く広がりて赤石につづく山のおおきさ
見たような写真のように見えている聖に赤石荒川岳も
見たような写真のように見えている聖に赤石荒川岳も
上河内、岳の頂展望台夏風ぬける雲と戯れ
上河内、岳の頂展望台夏風ぬける雲と戯れ
眼下には夕べ泊し小屋の屋根
眼下には夕べ泊し小屋の屋根
稜線で二人の女性に出会う
稜線で二人の女性に出会う
8/9
茶臼小屋5:10 
茶臼岳5:45-6:00 
希望峰6:34-44
美くしき山だと思う富士山はこの時出会う喜びしたる
美くしき山だと思う富士山はこの時出会う喜びしたる
仁田岳6:55-7:00 希望峰8:10-15
仁田岳6:55-7:00 希望峰8:10-15
易老岳8:50-55 
センジュ・イザル分岐11:35-45 
センジュ・イザル分岐11:35-45 
三吉平10:00-20 
静高平11:15-25 
イザルヶ岳11:50 
イザルヶ岳11:50 
 光小屋12:15-20 
 光小屋12:15-20 
光岳12:35
ついに来た光岳の頂は南アルプス最南端の
 
光岳12:35
ついに来た光岳の頂は南アルプス最南端の
 
光岩に行く
光岩13:23
海辺より眺めるときに光り見ゆ山の由来と我は聞きおり
光岩13:23
海辺より眺めるときに光り見ゆ山の由来と我は聞きおり
光岩14:47-13:10
山の名のゆかりとなれる大岩の上に立ちたく老もねがうか
光岩14:47-13:10
山の名のゆかりとなれる大岩の上に立ちたく老もねがうか
光岩へ:山頂ではありません。
山の名のゆかりとなれる大岩の上に立ちたく老も願うか
光岩へ:山頂ではありません。
山の名のゆかりとなれる大岩の上に立ちたく老も願うか
光小屋13:43
光岩の写真
小屋の中 きちんとされていれ気分にょく過ごせた
恋人の名を呼ぶごとく憧れてやっときました光小屋
小屋の中 きちんとされていれ気分にょく過ごせた
恋人の名を呼ぶごとく憧れてやっときました光小屋
8/10
光小屋5:30
別れをば惜しむ心を隠すよに朝霧立ちぬ時鎮まりて
8/10
光小屋5:30
別れをば惜しむ心を隠すよに朝霧立ちぬ時鎮まりて
センジュケ原
三吉平6:20
光岳訪ねるときもなかろうに靄よかくすな山の姿を
センジュケ原
三吉平6:20
光岳訪ねるときもなかろうに靄よかくすな山の姿を
易老岳
易老分岐7:16-35 いよいよここから下ります。小屋で出会った3人で下ります。
易老岳
易老分岐7:16-35 いよいよここから下ります。小屋で出会った3人で下ります。
元気です。70歳を過ぎていたKさん。
元気です。70歳を過ぎていたKさん。
Kさんの50年はいているキャラバンシューズ
この靴は隠しておいているという。見つけられたら捨てられてしまうからという。
Kさんの50年はいているキャラバンシューズ
この靴は隠しておいているという。見つけられたら捨てられてしまうからという。
易老岳の三角点
易老で道をば分けてただ下るひたすら下る下り道かな
易老岳の三角点
易老で道をば分けてただ下るひたすら下る下り道かな
面平9:20-35付近かも
面平9:20-35付近かも
最後の橋を渡り、駐車場へ戻ります。
易老渡駐車場10:50-11:50
ようように戻りて来り便ケ島自然の中にひとは小さい
家に帰ります。久しぶりに大きな山での満足な山旅でした。
最後の橋を渡り、駐車場へ戻ります。
易老渡駐車場10:50-11:50
ようように戻りて来り便ケ島自然の中にひとは小さい
家に帰ります。久しぶりに大きな山での満足な山旅でした。

感想









写真を山で本格的に取り始めたのはこの聖と光岳の登山からであった。それっまで大したカメラもなく過ごしてきたが、この年にニコンのD70を購入して、この山に持参した。
花を撮るのが楽しくなって、やたらと花の写真を撮っては楽しんだ。
聖岳は1967年ころに三伏峠から荒川三山を越えて赤石岳から聖に縦走したのだった。聖から西沢渡へ下る営林署の軌道の上を長時間歩いた記憶が鮮明にある。

ただし記録がないので、聖には登らないといけないと思っていた。また光岳も長年行かねばならないと思っていたが、機会がなかった。何かの記事で易老渡から聖と光岳が回遊できると知り、さっそく計画を立てて、出かけた。
夜、この易老渡までの道はつらいので、早めに、暗くなる前に着くように出かけたから、実質7,8,9,10と4日間の登山となった。林道に入るところで道を行き過ごしたり、いろいろあったが無事にたどり着いて、夜を明かして8日の朝を迎える。

便ヶ島から思い出のある軌道の後を歩く。時代の変化を感じる。あの営林署に軌道も味があった。歩くには枕木の幅が合わず苦労したし、軌道が通過する際には載って人たちがうらやましく思えたが、山にへばりつくように避けたものだ。
モッコ渡しも新しいアルミ製のもになっていた。昔は木で釣られていてスリルがあった。
軌道の後から山道に入り、後はひたすら登るだけであた。一人で歩くというのは現代の修行僧見たいなところがある。それでも何とか稜線に出てお花畑を眺めるとうれしくなってくる。
支持理平小屋には自分でも思っていなかったくらいスムーズについたと思う。

翌日は暗いうちにライトを持って聖に向かう。結構多くの登山者が小屋にとまっていてにぎやかだった。
聖の山は見るからに大きい。南の山は一つ一つの山容が大きいので踏みごたえがあるのだ。派手さはないが味がある。
了せbんから眺める富士山は素晴らしいものだ。崇高に見える。聖岳からさらに奥聖まで往復して小屋に戻りう、茶臼を目指す。以外に元気なので、自分でもまだいけると思った。

茶臼小屋の印象はあまりない。仁田岳から見た富士山が印象にあるけれど、光岳までの稜線には、いまひとつ印象が薄い。途中で女性二人が小屋の人と思える男性と登ってきて、その歩くスピードに驚きもした。その二人とは途中から言葉を交わしながら、光小屋へいったような気もする。
Sさんという枚方の男性とこの山では仲良くなって、住所など連絡先を教えてもらった。
光岳は森の中に山頂があり面白くもなんともない。この山は名前が魅力的なのだ。この名の由来は山頂近くの光岩で、大きな岩峰がつっ立ってる
。ここで75歳のKさんに出会った。キャラバンシューズで登っていて、25年前のものだといったかな。これにもドラマが生まれたのだが、まあ、ともかく歩いた。でも何とかなった。
最後の日、易老岳からの下りは、面平から先にへきへきとさせられた。この時はSさんと一緒にくだった。

この2005年という年は私にとっても山復活の年になって、この夏に東北の山や西国の山をめぐることになった。それもこのコースを歩けたことの自信による。

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未入力 塩見・赤石・聖 [4日]
技術レベル
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体力レベル
4/5
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