霞沢岳西尾根バリエーションルートと上高地散策

2018年03月12日(月) 〜 2018年03月13日(火)

• GPS: 21:55
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,582m
• 下り: 1,401m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:20

9:15 中の湯バス停
9:53 9:54 太兵衛平
11:50 12:20 幕営地（2000m付近）
13:40 13:43 霞沢岳西尾根
14:17 14:31 霞沢岳
14:49 14:49 霞沢岳西尾根
15:35 15:35 幕営地（2000m付近）
15:35 宿泊地

2日目

• 山行: 0:47
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:47

6:20 幕営地（2000m付近
7:07 7:07 太兵衛平
7:07 ゴール地点

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

さわんど駐車場に駐車。
沢渡（8:55発）から中の湯（9:05着）までバス。
バス料金： 990円/片道
さわんど →中の湯
8:55 9:05
11:00 11:10
12:10 12:20
14:10 14:20
15:10 15:20
18:10 18:20

中の湯→ さわんど
9:00 9:10
11:20 11:30
14:00 14:10
15:00 15:10
16:00 16:10
18:00 18:10

コース状況／危険箇所等

厳冬期も過ぎ、この季節になると雪も締まり天気は良ければ、春の残雪期に登る感じで急登の連続ですが体力あれば日帰り出来るルートかと思います。
・太兵衛平登山口〜幕営地（2000m付近）
暖かくなって雪は締まり、またトレースもありつぼ足になる事も無く、急登の連続だが、アイゼンもしっかりと噛み、登りやすい。ところどころ、残雪は無く土となっているように見えるが、下は完全なアイスバーンとなっているのでスリップ注意。

・幕営地（2000m付近）〜森林限界点（2460m付近）
急登が連続していて、雪も締まってトレースもあるので、早いペースで登れます。狭い稜線もあり雪庇が右側に張り出しているので左寄りを歩く。

・森林限界点（2460m付近）〜岩稜帯
雪山には普通にあるレベルの狭い稜線と雪庇に注意。岩稜の雪は完全に溶け、岩場が剥き出していて、特に難しくは無い。アイゼンを引っかけて滑落しないように慎重は要する。

・岩稜帯〜頂上
　なだらかで広い稜線で特に危険はなし。

早朝に出発すれば日帰りで十分に登れるルートです。
この季節になれば、沢渡を朝一の8:55の始発バス（中の湯9：05着）でも
中の湯最終バス（18:10)に間に合い、日帰り登山できると思います。但し体力は必要とします。

写真

3/12 9:16

中の湯バスターミナル（釜トンネル入口）です。ここから太兵衛平まで徒歩となります。

3/12 9:50

太兵衛平までの途中から望める焼岳。

3/12 9:51

二つ目の上高地トンネルを抜けたところ。

3/12 9:54

西尾根への登山口。国土交通省の看板が目印。

3/12 9:55

トレースはしっかりとあり、ここから100m行ったくらいの左斜面から尾根に登ります。

3/13 7:04

左斜面の目印は電信柱です。ここから尾根に登ります。

3/12 10:25

尾根もしっかりとトレースがあり、雪も締まってつぼ足なし。重いスノーシューをデポしていくか迷ったが、持ってあがりました。

3/12 10:26

西尾根途中から見える焼岳。

3/12 10:51

西尾根途中から見える穂高連峰と眼下には大正池。

3/12 10:52

同じく上高地と穂高連峰。1760m付近。

3/12 10:54

ところどころ、積雪は無いように見えるが、枯葉の下は土では無くアイスバーンです。

3/12 10:58

森林帯の急登を登ります。最初の岩場は周り込みます。

3/12 11:38

途中、二つ目の岩場は左にトラバースして周り込みます。1920m付近。

3/12 12:21

2000m付近でテント。ここで幕営して明日登頂する計画だったが、12時前についたので、テントだけ張って頂上目指す。

3/12 13:05

幕営地から急登を登り切ると、このような積雪のない場所もあり。但し、カチカチのアイスバーンになっている。

3/12 13:09

乗鞍岳も望めるようになりました。

3/12 13:25

こんな感じの斜面を登っていきます。

3/12 13:31

森林限界付近になり開けて来たが、西尾根は急登、急登の連続です。

3/12 13:34

右側に雪庇が張り出しています。

3/12 13:42

同じくこんな感じの斜面を登ります。

3/12 13:43

岩稜と雪庇のある狭い稜線が見えるところまで来た。2460m付近。西尾根やっと急登から解放される安堵感。

3/12 13:46

奥穂高、前穂高、西穂高の山々の展望が開けてきた。

3/12 13:48

岩稜には雪は全くついていません。

3/12 13:49

岩稜手前のまあまあ狭い稜線。右側に迫り出した雪庇に注意しながら。

3/12 13:55

岩稜の雪は完全に溶け、岩が剥き出し。アックスも持って来たので、雪のついた岩稜を登りたかった！ちょっと残念。

3/12 13:55

岩稜上部のビレイポイントです。2500m付近。

3/12 13:55

岩稜を登り切ると霞沢岳の頂上が見えて来ました。

3/12 13:56

上高地と穂高連峰全体が望めます。

3/12 13:56

焼岳と登って来た西尾根を振り返る。

3/12 14:03

頂上まであと少し。快晴。

3/12 14:03

3/12 14:13

頂上は目の前。

3/12 14:21

霞沢岳頂上。

3/12 14:28

穂高連峰を背景に記念写真。

3/12 14:22

西穂高、奥穂高、前穂高ズームアップ。

3/12 14:22

笠が岳です。

3/12 14:22

焼岳です。

3/12 14:22

乗鞍岳です。

3/12 14:23

パノラマ写真です。左から焼岳、笠が岳、西穂高、奥穂高です。

3/12 14:29

奥穂高ズームアップ。

3/12 14:29

笠が岳ズームアップ。

3/12 14:29

焼岳ズームアップ。

3/12 14:29

乗鞍岳ズームアップ。

3/12 14:29

西穂高、奥穂高、前穂高全体を再度、目に焼き付け下山開始。

3/12 14:41

焼岳の手前が西尾根岩稜と稜線。

3/12 15:39

テント場に到着。ここから頂上までは、往復3時間。日帰りで降りることは出来たが、今日は冬のテント泊を楽しむことにした。

3/13 6:45

朝日に照らし出される穂高連峰。

3/13 7:11

同じく。ズームアップ。

3/13 7:12

同じく。

3/13 7:23

太兵衛平まで無事下山し、天気も良く、余力もあったので河童橋まで散策することにした。大正池に映える穂高連峰。

3/13 7:23

同じく。

3/13 7:45

河童橋まで行く大正池の右側の道路は、途中雪崩で通れ無く、大正池の左側の道路や雪原を歩いて行きました。

3/13 7:45

焼岳です。

3/13 7:51

焼岳ズームアップ。

3/13 8:07

3/13 8:08

梓川と穂高連峰。

3/13 8:28

河童橋と穂高連峰。

3/13 8:29

お決まりの河童橋と穂高連峰。

3/13 8:31

河童橋から見た焼岳と梓川。

3/13 8:37

見納めの上高地。これから中の湯バス停まで帰ります。素晴らしい眺めのの2日間でした。

2日目の上高地散策記録。

2日目の上高地散策コースタイム。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

まっちゃん

ヤマレコのおすすめバリエーションルートということで、2月に狙っていたが、都合がつかず、3月になってしまった。厳冬期は終わり、気温も高くなり春の山に変化する季節になって、ここしばらく雪は降っていなかったような感じで積雪も少なく、雪も締まり、まるでGWシーズンの春山を登っている感じでした。雪がついている岩稜帯を登りたかったが、残念ながら岩稜帯だけ雪が溶け、岩場を登る感じで、物足りなかったが、天気は最高で春の山を楽しんで来たという感じです。1，2月にトレースを作って頂いた方の苦労と頑張りに感謝しながら登りました。

1月13日、14日にこの急登を一人ラッセルして登られたbicycleさんは、すごい気力と体力がある方だと思います。すばらしい！
次は私も厳冬期に挑戦してみたい。

体力を持て余したので、晴天の中、2日目は上高地の散策し、河童橋からの穂高連峰の絵はがきの様な風景を見て、帰りは釜トンネルでバスを待っていたら親切な方に声を掛けて頂き沢渡まで送って頂き、感謝感謝。帰りは白骨温泉にて乳白色の温泉に浸って帰宅。いい山行でした。

コメント

me262

今日は
下山中に出会ったものです。
アドバイス頂いた通り岩稜はロープ使わず登り下りできました。
当日は天候に恵まれ楽しい登山ができました。
投稿を拝見しましたら
先月、阿弥陀岳北陵でしたね私も27日に北陵を登って来ました
その際、参考にさせて頂きました。
またどこかでお会いすることお待ちしています。

まっちゃん

Re: 今日は
良い天気に恵まれ雪質も締まっていて、GW頃の残雪の山という感じで快適な山行でしたね。またどこかでお会いできたら良いですね！