唐松岳・爆風の山頂から不帰の嶮に消えたスマホ

2018年03月13日(火) 〜 2018年03月14日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 9.9km
• 登り: 949m
• 下り: 933m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 4:10
• 合計: 8:40

3:20 八方池山荘
5:30 6:40 唐松岳頂上山荘
7:00 10:00 唐松岳
12:00 八方池山荘

スマホを不帰キレットに落としてしまったので、大体の目安です。

天候

13日快晴
14日快晴（爆風）山頂部、日の出時は霧で何も見えず。

アクセス

利用交通機関：

バス

13日　7：35新宿バスタ発　12：48白馬八方着
八方アルペンライン往復2900円　登山届
八方池山荘拍　モンバルカードで500円割引　10300円→9800円。
14日　15：00白馬八方発　20：13新宿バスタ着

スマホを山頂から不帰の嶮に落としてしまいれ登山記録がないのでおおよそのコースタイムです。

13日　八方池周辺まで散策。
14日　3：20　爆風の中、山荘出発
　　　5：30　唐松山頂山荘着　霧で何も見えず、霧が晴れるのを待つ。
　　　7：00　唐松岳山頂着　爆風の中、3時間ほど山頂からの展望を満喫する。
　　　　　　　スマホを不帰の嶮に落とす。
　　　10：00　下山開始。
　　　12：00　山荘着

コース状況／危険箇所等

早朝は雪がカチカチでアイゼンが良く効き登りやすかったです。
下山時も午前中だったため、まだ締まっておりアイゼンが良く効きました。
危険個所は特にありません。

その他周辺情報

白馬八方の湯　800円

写真

3/13 12:50

八方バスターミナルです。
天気は快晴。暑いです。

3/13 13:07

アルペンラインの往復チケットを購入して八方池山荘まで行きます。
登山届が必要です。

3/13 13:21

兎平から頚城山塊の山々。

3/13 13:22

3/13 13:27

ゴンドラから白馬三山。

3/13 13:33

ゴンドラから鹿島槍ヶ岳・五竜岳。

3/13 13:34

もうすぐ到着です。

3/13 13:35

本日宿泊する八方池山荘。
モンベルカードで500円割引になります。
荷物を置いて、八方池まで散策します。

3/13 14:19

白馬三山。綺麗ですね。雑誌やレコでよく見るアングルです。

3/13 14:20

頚城山塊。
雨飾山・焼山・火打・妙高山など。

3/13 14:20

頚城山塊。
高妻山・戸隠山など。

3/13 14:50

八方池ケルン。

3/13 14:53

八方池は雪の中。

3/13 15:14

不帰キレット。キレットの左側に唐松岳山頂部が少しだけ見えています。

3/13 15:32

鹿島槍ヶ岳・五竜岳。

3/13 15:34

この時間だと唐松岳からの下山者もほとんどなく、山荘宿泊者が散策をしている程度ですね。

3/13 15:43

顔ケルン。

3/13 15:51

白馬岳をアップで。

3/13 15:59

白馬の街並み。

3/13 16:07

八方池山荘とグラードクワッド

3/13 16:23

3/13 16:24

3/13 16:32

3/13 17:31

頚城山塊の山々。もう少しで日没です。

3/13 17:32

3/13 17:33

3/13 17:37

昨年の夏に宿泊した白馬山荘。夕日に照らされています。

3/13 17:44

3/13 17:47

3/14 6:11

唐松山頂山荘前からの剱岳。
爆風の中、早朝3：20出発のため登山中の写真は無し。
出発時は満点の星空でしたが、山荘手前ぐらいから山頂付近で霧が発生。天気予報は快晴のはず。山の天気は変わりやすいですね。
山荘で霧が晴れるのを待ちました。
ピンクまでとはいきませんが、なんとかモルゲンの剱岳を見れました。

3/14 6:12

爆風の中、剱岳のモルゲンを見たくて登ってきましたが、霧が晴れるのがもう少し早ければ、ピンクに染まる剱岳が見れたと思うと残念です。

3/14 6:13

立山〜剱岳。
爆風の中、霧が完全に晴れるまで山荘前で待ちます。
山荘が少し風よけになってくれました。

3/14 6:14

3/14 6:16

剱岳アップで。剱岳ばかり撮ってしまいます。

3/14 6:18

五竜岳にも朝日が当たってきました。

3/14 6:18

唐松岳山頂も見えて来ました。
霧が完全に晴れるまでもう少しです。

3/14 6:22

剱岳も下の方まで朝日が当たってきました。

3/14 6:26

3/14 6:29

剱岳山頂を最大アップで。

3/14 6:53

立山〜剱岳。
霧が完全に晴れたので唐松山頂目指しての稜線から。
空が青になってきました。

3/14 6:53

3/14 6:54

唐松山頂山荘を振り返る。

3/14 6:54

唐松岳山頂部。

3/14 7:07

唐松岳山頂到着です。
先ほどまでの霧が嘘のように快晴です。

3/14 7:07

山頂からの剱岳。今回これが見たくて唐松岳に来ました。
雪の剱岳は最高です。
山頂も物凄い爆風で、写真を撮るのも一苦労です。
日が当たってきたので、寒さはしのげます。

3/14 7:10

槍・穂高連峰。

3/14 7:11

立山。

3/14 7:13

不帰キレット。
この後スマホがキレットに消えていきました。

3/14 7:13

不帰キレット。
スマホを充電中コンセントが外れ、雪が固まっており滑りやすくなっているので、不帰キレットに滑り落ちていきました。

3/14 7:27

剱岳を5段階で徐々にアップで。

3/14 7:27

剱岳その2

3/14 7:28

剱岳その3

3/14 7:28

剱岳その4

3/14 7:28

剱岳その5
この冬山の時期に、一般レベルの冬山登山で、これだけ雪化粧した剱岳をこんなに近くで見れる場所は唐松岳山頂しかありませんから最高ですね。

3/14 7:50

登ってきた八方尾根その1。

3/14 7:50

登ってきた八方尾根その2

3/14 7:50

唐松岳山頂山荘方面。

3/14 7:50

五竜岳。

3/14 7:52

五竜岳少しアップで。

3/14 7:58

白馬岳方面。

3/14 7:58

白馬三山。アップで。

3/14 7:59

白馬三山さらにアップ。
真ん中が白馬岳ですね。

3/14 8:01

頚城山塊。
朝は逆光で、この時期、霞みもあり見にくいです。
焼山と火打山。

3/14 8:01

妙高山と高妻山。

3/14 8:23

3/14 8:43

剱岳山頂部を最大アップで。

3/14 8:46

槍ヶ岳を最大アップで。
朝一番に比べて、霞みが出て来ました。

3/14 8:48

蓮華岳。奥に槍・穂

3/14 8:48

針ノ木岳。

3/14 8:48

裏銀座。
真ん中が水晶岳。

3/14 8:49

赤牛岳と右に山頂部が少し見えるのが黒部五郎岳。

3/14 8:49

薬師岳。

3/14 8:50

立山。

3/14 8:50

真砂岳・別山。

3/14 8:50

剱御前。

3/14 8:51

五竜岳。

3/14 8:51

3/14 8:52

五竜岳山頂部を最大アップで。
山頂標識が確認出来ます。

3/14 8:52

逆光で霞みも多く、見えにくいですが
左に四阿山・右に浅間山。

3/14 9:17

剱岳。朝一番に比べ霞みが多くなってきました。

3/14 9:18

剱岳〜北方稜線。
池の平山・大窓・白赤ハゲ・赤谷山

3/14 9:20

頚城山塊
霞んでいますが、こちらは少しずつ逆光ではなくなってきているので、朝一番より見えやすくなってきました。

3/14 9:20

3/14 9:20

3/14 9:21

3/14 9:40

唐松沢方面。

3/14 9:41

3/14 9:56

3/14 9:56

3/14 9:59

この時間まで、山頂には私以外誰も登ってきていません。
山荘にはこの日の朝から登る予定の人がいましたが、この爆風でスタート時間を遅らせているのでしょうか。

3/14 10:00

午前10時、山頂に3時間、十分に満喫したので下山します。
朝一番と比べると、霞みが多くなりました。
スマホを谷に落としたのがショックです。

3/14 10:05

登山時は爆風で夜明け前だったので、写真は取れませんでしたが、下山時は写真を撮りながら、ゆっくり下山します。
まだ爆風です。

3/14 10:07

山頂を振り返る。雪が真っ白で綺麗です。

3/14 10:08

登山道を少しアップで。爆風の中、登山者が登ってきます。

3/14 10:08

3/14 10:12

3/14 10:12

真ん中が白馬岳。
山頂より少し見えるようになってきました。

3/14 10:13

3/14 10:19

山荘の上のピークから唐松岳。

3/14 10:19

不帰キレット。

3/14 10:19

白馬岳がさらに見えるようになりました。

3/14 10:20

白馬岳アップ。
この位置からは白馬山荘も確認出来ます。

3/14 10:20

登山道です。登山者が登ってきます。
この場所でやっと1組すれ違いました。

3/14 10:21

3/14 10:21

3/14 10:21

唐松岳山頂部を最大アップで。
山頂標識がはっきり確認出来ます。

3/14 10:22

3/14 10:22

五竜岳。

3/14 10:23

剱岳と唐松岳。

3/14 10:24

登山道を登る登山者。
すれ違った登山者に聞きましたが、山荘拍の何名かは爆風のため、登頂は途中で諦めたと仰っていました。

3/14 10:33

これが最後の剱岳です。
剱岳岳だけで100枚以上は撮ったでしょうか。
剱岳は見てよし、登ってよしの山ですね。
剱岳は毎年登っています。今年は紅葉シーズンに登る予定です。

3/14 10:35

唐松岳と不帰キレット。

3/14 10:35

3/14 10:35

3/14 10:36

遠見尾根。

3/14 10:39

白馬岳がどんどん見えて来ます。

3/14 10:40

五竜岳も何枚撮ったでしょうか。

3/14 10:41

3/14 10:42

3/14 10:42

3/14 10:42

3/14 10:42

3/14 10:44

五竜岳の左に鹿島槍ヶ岳も見えて来ました。

3/14 10:45

まだ午前中なので、雪の締まりも良くアイゼンが良く効きます。
サクサク下れます。

3/14 10:47

唐松岳山頂部を少しアップで。登山者が何人か確認出来ます。
山頂にも人がいます。

3/14 10:50

3/14 10:51

3/14 10:54

3/14 10:55

3/14 10:58

丸山ケルンまで下りて来ました。

3/14 10:58

ここまで下ると三山ともはっきりとわかるようになってきます

3/14 10:59

3/14 10:59

3/14 10:59

3/14 10:59

3/14 11:05

まだ風は強いですが、登山者の方が多くなってきました。

3/14 11:06

3/14 11:08

3/14 11:09

3/14 11:12

3/14 11:13

3/14 11:15

3/14 11:16

3/14 11:18

八方池は雪の中。

3/14 11:21

3/14 11:32

八方池ケルンまで下りて来ました。

3/14 11:33

白馬三山と八方池。
八方池が見える時によく見るアングルです。

3/14 11:43

3/14 11:45

唐松岳山頂部をアップで。登山者が最後の尾根を登っています。

3/14 11:50

八方池山荘が見えて来ました。

3/14 11:51

3/14 12:30

山荘で一休みし、お昼ご飯を食べ終えて、アルペンラインで下山します。

3/14 12:33

3/14 12:40

3/14 14:04

下山後、白馬八方の湯で温泉に入り、体を癒しました。
入力料800円。

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 靴 ザック アイゼン 行動食 飲料 GPS 携帯 サングラス カメラ

感想

kimkimkimkim

雪化粧の剱岳が見たくて唐松岳に行ってきました。
当初の予定は、火曜の夜行で、現地の朝水曜日登山を予定していましたが、
天気予報が快晴予報のため、モルゲンの剱岳が見たくて予定を変更しました。
もともと火曜日も休みのため予定を変更できました。

夜中に爆風の音で目が覚めるほどでしたが、剱岳のモルゲンが見たいほうが勝って、爆風の中、気合を入れて登りました。
満天の星空でしたが、山頂山荘到着前ごろから、山頂付近に霧が発生して視界がほぼゼロでした。
山荘で霧が晴れるのを待ちました。
この間、日が当たらないので、寒くて参りました。

快晴の予報なのになんてことだと思いました。またこの爆風の中登ってきたのにモルゲンが見れない可能性があり最悪の気分でした。

霧が晴れてきたのは日の出から10分ほどたってからでした。
なんとかモルゲンには間に合いましたが、ピンク色に染まる剱岳は見れませんでした。
霧が晴れるのが10分早ければピンクに染まる剱岳を見れたと思うと残念としか言いようがありません。

霧が完全に晴れてからから唐松岳山頂にアタックし、山頂からは快晴の空の中、360度の展望を満喫しました。

山頂は更に爆風で、写真を撮るのも一苦労でしたが、日が当たっているので、ウエアもそれなりに準備してきましたので、寒さはあまり感じませんでした。

雪化粧の剱岳は最高ですね。剱岳は一番好きな山なので、100枚以上は剱岳の写真を撮ったのではないでしょうか。
一般冬山技術レベルで、ここより近くで雪化粧の剱岳を見れる場所はないでしょうから、山頂は爆風でしたが、剱岳を見れるほうが勝っておりそんなに気になりませんでした。

山頂でスマホを充電中にコンセントが外れ、少し傾斜になっており凍結して滑りやすくなっていたので、不帰キレットの谷の中へ滑り落ちていきました。

気分は最悪です。ですが、あきらめて山頂からの展望を満喫しました。

10時頃まで3時間程山頂にいましたが、誰も登って来られなくて貸し切り状態でした。

山荘宿泊で登頂を目指した方たちは出発を遅らせたり、登頂を諦めた方もいたようです。

スマホを落としたことを除けば、今シーズン一番満足の登山でした。

コメント

raku-inkyo

驚きましたッ！
初めてコメントします。
同日に登った者です。しかし、第三ケルンで早々と撤退しました。

kimさん（省略してすみません）の記録を拝見し、ビックリしました。アンビリーバボーです。

爆風より日の出の剱岳を優先するとは、強烈な情熱の持ち主なんですね。
山以外の趣味が「筋力トレーニング」とのことですが、かなり鍛えているのでしょうね。

ユーザ名は、カタカナでは何んと呼べばいいのですか。差し支えなければ、名前の由来をお聞かせ頂けましたら幸いです。

ところで、高速バスは往復とも同じですね。私は前の方の座席でした。
また、八方の湯も同じような時間帯に入ってます。何回かすれ違っていたようですね。

kimkimkimkim

Re: 驚きましたッ！
rakuinkyo6さん

コメントありがとうございます。

ユーザー名はカタカナでキムキムで読んで下さい。キムキムは自分の名前からです。
ユーザー名もKimkimにしようと思ったのですが、確か文字数か足りなかったからだと思うのですが、それで文字数を倍にしました。

今回はモルゲンの剱岳を見ることが一番の目的だったので、爆風でしたが気合を入れて頑張りました。

トレイルランをやっているわけではありませんが、仕事がトレーナ−なので説得力ある体形を維持しなければならないので、基本的に登山はトレーニングも兼ねて、ハイベースで登ります。
仕事柄休みが平日なので、基本的に登山も平日に行きます。

山は好きなので、登山では毎回山頂滞在時間が長く、展望を満喫します。

今回は夜明け前の出発だったので、12時半の高速バスで帰る予定でしたが、展望が素晴らしく、山頂は強烈な爆風でしたが、剱岳を見ていたい気持ちが勝り山頂に３時間滞在しました。

今回唐松岳は始めてでしたが、冬山登山としては比較的登りやすい山でしたし、剱岳の展望も最高なので、毎年訪れたいですね。