御座山 栗生登山口よりピストン
- GPS
- 05:24
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 814m
- 下り
- 812m
コースタイム
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 5:23
天候 | 晴れ(雲多し。無風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口には駐車場スペース5台程か |
コース状況/ 危険箇所等 |
・栗生登山口〜不動の滝 難所は無いが落ち葉と雪で踏み跡が隠され道が分かりにくい。 登山道標識とピンクテープが頼り(無雪期なら無問題か) また春が近づき緩んだ雪と落ち葉で歩きにくい ・不動の滝〜鎖場 標高1,900付近から雪は足首の深さ。ズボズボハマり非常に疲れる。 滝以降は斜度も上がり苦労する。雪が深くなり始めたらアイゼンを付けた方が楽かもしれない。 ・鎖場〜御岳神社〜金山沢のコル 本コースの難所。 御岳神社のある無名ピークの登りと下りで鎖場がある。 無雪期なら難易度は低いかもしれないが雪と凍結で登りにくくなっており何度か足を滑らしヒヤヒヤした。 鞍部は他の登山道との分岐になっている。 雪も深い場所だとふくらはぎくらいまで。 ・コル〜避難小屋〜山頂 山頂への登りも中々に急登。雪で苦労した。 山頂は岩場で樹林も切れ眺めが良い 山頂手前に避難小屋があるがトイレや水場は無い |
その他周辺情報 | 滝見の湯 大人450円 非常に綺麗な施設で休憩スペースもある |
写真
感想
先週登った金峰山の廻り目平周辺を調べていたら、去年候補に挙げつつも結局予定が流れてしまった御座山が目に入った。
金峰山ももう春山の風情だったしエリア的に近い御座山ももう行けるだろう。良い機会だとソロで登る事にした。
当日の予報は晴れだったが、上信越のトンネルを抜け佐久に出ると一面曇り空でガッカリ、しかし下道を1時間走る間に晴れていた。
栗生登山口へは途中未舗装の林道になりヒヤヒヤしたが、道は除雪され通行に支障なかった。
登山口にある駐車スペースには先行車は無く自分の一台きり。
登山道にも足跡が無く、最悪3/11のレコ以降は誰も登っていない可能性もある。
先週雪も降っているし直近の情報がない事に不安を抱きつつも出発した。
先ずは不動の滝までだが、この区間は斜度はそれ程無いが雪と落ち葉のまだら模様に紛れて登山道が非常に分かりにくくなっていた。
また雪と落ち葉で足元は滑り易く神経を使った。
トレースが全く無い為、地形を目を皿にして登山道を探す。
丁度正しいルートを進んでいるか不安になるタイミングで現れる標識とピンクテープが有り難かった。
40分程で不動の滝が見えてきた。
不動の滝はかなり氷が溶けていて氷瀑と呼ぶにはささやかになっていたがまだ一部名残の氷柱が残る。
この滝を右に巻き進むと次第に斜度がキツくなり、標高1,900辺りからは登山道は真っ白になった。
春が近づき緩む雪は踏む度に足首まで沈み体力を削る。
ジグザグに登る急登に堪らずポールを取り出した。
度々踏み抜きふくらはぎまで沈む中、山頂まで500mの標識と木の幹にペイントされた「クサリ」の文字にアイゼンを装着し備える。
岩を巻いて進むといささか頼り無い細いクサリが渡された鎖場に到着。
無雪期ならさほど難易度は高く無いかもしれないが雪と氷に覆われた鎖場は足元がわかりにくく、何度か足を滑らせヒヤヒヤさせられた。
鎖場の途中の岩棚からは金峰山方面の展望が開ける。
よく晴れており山頂からの眺めも期待できそうだ。
更に進むとピークには祠が。これが御岳神社らしい。
登山の安全を祈願する。
ここから鞍部への下りも鎖があり雪に埋もれていたのを掘り出して使用した。
ここも滑り落ちそうになり鎖に頼った。
降りきると御岳神社のある名前不詳ピークと山頂のピークの鞍部に着いた。
ここから山頂へは20分とあるが、ここからも中々の急登、20分以上かかりそうだ。
雪で滑り易くヒイヒイ言いながら登るとじきに避難小屋が見えてくる。もう山頂だ。
山頂は岩場のため樹林が切れ360度の大展望が楽しめる。
先週登った金峰山方面や八ヶ岳、北アルプスに浅間山、新潟方面の山や両神山と多くの名峰が視界に広がっていた。
(雲取山方面は隣のピークに隠され見えず)
山頂は遮るものがないがこの日は無風で日差しもありのんびり出来た。
しかしついに山頂まで一人の登山者とも出会わなかったな…
山頂で1時間以上のんびりしていたがやはり現れなかったのをみるに今日は他のルートからの登山者も無さそうだ。
完全に誰にも会わないなんてどのくらいぶりだろうか…
クマに怯え道に迷いかけ雪に疲れ、コースは短いのに肉体的にも精神的にもやけに疲れた。
難易度が高いとは言えないだろうがドキドキした満足感ある山行であった。
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