雪の消えたテーブルランドへ【春めく台地に輝く霧氷】
滋賀県
onetotani
体力度について
- GPS
- 08:34
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 990m
- 下り
- 981m
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- 山行
- 6:01
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 8:32
| 天候 | 快晴 最高の登山日和 【気温】T字尾根入口：−5℃ P918：3℃ ボタンブチ：8℃ 東ボタンブチ：10℃ 駐車地：16℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
小又谷作業道？分岐脇の駐車地（10台程のスペースか） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【土倉尾根下降時の注意点】 �‥攸匯劃困�ら下った975mで東へ尾根が分岐、巡視路L196,R193に 従い右折します。 ��P942を尾根下から捲きますが、尾根下から直進の西向きに 尾根が分岐、惑わされず尾根下に絡んで左捲きし南東へ向かいます。 �Ｏ�続して鉄塔を二基通過すると明確な尾根が南東へ延びますが、 進入が封鎖されている場所です。封鎖ロープが朽ちて切れ落ちて いますので注意して下さい。 誘われて入り込みましたが、ここは右手山腹へ戻るように絡んで ノタノ坂へ下ります。 |
| その他周辺情報 | 御池林道は崩壊ヶ所が有り、君ヶ畑駐車場の少し先で 通行止めにされています。御池橋方面には行けません。 |
写真
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頭陀ヶ平〜藤原岳三ピーク〜多志田山を一望できる特等席。
感想
onetotani
今年は雪融けが早く、テーブルランドのスノーハイクは
出来なかったが春を迎えたテーブルランドも良いだろう。
今回はR306の国道歩きをやめて、君ヶ畑から御池に向かおう。
君ヶ畑から御池林道に入ると落石などの支障もなく、長瀬橋を渡り
無事駐車場に到着。
昨年の連続台風の爪痕が残る御池林道からT字尾根に取り付くと、
いきなり植林帯の急登で早くも息が切れる。
やがて二次林が混ざってくると僅かに傾斜が緩みP878の尾根に乗る。
T字の横棒にあたる尾根に入ると左に植林、右にブナ林が広がる
気持ちの良い尾根筋に変わり、しばらくして左側から尾根を併せると
ゆったりとした平坦地に出て、「T字尾根」の木札が下がる
P918となり、直角に右折し縦棒に向かう地点となる。
そのまま直進しないように注意したい場所だ。
方角を確認して縦棒に向かい、 美しいブナの林を楽しみながら
ゆったりした尾根を進むと、やがて石楠花が現れ痩せた尾根に
変わってくる。樹間から眺める御池岳の西面にはびっしりと
霧氷が張り付きテンションが上がると同時に、融ける前に上陸したいと
焦りも感じる
小さな岩コブを越え、昨夜降ったのかサラサラの雪を踏んで
石楠花が続く尾根を登りP967のピーク？から激下りの後、
しばらくすると尾根の形状が薄れ草地らしき斜面に出て、
いよいよテーブルランドへの直登が始まる。
岩混じりの急斜面を、雪で薄れた踏み跡やテープを注意して辿ると
いきなり傾斜が尽きて、テーブルランドに上陸だ。
眩しい陽射しに恵まれ、汗ばむ陽気に衣類を合せて周回を開始する。
雪に埋もれた池やドリーネに立ち寄りながら広い台地を時計廻りに
辿る。雪原、カレンフェルトの台地に咲いた霧氷の華。
見通しの良い平原を彷徨うように気ままに歩く。贅沢な気持ちだ。
天狗の鼻から御池岳山頂に上がり、台地の東寄りに沿って歩き
東ボタンブチの陽だまりで、一人ゆっくりと昼食を摂る。
白山・御嶽・アルプスの雪嶺、竜ヶ岳〜綿向山へと続く鈴鹿主脈を
眺めながらの贅沢な昼食タイムを終え土倉岳下降点に出て
テーブルランドに別れを告げる。
樹林の途切れた境を目印に急斜面を下るが、ひどい泥濘だ。
慎重に鞍部まで下り土倉岳へ登り返す。
三角点で左へ向いてからノタノ坂まで下る土倉尾根は何度も尾根を分け、
その都度方向を変えるので方向確認を怠らずに行こう。
山頂を下ってしばらくすると良く踏まれたドライな道に変わった。
中電の幹線巡視路にもなっているので要所要所の鉄塔案内も良い道標だ。
薄暗いP942の尾根下を捲くように向きを変え、L194,L193と連続して
鉄塔を過ぎ尾根から離れて植林の山腹に絡む辺りが要注意だろう。
明確な尾根につい誘われてしまった。地形図を確認して戻ってみると
封鎖用のロープが朽ちて垂れ下がっていた。尾根芯を外れ、
右へ戻るようにして山腹に絡む。
急斜面のジグザグが収まり茨川の分岐道標が目に入ると
ノタノ坂に着き、ヒキノから降りてくる尾根の基部に付けられた
君ヶ畑への案内に従って向きを変えると後は谷沿いを駐車地へ
下るだけだ。
【以前歩いた時は、T字尾根も土倉尾根も霧が晴れず、周辺の
様子が分からなかったが、今回は全てを見せてくれた。
テーブルランドではこの時期思いもよらぬ霧氷が見られ、
気ままに彷徨うには最高の天気に恵まれ、広大な台地により
魅了された一日だった。】
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onetotaniさん、こんにちは。
御池は、まだこの時期でも見事な霧氷が見られるんですね
下界はポカポカ陽気になってきましたので、ちょっと驚きです。
さすがに鈴鹿の最高峰は、まだ冬が終わっていないようです。
青い空に白い霧氷、とても綺麗です。
下界は春本番、花の季節です
下界とは別天地のテーブルランドにも、確実に春が近づいているのを感じました
totokさん 今晩は。
驚きました、まさか霧氷が見られるとは。
T字尾根で霧氷を見かけてから、融ける前に上陸したいと
正直焦りましたが、早出したおかげでいろんな場所で霧氷を見られました。
御池岳に福寿草が咲き出すと西エリアに気が向くので、
その前に東エリアを周回したくて、久しぶりにT字尾根から登りましたが、
素晴らしい天気に恵まれて、大満足な一日になりました。
こんにちはonetotaniさん
昨年の今ごろは小又谷の駐車スペースまでたどり着けない程積雪があったのに、驚くほど速いペースで雪が減りましたね。土田（鳩吹）のカタクリもすでに満開だそうで、今月に入りあっという間に春がやってきた、そんな印象です。
朝の冷え込みで綺麗な霧氷が楽しめた上に、暖かな日差しで春を感じながら歩く、こんな贅沢な一日は羨ましい限りです
teppan2013さん 今晩は。
そうか、あの日は車が入れずヒキノへ向かわれたんでしたね。
今年は林道が崩壊し、少し先から通行止めでした。
T字尾根を辿る間にグングン気温が上がり、せっかくの霧氷が融けないかと
気が気でなりませんでした。
出発が遅れたら霧氷のテーブルランドは歩けませんでした。
まさに「早起きは三文の徳」ですね。
先週見た、土倉岳の霧氷、きれいだったですね。
まさか、翌週も見れるとは。
この日も展望がよろしかったようで
うらやましいです。
藤原岳の顕著な、カレンフェルト群とは
違った、ドリーネの多い、カルスト地形の
山ですね。近いのに、雰囲気が違うものですね。
komakiさん 今晩は。
快晴の尾根からテーブルランドに咲く霧氷を見た時は驚きました。
まさかこの時期に見られるとは・・・。
積雪期に見たかった霧氷のテーブルランドを、気の向くままに歩ける
幸運に恵まれ、先週と同じように輝く雪山の眺望にも恵まれ
じつに贅沢で大満足の山行でした。
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