朝5時半に横浜を出発。渋滞こそありませんが、平日の国道246号は朝6時でも車がたっぷり。いつものところで大山を見ますと、かなり濃い朝もやの中で輪郭がはっきりしませんね。
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朝5時半に横浜を出発。渋滞こそありませんが、平日の国道246号は朝6時でも車がたっぷり。いつものところで大山を見ますと、かなり濃い朝もやの中で輪郭がはっきりしませんね。
早戸川林道のゲートはもう開放されています。
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早戸川林道のゲートはもう開放されています。
旧丹沢観光センターの入口前にある広くなった路肩に駐車し、準備を整えて歩き始めたのは7時36分。今回は歩いたことのない榎沢右岸のルートでヌタノ丸に進みます。
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旧丹沢観光センターの入口前にある広くなった路肩に駐車し、準備を整えて歩き始めたのは7時36分。今回は歩いたことのない榎沢右岸のルートでヌタノ丸に進みます。
まずはこの廃林道からスタートします。
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まずはこの廃林道からスタートします。
林道が鋭角に右に折れてつづら折れが始まるところを直進し、沢沿いにそのまま進みます。
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林道が鋭角に右に折れてつづら折れが始まるところを直進し、沢沿いにそのまま進みます。
少しして右岸に渡渉しますが、山側から涸れ沢の筋があるところで、マーキングもありました。ここを渡って少し涸れ沢沿いに進んで右に現れるトラバース路を進みます。
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少しして右岸に渡渉しますが、山側から涸れ沢の筋があるところで、マーキングもありました。ここを渡って少し涸れ沢沿いに進んで右に現れるトラバース路を進みます。
このような道ですが、今も使われているようで、ところどころ木々が伐採されていました。
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このような道ですが、今も使われているようで、ところどころ木々が伐採されていました。
途中見かけたスミレの花。川沿いは多少なりとも花が咲いていました。
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途中見かけたスミレの花。川沿いは多少なりとも花が咲いていました。
ヒトリシズカが群生したところもありました。面白い形で咲いていますね。
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ヒトリシズカが群生したところもありました。面白い形で咲いていますね。
榎沢右岸ルートの沢沿いの区間はここまで。この先は道がありませんで、この分岐を左に鋭角に折れて登ります。
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榎沢右岸ルートの沢沿いの区間はここまで。この先は道がありませんで、この分岐を左に鋭角に折れて登ります。
このように踏み跡はしっかりしています。
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このように踏み跡はしっかりしています。
一旦切り返して同じように斜面をトラバースします。
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一旦切り返して同じように斜面をトラバースします。
再び折れて進むと、いよいよ尾根上に出ます。左に進めば蛙沢平を経て早戸川林道方面に至ります。
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再び折れて進むと、いよいよ尾根上に出ます。左に進めば蛙沢平を経て早戸川林道方面に至ります。
右に戻る形で尾根を進みます。先の盛り上がったところでは右に巻き道ができています。
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右に戻る形で尾根を進みます。先の盛り上がったところでは右に巻き道ができています。
ご覧のように尾根のコブを避けてからまた尾根に戻りますが、木々が伐採されているように、ここは今も使われた道です。
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ご覧のように尾根のコブを避けてからまた尾根に戻りますが、木々が伐採されているように、ここは今も使われた道です。
ほとんど展望は利きませんが、木々の合間からこの先登るヌタノ丸が見えてきました。
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ほとんど展望は利きませんが、木々の合間からこの先登るヌタノ丸が見えてきました。
尾根道をそのまま登ればヌタノ丸ルートの小ピークに出ますが、登り区間に入って少ししたところに杣道を発見。ぱっと見土砂が被っていますが、大変興味があったので進んでみることにしました。
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尾根道をそのまま登ればヌタノ丸ルートの小ピークに出ますが、登り区間に入って少ししたところに杣道を発見。ぱっと見土砂が被っていますが、大変興味があったので進んでみることにしました。
とは言え、のっけから危険なザレに覆われたところから始まります。
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とは言え、のっけから危険なザレに覆われたところから始まります。
何となく道の筋らしきものが見えますが、もう間違いなく廃道ですね。
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何となく道の筋らしきものが見えますが、もう間違いなく廃道ですね。
ここは倒木の真ん中辺が道で、岩の上を通りますが、最早ただの斜面にしか見えませんね。
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ここは倒木の真ん中辺が道で、岩の上を通りますが、最早ただの斜面にしか見えませんね。
斜面の勾配が緩んでやっと尾根かと思いきや、この先もまだ続きます。
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斜面の勾配が緩んでやっと尾根かと思いきや、この先もまだ続きます。
そして今度こそヌタノ丸ルートの尾根が先に見えてきました。
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そして今度こそヌタノ丸ルートの尾根が先に見えてきました。
しかし、その手前で最後の難関が。倒木と生きた木や蔦がただでさえ狭い踏み跡を塞いでしまってます。木の左側を何とか抜けて行きますが、使われなくなった道はこうなってしまうんですね。
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しかし、その手前で最後の難関が。倒木と生きた木や蔦がただでさえ狭い踏み跡を塞いでしまってます。木の左側を何とか抜けて行きますが、使われなくなった道はこうなってしまうんですね。
そしてようやくヌタノ丸ルートに合流。廃道ではなく素直に尾根上を通っていたらもっと楽に時間も掛からず進めたでしょう。
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そしてようやくヌタノ丸ルートに合流。廃道ではなく素直に尾根上を通っていたらもっと楽に時間も掛からず進めたでしょう。
振り返って見たところ。ストックの指す方から出てきました。
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振り返って見たところ。ストックの指す方から出てきました。
鞍部からの登りは傾斜が緩くて楽ですが、杉の枝がたっぷりで歩き辛いです。
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鞍部からの登りは傾斜が緩くて楽ですが、杉の枝がたっぷりで歩き辛いです。
あっさりとヌタノ丸に到着。しかし、最も高いところには何もなく、少し先に進んでみます。
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あっさりとヌタノ丸に到着。しかし、最も高いところには何もなく、少し先に進んでみます。
すると先の方で色褪せた手製山名表示板が掛かっていました。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラはトプコンRE200で、1976年製のTTL開放測光式一眼レフです。レンズはREマクロ・オート・トプコール58mm F3.5を付けて、別に28mmをバッグに忍ばせておきました。
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すると先の方で色褪せた手製山名表示板が掛かっていました。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラはトプコンRE200で、1976年製のTTL開放測光式一眼レフです。レンズはREマクロ・オート・トプコール58mm F3.5を付けて、別に28mmをバッグに忍ばせておきました。
下にはこのように三角点もしっかりあります。この先は国土地理院の地図でも点線が引かれ、早戸川に出られるようになっていますが、いずれも崖みたいなところが続くので、下降ポイントではロープが必要になりそうです。
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下にはこのように三角点もしっかりあります。この先は国土地理院の地図でも点線が引かれ、早戸川に出られるようになっていますが、いずれも崖みたいなところが続くので、下降ポイントではロープが必要になりそうです。
ヌタノ丸は三角点以外は見るものがない植林ピークですが、杉の落ち葉を踏むとモワモワっと白い粉が舞い上がり、日差しに照らされて煙みたいになっていました。すぐにUターンして鞍部に戻り、次はここを直進して本間ノ頭北尾根を目指します。
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ヌタノ丸は三角点以外は見るものがない植林ピークですが、杉の落ち葉を踏むとモワモワっと白い粉が舞い上がり、日差しに照らされて煙みたいになっていました。すぐにUターンして鞍部に戻り、次はここを直進して本間ノ頭北尾根を目指します。
ほどなく本来の合流地点になるはずだった小ピークに到着します。
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ほどなく本来の合流地点になるはずだった小ピークに到着します。
その先は尾根に鹿柵が現れ、歩くところが細まってきました。先で柵が歪んで穴が大きく開いたところがあり、そこから右側に移ります。
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その先は尾根に鹿柵が現れ、歩くところが細まってきました。先で柵が歪んで穴が大きく開いたところがあり、そこから右側に移ります。
そのまま尾根を直進すると、ピークらしきものが見えてきました。
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そのまま尾根を直進すると、ピークらしきものが見えてきました。
ここが蓬平または板本間ノ頭と言うピークで、山頂には何もありませんでした。杉の枝が特に多く、やたらに靴に引っ掛かってウザいです。
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ここが蓬平または板本間ノ頭と言うピークで、山頂には何もありませんでした。杉の枝が特に多く、やたらに靴に引っ掛かってウザいです。
少し下るとすぐにまた登りに転じ、尾根上を進むはずですが、右に杣道がありました。ここが最初に廃林道ルートで歩いた時に合流した道かと思い、ちょっと入ってみることにしました。
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少し下るとすぐにまた登りに転じ、尾根上を進むはずですが、右に杣道がありました。ここが最初に廃林道ルートで歩いた時に合流した道かと思い、ちょっと入ってみることにしました。
すると、すぐに見覚えのあるトラバース路になりました。前は廃林道ルートの先の丁字分岐で右に行くと土砂崩れで進めず、左に折れてここに出て、今立っている辺りから尾根に登りましたっけ。
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すると、すぐに見覚えのあるトラバース路になりました。前は廃林道ルートの先の丁字分岐で右に行くと土砂崩れで進めず、左に折れてここに出て、今立っている辺りから尾根に登りましたっけ。
懐かしい道を確認して尾根道をそのまま進みます。鹿柵沿いの勾配のキツい区間が続きますが、一旦伐採場の広場になったようなところに出ます。以前はここを右に進むも、すぐに道が消えて戻ってきました。
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懐かしい道を確認して尾根道をそのまま進みます。鹿柵沿いの勾配のキツい区間が続きますが、一旦伐採場の広場になったようなところに出ます。以前はここを右に進むも、すぐに道が消えて戻ってきました。
その後でまたこんな幅広になったところに至ります。ここは左の尾根沿いに進みます。
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その後でまたこんな幅広になったところに至ります。ここは左の尾根沿いに進みます。
すると鹿柵が左に折れ曲がってルートをふさいだようになりますが、角には扉があって問題はありません。
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すると鹿柵が左に折れ曲がってルートをふさいだようになりますが、角には扉があって問題はありません。
そのまま直進すると、目の前が急傾斜になりますが、右側にマーキングのある巻き道があります。
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そのまま直進すると、目の前が急傾斜になりますが、右側にマーキングのある巻き道があります。
それが本間ノ頭北西尾根に合流するところの道で、振り返って撮っていますが、正に去年の2月に雪で撤退したところでした。
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それが本間ノ頭北西尾根に合流するところの道で、振り返って撮っていますが、正に去年の2月に雪で撤退したところでした。
この手製道標の切れっぱしがヌタノ丸ルート分岐の目印ですが、下からは裏向きなので見えません。しかし、マーキングがあるので分岐そのものは分かりやすいです。
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この手製道標の切れっぱしがヌタノ丸ルート分岐の目印ですが、下からは裏向きなので見えません。しかし、マーキングがあるので分岐そのものは分かりやすいです。
おおよその標高は1020mちょい。北西尾根の最もハードな勾配区間はヌタノ丸分岐よりも下の方にあります。
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おおよその標高は1020mちょい。北西尾根の最もハードな勾配区間はヌタノ丸分岐よりも下の方にあります。
この辺は土が緩いのか、結構土砂崩れが多いようで、複数個所で見かけます。こんな風に土止めを設けて流れ落ちるのを防止したものもありました。
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この辺は土が緩いのか、結構土砂崩れが多いようで、複数個所で見かけます。こんな風に土止めを設けて流れ落ちるのを防止したものもありました。
再び鹿柵の張り巡らされた地帯になります。マーキングはしっかりあるので、道迷いはしないでしょう。
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再び鹿柵の張り巡らされた地帯になります。マーキングはしっかりあるので、道迷いはしないでしょう。
右側の木の切れ間からこの先に登る本間ノ頭と無名ノ頭が見えます。
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右側の木の切れ間からこの先に登る本間ノ頭と無名ノ頭が見えます。
土砂崩れで曖昧になった区間に到着。本来はこの右側に登るはずですが、先に見える土砂崩れの影響で、結構斜面が急になっています。
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土砂崩れで曖昧になった区間に到着。本来はこの右側に登るはずですが、先に見える土砂崩れの影響で、結構斜面が急になっています。
古道標がぶらりと垂れ下がっていたので、結び直しておきました。この後ろの尾根の上から登るのが一番勾配が緩くて歩きやすいです。
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古道標がぶらりと垂れ下がっていたので、結び直しておきました。この後ろの尾根の上から登るのが一番勾配が緩くて歩きやすいです。
気温の上昇で一気に緑が多くなってきましたね。
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気温の上昇で一気に緑が多くなってきましたね。
そして平坦な広いところにロープが張られた栂立分岐の下側の入口に到着。本間ノ頭北西尾根の正規ルートはもう少し右(西)側を登るのですが、崩落地点があるので、ここが一番安全でしょう。
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そして平坦な広いところにロープが張られた栂立分岐の下側の入口に到着。本間ノ頭北西尾根の正規ルートはもう少し右(西)側を登るのですが、崩落地点があるので、ここが一番安全でしょう。
ここの標高は1230mほど。あと150mほどの高低差で本間ノ頭に到着です。
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ここの標高は1230mほど。あと150mほどの高低差で本間ノ頭に到着です。
少し尾根の脇を通りつつ緩やかな区間を進みます。
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少し尾根の脇を通りつつ緩やかな区間を進みます。
そのうちロープの張られたところに出ますが、ここが上側の栂立分岐になります。本間ノ頭北西尾根はここを左に下って谷間のようになったところを進みますが、前記の通り土砂崩れで東側に逸れて下るようになります。
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そのうちロープの張られたところに出ますが、ここが上側の栂立分岐になります。本間ノ頭北西尾根はここを左に下って谷間のようになったところを進みますが、前記の通り土砂崩れで東側に逸れて下るようになります。
振り返って見たところ。栂立尾根に進むにはここをまたぎ、下のロープではその裏側に向かって右折する訳です。
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振り返って見たところ。栂立尾根に進むにはここをまたぎ、下のロープではその裏側に向かって右折する訳です。
尾根が細くなってきましたが、長くは続きません。
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尾根が細くなってきましたが、長くは続きません。
比較的新しい手製道標。ただし、ここは一本尾根なので、道標がここで必要かどうかは微妙です。
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比較的新しい手製道標。ただし、ここは一本尾根なので、道標がここで必要かどうかは微妙です。
ぱっと見山頂かと思える突起がありますが、まだまだこの後にも登り区間は続きます。
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ぱっと見山頂かと思える突起がありますが、まだまだこの後にも登り区間は続きます。
そして、草の多いところを抜けると、先にベンチが見えました。間違いなくあれが本間ノ頭の山頂です。
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そして、草の多いところを抜けると、先にベンチが見えました。間違いなくあれが本間ノ頭の山頂です。
山頂に到着したのは10時50分頃。3時間15分ほど掛かりましたが、廃道で時間を取られてヌタノ丸を往復したので、これくらいなら予定通りです。
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山頂に到着したのは10時50分頃。3時間15分ほど掛かりましたが、廃道で時間を取られてヌタノ丸を往復したので、これくらいなら予定通りです。
三角点もあります。この日は2つの三角点ハントになります。
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三角点もあります。この日は2つの三角点ハントになります。
おなかも減っていたので、ここで早めの昼食タイム。いつもの「出前山頂」ではなくて、今回は「ラ峰」です(^∇^)v ノンフライ面は折りづらいですが、やはり美味しいですね。
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おなかも減っていたので、ここで早めの昼食タイム。いつもの「出前山頂」ではなくて、今回は「ラ峰」です(^∇^)v ノンフライ面は折りづらいですが、やはり美味しいですね。
昼食時に老ハイカーが登ってきて、しばし談笑しつつラーメンを平らげた後で、11時40分に下山開始。いつの間にか丸木階段に被せる形で組み立て階段ができていました。
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昼食時に老ハイカーが登ってきて、しばし談笑しつつラーメンを平らげた後で、11時40分に下山開始。いつの間にか丸木階段に被せる形で組み立て階段ができていました。
丹沢名物の不安定梯子も続きます。組み立て階段の下には元々丸木階段があるんだから、設置するならこっちでしょと思いつつ、ふらふらしながら下ります(笑。
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丹沢名物の不安定梯子も続きます。組み立て階段の下には元々丸木階段があるんだから、設置するならこっちでしょと思いつつ、ふらふらしながら下ります(笑。
登りに転じてちょっと細尾根になりますが、道自体は安全です。
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登りに転じてちょっと細尾根になりますが、道自体は安全です。
登りはそう長く続かないので、結構あっさりと無名ノ頭に到着できます。
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登りはそう長く続かないので、結構あっさりと無名ノ頭に到着できます。
以前あった木製道標は新しい金属製のものに取り替えられていました。前のやつには真ん中に誰かがマジックで「無名ノ頭」と書いておいてくれたのに、新しいものにはその名が書かれておらず、他に山名表示は何もなく、ちょっとお寂しいものになりました。
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以前あった木製道標は新しい金属製のものに取り替えられていました。前のやつには真ん中に誰かがマジックで「無名ノ頭」と書いておいてくれたのに、新しいものにはその名が書かれておらず、他に山名表示は何もなく、ちょっとお寂しいものになりました。
道標の真向かいの尾根が無名ノ頭北尾根です。ここも最初に本間ノ頭を登った際に下降した尾根ですが、国土地理院の地図に表記された道だからと、コンパスもGPSも持っていない状態で歩いて、面倒な目に遭いました。今回きっちり正規ルートで抜け切るようにします。
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道標の真向かいの尾根が無名ノ頭北尾根です。ここも最初に本間ノ頭を登った際に下降した尾根ですが、国土地理院の地図に表記された道だからと、コンパスもGPSも持っていない状態で歩いて、面倒な目に遭いました。今回きっちり正規ルートで抜け切るようにします。
このようにもじゃもじゃ地帯が時折出てきますが、適宜左右に逸れて抜けても、後で必ず尾根の中央に戻るように心掛けて進みます。
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このようにもじゃもじゃ地帯が時折出てきますが、適宜左右に逸れて抜けても、後で必ず尾根の中央に戻るように心掛けて進みます。
途中見かけた変な形の木。何か陸亀が取り付いたような格好ですが、一体全体どうした経緯でこんな形になったんでしょうかね?
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途中見かけた変な形の木。何か陸亀が取り付いたような格好ですが、一体全体どうした経緯でこんな形になったんでしょうかね?
無名ノ頭北尾根もいくつかの地滑り地点が西側の斜面にありました。この付近は全体的に土が緩いのかも知れません。
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無名ノ頭北尾根もいくつかの地滑り地点が西側の斜面にありました。この付近は全体的に土が緩いのかも知れません。
そのおかげと言うのもナンですが、本来なら木々の枝葉に遮られて見えない遠景が、ここからは良く見えます。丹沢主脈の並びがはっきり見えますね。
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そのおかげと言うのもナンですが、本来なら木々の枝葉に遮られて見えない遠景が、ここからは良く見えます。丹沢主脈の並びがはっきり見えますね。
最初に出てきた支尾根。見るからに右側はすぐ先でストンと落ちたような雰囲気ですね。もちろん左に進みます。
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最初に出てきた支尾根。見るからに右側はすぐ先でストンと落ちたような雰囲気ですね。もちろん左に進みます。
そちら側は少し平坦な区間になります。
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そちら側は少し平坦な区間になります。
白いアセビの花がきれいに咲いていました。
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白いアセビの花がきれいに咲いていました。
次の崩落地点からは丹沢三峰から丹沢山に繋がる稜線がはっきり見えます。左の円山木ノ頭から太礼ノ頭、瀬戸沢ノ頭と続いて、真ん中奥の丹沢山に続いています。
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次の崩落地点からは丹沢三峰から丹沢山に繋がる稜線がはっきり見えます。左の円山木ノ頭から太礼ノ頭、瀬戸沢ノ頭と続いて、真ん中奥の丹沢山に続いています。
道は尾根の中央を左から巻くようにして下ります。落ち葉の多いトラバース区間で、下に結構石や枝が潜んでいるので、左足を捻らないように注意して歩きました。
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道は尾根の中央を左から巻くようにして下ります。落ち葉の多いトラバース区間で、下に結構石や枝が潜んでいるので、左足を捻らないように注意して歩きました。
幅広くなったところに出ますと、左に水源の森林の杭が立ってるので、そっちに目が行きますが、ここは右側から下るのが良いでしょう。
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幅広くなったところに出ますと、左に水源の森林の杭が立ってるので、そっちに目が行きますが、ここは右側から下るのが良いでしょう。
次は中央が木々で覆われたところに至ります。ここは左側から進んで、尾根から外れないようにします。
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次は中央が木々で覆われたところに至ります。ここは左側から進んで、尾根から外れないようにします。
またしても支尾根がありますが、ここは左側に進みます。マーキングがないので、地形図とにらめっこですが、GPSがあると楽です。
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またしても支尾根がありますが、ここは左側に進みます。マーキングがないので、地形図とにらめっこですが、GPSがあると楽です。
すると左側の斜面に古い杣道が見られるところになり、本線にも丸木階段の残骸がわずかながら残ったところになりました。
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すると左側の斜面に古い杣道が見られるところになり、本線にも丸木階段の残骸がわずかながら残ったところになりました。
少しキツめの下りが続きますが、先に古い鹿柵が残ったコブの手前の鞍部に至ります。そこから右の林の中に、赤いテープの巻かれた木が目に付きますが、それに引き込まれて林の中を直進してしまうと、後ですぐに緩い足場の急斜面になってしまいます。基本的に鹿柵に沿ってコブを登る方が良いでしょう。
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少しキツめの下りが続きますが、先に古い鹿柵が残ったコブの手前の鞍部に至ります。そこから右の林の中に、赤いテープの巻かれた木が目に付きますが、それに引き込まれて林の中を直進してしまうと、後ですぐに緩い足場の急斜面になってしまいます。基本的に鹿柵に沿ってコブを登る方が良いでしょう。
鹿柵沿いに進むとすぐに下りになります。
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鹿柵沿いに進むとすぐに下りになります。
そして、右の方に支尾根ができ始めたところで移動してそちらから下ります。鹿柵の始まる鞍部の右の林の赤テープは、先で左の尾根に近いところにも赤テープが巻かれていましたが、そちらから尾根に乗らずに下を進めば直接ここに出られるかも知れません。
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そして、右の方に支尾根ができ始めたところで移動してそちらから下ります。鹿柵の始まる鞍部の右の林の赤テープは、先で左の尾根に近いところにも赤テープが巻かれていましたが、そちらから尾根に乗らずに下を進めば直接ここに出られるかも知れません。
左側に見える尾根が先ほど進んでいた鹿柵沿いの道です。
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左側に見える尾根が先ほど進んでいた鹿柵沿いの道です。
結局ここに出て、鹿柵で前を阻まれます。そこで左に移ると左の尾根からの道もあって、真ん中に扉があって、そこから進みます。左の尾根からはここに折れるところを見失いやすく、そのまま直進すると下るには無理がある急勾配になるので、左に折れて別のルートで早戸川林道に下ることになります。
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結局ここに出て、鹿柵で前を阻まれます。そこで左に移ると左の尾根からの道もあって、真ん中に扉があって、そこから進みます。左の尾根からはここに折れるところを見失いやすく、そのまま直進すると下るには無理がある急勾配になるので、左に折れて別のルートで早戸川林道に下ることになります。
幅広の林の中を真っ直ぐ進みます。
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幅広の林の中を真っ直ぐ進みます。
すると、やはり急勾配の斜面になってしまい、一瞬どうしようかと思うのですが、良く見ると道はつづら折れして下っていました。
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すると、やはり急勾配の斜面になってしまい、一瞬どうしようかと思うのですが、良く見ると道はつづら折れして下っていました。
こんな斜面ですから、真っ直ぐは下れません。しかし、踏み跡はつづら折れして続いています。細かくジグザグになったところもあり、勾配はそこそこ厳しいです。
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こんな斜面ですから、真っ直ぐは下れません。しかし、踏み跡はつづら折れして続いています。細かくジグザグになったところもあり、勾配はそこそこ厳しいです。
つづら折れの急勾配が終わったところを振り返って見ています。右に真っ直ぐ登るような踏み跡が見えていますが、土は軟らかいので、真っ直ぐ登るのは難儀します。
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つづら折れの急勾配が終わったところを振り返って見ています。右に真っ直ぐ登るような踏み跡が見えていますが、土は軟らかいので、真っ直ぐ登るのは難儀します。
そこからは三つの尾根になりますが、真ん中を下って行きます。
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そこからは三つの尾根になりますが、真ん中を下って行きます。
すると、ほどなく林道が見えてきます。
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すると、ほどなく林道が見えてきます。
これが早戸川林道に出たところで振り返って撮っています。前の画像の通り、本間橋を過ぎたところにあるカーブミラーが目印で、マーキングもありました。
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これが早戸川林道に出たところで振り返って撮っています。前の画像の通り、本間橋を過ぎたところにあるカーブミラーが目印で、マーキングもありました。
林道脇に咲いていたキブシの花。
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林道脇に咲いていたキブシの花。
ヤマブキも元気良く花を開かせています。
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ヤマブキも元気良く花を開かせています。
最終的に駐車スペースに戻ってきたのは午後1時30分頃。下りですから1時間50分で下れましたが、登りですと2時間半〜3時間ほどのルートだと思います。
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最終的に駐車スペースに戻ってきたのは午後1時30分頃。下りですから1時間50分で下れましたが、登りですと2時間半〜3時間ほどのルートだと思います。
午前中はヌタノ丸の植林地帯で花粉まみれになってカメラが粉をまぶしたようになっていましたが、午後は風が強まり、花粉がたくさん飛んで、最終的にウェストバッグもこんなに粉っぽくなっていました。それでも、2年前から興味があったヌタノ丸に行くことができて、今分かっている本間ノ頭への北側のルートは全部踏破できたこともあって、短い距離ながら大変有意義な山行になりました。
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午前中はヌタノ丸の植林地帯で花粉まみれになってカメラが粉をまぶしたようになっていましたが、午後は風が強まり、花粉がたくさん飛んで、最終的にウェストバッグもこんなに粉っぽくなっていました。それでも、2年前から興味があったヌタノ丸に行くことができて、今分かっている本間ノ頭への北側のルートは全部踏破できたこともあって、短い距離ながら大変有意義な山行になりました。
これが今回歩いたコースMAP。榎沢右岸径路+蛙沢平ルートから分かれる廃道杣道でヌタノ丸ルートに出て往復し、そのまま蓬平経由で本間ノ頭北尾根に出て、丹沢三峰の縦走ルートに出ました。その後、無名ノ頭に進んで、無名ノ頭北尾根で早戸川林道に下りましたが、前半は危険区間が、後半はルートファインディング必須の区間が多いルートでしたが、距離自体は8km弱ですから、体力的には問題ない周回コースになりました。
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これが今回歩いたコースMAP。榎沢右岸径路+蛙沢平ルートから分かれる廃道杣道でヌタノ丸ルートに出て往復し、そのまま蓬平経由で本間ノ頭北尾根に出て、丹沢三峰の縦走ルートに出ました。その後、無名ノ頭に進んで、無名ノ頭北尾根で早戸川林道に下りましたが、前半は危険区間が、後半はルートファインディング必須の区間が多いルートでしたが、距離自体は8km弱ですから、体力的には問題ない周回コースになりました。
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