宮之浦岳(紀元杉から楠川)


- GPS
- 16:47
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 2,807m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 11:44
天候 | 15日:曇りのち晴れ 16日:晴れのち曇り 17日:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船 飛行機
帰り:湯ノ川温泉バス停 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉:楠川温泉 |
写真
感想
3年ぶり3回目の屋久島へGO!元々1週間後に計画してたのが仕事の都合により前倒しせざるを得なり、アクセスも含めて再計画することになりました。前倒しの影響はフェリー屋久島2に乗れないということ。ちょうどドッグ運休中みたいで帰りの鹿児島メシがなくなってしまい、往復、伊丹からの直行便を利用することにしました。
《1日目》
1週間前の天気予報で判断してさらに1日後ろにずらして再計画。これまでの2回は共に雨、この島で晴れの日に当たるのも難しいようだが、今回は晴れて欲しい!そう願いつつ伊丹から屋久島空港へ。縄文杉や宮之浦岳を歩く明日の予報は晴れ、明後日は90パーセントの雨予報…雨で7時間も歩くのもなんだし飛行機が飛ばないことも想定して早めに下山して柔軟に動けるようにした方が良いのではとの判断で当初計画の逆方向の行程で初日は紀元杉スタートの楽々コースに変更しました。3年前と同じコースです。 空港へ着いたのは定刻11:40、ここでonoyjpさんと合流、まずは徒歩10分のドラッグストアへ買い物に。失敗したのはカセットガス、この店には3本組しか売っておらず、残りの2本は店員さんにお願いして引き取ってもらいました。空港の売店に普通にプリムスのボンベが売っていたので次回はプリムスだなと思いました。三岳ハーフボトル、スポドリ2L、水2L、夕食材料を買ってまた空港へ戻ります。昼食を空港の食堂で済ませて13時13分のバスで合庁舎へ。ここで乗り換えて紀元杉へ向かいます。紀元杉バス停から14時40分に登山開始、予報とは違い、青空も見えるいい天気です。淀川登山口から山道に入り出発から約1時間で淀川小屋に着きました。小屋内で寝床をセットして外で乾杯して夕食です。あまりいいお買い物ができなかったので、具がウインナーだけの焼きそばをもりもり食べました。ガイドさん3名とテレビ撮影スタッフさん3名さんのグループの輪に入れていただき、お酒を飲みながら屋久島のことやいろんな山の話など聞かせていただきとても楽しい初日の夜になったのでした。
《2日目》
予定より30分早く起きて朝食、撤収、外に出て綺麗な星空を見ながら4時45分に出発します。ゆっくりと上ってゆく登山道、高盤岳展望台からは高盤岳が見えました。いい天気です(^^)もう少し先にも展望台があり、ここからは黒味岳が見えました。歩いているとヤクシカが先行して同じぐらいのペースで歩いています。まるで道案内してくれてるみたいでしばらく一緒に登山道を歩きました。屋久島らしいなと感じる場面でした。花之江河から黒味岳分れ、投石岩屋を過ぎて進んで行くといよいよクリオ岳、宮之浦岳が見えてきます。右手には翁岳、いろんな形をした巨岩と緑の山々、そして青空、最高のロケーションの中を歩いて行きます。クリオ岳の前で宮之浦岳をバックに一枚、いよいよ宮之浦岳へ。山頂近くになると上空を飛ぶドローンが見えました。昨夜、淀川小屋でお会いした撮影チームの皆さんのドローンで、映ってないでしょうが手を振りながら山頂へ上って行きました。宮之浦岳山頂に到着!やっと晴れの日の山頂に立つことができました。奥岳の山々、これから歩く稜線、素晴らしい景色です。たっぷり景色を楽しんで少し休憩して宮之浦岳を後にします。上ってきた道より少し急な道を進み、永田岳の分岐を過ぎると少し緩やかになります。左に永田岳、振り返ると宮之浦岳という景色を眺めながら進み、樹林帯へ入り第1展望台から新高塚小屋へ下って行きます。誰もいない新高塚小屋のデッキでランチ休憩後、高塚小屋へ。ここではお一方いらして、少しお話しをしました。高塚小屋から数分、縄文杉の手前の携帯の電波が繋がる場所で天気を確認しましたが、明日の雨予報は変わらず…。縄文杉で写真を撮ってハイキングコースを進めます。先程までの静けさとは違い、ここからは縄文杉トレッキングコースに入るので人も多く賑やかになります。屋久島は3回目ですが、いつも思うのは屋久島のガイドさんって感じの良い人が多いなってこと。団体さんが何組かいましたが適宜道をゆずってくれたりで気分良く歩くことができました。ウィルソン株ではよそのガイドさんがついでに写真を撮ってくれました。iPhoneを横にしてパノラマで撮ると全体が撮れるっていうのも教えてもらいました。下りきるとここからしばらくはトロッコ道になります。平坦なトロッコ道でクールダウンなのですが、正直ちょっと退屈な感じの線路道です。ショートカットの山道を過ぎてしばらくするとトイレと水場のある休憩場所に着きます。並んでたのでトイレは我慢してすぐ先の楠川別れを左へ入って本日最後の登り返しを頑張って上って行きます。登りきったところが辻峠、なかなかいいペースで上ってこれました。そしてゆっくり30分下って本日の宿泊場所、白谷山荘に計画通り16時半に到着しました。夕食時に到着した東京の方とお話ししながら、昨日に続きまた今日も楽しい夕暮れ時を過ごしました。明日は雨ですね〜。ちょっと凹みますが、お酒の勢いと疲れから久々に小屋泊で爆睡しました。
【3日目】
予報通りの雨!明るくなる6時にカッパスタートです。白谷雲水峡をゆっくり下り、楠川歩道に入ります。下り始めの静かな苔の森に癒されながら、滑りやすい道を慎重にゆっくり下りました。バス道まで下ると角にトイレのある休憩場所があります。ここで荷物を整理して電波も繋がるようになったので飛行機とトッピーの運行状況の情報収集をしました。飛行機は鹿児島からの一便が欠航、やばい!トッピーにするか。ってことでとりあえず楠川温泉でさっぱりした後、安房港へ移動、どうやらトッピーは行けそうだ。さぁどうする?とりあえず安房でお昼ご飯を食べ、飛行機の情報収集、どうも一便は×だったが、二便目は○、伊丹からの便も○だったので、予定通り、伊丹直行便にかけることに決断しました。時間があるので宮之浦へ移動してミュージアムで屋久島の映画鑑賞、あ〜まだまだ行きたいとこいっぱいあるな〜と映像にも癒されお土産を買って空港へ。乗って帰る飛行機が着陸できなかったら帰れなくなるのですが、到着便はハラハラドキドキの条件付運行、上空で数回トライした後、45分遅れで無事着陸しました。その瞬間、待合室は拍手の渦(^^)遅れても全然大丈夫^ ^無事伊丹へ帰ることができました。
3年前と同じ行程でしたが、コアなところでばっち天気も良くていい山旅になりました。次回は、ガイドさんに教えてもらった所や日帰りで行ける前岳や滝も行ってみたいと思いました。同行いただいたonoyjpさん、ありがとうございました(^^)
【0日目】 はいびすかす船内泊
yutak25さんは翌日スタートのため、onoyjp 1日目をあえて0日目とします。
人生お初の屋久島へは、こちらもお初の鹿児島経由で。名古屋からはまたまたお初のLCCで… 鹿児島視界不良のため Go Around には焦りましたがすぐに着陸。高速バスで天文館へ直行。「黒豚しゃぶしゃぶ 焼酎じゃぶじゃぶ」で頭の中いっぱい。…にもかかわらず旨そうなラーメン一杯で満腹。歳にはかないません。
事前にブラタモリで予習してましたから、城山お山歩へ。途中 小松帯刀、西郷どん 銅像ぱちりの後は鹿児島中央駅へ。
駅前にはイオンがあり買出しには不自由なし。16番バス乗り場から30分 谷山港へ移動。貨物ターミナルじゃな〜いですか〜 (^^; ネットでは悪魔的改造船との賛辞(笑)の「はいびすかす」に乗船。貨物船に二等客室を取り付けた感じですが、こういうフェリー普通にあります。雨の中、定刻 18:00 出港、21:40 種子島到着。この船の非凡な所は翌朝 05:00 まで種子島で停泊する事。ではおやすみなさーい💤
【1日目】淀川小屋泊
定刻 05:00 種子島出港。
鹿児島 大隅半島の南60km 黒潮に浮かぶユネスコ世界自然遺産 屋久島 宮之浦港までたった2時間。たった2時間のうち、着岸40分前は黒潮のせいか大ユレ… 何とか7時過ぎに着岸。まだ登山開始してないにもかかわらず下船後はぐったり。屋久島交通バスで15分 湯ノ川温泉バス停下車、楠川温泉で癒されました。その後は屋久島空港でyutak25さんと合流。テレビでよく見る淀川小屋に来たら、にっぽん百名山撮影チームの皆さんがいらっしゃいました。宴会にお誘い下さいまして山の話で盛り上がり(^^)
【2日目】白谷小屋泊
山行中コメントはyutak25さんレポに同じ。
屋久島最高峰 1936m 宮之浦岳を目指して Go ! 九州最高峰。石鎚山、剣山に次いで標高 西日本第3位。登山者憧れの山の一つにトライできて幸せです。快晴の宮之浦岳、永田岳… 表現するだけの文才なくご容赦ください。
ハートのウィルソン株は撮影位置が肝、切り株内地面を流れるせせらぎ横30cmあたりから撮影しないとキレいなハート形に撮影できません。たくさんの屋久杉堪能。トロッコ線路はほどなく飽き気味でした。
【3日目】
前日の屋久杉でお腹いっぱいなので、この日は弥生杉をスルーして白谷雲水峡で滝を眺めてから楠川歩道で海岸線に下山。下山口には立派な無料休憩所、トイレあり、ゴミ捨てオケ。1日目の楠川温泉2回目。
JAC 鹿児島発 屋久島着第1便が視界不良のため鹿児島へ引き返し… 17:45 屋久島発 伊丹行 My Flight は大丈夫かしら… (^^;
不安に駆られ安房 トッピー高速船ターミナルに行くも長居出来ず、宮之浦港へ移動。無駄に足掻くのをやめてフェリーターミナル2階で一献、その後空港へ。
屋久島空港には計器着陸システムなく有視界飛行。大した雨でなくても雲が低くいと着陸できない。着陸できないと乗る飛行機なく帰れない! たぶん3回アプローチ トライしてくれてやっとキター(^^) 何とか無事帰路に。
今回も yutak25さんの山行計画にオシカケましたが、快く同行ご許可頂き、すっかりお世話になりまして深謝申し上げます。(これで5週連続でしたねー)
【備忘録】
年間降水量10,000mm、1ヶ月35日雨降ると言われる屋久島。滞在中の天気も大事ですが、帰る日の天気はもっと大事。個人的な感想ですが、屋久島フェリー2 (個人的には風呂付特別室に乗ってみたい)、安くはないけど高速船トッピーを使って屋久島⇄鹿児島を移動するのが確度が高いかも。各地から鹿児島空港までの往復は格安航空便で節約したいところですが、変更可能航空券がベター。高いけど払戻&変更可能航空券がベスト。これは個人的価値観、経験談で、あくまで自分の備忘録。ご自由に選択して下さいねー
長文乱文ご容赦ください。
いずれは訪れたいと思っている屋久島ですが、漠然とした夢でしかなく、情報もあまり調べておりませんでしたが、思わぬタイミングでフォローさせていただいている方からの情報
興味深く拝見させていただきました
伊丹から直行便があるんですね
本数ともかく、登山口へのバス便があるとは
山小屋泊から始めてみようと思います
inakabusさん、こんばんは
コメントありがとうございます。今回で3回目の屋久島ですが、
何度行っても楽しい島で、また行きたいと思うのですよ(^^)
初日の夜、淀川小屋でお話したガイドさんに言われました。
『もっと屋久島にお金をおとしていってくださいね』って、
たしかに今回のコース、混雑する新高塚小屋、高塚小屋に泊まらない
良いコースなんですが、屋久島の民宿に泊まって送迎を利用したり、
地元の人とお話したりもっともっと屋久島を楽しむ!ってのが
あるのかなって思い、またまた行きたくなりました
屋久島は水場も豊富で小屋泊でのんびりと…きっと楽しいと思います(^^)
inakabus さん
こんばんは コメント有難うございます。
私も行きたいと思いながらも具体的な熟考もないままでしたが、yutak25さんの山行計画見てオシカケました。
僭越ながら申し上げます。屋久島往復にはくれぐれも細心のご注意を。屋久島は1ヶ月に35日雨が降ると言われるくらい多雨らしいです。屋久島へのアクセスはフェリー2種、高速船、飛行機くらいでしょうか。風もなく豪雨でもない普通のシトシト雨でも雲が低いと飛行機が着陸できません。着陸誘導電波施設が屋久島空港にはなく有視界飛行のためです。ちょうど私達が帰る伊丹行き飛行機が屋久島空港に着陸できず… 3回目のアプローチで何とか (^^; めちゃ焦りました。
貨物客船「はいびすかす」は時化るとめちゃ揺れて下船後はぐったり。せっかく行かれるなら山行中の快晴を切望なさるのはよくわかりますが、屋久島への往路はまだしも、帰路の天気は下山前からご注意下さい。できれば yutak25さんのように山行開始前にルート変更なさるくらい慎重になられる事をオススメします。
屋久島2泊(避難小屋)の行程はロングでキツいかもしれませんが二人とも六甲全縦経験者、繁忙期じゃなかったのでツェルト使わず余裕で小屋泊できたのは精神的にもゆとりがありました。さらにこの5週間連続 yutak25さんと山行ご一緒させて頂いてましたから気兼ねなく楽しませて頂きました。(^^)
ぜひまた行きたいです。資金準備できたら…(笑)
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