大菩薩嶺北尾根〜閻魔御殿（エンマゴテン）

2018年04月17日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 18.4km
• 登り: 1,507m
• 下り: 1,508m

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三条新橋P　数台駐車可能　トイレ無し　ドコモ圏外

コース状況／危険箇所等

藪は濃いものの、総じて危険箇所は無し。油断が招く道迷い箇所はある。

その他周辺情報

のめこい湯

写真

三条新橋からスタートです。

新緑が綺麗ですが尾根中頃からすでにガスで覆われる。

小室向から沢へ下降し木橋を渡る。

ここで作業道と分かれ北尾根に乗る。

しばらくは急登が続きます。

薄暗い尾根にアカヤシオが際立つ。

日没間際にこれに会ったら怖いかも

咲き始めのイワウチワ

それなりに雨が降っていますが、樹林の中はそんなに濡れません。

三ノタル

こんな天気が一層に雰囲気を良くします。

ここで後ろから作業道と合流。

少し進んで作業道と分かれ尾根を辿る。

この辺りから藪が濃くなります。

後半から奥秩父らしく苔の景色がいい感じです。

かなり荒れてきます。

最後の急登が応えます。。

登山道に合流。北尾根入口には目印などは一切無く、ここまでもテープ類はほぼありませんでした。

大菩薩嶺。赤ちゃんの写真がはめ込んであるキーホルダーを拾ったので三角点の上に置いておきました。

丸川荘までは凍結箇所あり。

ここの裏から泉水へ。道は明瞭です。

五差路になっている泉水十文字。エンマ御殿には正面の林班界標がある尾根へ登ります。

尾根筋なので分かりやすいです。

エンマ御殿。知らなければ絶対に通り過ぎてしまいそうですが、自分好みな場所です。

他になければと思い山名標を作成しました。時間が無くて中途半端な物になってしまいましたが、行かれる方は可愛がってあげて下さい。

北西尾根の急斜面を降る。すぐに西へ進むかなり薄い獣道に近い踏み跡があるが、これには入らない。

間も無く林班界標がある場所で作業道が尾根を乗っ越す。
左は最短で林道に降りる。右は大黒茂谷へのトラバース道。ここは最短ルートで。とは言っても林道歩きが長くなるだけですが。

分岐から20分程度で林道へ到着。ここから三条新橋まで1時間以上歩きます。雨がモロにあたりますが、雨もいいもんです。

泉水谷もナメが多い。所々で寄り道すると岩魚の魚影が少しあるが、どれも小さい。入渓し易いのでキープサイズは持って行かれてしまうのです。

残る山桜

要所で工事関係者がいるので、声を掛けて通過させて頂く。

無事到着

このルートを選んだもう一つの理由が、のめこい湯から無料券が届いていたからです。

今日の戦利品はカケスの羽。登山中に鳥の羽を見つけては集めています。カケスの羽は幸せになれるそうですよ。

感想

mt_kiryu

●大菩薩嶺北尾根
序盤は急登、途中から藪が濃くなり踏跡は薄い。後半は倒木が多く塞ぐが、奥秩父らしい苔がいい。基本的に尾根筋を辿れば問題はない。

●泉水十文字〜エンマ御殿
泉水十文字までは一般道に近く迷う箇所無し。エンマ御殿までも尾根を辿れば問題無し。
●エンマ御殿北西尾根〜泉水谷林道
山頂から尾根を降る。すぐにかなり薄い巡視路（全く気付かない程度）があるが、さらに尾根を降る。明瞭な巡視路が尾根を乗越す。西は最短で林道へ、東はトラバースして大黒茂谷へゆく。どちらも比較的明瞭だが、交差する巡視があるので地形図とコンパスで確認すると尚いいでしょう。

今回、雨予報の為、展望がなくても良いと思い選んだルート。藪漕ぎのバリエーションはガスの中を歩くのも雰囲気があって好きです。

長年無かったエンマ御殿の山名標を作りましたが、時間が無かったので中途半端な仕上がりです。これから行かれる方は可愛がってやって下さい。

この山行の記録はブログに詳しく記載しています。
http://blog.livedoor.jp/salon_kiryu/archives/52149289.html