ガータゴヤの滝から蛭ヶ岳 (ボッチ沢左岸尾根↑ 市原新道↓)


- GPS
- 11:21
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 11:15
写真を撮りながらで、更に生来の鈍足な為に歩くペースはかなり遅めです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◯魚止橋〜榛ノ木丸(詳細図名:榛ノ木丸東尾根ルート) 丹沢詳細図では熟達者向けと紹介されているバリルートです。バリエーションルートですので、自己責任で(事が起った時に自らで解決する装備・スキルを持つこと)。地図・コンパス、GPS必須。 林道脇の尾根取付きは急傾斜です (補助ロープあり)。 P979(大杉タツマ)までは急登が続きます。 ◯榛ノ木丸〜カサギ沢〜カヤノ沢 原小屋沢界尾根〜ガータゴヤの滝 丹沢詳細図にも扱っていない真バリルートです。バリエーションルートですので、自己責任で(事が起った時に自らで解決する装備・スキルを持つこと)。地図・コンパス、GPS必須。 榛ノ木丸の一つ先の小ピークがカサギ沢への下降点になります。 カサギ沢の沢沿いを少し下ると右からカヤノ沢と出合います。カヤノ沢右岸の尾根に取付き、カヤノ沢と原小屋沢の界尾根を乗越してガータゴヤの滝に至りますが、尾根途中の地形が複雑で分かりづらい所がありましたが、新しめのピンクテープの目印があり助かりました。 また、ガータゴヤの滝に下りる道は急傾斜面なのでチェーンスパイクとストックを駆使して何とか降りました。 ◯ガータゴヤの滝〜ボッチ沢左岸尾根取付き〜P1550(小御岳)(便宜的名称:ボッチ沢左岸尾根) 丹沢詳細図にも扱っていない真バリルートです。バリエーションルートですので、自己責任で(事が起った時に自らで解決する装備・スキルを持つこと)。地図・コンパス、GPS必須。 ガータゴヤの滝前に左側から流れ込むボッチ沢に少し入った先の左岸に尾根取付きがあります。取付きは凄い急傾斜です。ガータゴヤの滝の落ち口に出てからも暫く急登が続きます。P1470付近はブナ林に草原状で気持ちの良い尾根でした。 ◯P1550(小御岳)〜蛭ヶ岳 一般登山道です。階段が多くて脚にこたえます。 ◯蛭ヶ岳〜雷滝〜雷平(詳細図名:市原新道ルート) 丹沢詳細図では熟達者向けと紹介されているバリルートです。バリエーションルートですので、自己責任で(事が起った時に自らで解決する装備・スキルを持つこと)。地図・コンパス、GPS必須。 上部はブナの美林が続きます。下部は鹿柵沿いの急斜面が続きます。 雷滝へ降りる辺りは踏み跡が錯綜していて更に急傾斜なので注意。 雷平に向かう左岸側への渡渉部に丸太橋が掛けてあり助かりました。 雷平までは原小屋沢の左岸沿いを歩きますが、足元の悪い難路が続きます。 雷平で右岸側へ渡渉したかったのですが、水量が多かったので、そのまま左岸側を歩きました。 ◯雷平〜伝道〜魚止橋(詳細図名:早戸大滝ルート) 丹沢詳細図では熟達者向けと紹介されているバリルートです。バリエーションルートですので、自己責任で(事が起った時に自らで解決する装備・スキルを持つこと)。地図・コンパス、GPS必須。 雷平から左岸経路で補助ロープ付き岩場をトラバースして、その先で渡渉しました。ここ含めて渡渉部が三ヶ所ありましたが、全て丸木橋が掛けてありました。 |
その他周辺情報 | 別所の湯で汗を流しました。 |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
![]() ![]() ![]() ![]() |
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個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ガスストーブ
燃料
ケトル
ライター
熊鈴
ラジオ
ツールナイフ
チェーンスパイク
スパッツ
ヘルメット
|
感想
ガータゴヤの滝は名前の心地良い響きと、滝の形状の良さで以前から大変に気になっていたのですが、沢登りスキルがないと到達できそうにないので半ば諦めていたところ、最近、is_pinarelloさんやzuppy1519さんが、榛ノ木丸方面から山を越えてガータゴヤの滝まで到達したレコを読んで、このルートなら私でも行けるかもと思い、山行してきました。
ということで、今回は下記のレコを参考にさせて頂きました。
is_pinarelloさん、goechanさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1424085.html
zuppy1519さん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1434870.html
魚止橋から榛ノ木丸までは、これもお初の榛ノ木丸東尾根ルートを使いましたが、途中のP979(大杉タツマ)までは急登の連続でかなり疲れました。
本日のメインとなる榛ノ木丸先の小ピークからガータゴヤの滝へ行くルートは山あり谷ありで、とても歩きごたえのあるルートでした。ガータゴヤの滝に下りる辺りは急傾斜地でかなり神経を使いました。
ガータゴヤの滝は想像通りの良い滝で、また雰囲気の良い場所だったので予定より長く休憩をしてしまいました。
蛭ヶ岳まではボッチ沢左岸尾根で小御岳に登り、そこからは一般登山道で登頂しました。取付きは凄い急傾斜で、尾根に乗った後も暫く急登続きで疲れますが、途中のP1470付近は草原状の尾根で大変気持ち良かったです。
蛭ヶ岳からの下山は当初は鬼ヶ岩の頭から白馬尾根を下ろうと計画していましたが、山頂の喧騒から早く脱したかったのと、少々疲れていたので最短ルートの市原新道で下山しました。
市原新道を歩くのはこれで3回目で、これまでは他の登山者と出会った事はありませんでしたが、遭難慰霊碑の先辺りで高齢のご夫婦が登られてきてビックリしました。
雷滝で少し涼み休憩して、早戸川沿いに魚止橋まで下山しましたが、事前の情報通り渡渉部には木橋が掛かっていて大変助かります。
木橋が安泰のうちにこの山域にまた再訪したく思いました。
コメント
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artpanoramaさん、こんばんは。榛ノ木丸(はんのきまる)経由でのガータゴヤお疲れ様です。ボッチ沢左岸尾根の取付きや、雷平の左岸へつりまで同じでしたね。
榛ノ木丸からガータゴヤへは地形が複雑で、ルートの見極めが難しいですが、それだけにあの山域は冒険心をくすぐられます。私も遭難しないよう気を付けて、また行きたいと思います。
zuppyさん、こんにちは。
蛭ヶ岳からは白馬尾根で下ろうと計画していましたが、レコの通り市原新道で下りました。
結果、zuppyさんが歩かれたコースと全く同じルートを歩いた次第です。
ガータゴヤの滝へは、市原新道から下るルートもあるようなので、いつかは挑戦したいですね。また、ガータゴヤの滝へ下る尾根をそのまま登ると姫次方面へ行けるようだし、この辺の山域も興味はつきません。
artpanoramaさーん、気が付くかなーと思ってフリガナ振っといたのですが、棒ノ木丸じゃなくて榛の木丸(はんのきまる)ですねー。
(しょーもないツッコミですみません)
アリャ、勘違いしてましたよ。
「棒」と書いて「ハン」と読むものと勝手に思い込んでいました。
調べたら「榛の木」という木があるんですね!初めて知りました。
有難いツッコミありがとうございます。
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