新穂高から槍ヶ岳1泊2日〜圧巻の穂先からのご来光

2018年06月02日(土) 〜 2018年06月03日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 24.1km
• 登り: 2,126m
• 下り: 2,110m

コースタイム

1日目

• 山行: 15:15
• 休憩: 3:30
• 合計: 18:45

4:10 新穂高登山指導センター
4:55 4:55 穂高平小屋
5:30 5:40 白出小屋
6:55 6:55 滝谷避難小屋
8:00 8:10 槍平小屋
13:00 13:00 飛騨乗越
13:15 13:55 槍ヶ岳山荘
14:15 14:35 槍ヶ岳
14:55 3:50 槍ヶ岳山荘
4:10 4:50 槍ケ岳
5:10 6:00 槍ヶ岳山荘
6:10 6:10 飛騨乗越
8:30 8:45 槍平小屋
9:25 9:40 滝谷避難小屋
10:35 10:45 白出小屋
11:15 11:15 穂高平小屋
11:50 新穂高登山指導センター

天候

2日：晴れのちガス
3日：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高の登山用の駐車場に午前1時過ぎに到着（ガラガラでした）

コース状況／危険箇所等

【新穂高〜白出沢】問題ありません。
【白出沢〜槍平】10か所程度雪渓を越える必要がありますが、ステップがありますので、注意すれば問題ありません。滝谷超えは、少々濡れる覚悟が必要。かなり上流までいけば、比較的楽に渡れます。
【槍平〜槍ヶ岳山荘】槍平山荘のすぐ先の道はマーキングも少ないため、非常に迷いやすくなっています。踏み跡もありますが、迷っている人の踏み跡もあり、却って危険です。昨年経験もあり、今回は、早々に見切りをつけ、沢沿いに降りていくことにしました。沢沿いを詰めて、最後の水場付近で夏道に合流しました。
アイゼンは、沢沿いに降りて、すぐ着用しましたが、夏道であれば、最後の水場からで問題ないと思います。
最後の水場以降は、雪渓の急登が始まります。ステップがあるので、それを見落とさないように進めば迷うことはありません。
【槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳】岩場の急登ですが、落ち着いて登れば、それほど厳しくはないと思います。（年々楽になっています。）ヘルメットはあった方がいいと思います。

その他周辺情報

初日：途中で栃尾温泉荒神の湯に立ち寄りました（協力金２００円）。
２日目：ひがくの湯（入浴＆昼食）

写真

6/2 3:56

4時前に新穂高登山者用駐車場から出発。月がまぶしいくらい明るいです。

6/2 4:10

登山届を提出して出発です。ここまではヘッドランプ使いましたが、月明かり＆薄明かりで、以後は、ヘッドランプ必要ありませんでした。

6/2 4:14

笠の稜線。今日もいい天気が期待できそうです。

6/2 4:28

ゲート通過。結構明るくなってきました。

6/2 4:55

夏道経由で穂高平小屋通過。

6/2 4:55

穂高平小屋前の草原。

6/2 5:06

何かいい感じで、苦痛の林道歩きも意外とすんなり通過できました。

6/2 5:11

途中から見えた抜戸岳。

6/2 5:19

少しだけ残っていた雪渓。

6/2 5:29

奥穂高分岐。いつかは挑戦したい道です。

6/2 5:32

白出沢到着。林道歩きは終了です。

6/2 5:32

抜戸岳の美しい姿。

6/2 5:32

左：笠ヶ岳、右：抜戸岳。

6/2 5:45

振り返って穂高方面。

6/2 5:51

白出沢以降は、本格的な山道です。

6/2 5:58

つつじかな？

6/2 5:58

登山道はよく整備されています。

6/2 6:18

木々の間からの笠ヶ岳。

6/2 6:22

穂高側の稜線。

6/2 6:23

ニリンソウが満開でした。

6/2 6:25

何度見ても笠稜線は美しい。

6/2 6:27

雪渓出てきました。ステップあるので、ゆっくり進めば問題ありません。

6/2 6:37

こちらも無事通過。（結構、斜度があったので、緊張しましたが・・・）

6/2 6:39

間の「穴」が怖かったです。。。。

6/2 6:51

倒木。帰りには、除去されていました。途中ですれ違った槍平小屋のスタッフの方のお蔭と思います。

6/2 6:55

滝谷にきました。例によって、7月までは、橋が架かっていません。渡れそうなところを探します。

6/2 6:57

中々の水量で、どんどん上流に移動しました。

6/2 7:00

5分くらい移動して、ようやく渡渉に成功！

6/2 7:16

谷沿いに槍平を目指します。

6/2 7:21

途中の石標識。

6/2 7:21

穂高の山々。左奥が奥穂高岳かな。。。

6/2 7:35

奥穂と滝谷ドーム。

6/2 7:49

槍平到着！小屋は7月からの営業です。

6/2 7:49

清流が涼しげです。

6/2 8:07

奥丸山。ここからのこの景色が大好きです。

6/2 8:07

これから進む方向。ゴールはまだまだ先です。。。。

6/2 8:11

さあ出発。この後、昨年同様、道がわからなくなりました。

6/2 8:34

少しもったいないですが、さっさと谷に下りました。去年の帰りで使用したルートで、降雪期は、これが一番わかりやすいです。

6/2 8:34

しばらく、谷を詰めます。振り返って穂高の山々。

6/2 8:39

いつかあの稜線を歩いてみたいものです。

6/2 8:45

これも何度見ても素晴らしいですね。

6/2 8:45

どんどん谷を詰めていきます。アップダウンが少ないので、快調です。

6/2 8:52

雪渓歩きではありますが、このあたりは傾斜が緩やかです。

6/2 9:03

最後の水場あたりで、夏道と同流するため、急登を開始します。

6/2 9:12

まっすぐ進めば、合流できるはずです。

6/2 9:22

合流完了！これからは、トレース跡を進みます。

6/2 9:22

本格的な急登始まります。気を抜くと滑落しそうなので、慎重に足場を固めて進みます。

6/2 9:29

奥丸山の景色。随分登ってきました。

6/2 9:40

急登＆直登。気合を入れて進みます。

6/2 9:52

笠ヶ岳が再び見えてきました！

6/2 10:32

まだまだ先は長い。バテないようセーブしながら登ります。

6/2 10:33

左から鏡平、弓折岳、双六岳。

6/2 10:33

トレースに沿って進みます。暑くなってきました。

6/2 10:48

登ってきた雪渓。やはり急ですね。

6/2 10:49

真ん中の岩場を目指して進みます。

6/2 11:21

岩場を越えると少し雲が出てきました。

6/2 11:21

斜度は相変わらず急です。

6/2 12:16

う〜ん。何か雲行きが怪しくなってきた。でも、結果涼しくなりました。

6/2 12:34

ようやく雪渓完了。相変わらず大変でした。

6/2 12:34

2900mの看板。もう少し！

6/2 12:44

雷鳥いました！

6/2 13:02

飛騨乗越到着！

6/2 13:03

槍の穂先初お目見え。

6/2 13:03

常念岳方面。こちらは、視界が広がっています。

6/2 13:03

飛騨沢側はガスってきました。。。。

6/2 13:15

槍ヶ岳山荘近づいてきました。

6/2 13:15

槍の穂先は晴れているようです。

6/2 13:55

チェックイン後、身支度を整えて、山頂にアタック開始。

6/2 14:01

こんな岩稜を登ります。

6/2 14:17

20分で登頂。貸切でした！

6/2 14:17

新しい看板が設置されていました。

6/2 14:21

恒例？の山頂での「うすピー」です。

6/2 14:31

残念ながら周辺はガスだらけで、眺望は良くありません。唯一、常念岳方面だけが見えていました。ということで、早々に退散。

6/2 16:50

夕方の穂先。不思議なもので、穂先は快晴なのですが、周りがガスガス。。。。

6/3 4:14

翌朝、3時半に起床し、穂先からのご来光を待ちます。

6/3 4:21

後立山のシルエットも美しい。

6/3 4:23

奥に見えるのは八ヶ岳連峰。

6/3 4:25

空が明るくなってきました！

6/3 4:27

大天井岳の上に太陽がお目見え！

6/3 4:27

少しづつ出てきました！

6/3 4:27

ご来光！！

6/3 4:29

槍の穂先からのご来光は格別です！！

6/3 4:30

後立山も明るくなってきています。

6/3 4:30

穂高方面。雲一つないいい天気です。

6/3 4:31

左から、三俣蓮華、奥に薬師、鷲羽、水晶。

6/3 4:31

西鎌方面。双六岳の向こうに黒部五郎。

6/3 4:32

笠ヶ岳の稜線。

6/3 4:33

祠越しのご来光。

6/3 4:33

念願叶いました！

6/3 4:33

山頂からの景色は格別です。

6/3 4:33

向こうに立山連峰も見えます。向こうもまだまだ雪深いですね。

6/3 4:34

穂高連峰も日が射してきました。

6/3 4:36

笠の左側に「影槍」出現！

6/3 4:37

綺麗に映っています。

6/3 4:38

もう一度西鎌方面。稜線のモルゲンが美しい！

6/3 4:38

大天井から常念までの稜線。

6/3 4:39

穂高の山々も真っ赤に染まります！

6/3 4:39

遠くに富士山まで望むことができました。

6/3 4:40

祠越しの後立山。

6/3 4:43

「影槍」AGAIN！

6/3 4:44

真っ赤に染まる穂高連峰。

6/3 4:50

太陽がまぶしい。。。。

6/3 4:50

左から、立山連峰、後立山、針の木、蓮華。

6/3 5:03

十分堪能したので、山荘に戻ります。
西鎌方面にも太陽が降り注ぎます！

6/3 5:03

穂先を見上げて。

6/3 5:03

やっぱり堂々としていますね。

6/3 5:59

常念＆蝶。

6/3 5:59

朝食後、下山します。ありがとうございました。

6/3 5:59

槍と太陽。

6/3 6:04

何回見てもいいですね。

6/3 6:10

飛騨乗越から。

6/3 6:10

降りていく飛騨沢と笠。

6/3 6:10

最後の穂先ショット！

6/3 6:19

下りは楽チンです。

6/3 6:34

雪渓もサクサク降りていきます。

6/3 6:34

雪が硬かったので、アイゼン効きました。

6/3 6:38

振り返って。山荘からまだ、30分くらいしかたっていない。。。

6/3 6:38

真ん中の平らなところが鏡平。あんな所に平坦な場所があるのが不思議です。

6/3 6:45

どんどん降りていきます。

6/3 6:45

直降下の足跡。

6/3 6:56

山荘出発の1時間後。結構下りてきました。

6/3 7:04

日が射してきました。

6/3 7:07

早朝の影。背が高くなったようです。

6/3 7:13

目印の木。

6/3 7:14

相変わらず斜度はキツい、

6/3 7:14

ここまで来れば、一安心です。

6/3 7:37

穂高見えてきました。

6/3 7:49

帰りは、夏道を帰ります。水場を越えると、夏道と雪渓が交互になります。

6/3 8:09

穂高が近づいてきた。

6/3 8:09

奥丸山。

6/3 8:31

槍平到着。

6/3 8:31

やっぱりこの景色が好きです！

6/3 8:44

小屋は開業準備中。

6/3 8:45

春だなあ。。。

6/3 8:50

青空に映える穂高連峰。

6/3 8:59

雪渓を越えていくと。。。

6/3 9:09

石標識通過します。

6/3 9:24

滝谷到着。サクッと渡るつもりが、結局、いいポイント見つからず、上流へ移動。

6/3 9:34

ここを勇気を持ってジャンプしました。無事成功。。。。

6/3 9:52

ニリンソウの群落。

6/3 9:57

樹林帯を快適に降りていきます。

6/3 10:35

白出沢到着。後は林道だけ。

6/3 10:36

笠＆抜戸。

6/3 10:36

奥穂。

6/3 10:46

小休止後、出発。

6/3 10:51

早足で林道を下ります。

6/3 11:13

穂高平小屋到着。

6/3 11:13

草原が美しい。

6/3 11:54

11：50新穂高到着。6時間弱で下りきりました！

6/3 12:00

お疲れ様でした。。。。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ ポール ヘルメット

感想

yamashina

昨年に引き続き、6月の槍ヶ岳に挑戦しました。
槍平の道迷いにも冷静に対応し、順調に登ることができました。
昨年は、雪渓が猛暑でバテバテでしたが、今年は、ガスってきた結果、ちょうどいい感じで登ることができました。
また、長年の夢であった「槍の穂先からのご来光」を最高のコンディションの中、経験することでき、想い出の1日となりました。
また、来年来ることができればいいと思います。