丹沢山・蛭ヶ岳〜バカ尾根に挑戦〜丹沢山塊最高峰へ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,166m
- 下り
- 1,897m
コースタイム
大倉8:45-9:34休憩9:40-10:19駒止茶屋10:31-10:50堀山の家-11:14戸沢分岐-11:37休憩11:44-11:51花立山荘-12:09金冷シ-12:30☆塔ノ岳☆12:59-14:08★丹沢山★14:24-15:11不動の峰-15:20分岐-15:36鬼ヶ岩-16:10★蛭ヶ岳★
◇蛭ヶ岳山荘泊
<2日目>
蛭ヶ岳山荘6:25-7:54臼ヶ岳-8:17神ノ川乗越-8:20休憩8:30-9:01金山谷乗越-10:03☆檜洞丸☆10:29-10:43分岐-12:18沢12:34-13:05車道
天候 | 1日目:晴れ→曇り 2日目:曇り→晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰り:西丹沢自然教室 車 小田急線秦野駅 |
写真
感想
以前、ヤビツ峠からの塔ノ岳登山で大倉尾根を下山道として使用した際に、「これは絶対に登りたくない」と感じたのを思い出す。この登りが非常に辛かったし、この登りの疲労感がのちのちまで祟るとは思わなかった…。振り返ってみると、この丹沢山・蛭ヶ岳登山は、2日間の歩行距離が半端なく、実際塔ノ岳を越えた時点から、「人間ではない何者かになりそう」でした。いや、荷物が重くて…食料?とにかく、そんなに急な傾斜でもないのに、荷物とともに自分自身を押し上げるのが辛かったのです。次に大倉尾根を登るには、この辛さの記憶が遠い過去になるか、日帰り用の身支度で行くか、自分がおバカになるかのいずれかの条件が必要だと、思った数日後にはまた近々行ってもいいなと思っているのだから、これは丹沢の魅力に取り憑かれてしまったのかな…。と言うのも、1日目の塔ノ岳を過ぎたあたりで、だいぶガスって尾根筋が見えにくく、視界は前後左右30〜50mくらいで、まったく気が付かなかったのだけれども、2日目にガスがサーッと晴れて、自分たちが歩いて来た尾根の全貌が見えた時に、「丹沢って広い!」「丹沢って凄い!」と、関東からそう離れていない神奈川に、こんなところがあったのかととても感動したんです。12日の蛭ヶ岳山荘は、80人を超える登山者で賑わっていて、でもその半数が表丹沢へ下山すると知った時は、もうあんな距離歩けない!と信じられない思いでしたが、なるほどこれが理由かと西丹沢へ抜ける道すがら合点したものです。ただし、晴れ間は午前のしかも早い上に短い時間帯で、山の天気は本当に厳しい!10時ごろには富士山も隠れたし、塔ノ岳もガスに包まれていました。そうそう、紅葉はと言いますと、そもそも丹沢は色付きのよい種類が少ないらしいのですが、山の中腹より下あたりは見頃を迎えていました。なかなかカメラを構える余裕のない山行でしたが、達成感はひとしおですね。
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