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Yamareco

記録ID: 1514214
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

馬蹄系諦め、谷川岳・茂倉岳(天神尾根↑・茂倉新道↓)茂倉岳避難小屋泊

2018年06月30日(土) 〜 2018年07月01日(日)
 - 拍手
子連れ登山 k2saka その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
26:10
距離
14.0km
登り
1,143m
下り
1,822m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:47
休憩
1:07
合計
5:54
8:06
12
8:49
8:51
39
9:30
9:30
49
10:19
10:36
22
10:58
11:25
7
11:32
11:33
20
11:53
11:53
9
12:02
12:20
40
13:00
13:00
22
13:22
13:23
22
13:45
13:45
15
14:00
14:00
0
14:00
宿泊地
2日目
山行
3:27
休憩
1:52
合計
5:19
4:50
17
茂倉岳避難小屋
5:07
5:55
10
6:05
7:08
60
8:08
8:08
88
9:36
9:37
13
9:50
9:50
19
10:09
10:09
0
10:09
ゴール地点
途中、スマホ再起動の後、2回ほどログを取り忘れています。
天候 1日目:晴れ後雨、2日目:曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ駐車場(500円)に駐車しました。入山翌日の7月1日が谷川岳山開きでしたが、6月30日はロープウェイ駐車場は空いていました。翌7月1日は駐車場は満車に近かったようです。

下山後は、土樽駅からJR上越線で土合駅まで戻りました。こちらは電車の運行本数が少ないので注意が必要です。1本逃すと2時間待ちとなります。
コース状況/
危険箇所等
○天神尾根(上り)
山開き前日のため、そんなには混雑していませんでした。クサリ場の渋滞もありませんでした。なお肩の小屋、山頂は大混雑でした。

○谷川岳→一ノ倉岳→茂倉岳→茂倉岳避難小屋
オキの耳を過ぎるとだいぶ人が減ります。奥ノ院を過ぎるとさらに人が減ります。虫が多い区間と聞いていましたが、風があったためかあまり気になりませんでした。一部岩場がありますので強風時は転倒注意です。なお、本来は蓬峠へ向かう計画でしたが、正午を過ぎると越後湯沢や巻機山方面に雲が発達し、さらに雷鳴が聞こえだしたので、茂倉岳避難小屋に待避しました。

○茂倉岳避難小屋
最大20名程度泊まれる大きな避難小屋でした。入口の戸の立て付けが悪く、思いっきり引っ張らないと開きません。マットや簡易シュラフも数組置いてありましたが、あくまで避難小屋です。水場は冷たくて美味しい水がチョロチョロと流れでていました。トイレも有ります。夜になって、雷雲に囲まれましたが立派な小屋でしたので安心でした。なお、この日の宿泊者は9名(ソロ×2、二人組×2、3人組×1)で、快適に過ごせました。なお、夕方の小屋周りの虫の多さは半端なかったです。

○茂倉岳避難小屋→(茂倉新道)→土樽駅
小屋からは尾根上を一気に下ります。夜の雨と朝露でズボンがビショビショになります。濡れていると足場が滑るので転倒注意です。樹林帯に入ると大きな木の根っこで歩き難い区間があります。登山口まで降りきると、駅まではアスファルト道です。夏期は非常に暑いので熱中症等に注意が必要でしょう。途中に水場があります。またJRのトンネル入口は冷気が強く、寒い位に涼めます。
その他周辺情報 下山後は、いつもの通り掛け流しの温泉、鈴森の湯を利用しました。空いていました。
http://suzumorinoyu.com/

下山後、昼食を取ろうと思っていた土合駅そばのドライブインは団体貸切でした。
山開き前日の土曜日ですが、8時前なのでロープウェイはガラガラです。
2018年06月30日 07:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 7:37
山開き前日の土曜日ですが、8時前なのでロープウェイはガラガラです。
7:53 ロープウェイからは山頂が綺麗に見えました
2018年06月30日 07:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/30 7:53
7:53 ロープウェイからは山頂が綺麗に見えました
天神平からは白毛門もはっきり
2018年06月30日 08:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 8:07
天神平からは白毛門もはっきり
夏道は暑そうです
2018年06月30日 08:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/30 8:10
夏道は暑そうです
10:53 肩の小屋直下 暑さのためか、二人とも体調不良でスピードが上がりません
2018年06月30日 10:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/30 10:53
10:53 肩の小屋直下 暑さのためか、二人とも体調不良でスピードが上がりません
11:51 肩の小屋で休憩してから谷川岳へ。けっこうな人がいます。
2018年06月30日 11:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 11:51
11:51 肩の小屋で休憩してから谷川岳へ。けっこうな人がいます。
奥ノ院まで来ると、人がだいぶ減ります。
2018年06月30日 11:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/30 11:59
奥ノ院まで来ると、人がだいぶ減ります。
12:03 安全登山祈願
2018年06月30日 12:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/30 12:03
12:03 安全登山祈願
12:38 一ノ倉岳を目指しますが、やはり天候悪化の兆しが!
2018年06月30日 12:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 12:38
12:38 一ノ倉岳を目指しますが、やはり天候悪化の兆しが!
写真で見るより怖いです。
2018年06月30日 12:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
6/30 12:50
写真で見るより怖いです。
歩いてきた谷川岳をふりかえります。左の一ノ倉沢が切れています。
2018年06月30日 13:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 13:06
歩いてきた谷川岳をふりかえります。左の一ノ倉沢が切れています。
13:22 一ノ倉岳山頂近くの避難小屋。カマボコ型です。
2018年06月30日 13:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/30 13:22
13:22 一ノ倉岳山頂近くの避難小屋。カマボコ型です。
定員は3,4名といったところでしょうか。綺麗な板でした。
2018年06月30日 13:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 13:22
定員は3,4名といったところでしょうか。綺麗な板でした。
湯沢や巻機山の上空には雷雲が迫っていたので、蓬峠への縦走はあきらめて避難小屋に避難することにしました。
2018年06月30日 13:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/30 13:22
湯沢や巻機山の上空には雷雲が迫っていたので、蓬峠への縦走はあきらめて避難小屋に避難することにしました。
13:36 ゴロゴロが聞こえます。雷光も数回見えました。
2018年06月30日 13:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 13:36
13:36 ゴロゴロが聞こえます。雷光も数回見えました。
ドンドン発達しました。
2018年06月30日 13:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 13:45
ドンドン発達しました。
13:45 茂倉岳山頂。標高1978mは、谷川岳(オキの耳)よりも1m高いのですね。
2018年06月30日 13:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/30 13:45
13:45 茂倉岳山頂。標高1978mは、谷川岳(オキの耳)よりも1m高いのですね。
気持ちの良い稜線ですが前方の雲が気になって足を速めます。
2018年06月30日 13:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 13:47
気持ちの良い稜線ですが前方の雲が気になって足を速めます。
13:49 立派な避難小屋がすぐに見えてきました。
2018年06月30日 13:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 13:49
13:49 立派な避難小屋がすぐに見えてきました。
避難小屋から約1分の水場。冷たいおいしい水です。水量が少ないので渇水注意ですね。
2018年06月30日 14:01撮影 by  SO-01K, Sony
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6/30 14:01
避難小屋から約1分の水場。冷たいおいしい水です。水量が少ないので渇水注意ですね。
17:03 ガスに包まれた茂倉岳避難小屋。蓬峠小屋よりもサイズは大きいかもしれません。
2018年06月30日 17:03撮影 by  SO-01K, Sony
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6/30 17:03
17:03 ガスに包まれた茂倉岳避難小屋。蓬峠小屋よりもサイズは大きいかもしれません。
18:13 避難小屋前からの夕方の景色。
2018年06月30日 18:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6/30 18:13
18:13 避難小屋前からの夕方の景色。
19:00 夕焼けは見えませんでしたが、昨年歩いた主稜線の雲海が綺麗でした。
2018年06月30日 19:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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6/30 19:00
19:00 夕焼けは見えませんでしたが、昨年歩いた主稜線の雲海が綺麗でした。
4:18 翌朝、黒い雲と朝焼けと月。
2018年07月01日 04:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 4:18
4:18 翌朝、黒い雲と朝焼けと月。
大源太山のトンガリ具合がよいですね。奥は巻機山でしょうか?
2018年07月01日 04:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 4:20
大源太山のトンガリ具合がよいですね。奥は巻機山でしょうか?
4:37 寝ぼけた息子を起こして、茂倉岳へ空身でピストン。
2018年07月01日 04:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 4:37
4:37 寝ぼけた息子を起こして、茂倉岳へ空身でピストン。
良い感じの稜線です。
2018年07月01日 04:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 4:43
良い感じの稜線です。
4:56 すっかり日が昇ってしまった茂倉岳の山頂から、武能岳、大源太山方面を望む。最低鞍部からの登り返しが辛そうなルートです。
2018年07月01日 04:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 4:56
4:56 すっかり日が昇ってしまった茂倉岳の山頂から、武能岳、大源太山方面を望む。最低鞍部からの登り返しが辛そうなルートです。
遠くに苗場山
2018年07月01日 04:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 4:58
遠くに苗場山
一ノ倉岳と谷川岳(トマ、オキ)
2018年07月01日 05:00撮影 by  SO-01K, Sony
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7/1 5:00
一ノ倉岳と谷川岳(トマ、オキ)
茂倉岳と谷川岳
茂倉岳、上空約100m。綺麗な分岐です。
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茂倉岳、上空約100m。綺麗な分岐です。
5:41 1時間近く山頂で過ごした後、朝ご飯を食べに避難小屋に戻ります。
2018年07月01日 05:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/1 5:41
5:41 1時間近く山頂で過ごした後、朝ご飯を食べに避難小屋に戻ります。
7:00 小屋からの出発は最後になりました。せっかくなので全面的に掃き掃除を実施。利用料はポストに入れさせてもらいました。
2018年07月01日 07:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 7:00
7:00 小屋からの出発は最後になりました。せっかくなので全面的に掃き掃除を実施。利用料はポストに入れさせてもらいました。
様々な情報が掲示されていました。DoCoMoの電波は、時々4G で受信可能でした。(LINE写真送信は問題なし)
2018年07月01日 07:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 7:00
様々な情報が掲示されていました。DoCoMoの電波は、時々4G で受信可能でした。(LINE写真送信は問題なし)
茂倉岳避難小屋の内部。綺麗な小屋でした。窓は二重窓です。
2018年07月01日 07:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/1 7:03
茂倉岳避難小屋の内部。綺麗な小屋でした。窓は二重窓です。
7:09 さて下山開始。
2018年07月01日 07:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 7:09
7:09 さて下山開始。
7:10 一気に高度を下げます。登山口(下山口)が見えています。下草の水滴で、足がビショビショになります。
2018年07月01日 07:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 7:10
7:10 一気に高度を下げます。登山口(下山口)が見えています。下草の水滴で、足がビショビショになります。
川棚の頭(1683地点)で、コーラ缶が爆発!岩への接触だったのかもしれませんが、一瞬なにが起こったのかわからずビックリでした。
2018年07月01日 07:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 7:34
川棚の頭(1683地点)で、コーラ缶が爆発!岩への接触だったのかもしれませんが、一瞬なにが起こったのかわからずビックリでした。
7:36 茂倉岳を振り返ると、小屋がはっきり見えました。
2018年07月01日 07:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/1 7:36
7:36 茂倉岳を振り返ると、小屋がはっきり見えました。
8:05 矢場の頭(1490地点)に到着。だいぶ降りてきました。しかし暑い日でした。
2018年07月01日 08:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/1 8:05
8:05 矢場の頭(1490地点)に到着。だいぶ降りてきました。しかし暑い日でした。
昨年歩いた万太郎山と主稜線がはっきり見えます。絶景のルートです。ただし、上越エリアの直登ルートはエグい登りなので、茂倉新道を登るのはちょっと避けたいです。
2018年07月01日 08:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/1 8:18
昨年歩いた万太郎山と主稜線がはっきり見えます。絶景のルートです。ただし、上越エリアの直登ルートはエグい登りなので、茂倉新道を登るのはちょっと避けたいです。
8:44 矢場の頭から先は、倒木などで一部歩きにくい区間があります。
2018年07月01日 08:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/1 8:44
8:44 矢場の頭から先は、倒木などで一部歩きにくい区間があります。
9:35 ほぼコースタイム通り、小屋から約2時間30分で登山口まで下山しました。暑くて暑くて、死にそうです。
2018年07月01日 09:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/1 9:35
9:35 ほぼコースタイム通り、小屋から約2時間30分で登山口まで下山しました。暑くて暑くて、死にそうです。
トボトボと舗装道路を歩きます。
2018年07月01日 09:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/1 9:41
トボトボと舗装道路を歩きます。
日影が嬉しいアスファルト
2018年07月01日 10:00撮影 by  SO-01K, Sony
7/1 10:00
日影が嬉しいアスファルト
10:04 電車出発の6分前に土樽駅に到着。
2018年07月01日 10:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/1 10:04
10:04 電車出発の6分前に土樽駅に到着。
土合駅に戻ってきました。この日は谷川岳の山開きだったことを初めて知りました。
2018年07月01日 10:52撮影 by  SO-01K, Sony
7/1 10:52
土合駅に戻ってきました。この日は谷川岳の山開きだったことを初めて知りました。
ロープウェイのりばで「いってらっしゃい」と言われながらもらった開山祭の祈念水。バッジ付きでした!
2018年07月01日 11:15撮影 by  SO-01K, Sony
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7/1 11:15
ロープウェイのりばで「いってらっしゃい」と言われながらもらった開山祭の祈念水。バッジ付きでした!
鈴森の湯の食堂で、モツ煮をいただく。
2018年07月01日 13:20撮影 by  SO-01K, Sony
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7/1 13:20
鈴森の湯の食堂で、モツ煮をいただく。
定番です。掛け流しの露天が最高ですよ。
2018年07月01日 13:38撮影 by  SO-01K, Sony
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7/1 13:38
定番です。掛け流しの露天が最高ですよ。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テントマット シェラフ

感想

体調不良と雷のため、茂倉岳避難小屋泊で茂倉新道での下山と、超ショートカットルートとなりました。ご機嫌な縦走路ですが、思った以上に気温が高く、日焼けにも注意が必要でした。

参考情報)学生時代、いやOBになって数年目かもしれませんが、川場谷を遡行後に家ノ串付近で雷にやられた経験があります。稲妻が横向きに走り、落雷による地響き、そして同行者のザックが光った時は、死を覚悟したものです。そんな訳で雷を極めて恐れています。

久しぶりに週末が空いたので、是非行きたかった谷川岳馬蹄系を計画しました。反時計回りが王道らしいですが、1日目の後半に天候悪化の予報があること、またロープウェイ利用が体力的に楽そうなので、時計周りルートとして登山届けをネット提出しました。
土曜の早朝、途中のコンビニで食べたサンドイッチが合わなかったのか、谷川岳ロープウェイの駐車場でリバースしてしまいました。息子もなんだか腹が痛いとのことで、様子を見ながら出発です。ロープウェイはガラガラ、天候も高い雲はあるけど午前中はなんとかなりそうな予報です。天神平から熊穴沢避難小屋までは樹林帯の中なのでなんとかなりましたが、その先の岩場区間は日差しが直撃して、暑さにもやられてしまいました。天神ザンゲ岩で20分以上ユックリと休憩をとり、最後の急登を越えて肩の小屋まで、テント装備とは言え3時間近くかかってしまいました。こりゃ今日はダメかなと思っていたのですが、絶景を見ながら小屋でコーラを購入してやや復活。息子と相談して蓬峠までは行ってみようとなりました。
トマの耳は座る場所もないくらいの人だらけでパス、オキの耳では写真だけとって先を急ぎます。奥ノ院までくると、人はほとんどいなくなります。大きな鳥居を通過し、祠でいつもどおり安全登山祈願。雲が多くなってきたので先を急ぎます。
途中の岩場で簡単な昼食をとっていると、前方の雲が大きくなってくるのがわかります。先を急いでいると、ノゾキ付近で北側の遠くから遠い雷鳴が聞こえました。一ノ倉岳直下の急登をあがると、雲の中に雷光が見えました。こりゃダメだということで、蓬峠への縦走はあきらめ、茂倉岳避難小屋へ避難となりました。
小屋には先行者1名が休憩していました。この方は様子を見て茂倉新道を下山されました。昼過ぎに到着後は特にすることがないので、昼寝大会となりました。この日は最終的には我々を含めて9名の利用となりましたが、大きな小屋だったので快適に過ごせました。なお水場は小屋裏からちょうど100歩。チョロチョロとした流れですが、湧き水のため凄く冷たいおいしい水でした。夕方小屋外に出ると、幻想的な風景が広がります。ただし虫の多さには閉口です。耳や鼻に飛び込んできます。
夕食後に、小屋は雷雲に囲まれて一時雨も強くなりましたが、立派な小屋なので恐怖間はありません。宿泊者全員、19時頃には眠りにつきました。

翌朝、同宿の方のスマホの目覚ましがガンガン鳴って起床。小屋外に出ると、有名国立大ワンゲルのTシャツ姿の若者(現部ではなくおそらくOB)がちょうど出発するところでした。これから蓬峠、大源太へ縦走するとのこと。我々は、荷物を置いて早朝の茂倉岳へ散歩としました。少し雲が残っていましたが、山頂にいる間にどんどん天候が良くなりました。これなら縦走しても良かったと思いましたが、鉄道の時間があるので、小屋に戻って朝食をとって、長くて急な茂倉新道を下山開始。
最初は、見晴らしの良い稜線をいっきに高度を下げます。このルート、特に谷川岳主稜線の景観が素晴らしい! 主稜線は昨年同時期に父子で縦走したのですが、雨と風で楽しい登山ではありませんでしたが、今回の茂倉側から見る景色は素晴らしものでした。ただし下草の朝露でズボンがビショビショです。風があったので虫は気になりません。途中で、同宿した先行ペアの方を抜いて、ほぼコースタイム通りで土樽駅へ。最後ロードのアスファルトは暑くて死にそうでした。途中に、一箇所ドバドバと出る水場があり顔を洗って復活、さらにJRのトンネル付近では冷気が強く、寒い位でした。10:10の電車を逃すと次は2時間待ちとなるので、駅手前ではあせりましたが、出発5分前に土樽駅に到着となりました。自動販売機でジュースを買おうとすると、1000円札が無くてマジで泣きそうに。同じ電車を待っている登山者の好意に甘え、両替していただけました。ありがとうございました。

この日(7月1日)は谷川岳の開山祭だったようです。戻ったロープウェイのりばでは、無料で水とバッジをもらいました。スタッフに「いってらっしゃい、気をつけて」と声をかけられましたが、実はトレッキングは終了で、これから帰るとは言いにくい状況でした。。。
谷川エリアの帰りは、鈴森の湯が定番です。冷たくて深いフロ桶は、筋肉痛に良いと勝手に信じています。露天風呂も12時頃だと貸切でした。最近我々父子で流行の「モツ煮」も美味でした。

今回は、体調不良と天候の読み不足で馬蹄系は早々にあきらめましたが、谷川連峰で二番目に高い茂倉岳に登れ絶景に恵まれたこと、また快適な避難小屋に泊まれたことは、良い経験となりました。今度は気温があまり高くない時期に馬蹄系を再度チャレンジしようと思った次第です。

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