梅雨明けの白峰三山
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- GPS
- 31:39
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,817m
- 下り
- 3,500m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 11:02
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り バス 奈良田→下部温泉 電車 下部温泉→甲府→新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大門沢小屋の下の橋が壊れてて丸太で渡している箇所は要注意 |
写真
感想
そもそもは日が長いから奥多摩三山 日帰り制覇を目指してたんだけど、梅雨が明けてあまりに暑いから、急遽白峰三山に変更。
プランは、広河原山荘テン泊→北岳→間ノ岳→農鳥小屋テン泊→農鳥岳→奈良田に下山。
変更したのが6/30で行ったのが7/1。7/1の仕事を6/30夜と7/1 早朝に済ませて、11:45の新宿発、甲府着のバスに。そして14:05の甲府初 15:58 広河原着のバスにて、広河原に。そこでテン泊。
でも中央高速が渋滞したら甲府からのバスに間に合わないから、一本早い新宿発 10:45に。これが正解。13時半ころに甲府に着いて無事広河原行きに。
広河原山荘には16時過ぎに着いてテント張って、少し食べて即寝。
翌日4時起床。外はいい感じの朝焼け。5時スタート。
スタート直後やけにキツイ。16〜7kgだからそうでもないはずだけど、いつもと反対の右腰が痛くなってきた。こりゃ、農鳥小屋までは無理かな、と弱気で登る。特に御池小屋までがキツかった。その後は樹林帯を抜けて、お花畑があったり空の青さに、堂々とした北岳が見えたりと気分高揚してきて、キツさが消滅。
北岳にややガスがかかってきた。すれ違う人にあと1時間早かったらね、なんて不吉な声をかけられる。それでも登ってるうちにまた晴れてきた。
肩の小屋で軽くブレイクして、また登る。北岳の周りはピーカンに。
山頂到着。鳳凰も甲斐駒ケ岳も仙丈ヶ岳もくっきり。富士山方面はガスってたけど、たまに顔を出してくれた。
山頂は携帯アンテナ立ったから1時間くらいFBやLINEで友人達とコミュ。
間ノ岳のほうを見るとガス。そのうち晴れると期待して北岳下山。腹が空いたから北岳山荘でカレーライス。同じテーブルにいた若者曰く、奈良田方面は崩落があって行けないかもと。
ダメなら両股小屋でテン泊して、翌日仙丈ヶ岳を超えて北沢峠に下山かな、と思いつつ北岳山荘を間ノ岳に向けてスタート。すれ違う人にどこからか聞くがほとんどが北岳ないし北岳山荘からのピストンで奈良田からの人はいない。やっと1組奈良田からのカップル。崩落箇所はあるけど、ちゃんも迂回路があるから大丈夫👌
安心して間ノ岳に向かう。
間ノ岳山頂。北岳と違って人は疎ら。でもいることはいたから写真を撮ってもらった。周りはガスってたが、ここだけはガスなくいい感じ。
間ノ岳の下りは急勾配で岩がゴロゴロしてて難儀だ。でも前に見える稜線上の農鳥小屋とその先に見える農鳥岳は絶景。
途中外国人コンビに抜かされてトボトボ着いて行くが速い。ストックとないのにスタスタ降りてく。
小屋に着くとそのコンビがテン泊の受付中。どっちもフランス人で、一人は甲府でブドウ園でバイトしててもう一人はその友達でフランスから来たらしい。葡萄園は奥さんが日本人で日本語をよく喋る。
テン場からの夕暮れの富士山、間ノ岳、農鳥岳が綺麗。
テン場はほぼ稜線上にあるから風が強い。こんな強風でテント張るのは初めて。安物テントだからワンタッチで張らないから苦労してなんとか設営。でも安物だからと張り方がいい加減だから一回はフライシートが半分剥がされる。なんとか岩で固定して寝たが、夜中ずっと風になびくテントの音を聞きながら3時過ぎに起床。
夜明け前の富士山が綺麗なこと。そして夜明け。テン泊の醍醐味。
5時過ぎに小屋を出て、6時半前に農鳥岳山頂。周りは富士山、北岳、間ノ岳に塩見に荒川三山と素晴らしい眺望。多いに来た甲斐あり!
さてここから奈良田まで2200m下りるのが大変だ。
途中、大門沢小屋の下の橋が壊れてて丸太で渡してあるとこを苦労して渡ったら今度は道に迷って、うっかり崩落箇所に足を取られて10mくらい滑落って言うか滑り落ちた。特に怪我はなく、落ちた地点に赤いテープがあって一安心。
その後も何回か道に迷ったがなんとか崩落迂回路にたどり着いてそのまま奈良田の里 温泉に。
それにしても長い下りだった。
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