雨の大雪山 旭岳〜ヒサゴ沼〜天人峡
- GPS
- 24:38
- 距離
- 58.9km
- 登り
- 2,536m
- 下り
- 3,515m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:51
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:18
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:15
天候 | 6月28日 雨 のち 曇り 6月29日 曇り のち 雨 6月30日 曇り 時々 日差し 7月1日 曇り 直ぐに雨 7月2日 雨 のち 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
旭川空港からタクシーで道草館の近くのコンビニへ 2060円 道草館(10:00)から期間限定の無料バスで旭岳(10:35)へ 旭岳ロープウェイ(10:45)で姿見へ 帰り天人峡(11:25)から期間限定の無料バスで旭岳(11:55)へ 旭岳(12:00)からいで湯号で旭川空港(12:50)へ 1000円 期間限定の無料バスは、 道草館〜旭岳〜天人峡で運行しています。 期間は6/12〜8/10 詳しくは東川観光協会のホームページで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
姿見周辺は残雪あり 避難小屋から山頂までは夏道です 裏旭テン場はでています 白雲岳避難小屋のテン場は水分たっぷり 半分以上は残雪の下でした 忠別岳避難小屋のテン場は1張り分でした 水場は小屋から雪渓を少し下りました 避難小屋内部は雨漏りしています 下の半分と上の板の張り替えた半分です 雨天時は要注意です ヒサゴ沼避難小屋の一部を除きテン場は水分たっぷり 避難小屋までの2つのルートは残雪あり 急な区間もあるので気温が低い時はアイゼンが必要かと思います 水場は雪渓からの融雪水がたっぷり流れていました 2つあるトイレの一つが内側から鎖錠されています 誤って鎖錠されたものと思います 誰か長さ20cm以上 幅1cm程度 厚さ1mm程度の金属板で隙間から解錠していただけたら幸いです 天人峡へのルートは、 前半は歩き易い道でした 第2公園から木道までは雨と雪解けで沢や沼地を歩いていました 第1公園はゆっくりしたい場所でしたが停まると全身虫だらけでした 虫の攻撃は天人峡への最後のつづら折りの道近くまで続きました 最終日のログが反映されていません 後日、追加の写真と共にログも修正します |
写真
感想
今年は幌加温泉からニペソツ山へ登り、崩れた林道を歩いてユニ石狩岳登山口から音更山を経由し沼ノ原を通り表大雪へ抜ける計画を立てました。
しかし梅雨前線が北日本に停滞。
旭川空港に着いた時点で予定変更して旭岳へ向かいました。
雨の大雪山は楽しいのだろうか?
そんな疑問もありましたが、白雲岳避難小屋へ向けてスタート。
白い世界を何度となく登った記憶と共に歩きました。
旭岳山頂は展望ゼロ、何の未練もなく通過。
裏旭テン場はでていました。
白雲岳分岐手前の雪渓辺りからガスが動き周りの山が見えて気分も上向きになりました。
それも束の間でテントを張ったらガスの中へ。
翌日以降の計画は忠別岳避難小屋から大沼ピストン、その後ヒサゴ沼避難小屋からトムラウシ山ピストン、3日に天人峡へ下山する事にしました。
29日は曇っているものの9時頃までは風は弱く展望もあり大雪山を楽しめました。
それも忠別岳避難小屋分岐辺りで雲が垂れ込めてきて雨も降り出し忠別岳避難小屋へ向かいました。
水を確保して少ししたら雨風が強くなり夜中まで続きました。
30日は起きると風が強く白い世界だったので大沼ピストンは諦めてヒサゴ沼まで移動する事にしました。
五色岳へ登ると沼ノ原方面が明るかったので大沼へピストンしなかった事に後悔しました。
テントを担いで大沼へ向かっても大沼のテン場は水没していると思いそれも諦めました。
ヒサゴ沼避難小屋は貸切。
テントは後から来た方が張っていました。
余った時間は小屋前で濡れた靴を干したり読書したり優雅なヒサゴ沼ライフを満喫です!
1日は起きると明るいのでトムラウシ山へ向かいました。
雪渓が固くアイゼンが必要と思った時には急斜面の途中。怖い思いで慎重に靴を蹴り込みながら登りました。
登ったらあれよあれよとガスがでて、よく言えば幻想的な日本庭園を楽しめました。
天沼辺りはロードオブザリングの映画の死の沼のワンシーンのようでした。
悪く言えばただの白い世界です。
ロックガーデン途中で雨が降り出し途中の岩屋まで撤退。
雨は強くなりトムラウシ山は諦めて避難小屋へ戻りました。
戻る時にはガスも濃くなり途中でルートから少し外れていました。直ぐに矢印が見えたのでルートに復帰したものの避難小屋と逆へ歩いていました。気がついたのは撤退地点…
その日は終日雨風は止まず。
2日は前日のラジオで3日の天気が荒れ模様との事で下山する事にしました。
化雲岳を過ぎた辺りから雨も風も弱くなり歩きやすくなりホッとしました。
第2公園からは雨風が止んで蒸し暑い!
道は泥濘み、沢の様に水が流れカッパも脱げず全身ずぶ濡れ!
第1公園は花が咲き始めていて気持ちのいい場所でしたが、虫が多く停まると全身に虫が集りました。
億劫がらずザックの中から虫除けネットを出せばよかったと反省。
天人峡へ下山して荷物を少し整理、期間限定の無料バスで旭岳へ、そこから旭川空港へ向かいました。
天気が悪いのは予報で分かっていたので諦めての入山でした。
それでも北海岳からの道沿いには少ないけど花が咲いていて、たまに見えた大雪の山々を楽しめたのは良かったです。
またトムラウシ山遭難事故が脳裏をよぎり無理をしなかったのはいい経験ができたと思っています。
今回も少ないですが出会いがありました。
旭岳山頂手前から北海岳までご一緒してくださった方、白雲岳避難小屋のテン場でご一緒した方、ヒサゴ沼避難小屋でご一緒したお二人の方、ありがとうございました。
また何処かでお会いしましょう。
毎年同じような時期に北海道で登山している0041さん、きっと気づかれていると思いますが、大雪十勝縦走始められた頃より、悪天率上がってると思いませんか?
もともとこの時期は「晴れ特異週間」と思ってたのに、ここ数年は曇雨が多いんですよね。
それはそうと、今年もおつかれさまでした。最初に立てられてた壮大な計画はまた次に持ち越しとなりましたが、ぜひまたチャレンジしてください。
ご存知の通り、お互い天気に苦しめられて計画ならず・・・なわけでしたが、なんだか同じような時期に同じように天気に恵まれず戦ったというのが、嬉しくもあります。傷をなめ合う仲間意識とでもいいますか・・・(笑)
またぜひ北海道へ来てくださいね。
そうなんですよ。悪天率が上がる上がるです。
私も6月中旬から7月初めは晴れが多いと確信していましたからね。
それが今年はお日様が見えたのが1時間あるかないかでした。
もう一つの異常と言うか、天候不順のイタズラか、雪解けが進んでいるのに花が少なかった事です。
今年の異常な暖かさで花も期待していたんです。
来週以降、晴れたら一斉に咲き揃う事でしょう。
最初の計画は諦めていません。
ヒサゴ沼から見たニペで決意を新たにしました。
お互いに本当に天気に恵まれませんね。
自分も寝袋さんが他人とは思えないです。
機会がありましたら是非一緒に歩きましょう!
いや是非機会をつくりましょう!
来年も北海道を歩きに行きますのでよろしくお願いします!
私はきっと0041さんにはついていけないので、
もし0041さんが計画を実行されるとして、白雲かヒサゴなどで待ってて、少しだけでも一緒に歩くというのもありですかね。
来年、もし同じ時期に歩けるようでしたら・・・楽しみですね。
気まぐれで来年大雪行くかどうかもわかりませんが、
その時はよろしくお願いします。
いえいえ寝袋さんと歩けたらセカセカ歩く事はありませんよ。
お互いにソロが基本ですから、付かず離れずの距離で写真を撮ったりしながら歩く気がします。
その時はよろしくお願いします。
何もなく下山されて、本当によかったです。
0041さんが北海道にいる頃は、こちらは連日の猛暑でしたが、そちらは梅雨前線の影響で大変でしたね。
昨年、ご一緒した時も雨の日が多く、自分はとても辛かったですが、今回はその比ではありませんでしたね。
それでも、チャレンジするとは、さすが0041さん、こんな状況でも何かを得て帰ってきたのでしょうね。
また、今度詳しくお話しを聞かせて下さい。
本当にお疲れ様でした。
nori56さん、コメントありがとうございます。
レコを見ると最悪の山歩きに感じると思いますが、本人は結構楽しんでいたんです。
花が例年より少なくても関東の山よりは格段に多いし、ピークハントができなくても広大な大雪を見る事は出来たので満足しています。
まあソロなので行程はどうとでもなりますからね。
今年もどこかへテントを担いで山歩きしましょう!
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