乗鞍岳 千町尾根ピストン

2018年07月14日(土) 〜 2018年07月15日(日)

• GPS: 38:22
• 距離: 34.9km
• 登り: 2,254m
• 下り: 2,244m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:25
• 合計: 7:46

4:40 独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立乗鞍青少年交流の家
7:52 8:17 丸黒山
12:26 奥千町避難小屋

2日目

• 山行: 12:32
• 休憩: 1:49
• 合計: 14:21

4:35 奥千町避難小屋
6:52 6:52 皿石原
7:53 8:21 乗鞍岳
9:14 9:14 皿石原
10:57 11:54 奥千町避難小屋
14:54 15:18 丸黒山
18:56 ゴール地点

最後に電池切れしたようです。直線で終了になってます。

天候

7/14　晴れ　
スタート時（AM4:30　標高1510m）　気温17℃
避難小屋（13：00　標高2230m）　気温26℃　暑いがそよ風心地よい
7/15　晴れ　
早朝　標高2500付近　気温13℃　風2〜3m/s　少し寒いくらい
避難小屋（11：30）気温28℃　日影が欲しいくらい
下山時（19：00　標高1510m）26℃

下界は猛暑で熱中症患者が多数出たほど。山も暑かったです。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高山市中心部より40〜50分程。国立乗鞍青少年交流の家の駐車場利用させていただきました。キャパ100台以上あると思います。

コース状況／危険箇所等

登山ポストはありません。岐阜県警へのメール提出を推奨してます。

青少年交流の家〜丸黒山
よく整備されてます。危険個所はありません。交流の家付近は遊歩道あり分岐多いので注意。

丸黒山〜奥千町避難小屋
丸黒山から200m弱の激下りありますが、それ以外は穏やかなアップタウンが連続します。最近の登山地図では破線ルートになってますが踏み跡は続いてました。ただし、手が入ってないのでササヤブで埋もれてるところが断続してました。GPSはあったほうがいいと思います。

奥千町避難小屋〜乗鞍岳（剣ヶ峰）
最初はヤブ多い。2400m以上はハイマツの切通しあり。そこそこヤブっぽいが踏み跡ははっきりしてました。山頂付近はガレガレ。

写真

7/14 4:43

国立乗鞍青少年交流の家からスタート

7/14 4:49

交流の家の裏側が丸黒山への登山口

7/14 5:21

気持ちの良い散策路です。

7/14 6:15

日陰平
避難小屋あります。

7/14 7:21

イチヤクソウかな

7/14 8:02

丸黒山山頂
中央に三等三角点
眺めは良いです。

7/14 9:20

ヤブが断続する登山道です。

7/14 9:40

白山が見えます。

7/14 9:51

ツクバネソウ

7/14 11:00

木道あり
泥濘もあります。

7/14 11:22

何気なく撮影した水準点
この写真がこの後話題となりました。

7/14 11:28

千町ヶ原
高層湿原です。

7/14 11:29

池塘とワタスゲの風景

7/14 11:30

ワタスゲ

7/14 11:32

かつては祈りの道であったようです。
たくさん見かけました。

7/14 11:50

最近設置された屋根
上部では壊れたお姿もありました。

7/14 11:59

ニッコウキスゲは上部の池塘で多く見かけました。

7/14 11:59

正面の丘にさらに高層湿原あります。

7/14 12:31

そこの中心辺りに避難小屋あります。
再建された建物のようです。
旧朝日村（現高山市）で管理されてるようです。きれいで快適でした。

7/14 14:26

散策します。
ニッコウキスゲ
アップで

7/14 14:28

小屋のロケーション素晴らしいです。

7/14 14:36

上部を少し散策

7/14 14:46

バイケイソウの森

7/14 14:48

屋根付新居

7/14 15:07

Y
小屋への分岐

7/14 15:12

避難小屋のサンダルで散策

7/14 16:51

雲が取れて山頂付近が見えてきました。

7/14 19:15

夕景

7/14 19:18

落日

7/15 4:40

翌朝
黎明の御嶽山

7/15 5:17

笠ヶ岳

7/15 5:24

白山

7/15 5:24

乗鞍岳の剣ヶ峰を目指す途中より御嶽山の剣ヶ峰を望む。
来年は行けるだろうか。

7/15 5:33

せんちょう　のりくら

7/15 5:35

ハイマツの枝はカットしてあります。
ササもそこそこ元気。

7/15 5:36

シャクナゲまだ頑張ってました。

7/15 5:38

ハイマツの切通し

7/15 5:49

登ってきた尾根を振り返る

7/15 6:07

ちょっと遅い私たちの日の出

7/15 6:43

見守ってくれます。

7/15 6:45

お花畑もあります。

7/15 6:51

チングルマが多いです。

7/15 6:53

ハクサンイチゲは少なめ。

7/15 7:09

雪渓はここ1か所だけでした。
10mほど。問題なし。

7/15 7:17

分かりにくい写真ですがライチョウです。
多いです。

7/15 7:37

高天ヶ原

7/15 7:43

ミヤマダイコンソウ

7/15 7:45

コマクサと剣ヶ峰

7/15 7:49

背後に中央アルプスと南アルプス

7/15 7:50

剣ヶ峰直下
ロープで規制してます。

7/15 7:51

コマクサの群生あります。

7/15 7:52

アップで

7/15 8:05

山頂直下
千町尾根への分岐

7/15 8:05

畳平からのルートと合流
こちらも素晴らしい眺めです。

7/15 8:08

山頂のお社
にぎわってます。

7/15 8:09

山頂標柱
順番待ちでした。

7/15 8:10

大日岳（奥の院）と御嶽山

7/15 8:10

手前に焼岳
背後に槍〜穂

7/15 8:26

シロツメクサ

7/15 8:52

剣ヶ峰を後にします。

7/15 9:21

お花畑に戻りました。
ミヤマダイコンソウの群生。

7/15 9:23

お花畑を歩きます。

7/15 9:55

風化進んでます。

7/15 9:59

御嶽山北面
奥に剣ヶ峰〜継子岳〜継母岳
ふもとにチャオ御嶽スノーリゾート

7/15 10:19

ハイマツとササのコラボ

7/15 10:21

オトギリソウ

7/15 10:29

ハイマツの海を下る

7/15 10:37

キノガサソウ
この1株しか見なかったです。

7/15 11:01

避難小屋に戻りました。ここでランチタイム。
小屋の温度計（日影）で28℃。暑いです。

7/15 11:58

小屋を後にします。
さらば乗鞍。

7/15 12:33

千町ヶ原を通過

7/15 12:34

ワタスゲ
少し涼し気

7/15 13:57

ヤブに突入

7/15 15:00

丸黒山山頂
ここの急登でパートナーが体調崩しました。
熱中症かもしれません。

7/15 16:33

ゆっくりゆっくり下ります。
リンゴみたい。タケシマランかな。

7/15 18:58

青少年交流の家にやっとたどり着きました。
この時期なのでPM7時でもまだ明るい。
まだ26℃もある。

7/15 18:58

駐車場はほぼ満車になってました。
ありがとうございました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

装備

共同装備

ツエルト+レスキューシート

感想

funa84

何度も計画しながら先送りになってた千町尾根より乗鞍岳の登山計画をやっと実行できました。平地で35℃以上の猛暑日が続いており避暑になるかのと思いましたが、長い下山ルートは終盤でかなり堪えました。パートナーは軽い熱中症だったかもしれません。足もかなり参ってました。

丸黒山から千町尾根のコースは剣ヶ峰まで片道15km以上の長いルートで、しかも水場がありません。中間部のササヤブも厄介です。それでも、千町ヶ原の高層湿原は山上の別天地です。奥千町避難小屋はしっかりした造りできれいに管理されており快適でした。最後にしっかり掃除しておきました。

この日、小屋の宿泊者は我々二人を含め5人でした。山頂から下って千町尾根を下る予定だったご夫婦。もう一人は同じく剣ヶ峰から来たオジサン。「この下に水準点ありませんでしたか？」と。何気なく写した写真お見せするとマニアの方でした。レクチャーあり楽しい会話できました。

剣ヶ峰からの下山中、お三人とも再会できました。畳平経由で下山されたようです。避難小屋から下る途中、千町ヶ原付近で登ってくる二人パーティーにお会いしました。かなり暑さに参ってたようです。