【廃村を訪ねて】西藤原から藤原岳・銚子ヶ岳・静ヶ岳・竜ヶ岳縦走

2011年11月21日(月) 〜 2011年11月22日(火)

• GPS: 15:36
• 距離: 25.7km
• 登り: 2,623m
• 下り: 2,536m

コースタイム

【1日目】
三岐鉄道西藤原駅8:20→大貝戸登山口8:30→五合目9:25-40→八合目の先10:20-25
→藤原山荘11:10-45→藤原展望台12:00-10→(10分休)→孫太尾根分岐13:35
→治田峠14:35-40→茨川廃村15:30(幕営)
7時間10分(歩行5時間50分)

【2日目】3:45起床
茨川6:15→治田峠7:10-15→銚子ヶ岳→8:15-30→静ヶ岳9:45-50→竜ヶ岳11:10-20→
石榑峠12:20-30→長尾滝13:20→(休憩10分)→宇賀渓14:35
8時間20分(歩行7時間25分)

天候

21日:晴れのち曇りのち雪のちあられのち雨
22日:曇り時々雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー 自家用車

公共交通機関を利用の場合、現在では宇賀渓からのバス便はないので、
三岐鉄道の駅まで徒歩かタクシー利用になる。(最寄駅は三里)

コース状況／危険箇所等

・西藤原駅、大貝戸登山口に登山ポストあり。
・藤原展望台からの下り、雨に濡れた石灰岩や落ち葉に埋もれた粘土質の急坂で滑りやすい。
・石榑峠からの下り、渡渉箇所がいくつもあるが、苔で滑りやすく、また歩幅が必要な箇所も多いので注意。

写真

11/21 7:04

いなべ市あたりは時雨れて虹。

11/21 7:18

虹の根っこを捉えた!

11/21 7:54

レトロな三岐鉄道。切符も律儀に硬券でした。

11/21 8:21

西藤原でも虹。

11/21 8:24

山の上は曇ってます。

11/21 8:29

大貝戸道(表道)の入口にある神武神社。

11/21 9:14

ここらは晩秋の雰囲気。

11/21 9:21

五合目。

11/21 10:15

八合目。

11/21 10:25

虹を見おろす。

11/21 10:36

九合目。ここまではいい天気だったのだが。

11/21 10:58

雪が積もってます。

11/21 11:49

11/21 11:55

11/21 11:55

11/21 12:00

11/21 12:00

小屋を出て、展望台へ向かう道から振り返って。

11/21 12:09

展望台まで来たものの展望なし。
風強し。

11/21 12:10

11/21 12:33

ルート上の要所に、この看板が設置されている。

11/21 12:38

落ち葉の下が泥ですごく滑る。

11/21 13:04

このあたり滑りまくり、七転八倒。

11/21 13:18

ここらもまだ油断できない。

11/21 13:36

だいぶましになってきた。

11/21 13:36

恐怖のスリップエリアを通過してほっと一息。

11/21 13:45

これは15番の間違いだと思う。

11/21 14:02

11/21 14:04

番号なし。

11/21 14:06

こちらが正しい14番。

11/21 14:07

11/21 14:08

11/21 14:13

11/21 14:15

11/21 14:16

11/21 14:22

11/21 14:22

麓はよく晴れているけど。

11/21 14:25

771mピークの手作り看板。

11/21 14:35

11/21 14:36

治田峠(はったとうげ)に到着。
随分時間がかかってしまった。

11/21 14:50

植林帯の急坂ののち、沢に沿って下っていく。

11/21 15:21

茨川廃村の石組み跡。

11/21 15:21

古い道標。

11/21 15:22

八幡工業高山岳部小屋。
元は分教場だったそう。
軒下を借りてテントを張る。

11/21 15:23

11/21 15:23

名大WV小屋

11/21 15:35

茶屋川にかかっていた橋は流されてしまったのか。

11/21 16:00

ここで死んだのか、雌鹿の骨が、ほぼ全身残っていた。

11/22 6:23

翌朝

11/22 6:58

11/22 7:08

治田峠まで登りかえす。

11/22 7:18

11/22 7:18

11/22 7:20

まっかっか

11/22 7:23

11/22 7:27

11/22 8:07

銚子ヶ岳に近づくと真冬の雰囲気。

11/22 8:16

銚子ヶ岳山頂。

11/22 8:16

11/22 8:16

11/22 8:45

11/22 9:47

静ヶ岳山頂。

11/22 9:49

11/22 10:00

11/22 10:03

11/22 10:12

11/22 10:13

11/22 10:13

11/22 10:22

11/22 10:22

11/22 10:28

11/22 10:41

11/22 10:41

11/22 10:44

今日も虹。

11/22 10:51

11/22 10:51

11/22 10:51

11/22 10:51

11/22 10:57

こんもりと竜ヶ岳。

11/22 11:02

霧の中の光に向かって。

11/22 11:04

来し方を振り返る。

11/22 11:10

眩しさに祝福されているような。

11/22 11:11

竜ヶ岳山頂。

11/22 11:12

雪と草のオブジェ。

11/22 11:22

11/22 11:27

11/22 11:32

11/22 11:38

11/22 11:41

11/22 11:42

重ね岩

11/22 12:01

振り返るとめっちゃいい天気。
なんだかなぁ。

11/22 12:01

11/22 12:18

石榑峠(いしぐれとうげ)

11/22 12:18

車道が通じてるので車がたくさん。

11/22 12:57

11/22 13:20

長尾滝。

11/22 13:48

11/22 14:05

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX5 SONY

感想

koodoo

電気も開通せぬまま、昭和40年に廃村になったという茨川。
是非一度訪れてみたいと思い、まだ未踏であった藤原岳〜竜ヶ岳間の
縦走路と組み合わせて歩くことにした。
鈴鹿の山をテント泊で縦走なんて、何十年ぶりのことか。
月日の経つのは早いものだ。

なんかとても疲れたのは、きっと荷物の重さのせいだけではないだろう。
ドロ道で滑りまくり、一度なんか頭が下になって滑落するかと思ったり、
風は吹くわ、雪もアラレも降るわ、オマケに苔で滑って渡渉に失敗し、
腰まで水につかるわと盛りだくさんだったからだ。

虹は出まくり、廃村はひっそり、鹿の亡骸は銀杏の葉に埋もれ、
秋と冬と、色んな天気や情景が混ざった不思議な山行きだった。

今回のように強い冬型の気圧配置の時、鈴鹿北部がどのような天候になるのか、
身をもって、よーくわかりました。

計画では、竜ヶ岳から三池岳まで足を延ばそうと、
クルマを八風キャンプ場に置いたのだが、
あらかじめ実家の母に書き残しておいた、
下山予定時刻を過ぎてしまいそうだったので、やむなく石榑峠までとした。

石榑峠から道連れとなり、宇賀渓からクルマに乗せていただいた、
キャノンデール乗りの方、有難うございました。とても助かりました。

--------------------------------------------------------------------
【動画1】鈴鹿県境縦走路でアラレに降られる



【動画2】茨川廃村その1



【動画2】茨川廃村その2



--------------------------------------------------------------------

【備忘録】
行動中　水消費量:ポカリ1リットル(ハイドレ)ペットお茶0.5、テルモス0.5

コメント

satoru-kt

koodooさん、はじめまして。
良い山行をされていますね。
縦走に、廃村訪問に、幕営に！

鈴鹿は奥が深いですねぇ。先日、御池岳に
登って鈴鹿の魅力にヤラレタ感じです。

鈴鹿縦走もいつかやってみたいと思っています。
素晴らしい記録の公開ありがとうございました。

koodoo

コメントありがとうございます！
satoru-ktさん、はじめまして。

鈴鹿は、山で生活していた昔の人の息吹を
感じさせるような遺構なんかも多いですね。
こじんまりしているようでも
色んなコースや楽しみ方があるように思います。

私事ですが、これからしばらくは三重の実家に行く事が
増えそうなので、この機会に故郷の山をもっと味わいたいと思っています。

お互い良い山行しましょう。