笛吹川を遡る 東沢渓谷
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,770m
- 下り
- 1,781m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:05
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:25
昨年道誤りをしたため、本懐を遂げられなかった笛吹川東沢へ行ってみた。
天候 | 晴れ、時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
新宿駅11時半発の特急かいじで山梨市駅へ向かう。
かいじの新型車両は各席にコンセントがあり、スマホを満充電にできた。
山梨市駅に降りるとすごい熱気、千葉や神奈川の暑さとはレベルが違う。
駅前のコンビニで食糧を購入し、バスに乗って終点の西沢渓谷へ向かう。
西沢渓谷入口に到着、標高が1100mあり山が近いこともあり涼しい。
二俣吊橋を越えて東沢へ下り、鶏冠谷出合で靴を履き替えて入渓する。
といってもすぐに左岸の捲き道へ、沢沿いの傾斜地につけられた道を歩く。
1時間ほど歩いたところから改めて入渓、今回も山の神の祠は見つからず。
乙女の滝、東のナメ、西のナメなど、昨年歩いて見覚えのある景観が続く。
釜の沢出合からすぐに魚留の滝があるはずだが20分歩いても到達せず。
スマホを立ち上げ現在地を確認すると、ひとつ先の信州谷に入りんでいた。
昨年も金山沢に入り戻った経緯がある、人は案外同じ間違いを犯すものだ。
釜の沢出合に戻り、魚止の滝を確認し再び出合に戻り野営することにした。
タープは張らず、先人の焚火跡の横にマットとシュラフカバーだけで野営。
焚火を見つめながら、軽量化のため酒を持ってこなかったことを後悔した。
夜空に光る星が綺麗だったが、撮影しようとするとなかなか難しい。
翌朝、かなり早起きしたが真っ暗なので明るくなるまで二度寝三度寝。
おかげですっきりした頭で朝食をとり、準備を整え二日目の行程に入る。
すぐに魚止の滝、昨年は滝の直登に失敗し滝壺に落ちてスマホを水没した。
今年は滝の直登は試みず、向かって左手の壁のクラックを伝って登る。
その上は苔が多くついたナメ滝で、昨年は滑って尾骶骨をしこたま打った。
今年は、向かって右手に下がるお助けロープの力を借りてなんなくクリア。
そのあと千畳のナメが続き、また滝があるが、これは右手の道を捲いた。
昨年はこの辺りで暗くなり、斜面の途中のテラス状になった場所で野営。
また昨年はスマホを水没したせいで、道を間違えた際にGPS確認がとれず。
結果誤った沢を登ってしまい、意図せず鶏冠山を経由し甲武信岳に登った。
その時はスマホで写真撮影を行っていて、結局一枚も回収できなかった。
しばらくして両門の滝に到着、昨年はここを登ったのか記憶が怪しかったが
いざ両門の滝の前に来ると、昨年もここに来て滝を登ったことを確信した。
ただし昨年は滝を直登したが、今回は滝の左手(向かって右)の道を巻いた。
昨年はここからマヨイ沢に入り込み、上部では石楠花の藪漕ぎ地獄に陥った。
昨年の二の舞は御免なので、途中途中でGPSアプリで確認しつつ沢を詰める。
広河原の河原にはいくつもの焚火跡があり、燃料となる流木も沢山あった。
そこからは小さな滝をいくつか遡り、気が付くとポンプ小屋に到着していた。
ポンプ小屋の裏手の道をさらに10分ほど登り甲武信小屋の上手の道に出た。
そのまま登って甲武信岳の山頂へ到着、先客さんが二組いらっしゃった。
15時のバスまで時間が余りそうなので、三宝山まで行ってみることにした。
まだ石楠花の花が残る道を登り三宝山の山頂、眺望はあまり開けていない。
再び甲武信岳に戻り昼食をとる、その間晴れたり曇ったりが著しく変わる。
甲武信小屋前を表敬訪問し一路下山、登り返しは嫌なので木賊山は巻いた。
戸渡尾根を黙々と下り、徳ちゃん新道との分岐では近丸新道を選んで下りた。
近丸新道はトロッコ軌道跡にもなっていて風情あるが、崩落箇所も多い。
そんなこんなで西沢渓谷入口に到着、時間があるので道の駅まで延長した。
駅に着くと急に雲行が怪しくなり、雷鳴が轟くと同時に激しい夕立が降り始めた。
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