上ホロ避難小屋を求めて


- GPS
- 24:20
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,425m
- 下り
- 1,678m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 6:32
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:03
天候 | 晴れ。上部は曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富良野岳までの登りは風がなくとても暑かった.こまめに休んで水分補給をすることに. |
その他周辺情報 | 十勝岳温泉凌雲閣では秀岳荘バッグを持っていると200円引きの600円で入浴できます.嬉しい! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
防寒着
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
食器
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
ロールペーパー
サングラス
ストック
シェラフ
|
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
調理器具
ファーストエイドキット
|
感想
自分以外のメンバーが楽々フルマラソンを完走しているので、ついていけるか少し不安があった。
白銀荘前に集合、車一台で十勝岳温泉に移動し、そこからスタート。
スタートからほとんど雲がない晴天、稜線に出るまでは風もなくひたすら我慢。十勝平野側は雲海。小屋まで来ると霧が出てきて、夕日が見えない。夜はずっと霧の中。火星大接近だったのに残念。朝方は雲が多く、日の出を見るもいまいち。十勝岳を下り始めるとみるみる晴れてきて気温が上がり、またひたすら我慢。
重い荷物と暑さでしゃがむのが面倒だったので花の写真を撮らなかったのが心残り。花の名山だけあって素晴らしく咲き乱れていました。狐とシマリスにも会った。
白銀荘に下山後は車の回収を兼ねて十勝岳温泉に移動し、凌雲閣で温泉に入る。
全体的にとにかく暑かった。東川では35度を超えたらしい。
小屋につくなりザックからおもむろに水が満タンの10リットルポリタンクとコメ1kgを取り出して全員分の食事を作り始める超人とか、2リットルペットボトルx2+500mlペットボトル数本持ってた人に「重いからあげるよ」とか。自分も水4リットルくらい持って行ったけど半分以上残った。小屋のそばの水場の雪渓はまだ豊富だったし(冷たくて気持ちよかった)。
避難小屋に泊まったが、モンベルの#3寝袋では暑すぎた。 小屋にはまだ数人が入れる余裕があった(詰めればもっと)。テントは5張りくらいあったと思う。
白銀荘前の駐車場はまだ余裕があったが、十勝岳温泉は道路わきまでびっしり埋まっていた。たまたまあいていたスペースに止められたからよかったけど。
二日ともたくさんの人とすれ違った。北海道外、海外からも。さすが人気の山。
帰りの高速道路が、「温泉で飲んだガラナにカフェインが入っていないんじゃないか」ってくらいとても眠かった。夜中に起きて星をチェックしたのが効いていたようだ。
ちなみに、SさんとはCLのことです。
夢をかなえるコツは言葉にすることです.
「上ホロ避難小屋に泊まってみたい」
Sさんのふとした一言からすべては始まりました.
思いをのせた言葉は人に届き,突き動かします.登山は年に一回というSさんの夢を叶えるべく,3nomadoさんとtchiさんが立ち上がりました(私は金魚のフンです).
当日は晴れ.風は穏やか.スタート地点から1200mあるものの,体感では25℃はあるのではないかという暑さ.十勝岳の噴煙と競うように流れてくる汗.最初の目標である富良野岳に着くころには,Sさんの興味は「上ホロ避難小屋」よりも「山の上でポケモンがゲットできるかどうか」に変わりつつありました.
富良野岳でも快晴.この高さになると風もあり涼しい!360度パノラマを楽しんだあとは(ポケモンはゲットできた様子),分岐でお昼ご飯.「ここに三つもいらないんじゃないか?」というtchiさんのつぶやきを聞きながら,三峰山に向けて下りては登り返し,そして上富良野岳へと向かいます.
上ホロカメットク山に着くころには,私の体力はちょうど限界を迎えていました.すると視界に赤い屋根の小屋が.これが上ホロ避難小屋なんですね!さっそく中に入ってみると,すでに何人かの方が中で二階で休んでおられました.床が地面から高い所にあるからか,砂なども少なく綺麗です.
「ここに泊まったのか」
Sさんの口から言葉が漏れます.実はSさんのご両親もここに宿泊したことがあり,その話を聞いてSさんも一度泊まってみたいと思っていたのでした.確かに,親子で別の日に同じ小屋に泊まった,というのは案外珍しいかもしれないですね.
夜になると空はあいにくの曇り.ひそかに楽しみにしていた火星(地球に接近していた)も見えず.星や日の出もはっきりは見えませんでしたが,ぐっすり眠れたおかげで疲れがとれたような気もします(これはあとで気のせいだとわかりました).朝ごはんを食べ,3nomadoさんから温かいお茶をご馳走になったのち,十勝岳を目指します.
十勝岳の山頂に着くころには空は晴れ上がり,昨日我々が歩いてきた道もはっきり見えます.山頂からの景色を満喫したのち,名残惜しいながらも次の目的である「温泉」を目指します.下山の途中では多くの人とすれ違い,百名山十勝岳の人気をうかがわせます.足場が滑りやすいため慎重に下りていき,十勝岳の噴煙を胸いっぱいに吸いつつ,途中避難小屋の中をのぞきつつ,渡渉の際に流れる水の冷たさを楽しみつつ,最後に吹上温泉キャンプ場へ!て天気に恵まれたおかげもあり,一泊二日とても楽しい山登りになりました.3nomadoさん,tchiさん,Sさんどうもありがとうございました!
あとがき:凌雲閣で汗と疲れを流した後に飲むガラナは最高でした!
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