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Yamareco

記録ID: 1541784
全員に公開
ハイキング
十勝連峰

上ホロ避難小屋を求めて

2018年07月28日(土) 〜 2018年07月29日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
24:20
距離
17.8km
登り
1,425m
下り
1,678m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:10
休憩
1:22
合計
6:32
距離 9.8km 登り 1,112m 下り 560m
9:39
13
9:52
9:53
19
10:12
70
11:22
11:36
25
12:01
12:15
22
12:37
13:00
61
14:01
14:05
42
14:47
15:03
9
15:12
15:22
12
2日目
山行
3:26
休憩
0:37
合計
4:03
距離 8.0km 登り 310m 下り 1,124m
5:31
39
6:10
6:30
53
7:23
7:26
42
8:08
8:10
7
8:17
8:27
13
8:40
8:42
40
9:22
ゴール地点
二日目は美瑛岳に行くプランもありましたが,風が強そうだったので次回のお楽しみにすることにしました.
天候 晴れ。上部は曇り。
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ゴール地点の吹上温泉キャンプ場に車を置き,別の車で十勝岳温泉へ.
コース状況/
危険箇所等
富良野岳までの登りは風がなくとても暑かった.こまめに休んで水分補給をすることに.
その他周辺情報 十勝岳温泉凌雲閣では秀岳荘バッグを持っていると200円引きの600円で入浴できます.嬉しい!
快晴です!登り暑かったー
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快晴です!登り暑かったー
富良野岳を目指します
富良野岳を目指します
行くぞー!
階段・・・
あと少し!
着きました!
富良野岳の一等三角点
富良野岳の一等三角点
十勝岳はかっこいい
3
十勝岳はかっこいい
富良野がだいぶ離れました
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富良野がだいぶ離れました
こんなところで食べ物あるのだろうか
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こんなところで食べ物あるのだろうか
三つもいらないんじゃないか by tchiさん
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三つもいらないんじゃないか by tchiさん
火口が近づいてきたぞ
火口が近づいてきたぞ
ここらへんでもう体力は限界でした
2
ここらへんでもう体力は限界でした
三峰山と富良野岳
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三峰山と富良野岳
天気が良くて街も良く見えます
天気が良くて街も良く見えます
あと少しで念願の避難小屋
あと少しで念願の避難小屋
日本の山っぽくない感じがします
日本の山っぽくない感じがします
よく読めない
すごい景色だ
見えた!
近くなってきたぞ
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近くなってきたぞ
念願の避難小屋!
念願の避難小屋!
着いたぁ!もうくたくたです
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着いたぁ!もうくたくたです
ガスが来る前に着いて良かった
ガスが来る前に着いて良かった
ヘルメットは重要アイテム
ヘルメットは重要アイテム
夜明け前の街
赤くなってきた
きれいです
明るくなってきました.Sさんも私も宿泊できて大満足でした.
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明るくなってきました.Sさんも私も宿泊できて大満足でした.
富良野岳が遠くなったなぁ!
富良野岳が遠くなったなぁ!
これを登るのか・・・
これを登るのか・・・
元気があってよろしい!
元気があってよろしい!
SF映画みたいです
2
SF映画みたいです
ここを全部歩いてきたんだなぁ
3
ここを全部歩いてきたんだなぁ
元気があってよろしい part2
2
元気があってよろしい part2
着いたぞー!
綺麗だ綺麗だ!
街と火口
ここを下りていきます
2
ここを下りていきます
前十勝は通行禁止です
前十勝は通行禁止です
山肌すごいなぁ
望岳台をめざして
望岳台をめざして
また小屋が見えてきた!
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また小屋が見えてきた!
白銀荘をめざします
白銀荘をめざします
小屋の近辺は硫黄の匂いがきつくて少しむせます
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小屋の近辺は硫黄の匂いがきつくて少しむせます
木が避けてるー!
木が避けてるー!
最後の渡渉.もうすぐゴール
最後の渡渉.もうすぐゴール
十勝岳爆発記念!?
十勝岳爆発記念!?
戻ってきたぞーーー!
戻ってきたぞーーー!
絵にかいたような日曜日
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絵にかいたような日曜日
帰りに寄ったSAで食べた坦々麺.しみました.
帰りに寄ったSAで食べた坦々麺.しみました.

装備

個人装備
長袖シャツ 防寒着 雨具 日よけ帽子 昼ご飯 食器 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め ロールペーパー サングラス ストック シェラフ
共同装備
ガスカートリッジ コンロ 調理器具 ファーストエイドキット

感想

自分以外のメンバーが楽々フルマラソンを完走しているので、ついていけるか少し不安があった。
白銀荘前に集合、車一台で十勝岳温泉に移動し、そこからスタート。
スタートからほとんど雲がない晴天、稜線に出るまでは風もなくひたすら我慢。十勝平野側は雲海。小屋まで来ると霧が出てきて、夕日が見えない。夜はずっと霧の中。火星大接近だったのに残念。朝方は雲が多く、日の出を見るもいまいち。十勝岳を下り始めるとみるみる晴れてきて気温が上がり、またひたすら我慢。
重い荷物と暑さでしゃがむのが面倒だったので花の写真を撮らなかったのが心残り。花の名山だけあって素晴らしく咲き乱れていました。狐とシマリスにも会った。
白銀荘に下山後は車の回収を兼ねて十勝岳温泉に移動し、凌雲閣で温泉に入る。
全体的にとにかく暑かった。東川では35度を超えたらしい。
小屋につくなりザックからおもむろに水が満タンの10リットルポリタンクとコメ1kgを取り出して全員分の食事を作り始める超人とか、2リットルペットボトルx2+500mlペットボトル数本持ってた人に「重いからあげるよ」とか。自分も水4リットルくらい持って行ったけど半分以上残った。小屋のそばの水場の雪渓はまだ豊富だったし(冷たくて気持ちよかった)。
避難小屋に泊まったが、モンベルの#3寝袋では暑すぎた。 小屋にはまだ数人が入れる余裕があった(詰めればもっと)。テントは5張りくらいあったと思う。
白銀荘前の駐車場はまだ余裕があったが、十勝岳温泉は道路わきまでびっしり埋まっていた。たまたまあいていたスペースに止められたからよかったけど。
二日ともたくさんの人とすれ違った。北海道外、海外からも。さすが人気の山。
帰りの高速道路が、「温泉で飲んだガラナにカフェインが入っていないんじゃないか」ってくらいとても眠かった。夜中に起きて星をチェックしたのが効いていたようだ。
ちなみに、SさんとはCLのことです。

夢をかなえるコツは言葉にすることです.
「上ホロ避難小屋に泊まってみたい」
Sさんのふとした一言からすべては始まりました.
思いをのせた言葉は人に届き,突き動かします.登山は年に一回というSさんの夢を叶えるべく,3nomadoさんとtchiさんが立ち上がりました(私は金魚のフンです).

当日は晴れ.風は穏やか.スタート地点から1200mあるものの,体感では25℃はあるのではないかという暑さ.十勝岳の噴煙と競うように流れてくる汗.最初の目標である富良野岳に着くころには,Sさんの興味は「上ホロ避難小屋」よりも「山の上でポケモンがゲットできるかどうか」に変わりつつありました.

富良野岳でも快晴.この高さになると風もあり涼しい!360度パノラマを楽しんだあとは(ポケモンはゲットできた様子),分岐でお昼ご飯.「ここに三つもいらないんじゃないか?」というtchiさんのつぶやきを聞きながら,三峰山に向けて下りては登り返し,そして上富良野岳へと向かいます.

上ホロカメットク山に着くころには,私の体力はちょうど限界を迎えていました.すると視界に赤い屋根の小屋が.これが上ホロ避難小屋なんですね!さっそく中に入ってみると,すでに何人かの方が中で二階で休んでおられました.床が地面から高い所にあるからか,砂なども少なく綺麗です.
「ここに泊まったのか」
Sさんの口から言葉が漏れます.実はSさんのご両親もここに宿泊したことがあり,その話を聞いてSさんも一度泊まってみたいと思っていたのでした.確かに,親子で別の日に同じ小屋に泊まった,というのは案外珍しいかもしれないですね.

夜になると空はあいにくの曇り.ひそかに楽しみにしていた火星(地球に接近していた)も見えず.星や日の出もはっきりは見えませんでしたが,ぐっすり眠れたおかげで疲れがとれたような気もします(これはあとで気のせいだとわかりました).朝ごはんを食べ,3nomadoさんから温かいお茶をご馳走になったのち,十勝岳を目指します.

十勝岳の山頂に着くころには空は晴れ上がり,昨日我々が歩いてきた道もはっきり見えます.山頂からの景色を満喫したのち,名残惜しいながらも次の目的である「温泉」を目指します.下山の途中では多くの人とすれ違い,百名山十勝岳の人気をうかがわせます.足場が滑りやすいため慎重に下りていき,十勝岳の噴煙を胸いっぱいに吸いつつ,途中避難小屋の中をのぞきつつ,渡渉の際に流れる水の冷たさを楽しみつつ,最後に吹上温泉キャンプ場へ!て天気に恵まれたおかげもあり,一泊二日とても楽しい山登りになりました.3nomadoさん,tchiさん,Sさんどうもありがとうございました!

あとがき:凌雲閣で汗と疲れを流した後に飲むガラナは最高でした!

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