記録ID: 1553516
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アルパインクライミング
甲斐駒・北岳
雨天の北岳バットレス
2018年08月11日(土) 〜
2018年08月13日(月)
山梨県
hnhn
その他2人 - GPS
- 46:00
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,761m
- 下り
- 1,767m
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| 天候 | 初日：晴れのち曇りからの夕方雨 2日目：晴れのち曇り＆ガス、ときどき小雨 3日目：薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り：11時広河原発の甲府行き快速バス |
写真
14時半ごろに白峰御池小屋テント場に到着。すでにたくさんのテントで場所を探すのにうろうろ。かなり隣のテントと近い状況で、3テンを張りました。
8/11 14:24
14時半ごろに白峰御池小屋テント場に到着。すでにたくさんのテントで場所を探すのにうろうろ。かなり隣のテントと近い状況で、3テンを張りました。
進む道はだいぶ明るくなってきた。そして天気もよく、壁の全貌見えたよ！！
ほんとはCガリー大滝からアプローチしたかったが、行き方がよくわからず、第5尾根支稜からのアプローチに。すでに2〜3パーティが取りついていて、下で待機。
8/12 5:01
ほんとはCガリー大滝からアプローチしたかったが、行き方がよくわからず、第5尾根支稜からのアプローチに。すでに2〜3パーティが取りついていて、下で待機。
これは…前のパーティの方か。登り始めて2ピッチ目、私がリードしたところだ。
横断バンドを超えたあと、ロープつけて1ピッチ登って、ようやく第4尾根主稜のテラスに到着。8時半。
すでにガスガス。
すでにガスガス。
白い岩のクラックは、直前の�教蕕鬟蹇璽廚燭燭鵑農萋�で歩いてたらいきおいでフリーで登りはじめてしまい、途中でセルフ取ってリードすることになった。見えないって怖いわ。
8/12 9:39
白い岩のクラックは、直前の�教蕕鬟蹇璽廚燭燭鵑農萋�で歩いてたらいきおいでフリーで登りはじめてしまい、途中でセルフ取ってリードすることになった。見えないって怖いわ。
三角形の垂壁のところ。ガス＆小雨で岩がぬれて滑る滑る。怖いのでA0しまくる。
マッチ箱からの懸垂下降、120度のアメリカン・デス・トライアングル状の残置を支点にとることにしてしまった。めっちゃ怖かった。着地地点も見えないのでロープを投げて、音でそこと知る感じ。
1
8/12 10:41
マッチ箱からの懸垂下降、120度のアメリカン・デス・トライアングル状の残置を支点にとることにしてしまった。めっちゃ怖かった。着地地点も見えないのでロープを投げて、音でそこと知る感じ。
マッチ箱下からの登り。大粒雨の中、足が滑る滑る。下部はコーナー沿いに登る。
馬の背リッジは、ついリードを引き受けてしまい後悔したが、その到着地点の支点。これまで何十年間、何回の人を支えてきたのであろう、古いリングボルト。
1
8/12 12:24
馬の背リッジは、ついリードを引き受けてしまい後悔したが、その到着地点の支点。これまで何十年間、何回の人を支えてきたのであろう、古いリングボルト。
足が滑るので、そんな恐怖の古支点に頼りながらのほぼハンギングビレイ状態なのでした。あー、ヤダヤダ。
んでこれ（左側）が、最終ピッチとりつきの凹角。確かにハング気味。
抜けたところ。疲労困憊、喜びも薄く「やれやれ」といった気分だったのだが、むりやり盛り上がったりなど。
このガレ場付近で道を見失い、少々の道迷いをしてしまった。岩場を見慣れすぎて、道じゃないことに気づかなかった。。。
続いて、八本歯コルから、第2の道間違い。ボーコン方面に登り返してしまった。疲労困憊の中、無用な登り返しにハマって自己嫌悪。後から来たメンバーに呼ばれなかったらきづかずどこかに行ってたよ。
8/12 15:34
続いて、八本歯コルから、第2の道間違い。ボーコン方面に登り返してしまった。疲労困憊の中、無用な登り返しにハマって自己嫌悪。後から来たメンバーに呼ばれなかったらきづかずどこかに行ってたよ。
撮影機器：
感想
北岳バットレスを計画したのはこれが4回目。
1回目は、一昨年の秋の三連休、現地に入ったものの、雨天で停滞中止。その直後リベンジを企画したものの、またも天気が不安定でとりやめ（子持山獅子岩に変更）。翌年秋の計画は、日程の調整がつかず取りやめ（稲子岩南壁に変更）。
今回、ようやく再訪の機会が訪れたのだが…なんだか罰ゲームのような記憶として残りそうですy。。雨の岩登りは、ほんとに嫌〜なものです。
とはいえ、今回、いろいろラッキーがあったのも確か。先行のパーティの方々が、アプローチに迷っていたのを支援してあげたら、先に行かせてくれたので、結果的に我々は渋滞知らずで抜けられたのでした。もっと先を進むパーティはいたのですが、我々の直前には誰もいない状態。逆に我々が渋滞を発生させてしまったので、心苦しいが、我々もあまり無駄にわちゃわちゃしたわけでもないので、まあ、しかたない範囲ってことで許してください。（もっとうまく速く登れれば、それに越したことはないのでしょうが…）
登りの感想としては、雨なので足がきかないのでとにかくつらかった。けど、ここのクラックルートは、以前に練習した甲斐があって、余裕を持つことができました。粒を拾うよりも雨でも痛みさえこらえれば足がきくってことで助かりました。クラックに慣れていないメンバーは苦労したみたい。。
ともあれ、A0しまくり、ってのはアレなんで、いつかまた、気持ちよい天気がみこめるときに、そして平日に、リベンジ果たしてもいいかなあと思います。
テント場に戻ったら全員ぐったり。下山時もぐったり。でもまあ、総合的には良しとしましょう。
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hnhnさん、はじめまして
４尾根取付で我々とはぐれた４人を待っていたものです。
その節はうちの４人がお世話になりありがとうございました。
天気はダメでしたが、バットレス完登おめでとうございます！
次回は晴れている日に絶景を眺めながら気持ちの良いクライミングがしていものですねー（笑）
お疲れ様でした。
yama_poundさん
コメントありがとうございました。雨、つらかったですね〜。追い抜かせていただき、感謝です。が、我々が渋滞を引き起こし、誠に恐縮です。
我々がテンバに近づいた17時ごろ、いまだ「ビレイ解除！」などのコールが岩場から聞こえてきて、心苦しかったです。けど、yama_poundサン達よりももっと後続がいらしたのですね。。。
天気の良い日に、もっと楽しいクライミングでリベンジしたいものです。
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