朝日連峰 縦走 以東岳〜大朝日岳

2018年08月10日(金) 〜 2018年08月12日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 29.6km
• 登り: 2,750m
• 下り: 2,581m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:00

11:20 大鳥登山口
15:20 宿泊地

2日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:20
• 合計: 9:00

8:10 宿泊地
11:40 12:50 以東岳
13:50 中先峰
15:00 15:10 狐穴小屋
15:20 三方境
15:40 北寒江山
16:00 寒江山
16:20 南寒江山
17:10 竜門山避難小屋

3日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:00

6:10 竜門山避難小屋
6:20 竜門山
7:20 西朝日岳
8:20 中岳
8:30 金玉水
9:00 9:20 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
9:30 10:00 大朝日岳
10:20 銀玉水
12:00 古寺山
12:20 三沢清水
12:50 ハナヌキ峰分岐
13:30 ハナヌキ峰
14:10 古寺鉱泉
14:10 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道112号。鶴岡市朝日庁舎から大鳥〜泡滝ダム口登山口から入山。地元、落合タクシー利用可能。下山は古寺鉱泉　

コース状況／危険箇所等

全コース安全です。管理が行き届いています。

その他周辺情報

竜門小屋　水洗トイレ。一泊１５００円　ビール８００円　ちなみにスーパードライ
小屋の前に水場あり　管理人さん気さくで楽しい方です。綺麗でお勧めの小屋です。

写真

8/10 11:23

【1日目 】2泊3日のスタートです。大鳥登山口である泡滝ダムルートは、まさしく水の登山道！

8/10 11:31

沢の「濃い緑」の美しさ。伝わるといいなあ。

8/10 12:06

この日は、コクワガタくんと2度出会いました。

8/10 12:14

奥の奥の滝が何段も連なり、清流が登山者に流れてきます。

8/10 12:16

思わず水遊びしたいくらいきれいな沢です。

8/10 12:24

大鳥登山道は、タキタロウ山荘手前まで沢の音を聞きながら登れる、おそらく県内では数少ない登山道だと思います。

8/10 12:47

最初の冷水沢の吊橋。ちょっとばかり緊張。

8/10 13:39

どこまでも続く緑のトンネル。気持ちいいなあ。

8/10 13:40

二つ目の七ツ滝沢の吊橋。今度は楽しく渡ります。

8/10 13:41

吊橋からの沢の流れ。吊橋を渡ることができるのも泡滝ダム登山ルートの魅力です。

8/10 14:15

水の登山道を登る。

8/10 14:18

このルールは、水場が5か所くらいあります。夏の登山ではうれしい限りです。

8/10 14:21

沢のような道があちらこちらに！水の登山道。

8/10 14:51

今回初めてのお花。ヤマアジサイ。ブルーが美しい！

8/10 16:12

大鳥池に到着。エッ！？水が少ない。

8/10 16:17

今夜の宿。タキタロウ山荘に到着！

8/10 16:27

今日初めての青空が出ました。以東岳も姿を現しました。

8/10 17:27

夕飯は、息子が作ってくれた棒ラーメン！うまかった…。

8/11 8:06

【2日目】昼にかけて天気が回復との情報。8時スタートという遅発を選択。

8/11 8:18

オツボ峰コースを登ります。息子は楽々。私はマイペースで。

8/11 9:29

ガスの中のニッコウキスゲ。

8/11 9:44

イワショウブ。

8/11 9:59

紫が美しいマツムシソウ。

8/11 10:04

エゾオヤマリンドウ。たくさん咲いていました。秋の訪れを予感。

8/11 10:18

ガスで景色が見えなくても息子はこの通り。憧れの朝日連峰を楽しんでます。

8/11 11:02

幻想的。これはこれで楽しい！

8/11 11:10

お！青空が見えた。

8/11 11:10

今、歩いてきた縦走路もはっきり。くっきり。

8/11 11:11

「半分、白い。」いや、もっと白い。

8/11 11:12

三角峰と思われる。

8/11 11:34

オツボ峰かな？青空が時々、見え隠れ。

8/11 12:07

以東岳山頂。です！

8/11 11:41

が…。ガスで大鳥池を望めず。残念〜。

8/11 12:17

水を汲みに噂の以東岳の「碧玉水」へ。下りていったら予想外のお花畑が広がっていました。

8/11 12:19

8月10日にイワカガミが見られるとは思いませんでした。

8/11 12:21

チングルマ。黄色が濃い！

8/11 12:21

イワイチョウ。紺玉水より花の写真に没頭中！

8/11 12:27

結局「碧玉水」に辿り着けず…。ガスの中、以東小屋まで戻ってきました。この間、25分間。

8/11 12:40

息子の待つ以東岳三角点に戻ると。ガスが…。

8/11 12:41

晴れた！

8/11 12:41

青空と流れる雲の下に「大鳥池」が！碧玉水を探しにいった25分間。この時間がこの素晴らしい光景を出会わせてくれたようだ。

8/11 13:03

いよいよ、以東岳を背に「朝日連峰縦走」開始。

8/11 13:01

ハイマツの実でしょうか。青色です。

8/11 13:06

青空と白い雲が広がります。

8/11 13:07

このような世界と出会えるとは！

8/11 13:18

ハクサンイチゲ。

8/11 13:18

クルマユリ。

8/11 13:19

オオバキボウシ。

8/11 13:30

ヤマハハコ。縦走路には夏のお花がたくさんです。

8/11 13:30

どこまでも続く稜線。

8/11 13:35

朝日連峰。まさしく縦走しています！

8/11 13:50

非日常世界がここにありました。

8/11 13:53

なんだっけ？…。

8/11 13:58

今日の一押し。美しい。

8/11 14:47

狐穴小屋が近づいてきました。

8/11 14:48

ようやく月山が姿を見せてくれました。

8/11 15:11

三方境到着。ここから天狗角力取山に行けます。天狗小屋もとてもいい山小屋です。管理人さんも素敵です。

8/11 15:16

初めて見ました。タカネナデシコ！なんとも言えない美しさ。妖艶があうかな？

8/11 15:17

手裏剣みたいなお花です。名前は…？

8/11 15:55

寒江山に到着。風強し、ガスも濃し。

8/11 15:59

南寒江山へ登り返しです。

8/11 16:16

ツリガネニンジン。かな？

8/11 16:30

初めて見る。花の形が幾何学的！

8/11 16:36

ヨツバヒヨドリ。紫と白がいいです。

8/11 16:06

ピークにタッチ。2日目の縦走終了です！竜門小屋で管理人さんと宿泊の皆さんと楽しいひと時を過ごしました。竜門小屋はとても素敵な山小屋です。明日の天気に期待して…。

8/12 4:23

【3日目】起きてみると。朝焼けの中の月山！

8/12 4:48

なんと！

8/12 4:49

ご来光に出会えるとは…。思ってもいませんでした！

8/12 4:49

朝焼けの中の鳥海山。

8/12 4:50

飯豊連峰も。

8/12 4:58

感動の一瞬！うつくし過ぎです。

8/12 4:59

朝日に光る雲海。

8/12 5:22

月山と雲海。めったに見られません。

8/12 5:49

朝6時。竜門小屋を後に大朝日岳までの縦走開始！

8/12 6:00

昨日登った以東岳を背に。気持ちいい。

8/12 6:13

山肌に移る影が…、不思議な形。

8/12 6:15

西朝日岳に続く縦走路。抜ける青空！

8/12 6:18

たくさんの登山者が、元気に登っていきました。

8/12 6:21

中岳とエゾオヤマリンドウ。

8/12 6:34

雲海に浮かぶ蔵王の峰々。

8/12 6:39

ついに主峰「大朝日岳」が見えてきました。

8/12 6:40

まだ、影が長い。いつかブロッケンをみたいなあ〜。

8/12 6:45

西朝日岳を縦走中。左「中岳」。そして右「大朝日岳」。

8/12 7:11

西朝日岳到着です。大朝日岳をバックに記念撮影。

8/12 7:15

「磐梯山」！感激です。

8/12 7:16

手前が月山。左奥が鳥海山。山形が誇る百名山！

8/12 7:19

いよいよ大朝日岳に続く縦走、開始です。迫力ある稜線です。

8/12 7:36

ワタスゲ？。

8/12 8:03

振り返ると雄大な西朝日岳のスラブ。奥深く険しい！

8/12 8:14

歩いて来た山の稜線の向こうに台形型の「以東岳」。

8/12 8:19

対象的な三角錐の「大朝日岳」。遠くに吾妻連峰と磐梯山。

8/12 8:20

大朝日小屋が見えた。

8/12 8:22

頼んで撮ってもらいました。

8/12 8:36

朝日連峰「金玉水」を汲みに寄り道しました。

8/12 8:58

大朝日岳小屋に到着！

8/12 9:05

登山者を歓迎する鐘を管理人さんが鳴らしてくれます。とてもいい雰囲気！朝日アルプス万歳です。

8/12 9:23

小屋からいよいよ最高峰「大朝日岳」山頂へ軽装で登ります。

8/12 9:35

ついに登頂、大朝日岳の三角点。

8/12 9:28

山頂からの眺め。その1　真ん中が孤高の秀峰「障子ヶ岳」

8/12 9:28

その2　雲海に浮かぶ「蔵王連峰」。

8/12 9:29

その3　こちらは「吾妻連峰」。

8/12 9:29

その4　真ん中「祝瓶山」と雄大なる飯豊連峰。

8/12 9:31

その5　西に存在感あふれる山容「以東岳」。

8/12 9:38

その6　「月山」。今にも雲に隠れそうな「鳥海山」。

8/12 9:39

その7　山形県鶴岡市の山も見えました。右手奥から「金峰山。」左となりが「母狩山」。そして、そのとなりが旧朝日村の「湯ノ沢岳」。

8/12 9:40

その8 いまから下りる稜線。奥に見えるのが「小朝日岳」。

8/12 9:43

最高の日に登頂できました。

8/12 9:53

大朝日岳を背に下ります。名残惜しい。

8/12 10:22

小朝日岳に向かって歩きます。

8/12 10:25

噂の「銀玉水」！

8/12 10:26

おいしい水でした！

8/12 10:38

小朝日岳側から見る「大朝日岳」。有名なY字雪渓はほぼ消えました。が、雄大な山容に感動！

8/12 10:38

月山ともお別れです。

8/12 10:51

険しくそそり立つ威厳ある「小朝日岳」。今回は巻道を選択しました。

8/12 11:15

左から「大朝日岳」「中岳」右奥が「西朝日岳」。

8/12 11:52

古寺山に到着。

8/12 12:48

ハナヌキ峰分岐。このすぐ近くに「一服清水」という水場があります。甘くておいしい水です。

8/12 14:15

ついに大縦走の終点。古寺「朝陽館」に到着！午後の光の中を無事下山できました。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

感想

Kaeru_

大鳥登山口から以東岳へ。そして大朝日岳へ通じる朝日連峰を息子と二人で縦走することを去年のお正月に話し合いました。それから約半年。登山半年歴の私は、計画、下見、訓練を積み重ねての今回の縦走となりました。初日の泡滝ダムからタキタロウ山荘までは、時折小雨の混じる中、滝を眺め、沢を渡り、水場が5〜6か所あるまさに水の登山道。タキタロウ山荘の快適な設備に感銘。気持ちよく一晩を過ごすことができました。2日目。ガスがかかった午前中でしたが、次第に青空が見られ、大鳥池を以東岳から見ることできました。そして竜門小屋までの縦走も、ガスが晴れる時間も多く満喫できました。2回目の竜門小屋。管理人さんをはじめ、出逢った皆さんと楽しく飲み、語り合いました。ありがとう。3日目。シーズンに2〜3日あるかないか快晴に恵まれ大朝日岳への縦走が叶いました。見たいと思っていた山並み、山容を息子と眺めることができたのは、人生の中でもそう何回もあるものではないと思いました。全てに感謝の2泊3日の山旅でした。