【試練と憧れ♪剱岳（早月尾根）再挑戦】

2018年08月18日(土) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 16.5km
• 登り: 2,400m
• 下り: 2,395m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:31

4:14 スタート地点
4:23 4:33 馬場島
5:04 5:04 松尾平
7:08 7:16 早月小屋
9:11 9:16 カニのハサミ
9:20 9:33 剱岳
9:44 9:55 カニのハサミ
11:33 11:42 早月小屋
13:13 13:13 松尾平
13:37 13:40 馬場島
13:45 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島荘前の駐車場は早いうちに満車
200mほど降った駐車場に止めました、いずれも無料だし距離もそれほど変わりません

コース状況／危険箇所等

登山届は馬場島荘で提出
早月尾根はやはり急登ですね、特に標高1100くらいの立山杉の巨樹から1800あたりまでは全然休ませてくれません
木野根っこを掴んで登るような急登です

その他周辺情報

私はいつも上市町町営のアルプスの湯　@500円

写真

8/18 4:35

今日は3年ぶりの剱岳、早月尾根
3年前の滑落事故以来です

8/18 5:01

松尾奥の平からの小窓尾根と大窓

8/18 5:13

出ました早月尾根の主
立山杉の巨樹

8/18 6:06

猫又山、いつかは登らねば

8/18 6:27

大日連山の稜線

8/18 6:41

避難小屋跡、シシウド祭り状態です

8/18 6:50

ホッと和む池塘

8/18 7:02

早月小屋の直下
大きなスラブが露出しているところ、ロープが張られてました

8/18 7:07

P2224から剱岳が全貌を現す

8/18 7:08

早月小屋で小休憩、メットも装着

8/18 7:16

眼下には富山平野と富山湾

8/18 7:18

平らで張りやすそうなテント場
ただここまでテント担ぎ上げるのが大変

8/18 7:35

早月小屋がはるか下になった

8/18 7:51

弥陀ヶ原の向こうに薬師岳が見える

8/18 7:59

この辺りでストックをしまう

8/18 8:11

この辺り険しい早月尾根にあって牧歌的な和むところ

8/18 8:18

特徴的な小窓尾根

8/18 8:28

北向きの谷にはまだ雪渓が残ってますね

8/18 8:49

大日連山が眼下になった
その向こうに白山

8/18 9:01

カニのハサミのトラバース

8/18 9:09

ほぼ核心部を終えて早月尾根を振り返る

8/18 9:13

代わりに見えてきたのが立山連峰

8/18 9:15

別山尾根と合流
急に人が増える

8/18 9:21

韓国、中国の方が多かった
この写真も中国の方に撮ってもらった

8/18 9:22

では山頂からの山座同定
毛勝三山

8/18 9:23

白馬岳

8/18 9:23

鹿島槍ヶ岳

8/18 9:23

唐松岳と五竜岳

8/18 9:23

爺ヶ岳

8/18 9:23

針ノ木岳
遠くに富士山

8/18 9:23

弥陀ヶ原と薬師岳

8/18 9:24

立山界隈
槍穂高は背後に隠れてますね

8/18 9:24

山頂は大賑わい

8/18 9:33

八ツ峰

8/18 9:33

源次郎尾根
II峰の懸垂下降見えました

8/18 9:34

三角点
これだけしっかり埋設してあればむき出しになることもないか

8/18 9:36

さて早月尾根を下りますか
この標高差を考えるとうんざりします

8/18 9:38

劔尾根と小窓尾根
まさに針の山

8/18 9:41

薬師岳から雲海を経て白山に至る

8/18 9:41

平蔵の頭
平蔵谷の雪渓は切れちゃってますね

8/18 9:45

ここで別山尾根とお別れ

8/18 9:46

早月尾根に進みます

8/18 9:53

しばし気の抜けない鎖場の連続

8/18 9:58

岩場に咲くミヤマダイコンソウ

8/18 10:00

カニのハサミのトラバース
以前はカニのハサミのような岩だったらしいが折れてしまったらしい

8/18 10:01

ここの通過はいつも緊張します

8/18 10:09

ギラギラ照りつける太陽

8/18 10:14

剱岳本峰

8/18 10:14

それに続く小窓尾根

8/18 10:21

2800m地点まで降りてきました
まだ2000mも降らなくてはならない

8/18 10:32

東大谷側
ものすごい切れ落ちかた

8/18 10:39

モミジカラマツと毛勝三山

8/18 10:44

P2614
ここは巻きます

8/18 10:54

ここはチングルマ畑
和む場所

8/18 10:58

昼近くなって逆光が解消
青空が映えます

8/18 10:58

小窓尾根

8/18 11:13

大日岳を背後に登ってくる登山者

8/18 11:13

目立ちませんが剱御前
これも百高山

8/18 11:14

この辺で剱本峰も見納め

8/18 11:33

早月小屋に戻ってきました

8/18 11:34

ネコの後ろ姿にしか見えない

8/18 11:40

マッチ箱ピーク

8/18 11:40

今日は予約で満室だそうです
予約なしで来た人は強制日帰り送還か

8/18 11:44

P2214から早月小屋と剱岳

8/18 11:45

池の平山

8/18 11:45

赤谷山

8/18 13:07

巨大杉、象の鼻

8/18 13:07

巨大杉、あまりの見事さにしばし足を止める

8/18 13:16

標高1000m地点まで戻って来ました

8/18 13:16

大窓には雲がかかってました

8/18 13:32

登山口が見えた
禊の早月尾根、無事下山

8/18 13:33

試練と憧れの碑に感謝

8/18 13:33

他の山ではあまり見かけない厳しい内容
ひとつだけ気になるのが
人身？ → 心身 と言いたかったのでは？

8/18 13:34

馬場島
どっかのリゾートのような緑

8/18 13:40

下山後の炭酸は至福のドリンク

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

感想

sakura

お盆休みの最後の一座に選んだのは剱岳、それも早月尾根にしました
というのも3年前の春にここで滑落事故を起こして以来、なんとなく剱岳から足が遠ざかってしまい丸3年間未登の状態でした

山に対する心構え取り組む姿勢みたいなものも以前とは変わったように思います
当時のショックもだいぶ和らいできて一区切りつける意味もあってあえて同じルートで再挑戦しました

どこの谷のどの地点で滑ってしまったのかきちんと見極めるつもりで登りましたが、春山とは景色も雰囲気もずいぶん違うこともあってどこだったかを正確に判別することはできませんでした

なにはともあれ無事登って降ってくることができました
あの時の恐怖は今でもハッキリ記憶に残っています、無理しそうな時にはそのことをあえて思い出し、自分への戒めにするようにしています
これからも安全登山をモットーに長く山登りを続けていきたいですね

コメント

ooto-hiroshi

標高1800辺りでお会いした者です。
昨日は途中お会いして親しくお話させていただきました。ありがとうございます。
昨日はヘロヘロで何とか帰ってきました。今日は脚が張ってます(^_^;)

sakura

Re: 標高1800辺りでお会いした者です。
こんにちは、昨日はお疲れ様でした
とても楽しくお話しさせていただき、ありがとうございました
朝のうちは涼しくて登りやすかったですね
下りはお話ししてた通り膝にきてガクガクでした
私も同じく三重から来た方と帰り道にお話ししましたよ
地下足袋で登っておられたので印象に残ってます

pikachan

早過ぎ！(^^)
sakuraさん、こんにちは

早月尾根、昼過ぎに下りちゃうんですか？！
早過ぎっ！！

三年前の滑落レコは読んでるだけでもドキドキしてましたが、
今回無事帰ってこれ、早月尾根の気持ちの切り替えができたのでは？

いつもガッツリな山行と山頂の笑顔、良いですね〜

sakura

Re: 早過ぎ！(^^)
pikachanさん　どうもです

結構早く出ましたから昼過ぎに着きました
登山道が急なんで早く終われーと思いながら登ったり降りたりしてると早く着いちゃうみたい

滑落現場近くではここだったよな？と思いながら通過しましたが、帰って写真見てみるとどこだか全く検討つかない？？　やっぱ雪がある時とない時では様子がガラリと違うので人間の記憶なんて曖昧なもんだなと痛感しました
気持ちの切り替えはこれで出来ました、のんびりと好きな山を登り続けます

shirayama

お帰りなさい
いつかsakuraさんにもこの日が来るかと思っていました。
僕も白山で滑落した時は、ちょうど１年後の同じ日に滑落現場を見て、振り返ったものです。
その後の山とのかかわり方も変わったという意味では「新たな原点」にもなりました。

あれから３年経ったのですね。
それにしても、当時はよくぞ無事に生還されました。
また、今回は（も）、相変わらず早いですねー。
予想はしていましたがそれ以上です。

とにかく、お帰りなさい

sakura

Re: お帰りなさい
shirayamaさん　ありがとうございます

あれから3年たちました、他の山には登っても剱岳はなんとなく敬遠するようになってまして、ようやく今回登ってこようという気になってなんとか登って帰って来れました
トラウマみたいなものは一生消えないと思いますし、また簡単に消えたらまずいんじゃないか、消えない方がいい教訓になって生かされるようにも思います、マジメな話

またどっかでお会いしましょう、船窪小屋より鞍掛山が一番可能性高いですね

coral_reef

偶然にも
この日の朝7時頃、剱岳にいましたよ。笑

sakura

Re: 偶然にも
おおー、そうだったんですね、山頂で会えればよかったですが7時はとても無理でしたね
天気は良かった ですけど早朝は寒かった