一生に一度、いやもう一度行きたい涸沢カール
- GPS
- 15:20
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 1,188m
- 下り
- 1,185m
天候 | 9/27 雨のち曇り 9/28 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は全く無し。上高地バスターミナルから横尾までのルートの一部に泥濘(ぬかるみ)あり。 |
その他周辺情報 | 信州健康ランドにて仮眠室を利用(インターネット割引の入館料1,730円と深夜料1,080円で利用) 下山後は、駐車場近くの梓湖畔の湯にて入浴(入浴料720円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
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感想
MTCの定期山行でHさんの企画を諸事情により引き継いでの企画となりましたが、Hさんの「晴れ男」のお陰か二日目は快晴となり最高の眺望を体験できました。
MTCリーダーからは前泊で利用した「信州健康ランド」のレポートの依頼を受けておりましたが、久しぶりの山行リーダーということもあり写真撮影を忘れるという大失態・・・。この施設は、お風呂の種類も豊富、施設内部は隅々まで清掃が行き届いていて、スタッフの対応がとても気持ちが良いところで、第三回おふろ甲子園(2015年)優勝、第四回おふろ甲子園(2017年)準優勝に輝いています。今回の参加者全員も満足しており、なんといってもバスタオル、ハンドタオル、館内着が用意されているのが良いですね!宴会場でも食事できますし、居酒屋もありますよ。
翌朝は信州健康ランドから一般道で沢渡まで向かい、沢渡大橋バス停を6:13発のバスで上高地バスセンターに向かいました。ほとんどの天気予報では9時ころには雨が止む予報となっていましたが、涸沢ヒュッテのおでんと生ビールの売り切れを心配して7時に出発。
前もって聞いてはいましたが、上高地バス停から横尾までは単調な長い道のりで飽きてしまいます・・・。一人での道のりだったらと思うと・・・。
つり橋を渡ってルートは徐々に狭くなります。通行時間によっては涸沢カールからの下山者と鉢合わせとなり、すれ違いに時間がかかります。本谷橋までの途中からは屏風岩が見えますが、今回は雨が降ったことで雨の時にしか見られない滝を見ることができました。ちょっと貴重な体験。
本谷橋からは本格的な登山道となっていきます。一部急登のようですが、ゆっくり登れば息も切れることなく問題なく歩くことができます。涸沢カールに近づくと少しずつ周りの木々の色が変わってきて、皆さん写真を撮りながらですのでまた時間がかかるのです・・・。
涸沢ヒュッテに到着しますと、すぐにチェックインの手続きです。代表者のみ住所電話番号を記入し、同行者は名前と性別と年齢のみを記入。支払いは一括ですので、事前に代表者が集金しておくとスムーズですね。記入場所には、本日の布団一枚当たりの人数が表示されており、この日はなんと一枚の布団に3人とのこと。「え?この天気でも?」と憂鬱な気分になりましたが、結局のところ我々は4枚の布団に6人で寝ることができ、比較的快適に過ごせました。電話予約時には男性と女性の人数を確認されたのでてっきり男女別なのかと思いましたが、一緒でした。
チェックインを済ませ、目指すはヒュッテ名物のおでんと生ビール!!生ビールを受け取ると、あれ?ジョッキに例の動物がいないではありませんか!書いてあるのは某ビールメーカーの表示のみ。せっかく楽しみに来たのに〜。でも、おでんはとっても美味しかったです。メンバー全員が食べきれないくらいのおつまみを用意してきましたが、半分はお持ち帰りだったかな。メンバーが持参してくれたミャンマービールと山口産の梨も美味しかったです。ごちそうさまでした。
夕飯もそんなには量はありませんが、ほかの小屋に比べると美味しかったと思います。
翌朝はモルゲンロート、いや朝焼けを見るため5時に起床(当日の日の出の時間は5:35)。さすがに晴れの中の山々の綺麗さは格別ですね。最高です!写真では何度も見ていても、やはり目の当たりにすると感動が違います!実際に見るまでは、一生に一度は見ておきたい風景と思っていましたが、何度も見たい風景です。
ヒュッテの近くに池がありますが、快晴であれば、池に写りこむ山々や涸沢小屋も見ることができ、これも感動です!池に写りこむ景色を見ずに下山したらもったいないです。
さて、下りは来た道を戻るだけですが、山行リーダーの私、24日にも個人的に長い距離を歩いていたため、右膝に激痛が・・・。こんな時に限ってサポーターもポールも持参せず、メンバーにポールを借り、足を引き摺りながらの老人並みのスピードで下山する羽目に・・・(メンバーの皆様ゆっくりペースにお付き合いいただきありがとうございました)。
本谷橋までのすれ違いでは、避けることもせずに道の真ん中を堂々と対向者にぶつかりながら歩いてくる非常識な輩もおり、ちょっと気分悪し・・・。どこにも、周りのことも考えずに自分の都合だけで生きている人がいるんですね。残念・・・。
横尾からはのんびりと歩いて、徳澤園でソフトクリーム、嘉門次小屋ではそばとイワナの塩焼きを食べました。そばは手打ちで美味、イワナは骨と頭まで食べれるんですよ〜。
河童橋では記念撮影し15:55のバスに乗るべく列に並びましたが、なぜか我々外国人に間違われ、「Where are you from?」と声を掛けられ・・・。外国人観光客へのアンケート実施だったようで。帰りのバス待ちもすごい人です。
沢渡大橋バス停近くの立ち寄り湯「梓湖畔の湯」で入浴して、帰路につきました。
今回の涸沢カール山行は、参加メンバーにも天候にも恵まれ、とっても素晴らしいものとなりました。ここ最近考えさせられることがいくつかありましたが、気分もリフレッシュでき、また純粋に山が楽しめそうです。
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