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Yamareco

記録ID: 1635447
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

釈迦ヶ岳・イブネ 2days 単独

2018年10月31日(水) 〜 2018年11月01日(木)
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
15:31
距離
34.2km
登り
2,570m
下り
2,569m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:05
休憩
0:35
合計
7:40
距離 18.5km 登り 1,620m 下り 1,142m
7:32
78
8:50
16
9:06
9:09
13
9:22
9:24
2
9:26
9:28
3
9:31
4
9:35
8
9:43
4
9:47
16
10:03
13
10:16
10:18
4
10:22
10:25
22
10:47
31
11:18
11:21
8
11:29
11:30
4
11:34
27
12:01
12:02
12
12:14
31
12:45
12:48
6
12:54
18
13:12
13:13
3
13:27
13:31
34
14:05
14:08
7
14:30
14:34
12
14:46
4
14:50
14:53
7
15:00
12
15:12
2日目
山行
6:25
休憩
1:18
合計
7:43
距離 15.7km 登り 962m 下り 1,437m
8:06
6
8:12
8:13
27
8:40
8:41
23
9:04
5
9:09
9:10
9
9:19
18
9:37
10
9:47
9:57
6
10:03
10:05
18
10:23
11:06
35
11:41
11:42
3
11:45
6
11:51
41
12:32
12:35
17
12:52
12:59
3
13:02
13:05
7
13:12
19
13:31
4
13:35
13:37
9
13:46
4
13:50
13:51
4
13:55
13:56
5
14:01
14:02
8
14:10
12
14:22
85
15:47
15:48
1
15:49
ゴール地点
天候 1日目:曇り-濃霧(-雨)
2日目:(雨-濃霧-)快晴
カッコ内はテント滞在中
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石榑峠の滋賀県側に駐車
(到着7時頃、平日のため他1台のみの利用状況)
コース状況/
危険箇所等
コースの8割は標識明瞭、クラシ北尾根からヒロ沢経由のハト峰までは地形図読みが必要。
その他周辺情報 下山後、阿下喜温泉へ向かうも木曜定休日のため、自宅方向にあるニューハートピア(長島温泉)を利用。詳細は下記URLにて。
http://www.heartpia-onsen.com
駐車場到着時は雨で路面が濡れていましたが、回復すると見込んで決行。
2018年10月31日 07:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/31 7:16
駐車場到着時は雨で路面が濡れていましたが、回復すると見込んで決行。
事前に作成した計画書を投函。
2018年10月31日 07:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/31 7:18
事前に作成した計画書を投函。
このゲート側のガードレールを跨いで入ります。
2018年10月31日 07:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 7:32
このゲート側のガードレールを跨いで入ります。
数分間はアスファルト道が続きます。
2018年10月31日 07:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 7:36
数分間はアスファルト道が続きます。
通称 電波塔跡地?から登山道らしいルートが始まります。この跡地、テント泊する人もいるようですが水場が乏しく、駐車場近くの砂防ダムから流れ出る細い沢水があるくらいだと思います。
2018年10月31日 07:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 7:40
通称 電波塔跡地?から登山道らしいルートが始まります。この跡地、テント泊する人もいるようですが水場が乏しく、駐車場近くの砂防ダムから流れ出る細い沢水があるくらいだと思います。
大気中の湿度が高く、あまりスッキリとしません。画像左奥のビル群は名古屋駅周辺の建物です。霧に浮かんでいるようで幻想的です。
2018年10月31日 08:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 8:05
大気中の湿度が高く、あまりスッキリとしません。画像左奥のビル群は名古屋駅周辺の建物です。霧に浮かんでいるようで幻想的です。
紅葉はほぼ終わりかけの気配。でもところどころカラフルな樹種が残っていました。
2018年10月31日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 8:29
紅葉はほぼ終わりかけの気配。でもところどころカラフルな樹種が残っていました。
霧が立ち込める紅葉も幻想的です。
2018年10月31日 08:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 8:46
霧が立ち込める紅葉も幻想的です。
小規模な登り下りを繰り返し、三池岳へ到着。画像には写ってませんが遭難者用に携帯電話を入れた密閉箱が置いてありました。石榑峠からここまで、1/16〜16/16の標識が設置されており、わかりやすかったです。
2018年10月31日 08:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 8:51
小規模な登り下りを繰り返し、三池岳へ到着。画像には写ってませんが遭難者用に携帯電話を入れた密閉箱が置いてありました。石榑峠からここまで、1/16〜16/16の標識が設置されており、わかりやすかったです。
八風峠には鳥居と石碑がありましたが、いわれは?
2018年10月31日 09:10撮影 by  iPhone 8, Apple
1
10/31 9:10
八風峠には鳥居と石碑がありましたが、いわれは?
季節外れ?のコイワカガミ。一般的な開花期は4-7月とのことのようです。
2018年10月31日 09:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 9:24
季節外れ?のコイワカガミ。一般的な開花期は4-7月とのことのようです。
白花のコイワカガミも。
2018年10月31日 09:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
10/31 9:24
白花のコイワカガミも。
南峠の南側に湿地帯があり、浄水装置があれば水場利用できそうです。山と高原地図によると仙香池があるそうですが、未確認です。
2018年10月31日 09:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 9:38
南峠の南側に湿地帯があり、浄水装置があれば水場利用できそうです。山と高原地図によると仙香池があるそうですが、未確認です。
おそらくバイカオウレンだと思います。
2018年10月31日 10:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 10:05
おそらくバイカオウレンだと思います。
釈迦ヶ岳の三角点からの眺望。天気が回復してきましたがまだスッキリしません。
2018年10月31日 10:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 10:12
釈迦ヶ岳の三角点からの眺望。天気が回復してきましたがまだスッキリしません。
地図によるとこの釈迦ヶ岳の三角点とは別に、最高地点もある様子。経路から5分ほど外れた所にあるので、帰りに時間と余力があれば寄ってみることにします。
2018年10月31日 10:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/31 10:14
地図によるとこの釈迦ヶ岳の三角点とは別に、最高地点もある様子。経路から5分ほど外れた所にあるので、帰りに時間と余力があれば寄ってみることにします。
猫岳への登り返し途中から振り返って見た釈迦ヶ岳。険しい山肌がカッコいいです。
2018年10月31日 10:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 10:40
猫岳への登り返し途中から振り返って見た釈迦ヶ岳。険しい山肌がカッコいいです。
猫岳とハト峰の間のトレイルから見た、目的地のイブネ・クラシ。雨乞岳に怪しい雲が掛かっており、先行きが不安です。
2018年10月31日 10:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 10:51
猫岳とハト峰の間のトレイルから見た、目的地のイブネ・クラシ。雨乞岳に怪しい雲が掛かっており、先行きが不安です。
カエデ系は赤色、シロモジは黄色。陽当たりの良い南側斜面はほとんど落葉していましたが、北側の谷筋ならまだ落ち着いた色合いの紅葉を楽しめます。
2018年10月31日 11:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:19
カエデ系は赤色、シロモジは黄色。陽当たりの良い南側斜面はほとんど落葉していましたが、北側の谷筋ならまだ落ち着いた色合いの紅葉を楽しめます。
ハト峰に北側からアクセスします。
2018年10月31日 11:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:28
ハト峰に北側からアクセスします。
現在の地上絵は、ハートの中にニコ顔が描かれていました。現地の標識によると「羽鳥峰」が正しいそうですが「♡ハート峰」でも?
2018年10月31日 11:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:29
現在の地上絵は、ハートの中にニコ顔が描かれていました。現地の標識によると「羽鳥峰」が正しいそうですが「♡ハート峰」でも?
南側から見たハト峰は均整のとれた不思議な形をしています。
2018年10月31日 11:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:36
南側から見たハト峰は均整のとれた不思議な形をしています。
落葉期の下り坂は、絨毯の中に浮石がゴロゴロ隠れているので、かなり危険で侮れません。
2018年10月31日 12:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 12:30
落葉期の下り坂は、絨毯の中に浮石がゴロゴロ隠れているので、かなり危険で侮れません。
ショウジョウバカマは冬越しの準備が万端のようです。
2018年10月31日 12:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 12:39
ショウジョウバカマは冬越しの準備が万端のようです。
交易の拠点、根の平峠を越え上水晶谷方面へ向かいました。タケ谷方面との分岐がわかりにくいですが、画像に見える丸太橋とその向こうの大岩が目印となります。
2018年10月31日 12:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 12:55
交易の拠点、根の平峠を越え上水晶谷方面へ向かいました。タケ谷方面との分岐がわかりにくいですが、画像に見える丸太橋とその向こうの大岩が目印となります。
この大岩、ぐるっと周ってみると大きなトカゲか恐竜の頭部のように見えます。上水晶谷へはこの岩を右手に見ながら進みます。
2018年10月31日 12:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 12:56
この大岩、ぐるっと周ってみると大きなトカゲか恐竜の頭部のように見えます。上水晶谷へはこの岩を右手に見ながら進みます。
シンボリックな大杉です。画像からは小さく見えますが、幹回りは大人3-4人が手を広げて繋いでも届くかどうか、だったような気がします。
2018年10月31日 12:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 12:58
シンボリックな大杉です。画像からは小さく見えますが、幹回りは大人3-4人が手を広げて繋いでも届くかどうか、だったような気がします。
ここまでのルートは鈴鹿山脈の尾根伝いで水気がなかったのですが、ここからは杉峠へ向け愛知川沿いに進むので、冷んやりと潤ったルートなので落ち着いた気分になります。
2018年10月31日 13:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 13:14
ここまでのルートは鈴鹿山脈の尾根伝いで水気がなかったのですが、ここからは杉峠へ向け愛知川沿いに進むので、冷んやりと潤ったルートなので落ち着いた気分になります。
東西に伸びる谷あいなので、一日中あたりの日照が少ないためか、スラッとしたブナ科の木々が密生し、和風庭園的な落ち着いた情景がどこまでも続きます。
2018年10月31日 13:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 13:18
東西に伸びる谷あいなので、一日中あたりの日照が少ないためか、スラッとしたブナ科の木々が密生し、和風庭園的な落ち着いた情景がどこまでも続きます。
コクイ谷出合いの渡渉は雨続きでなければ、靴を濡らすことなくクリアできます。
2018年10月31日 13:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 13:27
コクイ谷出合いの渡渉は雨続きでなければ、靴を濡らすことなくクリアできます。
同じくコクイ谷出合いの渡渉部。この上流部は右岸側にも左岸側にもルートがあります。結局は右岸側に戻ることになりますので、上流へ向かう際は画像向かって左側の赤テープの見える小規模な崖を登るのがおススメかと思います。下りの時は左岸側からの渡渉の方が簡単かも知れません。
2018年10月31日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 13:29
同じくコクイ谷出合いの渡渉部。この上流部は右岸側にも左岸側にもルートがあります。結局は右岸側に戻ることになりますので、上流へ向かう際は画像向かって左側の赤テープの見える小規模な崖を登るのがおススメかと思います。下りの時は左岸側からの渡渉の方が簡単かも知れません。
コクイ谷出合の渡渉後、小規模な湿地帯が広がっており、特にヒノキゴケ(イタチのシッポ)が群生しフワフサに癒されます。
2018年10月31日 13:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/31 13:32
コクイ谷出合の渡渉後、小規模な湿地帯が広がっており、特にヒノキゴケ(イタチのシッポ)が群生しフワフサに癒されます。
落葉の降り積もったトレイルを黙々と、自分の歩みをサクサクと感じながら進みます。
2018年10月31日 14:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 14:01
落葉の降り積もったトレイルを黙々と、自分の歩みをサクサクと感じながら進みます。
鉱山の居住地跡はいつ来ても物寂しい気分になります。
2018年10月31日 14:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 14:08
鉱山の居住地跡はいつ来ても物寂しい気分になります。
杉峠には次世代のスギが育っており、訪れる度に大きくなっているのを実感します。
2018年10月31日 14:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 14:33
杉峠には次世代のスギが育っており、訪れる度に大きくなっているのを実感します。
今回は御在所へは立ち入りません。バランスのとれた山容が綺麗です。
2018年10月31日 14:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 14:41
今回は御在所へは立ち入りません。バランスのとれた山容が綺麗です。
イブネへ向かうこの分岐点は、杉峠の頭を含む2つのピーク部を北西側に少し降った所に設置されているので、行き過ぎてしまっているのでは?と不安な気分にさせられます。地形図を読んで行動する人ほど、もっと手前から北東へ向かおうとするのではないでしょうか?
2018年10月31日 14:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 14:52
イブネへ向かうこの分岐点は、杉峠の頭を含む2つのピーク部を北西側に少し降った所に設置されているので、行き過ぎてしまっているのでは?と不安な気分にさせられます。地形図を読んで行動する人ほど、もっと手前から北東へ向かおうとするのではないでしょうか?
イブネ到着時は霧がどんどん濃くなり、北風が吹き荒れていました。
2018年10月31日 15:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/31 15:12
イブネ到着時は霧がどんどん濃くなり、北風が吹き荒れていました。
北西からの強い風を遮ってくれるアセビの灌木を探し、テント設営の最適場所を吟味しました。
2018年10月31日 15:13撮影 by  iPhone 8, Apple
10/31 15:13
北西からの強い風を遮ってくれるアセビの灌木を探し、テント設営の最適場所を吟味しました。
傾斜地と窪地を避け、張り綱を長めに取れるようにしました。平日の悪天候だと完全に貸切りです。もっとひどい天候だと熊ノ戸平の林床部へ逃げ込むことも可能です。水場も有るし。
2018年10月31日 15:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 15:49
傾斜地と窪地を避け、張り綱を長めに取れるようにしました。平日の悪天候だと完全に貸切りです。もっとひどい天候だと熊ノ戸平の林床部へ逃げ込むことも可能です。水場も有るし。
引きこもり生活の開始です。雨も降り始めているので水汲みにも行かず、持参した水のみでなんとかやりくりしました。1合の炊飯に続きレトルトの麻婆丼で暖まります。湯煎に使ったお湯はプラティパスへ戻して湯たんぽ的に利用。
2018年10月31日 17:35撮影 by  iPhone 8, Apple
10/31 17:35
引きこもり生活の開始です。雨も降り始めているので水汲みにも行かず、持参した水のみでなんとかやりくりしました。1合の炊飯に続きレトルトの麻婆丼で暖まります。湯煎に使ったお湯はプラティパスへ戻して湯たんぽ的に利用。
丼物やカレーで汚れたコッヘルを綺麗にするため、そのままワカメスープを作ります。スープに塩分が含まれるためか脂質汚れが綺麗に剥がれ落ちます。タンパク源として魚肉ソーセージを放り込みます。
2018年10月31日 18:02撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/31 18:02
丼物やカレーで汚れたコッヘルを綺麗にするため、そのままワカメスープを作ります。スープに塩分が含まれるためか脂質汚れが綺麗に剥がれ落ちます。タンパク源として魚肉ソーセージを放り込みます。
翌早朝、天気は奇跡的に回復。雨と風の音がピタッと止んだかと思うと、マジックアワーの始まりとなりました。この時の気温が1.1度、ブルッ!
2018年11月01日 05:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
11/1 5:28
翌早朝、天気は奇跡的に回復。雨と風の音がピタッと止んだかと思うと、マジックアワーの始まりとなりました。この時の気温が1.1度、ブルッ!
遠く東の空に南アルプスの稜線が浮かび、手前の濃尾平野に夜景をまだ残していました。
2018年11月01日 05:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
11/1 5:30
遠く東の空に南アルプスの稜線が浮かび、手前の濃尾平野に夜景をまだ残していました。
西の空には星空を確認。カメラのライブコンポジットという機能で、テントとともに比較明の合成。雲が迫る直前に露光を止め、なんとかオリオン座の一部を撮影出来ました。
2018年11月01日 05:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/1 5:38
西の空には星空を確認。カメラのライブコンポジットという機能で、テントとともに比較明の合成。雲が迫る直前に露光を止め、なんとかオリオン座の一部を撮影出来ました。
まさかのご来光でカメラを構えて走り回ります。
2018年11月01日 06:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
11/1 6:14
まさかのご来光でカメラを構えて走り回ります。
虹色に輝くイブネの台地
2018年11月01日 06:14撮影 by  iPhone 8, Apple
4
11/1 6:14
虹色に輝くイブネの台地
東の彼方をじっくり見てみると、特徴的なあの名山のシルエットが!そう、条件が整えばここからでも富士山が見えるのですね。
2018年11月01日 06:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 6:17
東の彼方をじっくり見てみると、特徴的なあの名山のシルエットが!そう、条件が整えばここからでも富士山が見えるのですね。
山座同定のお助けサイト(peakfinder.org)を利用した同地点・同方角の画像を載せておきます。
山座同定のお助けサイト(peakfinder.org)を利用した同地点・同方角の画像を載せておきます。
御在・鎌からのご来光は、この場所からでないとなかなかお目にかかれませんね。
2018年11月01日 06:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/1 6:18
御在・鎌からのご来光は、この場所からでないとなかなかお目にかかれませんね。
太陽の力は偉大で、気温がグングン上がります。
2018年11月01日 06:18撮影 by  iPhone 8, Apple
3
11/1 6:18
太陽の力は偉大で、気温がグングン上がります。
同じような画像ばかりで申し訳ないです。秒単位で色合いが変わるので、次々とシャッターを切ります。既にこの時点で早めの撤収出発の意識は何処へやら。
2018年11月01日 06:19撮影 by  iPhone 8, Apple
11/1 6:19
同じような画像ばかりで申し訳ないです。秒単位で色合いが変わるので、次々とシャッターを切ります。既にこの時点で早めの撤収出発の意識は何処へやら。
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫。人間の目で色彩として区別できる全ての色がグラデーションとなって眼の前に拡がっているような情景。
2018年11月01日 06:20撮影 by  iPhone 8, Apple
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11/1 6:20
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫。人間の目で色彩として区別できる全ての色がグラデーションとなって眼の前に拡がっているような情景。
モルゲンロートの真っ只中にいるのでしょうか?
2018年11月01日 06:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7
11/1 6:22
モルゲンロートの真っ只中にいるのでしょうか?
2018年11月01日 06:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/1 6:23
2018年11月01日 06:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/1 6:26
テントは一晩、よく仕事をしてくれました。お陰でグッスリ眠れました。でも北西の空からは怪しい雲陰が迫ってくるのでのんびりしていられません。
2018年11月01日 06:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 6:26
テントは一晩、よく仕事をしてくれました。お陰でグッスリ眠れました。でも北西の空からは怪しい雲陰が迫ってくるのでのんびりしていられません。
陽は当たりますが乾燥撤収は諦めなければならなさそうで、覚悟を決め朝食、着替え、撤収します。
2018年11月01日 06:27撮影 by  iPhone 8, Apple
1
11/1 6:27
陽は当たりますが乾燥撤収は諦めなければならなさそうで、覚悟を決め朝食、着替え、撤収します。
車の待つ石榑峠へ向かうには中間地点のハト峰までどのルートを行くかが大きな選択となります。予定通り、根の平峠からの登り返しの連続を嫌い、クラシ北尾根からヒロ沢経由の一発勝負に掛けてみました。画像はイブネ北端より。
2018年11月01日 08:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:12
車の待つ石榑峠へ向かうには中間地点のハト峰までどのルートを行くかが大きな選択となります。予定通り、根の平峠からの登り返しの連続を嫌い、クラシ北尾根からヒロ沢経由の一発勝負に掛けてみました。画像はイブネ北端より。
イブネとクラシの中間地点から振り返ります。
2018年11月01日 08:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:16
イブネとクラシの中間地点から振り返ります。
この雲の様子だと、低い位置にある高積雲と思います。鈴鹿山脈の尾根筋は日中のうちに荒れることはなさそうに思いました。
2018年11月01日 08:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/1 8:18
この雲の様子だと、低い位置にある高積雲と思います。鈴鹿山脈の尾根筋は日中のうちに荒れることはなさそうに思いました。
苔の台地を突き進み、クラシから尾根筋を下ります。
2018年11月01日 08:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:18
苔の台地を突き進み、クラシから尾根筋を下ります。
もう一度振り返り、お礼を言うつもりでパチリ。
2018年11月01日 08:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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もう一度振り返り、お礼を言うつもりでパチリ。
いよいよクラシ北尾根へ突入です。尾根筋外れの道迷い、滑落の危険性が高く、一瞬たりとも気が抜けません。
2018年11月01日 08:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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いよいよクラシ北尾根へ突入です。尾根筋外れの道迷い、滑落の危険性が高く、一瞬たりとも気が抜けません。
ずっとこんなのんびり尾根道ならいいのですが、クラシジャンダルムと呼ばれる急峻なピークもあります。
2018年11月01日 08:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ずっとこんなのんびり尾根道ならいいのですが、クラシジャンダルムと呼ばれる急峻なピークもあります。
各ピークから複数の尾根筋が出ていますが、画像左上部遠方に見える釈迦ヶ岳を捉え、その方角へ向かって下るのが正解だと思います。
2018年11月01日 08:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:36
各ピークから複数の尾根筋が出ていますが、画像左上部遠方に見える釈迦ヶ岳を捉え、その方角へ向かって下るのが正解だと思います。
御在所の見える方角の尾根筋を下ると、根の平峠方向へ引き戻されてしまいます。
2018年11月01日 08:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:36
御在所の見える方角の尾根筋を下ると、根の平峠方向へ引き戻されてしまいます。
画像からは緩く感じますが、実際は四つ足歩行の世界です。
2018年11月01日 08:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:36
画像からは緩く感じますが、実際は四つ足歩行の世界です。
種類はわかりませんが、粘菌の仲間だと思います。
2018年11月01日 09:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 9:21
種類はわかりませんが、粘菌の仲間だと思います。
お金明神へ下るための小規模な鞍部へ到着すると、この尾根ともお別れです。
2018年11月01日 09:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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お金明神へ下るための小規模な鞍部へ到着すると、この尾根ともお別れです。
お金(おかね)大明神の御神体です。午前中の早い時間を逃すとその表情が陰ってしまいます。まさに天狗様顔立ちですね。
2018年11月01日 09:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 9:50
お金(おかね)大明神の御神体です。午前中の早い時間を逃すとその表情が陰ってしまいます。まさに天狗様顔立ちですね。
大きさ感を出すため、トレッキングポールを添えてみました。
2018年11月01日 09:51撮影 by  iPhone 8, Apple
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大きさ感を出すため、トレッキングポールを添えてみました。
さらに下ると愛知川の流れが間近に迫ります。
2018年11月01日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/1 10:04
さらに下ると愛知川の流れが間近に迫ります。
水が底を尽きかけていたので、ここヒロ沢の出合いで一気の補給します。沢水は基本的に煮沸したうえで飲用しています。川水で顔を洗い、休憩しながらハイドレーション用に500mL追加、粉末スポーツ飲料をペットボトルに500mL調合、ドリップオンのコーヒーを淹れながら時間と睨めっこです。
2018年11月01日 10:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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水が底を尽きかけていたので、ここヒロ沢の出合いで一気の補給します。沢水は基本的に煮沸したうえで飲用しています。川水で顔を洗い、休憩しながらハイドレーション用に500mL追加、粉末スポーツ飲料をペットボトルに500mL調合、ドリップオンのコーヒーを淹れながら時間と睨めっこです。
ヒロ沢上流の羽鳥峰湿原手前にも水場はあります。なるべく標高の高い地点で補給する方が荷揚げ量を減らせるのでお得ですが、あまり乏しい沢水からだと、匂いや野生動物由来の排泄物や病原菌が混入しやすくなるので、できればザーザーと豊富に流れている沢や、湧き水から得たいものです。
2018年11月01日 11:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/1 11:37
ヒロ沢上流の羽鳥峰湿原手前にも水場はあります。なるべく標高の高い地点で補給する方が荷揚げ量を減らせるのでお得ですが、あまり乏しい沢水からだと、匂いや野生動物由来の排泄物や病原菌が混入しやすくなるので、できればザーザーと豊富に流れている沢や、湧き水から得たいものです。
鈴鹿山系特有の体色(緑型)のオオセンチコガネ。あまりにもピカピカなため、胸部のリング模様はカメラのLED補助光の反射、よくみると撮影のためにしゃがむ私の姿や青空が写っています。
2018年11月01日 12:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/1 12:04
鈴鹿山系特有の体色(緑型)のオオセンチコガネ。あまりにもピカピカなため、胸部のリング模様はカメラのLED補助光の反射、よくみると撮影のためにしゃがむ私の姿や青空が写っています。
猫岳へ向けた登り。
2018年11月01日 12:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 12:27
猫岳へ向けた登り。
三角点とは異なる場所の釈迦ヶ岳の最高地点。
2018年11月01日 12:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/1 12:56
三角点とは異なる場所の釈迦ヶ岳の最高地点。
さすがにこの時間になると、日射しで発生した水蒸気等で遠くのお山の稜線はハッキリしません。
2018年11月01日 13:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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さすがにこの時間になると、日射しで発生した水蒸気等で遠くのお山の稜線はハッキリしません。
1日ぶりの釈迦ヶ岳の三角点。
2018年11月01日 13:04撮影 by  iPhone 8, Apple
11/1 13:04
1日ぶりの釈迦ヶ岳の三角点。
画像中央部最遠方の竜ヶ岳、その手前の石榑峠まで、まだいくつかのピークをこなさねばなりません。陽のあるうちになんとか帰着したいと路を急ぎます。
2018年11月01日 13:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/1 13:40
画像中央部最遠方の竜ヶ岳、その手前の石榑峠まで、まだいくつかのピークをこなさねばなりません。陽のあるうちになんとか帰着したいと路を急ぎます。
中峠付近のコイワカガミ群生地。季節になるときっと見頃なフラワーロードになるでしょうね。
2018年11月01日 13:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 13:47
中峠付近のコイワカガミ群生地。季節になるときっと見頃なフラワーロードになるでしょうね。
ロングトレイルを振り返ります。
2018年11月01日 14:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:02
ロングトレイルを振り返ります。
日没に伴い竜ヶ岳の山肌を日陰がどんどん登ってきました。
2018年11月01日 15:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 15:41
日没に伴い竜ヶ岳の山肌を日陰がどんどん登ってきました。
ちゃんと帰りを待っててくれた車を見たときは安堵のため息が出ます。なんとか目標時刻の16時までに帰着できました。
2018年11月01日 15:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 15:46
ちゃんと帰りを待っててくれた車を見たときは安堵のため息が出ます。なんとか目標時刻の16時までに帰着できました。

装備

個人装備
ザック47L ミドルカットブーツ トレッキングポール 紙地図 コンパス 携帯電話 ハンディGPS 筆記具 保護グローブ 透湿防水レインウェア上下 ヘッドライト LEDランタン 予備電池(単三・単四・モバイルバッテリー) タオル1枚 デジカメ シュラフ900FP#2 シュラフカバー ダウンジャケット上 インフレータブルマット 2人用テント(インナー・フライ・ポール・ペグ) グランドシート コッヘル・ストーブ(110 OD缶2・カトラリー他) ナイフ 調理トレイ 無洗米2合 レトルト食品1 アルファ化米1 即席みそ汁2 スポーツドリンク粉末1L用 高カロリー食(スナック・ミックスナッツ・フルーツグラノーラ) 嗜好品飲料3包 500mLペットボトル飲料 水容器 ハイドレーション2L チタンDWマグ リカバリーウェア・下着 ウエストポーチ サングラス 毛糸帽子 応急セット
備考 装備総重量:11.3kgと水2.5Lで約14kg

感想

鈴鹿7マウンテンズの縦走を意識し、コース状況の下見がメインの目的です。
平日ですが仕事の休みを利用したものの、1日目の天気はあまり良くない予報。2日目の回復に期待して強行しました。イブネ到着時は来訪を拒絶されたかの様な強風と濃霧で、テント設営直後からの雨。水汲み補給も断念し、テント内での引きこもり生活を開始しました。軽い冬型の気圧配置だったため北風が吹き付け、気温がグングン低下し、朝方は確認した範囲で1.1度まで下がりました。でも持って行ったシュラフがモンベル製FP900#2とゴア素材のシュラフカバーだったため、暑くて寝汗をかくほどでした。
朝4-5時頃、雨も風もピタッと止んだと思ったところ、そこからはマジックアワーの始まりでした。三重県側の夜景をかき消す様な日の出。遠く南アルプスの稜線が見えるなあと思いながら探して見ると、富士山のシルエットまで見えました。写真撮影に夢中となり、うっかり朝食と撤収が予定より1時間遅れ!キャー。陽のあるうちの帰着のために、道迷いや怪我等のトラブルは絶対許されません。そそくさと苔の台地を後にしたのでした。

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