秋田県大館市:城ヶ森(断念)、白沢送電線巡視路(一部)、白沢不明神社(未発見)、白沢408mピーク(2ルート断念)、白沢神明社、萩長森
- GPS
- 40:00
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 598m
- 下り
- 566m
コースタイム
08:12大館市街地出発
08:48耳鼻科看板右折〜登山口探し
09:19それらしい所から登ってみる〜薮化し引き返す
09:38自転車回収
09:51農免農道を北上
(白沢不明神社1/白沢送電線巡視路)
09:59右折→鹿戸野沢神社脇通過
10:01Y字分岐を左折→右折
10:05不明の鳥居の先を登る
10:09社通過〜送電線巡視路を登る
10:14矢立線No.16鉄塔〜下山
10:22自転車回収〜道の先へ進む
10:31標高160m程で薮化し引き返す
(白沢不明神社2/白沢408mピーク)
10:34農免農道を北上
10:39右折
10:46不明分岐を左に
10:57大岩〜沢の右岸から左岸へ
11:14左へ行き過ぎて引き返し駐輪し右の道へ
11:25直角カーヴ通過
11:28四辻を右へ〜小ピークから引き返す
11:32四辻を左へ〜笹薮で行き止まり引き返す
11:36四辻の真ん中の道を確認
11:40四辻へ戻り下山
11:46右の分岐路へ入り北東へ
11:54標高300m辺りで薮化して引き返す
12:02元の道に戻り下山続行
12:08自転車回収
12:12右分岐路に入り祠を確認
12:19元の道に戻り下山続行
12:28農免農道に出て北上
(白沢神明社)
12:31国道7号線を南下
12:35右の館山を目印に右折
12:39白沢神明社へ
12:47自転車回収
12:50国道7号線を南下
(萩長森)
13:02芝谷地湿原で右折
13:07萩長森登山口
13:18山頂
13:33下山開始
13:41自転車回収〜帰路
天候 | 曇り〜時々小雨〜時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
この日は予報では曇りだったが、窓の外はまた霧。少し気温が上がって晴れて来るのを期待して遅目に出掛ける。国道7号線を北上し、「山内耳鼻科」のでっかい看板が立っている右分岐路に入り、左に見えている舗装路は無視して、山裾沿いの未舗装車道を進む。 (以下は「コース状況」の項に纏める。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
(城ヶ森) うろうろと登山口探し。「国道から800メートル弱のところ」「右手にピンクのガイドテープが下がっていれば、それが目標地点」などと、『大館トレイルガイド』の記述は甚だ心許無い。一度釈迦池の方へ続く舗装路まで行き過ぎてしまって引き返し、地形を確認しつつ探し続ける。 「20mほど先で林道が右に膨らんだところがある」との記述を頼りに、右に駐車可能な林道の膨らんだ所から20m程手前に道をひとつ発見するが、「斜面を1mほど登った杉林から入山」との記述とは異なり、別に盛り上がってはいない。溝を越えることになるのでその手前に駐輪し、一応確認の為登ってみる。直ぐにT字分岐で左は伐採場跡で行き止まり、右も伐採場跡に出るが、谷間を辿る道は倒木と柴薮で塞がっていて通れそうにない。 (作成した地図は適当である。) 引き返して更に探してみるが、他に登山口らしきものは見当たらない。元々期待してはいなかったが、城ヶ森は断念することにする。 (白沢不明神社1/白沢送電線巡視路) 元の道を引き返してトンネルの手前で右折し、農免農道へ出て北東方向へ直進。右の未舗装の分岐路に入ると、右手に「鹿戸野沢神社」が見える。次のY字分岐は左→右と進んで未舗装路に入ると、直ぐ左手から始まる尾根の末端に、地図に記載の無い鳥居と送電線巡視路の看板が。巡視路の方は予想済みだったのだが、まさか神社の参詣道と一体化しているとは予想外だった。 取り敢えず登ってみる。面白い位真っ直ぐな直登。数分で社に出るが、その左手から右上方に延びる形で巡視路は更に直登で続いている。行ってみると矢立線No.16鉄塔の下に出る。標高は180m位か。北と西の眺望が開け、反対側に下りの道が続いている。 (白沢不明神社2/白沢408mピーク) 送電線鉄塔から元の道に戻って先へ進んでみるが、標高160m程度(誤差には御容赦を)で薮化していたので引き返し、農免農道(舗装車道)に出て北上。この辺りは粗大ゴミを含め、やたらとゴミが散乱していて見苦しい(後で市役所に報告しておいた)。次の分岐で右折して、沢沿いに未舗装車道に入る。 最初の分岐は左に(右はその先で更にY字に分岐する)。不明の細かい分岐が幾つか有るが取り敢えず無視して東へ進む。 標高170m程の所に大岩発見。地理院地図で丁度岩場が記載されている辺りだろう。山と一体化している為それ程目立たない様だが、独立していたら田代の「石の塔」より大層な見物になっていたかも知れない。所々グリーンタフが混じっているのも良い。 その先で沢は右岸から左岸へ移り、砂防ダムを過ぎる。そこからは東から南へ進路を変え、400~500mばかり進む。だが行き過ぎてしまったらしく、恐らく先の方で先程の薮化した道と繋がっている西へ進む道に入ってしまったので引き返し、東へ向かう道を見付けて進む。右手に10m程の池が有る。この先は状態が悪いので自転車は置いて行く。 直角カーヴが2つ続く地点へ差し掛かる。地図ではこの手前に目指す神社のマークが付いているのだが、それらしきものは見なかった。取り敢えず地形確認の為に先へ進み、四辻に出る。右は小ピークへ続くがその先は薮化している。左の道も笹薮に覆われているが、若し通れていたとしたら、一番手前の408mピークを皮切りに幾つもの無名ピークを縦断し、面倉山を経由して、大茂内沢周辺をぐるりと回る、恐らく十数kmは有る大縦走路になっていた筈だ。この大縦走路は他にも幾つか入口は存在するが、この分では他も期待しない方が良いかも知れない。真ん中の道は通れる様だ。地図の通りなら大茂内沢へ下りて行く筈だ。 四辻に戻って引き返し、先程見逃した左の分岐路に入って、神社か社か石碑か何かが無いかと探し乍ら登ってみたのだが、それらしきものは全く見当たらない。標高300m位の所で柴薮が酷くなるので引き返す。 元の道を通って自転車を回収して下山する途中、池の反対側に祠を発見。登りの時は池に気を取られて全く気が付かなかった。少し引き返した所にそちらへ行ける分岐路が有った様なので入ってみる。標高は210m程だが、地図には全く記載が無い。先程発見出来なかった神社だか社だかが低い所へ移転させられて来たものなのだろうか。詳細は不明。 (作成したルート図は不正確な可能性が有る。) (白沢神明社) 農免農道まで戻り、その儘北から国道7号線へ出て南下。右手にが館山が見えているので、その南端の辺りで右折し、道なりに左にカーヴ。住宅街へ入り、更に尾根の南端の辺りで右折すると、白沢神明社の鳥居が見えて来る。 参詣道は真っ直ぐで特記すべきことは無い。尾根の途中に建っている普通の神社。地図を信用するなら標高150m位の筈だが、恐らくはもっと低いのではないだろうか。しかもこの辺の住宅地は既に標高100mを超えているので、実際の標高差は大したことは無い。 (萩長森) 再び国道7号線に出て南下。芝谷地湿原の右分岐に入り、いかつい鉱業工場跡を過ぎてT字路に突き当たる所まで進むと、右手に萩長森登山口が見える。 鳥居から先は石段だが直ぐ消滅し、直登のややしんどい坂道が続く。途中からは右側に立入禁止のロープが張られている。十数分も有れば直ぐ山頂。標高169mで、山頂は木々が邪魔だが、15m程下った辺りからは大館市街地が一望出来る。意外な高度感が有ってお得。石碑の前の三角点はやや大き目。 市が発行している『大館市史』第四巻421pに拠ると、市内には「太平山・田代山」の信仰碑は幾つも有るが、この萩長森だけは「田代山」「森吉山」のセットになっているとのことで、大館市内で森吉山信仰が見られるのはここだけらしい。前回登った時( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1540763.html )にはそうしたことは知らなかったので、次の機会には確認してみようと思っていたのだが、肝腎のそれらしき石碑群は前面を下にして全て倒れており、碑文が確認出来ない。無念。 |
写真
感想
(城ヶ森)
元々期待はしていなかったので失望もしないが、この辺りの単独峰としてはそれなりに存在感が有るので登れないのは残念。伐採が行われている山の様なので、探せば作業道が見付かるかも知れないが、Googleの航空写真を見る限りでは山頂まで通じているものは無さそうだ。昔は小学校の遠足にも使われたと『大館トレイルガイド』には書いてあるが、今は無理そうだ。
(白沢不明神社1/白沢送電線巡視路)
この送電線は国見山等の低山を経由して矢立峠から青森県側にまで続いているので、何時かこの巡視路巡りをしてみるのも面白いかも知れないが、送電線の下をその儘順々に歩いて行くのは無理の様なので、各鉄塔用の道をひとつひとつ見付けて行くことになるだろう。
(白沢不明神社2/白沢408mピーク)
地理院地図に記載されている神社マークは、やはり場所が間違っているとしか思えない。大館市の文化財マップ等を見てもそれらしい記載は見当たらないし、どう云った由来の有る祠なのか不明。
408mを通る道は前述した通り、面倉山を経由して大茂内沢周辺をぐるりと取り囲む大縦走路の一部を成しているので、薮化していて通れないのは残念。航空写真を見ると部分的に道が残っていそうにも見えるのだが、まぁ余り期待しない方が良いだろう。入口は他にも記載されているので、折を見てちょこちょこ確認してみたい。
(白沢神明社)
特記すべきこと無し。神社庁の紹介ページ( http://akita-jinjacho.sakura.ne.jp/tatsujin_etc/kennsaku/oodate/37_shinmeisha_shirasawa.html )。
(萩長森)
倒れた森吉山碑は起こしておこうかとも思ったのだが、小さい割に意外と重いので、無理はしないことにした。直ぐ登れる割に、山頂手前からは大館の中心市街地が一望出来、標高僅か169mの低山にしてはお得感が有る。但し傾斜はややきついので注意が必要。
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