小同心クラック、中山尾根、大同心南稜アルパインフルコース
長野県
えびちゃん
その他3人 
体力度について
- GPS
- 56:09
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 3,086m
- 下り
- 3,214m
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- 山行
- 4:06
- 休憩
- 6:03
- 合計
- 10:09
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 8:01
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 5:38
- 合計
- 8:47
| 天候 | 23日：晴れ 24日：晴れ 25日：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
美濃戸山荘〜赤岳鉱泉まで：一部凍結、積雪無し。崩落激しくルートが一部変わっていました。 大同心稜：特になし、例年通り、23日のみ一部凍結。25日は無し 中山尾根：特になし 小同心クラック：23日のみ、凍結あるものの。25日には凍結無しの様子（大同心基部からの見た目） 大同心南稜：凍結、積雪無し |
| その他周辺情報 | もみの湯：５００円 |
写真
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感想
たかしくん、みもりん、いっしーと11月の八ヶ岳へアルパインクライミングへ。
23日6：00に美濃戸口集合で自分の車で美濃戸山荘へ。
23日
美濃戸から赤岳鉱泉までの道が去年と比べて一部崩壊しており、ルートが変わっていました。また今年は暖かいのか、雪がほとんどなく驚く。去年の今時期に来ているのですが、10cm程度はここの道でも積雪していた記憶があるので、やはり今年は雪が少ないみたいですね・・・
鉱泉に着くと、テントを設営。装備を整えて、小同心クラックに向かいました。
大同心稜を詰めて、大同心基部から壁沿いにトラバースして小同心クラック基部に到着。ザイルパートナーはみもりん×たかしくん、自分×いっしーで3日間
小同心クラックは先行1P目（凹角��-級）みもりんリード。
ピナクルでとったプロテクションのカラビナが外れてしまうアクシデントがあったものの、すでに2P目をとっており、終了点に到着。（なぜスリングからカラビナが外れてしまったのかはわからず・・・）
我々のパーティーはいっしーが1P目リード。こちらも難なく。
いっしーアルパインリードは初のものの、フリーで日ごろ鍛えている成果があり、安定の登り。
2P目（凹角��-級）、自分がリード。去年の年末に小同心クラックをやった時は1P目のみのリードだったので、2P目のリードは初。
とはいえ一度登ったルートだったので、比較的楽に登れました。
ただ、一部手詰まりしてしまったところがあり、苦戦してしまいました。
3P目（凹角��-級）はいっしーがリードし、終了。またいで乗っかるホールドも問題なく。
4P目、横岳の詰（�卦蕁法４�けないかと右から回り込んでみたものの、結局巻けず登攀。クラックに＃0.4カムが甘い効きだったので少し不安でしたが、何とかよじれました。
下山は硫黄岳経由で。下山後はたかしくんが白湯鍋をつくってくれました。うまかったです。
24日目
2日目は中山尾根へ。
中山乗越から尾根線のトレースをたどって岩壁直下へ。
1P目（フェイス�元蕁�凹角�卦蕁房�分はたかしくんたちのパーティーより先行でリード。�元蕕隆篳匹剖貔錣掘�1ピン目でテンションをもらう。
直情は厳しそうだったので、迂回し、�卦蕕硫３岷茲い�ら終了点へ。
1P目の終了点は置くと手前に2か所（2×2か所）ペツルのボルトがあります。
それに気づかず、手前で支点構築してします。いっしーを引き上げた後、たかしくんたちパーティーが上がるため、奥側の視点にビレイポイントを移す。
2P目（�卦蕁砲呂い辰掘爾�右側のクラック沿いを登攀。クラックにサムロックを決めながらキョン足で攀じる。カムは＃2 ＃1 ＃0.4の順に打ち込んでいました。
何とか登攀し、自分も引き上げ。
おそらくこのルート。左側に回ってクラックをよけるルートだとボルトでプロテクションが取れそうな感じでした。
200mの雪稜（雪はない）を歩いて、次の岩壁へ。
3P4P目（�掘楜蕕隆篳匹鉢検椶離魯鵐葦曚─砲鬚い辰掘爾�連続で登攀。
ハングの突破は厳しかったものの、何とかよじり切っていました。
自分はフォローであがりましたが、ハングでムーブが起こせず、A0したうえ引き上げてもらうという失態・・・先週もそうでしたが、もっと登攀力を上げないとだめですね。
最終ピッチ（�卦蕁砲鬟蝓璽鼻４篳匹鰄気犬辰討�そらく終了点を取れる2か所のペツルを見ながらまだ十分ロープがあったので、その先へ。ペツルのボルトから左上だと比較的楽にのぼれるとのことでしたが、右側のハングを超えました。
厳しかったですが、何とか攀じれたのでここは満足。
その先のナイフリッジを超えると岩裏に終了点が。
支点ビレイだと流れが最悪にわるかったので、セルフを撮ってATCでボディービレイしました。
そのご、横岳主峰基部をトラバースして主稜線へ。
下山は地蔵尾根より。
25日目
3日目は大同心南稜へ。
南稜のアプローチも初日同様大同心稜から。
23日に取り付き点は確認していたものの、ルートは全く見えず・・・・
先行1P目（�卦蕁法△い辰掘璽蝓璽鼻�
終了点がよくわからず、手前の懸垂支点でピッチを切る。
2P目（�卦蕁房�分がリードに移るも。明らかに�卦蕕茲蠅爐弔�しい。
これはおかしいとみもりんにほかに終了点がないか見てもらうと自分たちがいる一段上にボルト2か所があるとの事。正解は自分たちがいる懸垂支点からさらに右巻きで上がった上に1P目の終了点があるとこのことでした。
自分たちのビレイ点から迂回するとロープの流れが悪くなるため、3m程度の凹角状のハングをそのままよじって終了点でランナーを1か所。左にトラバースしてトラバース後のボルトで1か所ランナーをとり、そのまま直上して終了点。
いっしーを引き上げ。そのままいっしーがリード
3P目（�卦蕁謀澣┘�ライミングにはここまで2Pと書かれていましたが、ここまで下部から2Pで来るとロープが屈曲して最高に流れが悪いので、個人的には3Pとったほうが良いと思いました。
2P目終了点でハンギング気味にビレイしましたが、引き上げたロープをセルフにまとめ、そのままリードビレイの時にそのロープを送る動作でロープがうまく遅れず、まとめていたセルフから落ちてしまいました。手繰り方が悪いのか、ビレイの仕方が悪いのか、またはセルフが長すぎるのか。こちらもちゃんと調べてスムーズにロープを送れるよう練習する必要がありそうです。
その後は�教蕕諒發�で大同心バンド基部へ。ここから本来は雲稜ルート最終ピッチ（�元�A1）に入りますが、人工の経験がないので、ここはパスして、大同心バンドの懸垂点から1P懸垂し、大同心稜から下山しました。
雲稜最終ピッチ、夏にクラシューと空身ならフリークライミングでも抜けられそうな感じではあったので、検討してみたいですね〜
あとはいつも通り、鉱泉についてカレーを食べて、テント撤収し、下山しました。
雪が例年より少なく、そのせいか人があまりいませんでした。
そのおかげで、各ルート渋滞待ちをほぼすることなく快適に登ることができたのは良かったです。充実した3日間を過ごすことができました。
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