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Yamareco

記録ID: 172399
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

残雪の木曽駒が岳

2006年05月02日(火) 〜 2006年05月03日(水)
 - 拍手
GPS
04:40
距離
5.0km
登り
441m
下り
430m

コースタイム

5/3 5:50千畳敷-7:40-8:00木曽駒が岳-9:00-30伊那前岳-10:30千畳敷
天候 5/2 雨、霧、のち夕方晴れ
5/3 晴れ
過去天気図(気象庁) 2006年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駒ヶ根からしらび平までバス、千畳敷までロープウエー
コース状況/
危険箇所等
朝方は雪は締っており、アイゼンがよく利いた。昼にちかくなると雪がグズグズになり、アイゼンがあまり利かなかった。
5/2 夕方、ようやく天気が回復し青空が広がった
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
5/2 夕方、ようやく天気が回復し青空が広がった
夕暮れの千畳敷より、宝剣岳を望む
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
夕暮れの千畳敷より、宝剣岳を望む
夕暮れの千畳敷より伊那前岳方向
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
夕暮れの千畳敷より伊那前岳方向
夕暮れの千畳敷より伊那前岳の残雪模様
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
夕暮れの千畳敷より伊那前岳の残雪模様
夕暮れの宝剣岳のアップ
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
夕暮れの宝剣岳のアップ
夕暮れの千畳敷より、稜線と白い綿雲
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
夕暮れの千畳敷より、稜線と白い綿雲
5/3 朝、日の出前の空
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
5/3 朝、日の出前の空
朝の千畳敷、うっすらとピンク色になった
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
朝の千畳敷、うっすらとピンク色になった
朝の宝剣岳、日の出直後
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
朝の宝剣岳、日の出直後
朝の宝剣岳、日差しが差してきた
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
朝の宝剣岳、日差しが差してきた
ホテル千畳敷に、イワツバメ(中央軒下)
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
ホテル千畳敷に、イワツバメ(中央軒下)
朝の千畳敷
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
朝の千畳敷
浄土乗越付近、風紋
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
浄土乗越付近、風紋
浄土乗越、イワヒバリが近くにやってきた
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
浄土乗越、イワヒバリが近くにやってきた
浄土乗越より、逆光の宝剣岳
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
浄土乗越より、逆光の宝剣岳
浄土乗越より、千畳敷を眼下に望む
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
浄土乗越より、千畳敷を眼下に望む
浄土乗越より、宝剣岳の横顔
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
浄土乗越より、宝剣岳の横顔
天狗岩のズームアップ
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
天狗岩のズームアップ
浄土乗越にて、記念撮影
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
浄土乗越にて、記念撮影
天狗岩と、白い三の沢岳
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
天狗岩と、白い三の沢岳
稜線より、宝剣岳の向こうに空木岳も見えてきた
2012年03月03日 13:37撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:37
稜線より、宝剣岳の向こうに空木岳も見えてきた
逆光に輝く、クラストした雪面
2012年03月03日 13:38撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:38
逆光に輝く、クラストした雪面
木曽駒が岳山頂に到着、お地蔵さんと、はるかに御嶽の姿
2012年03月03日 13:38撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:38
木曽駒が岳山頂に到着、お地蔵さんと、はるかに御嶽の姿
木曽駒が岳山頂にて、祠は結構姿を見せていた。遠景は三の沢岳(右)と、空木岳(左奥)
2012年03月03日 13:38撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:38
木曽駒が岳山頂にて、祠は結構姿を見せていた。遠景は三の沢岳(右)と、空木岳(左奥)
白い雪面、青い空
2012年03月03日 13:38撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:38
白い雪面、青い空
伊那前岳近くより、宝剣岳を望む
2012年03月03日 13:38撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/3 13:38
伊那前岳近くより、宝剣岳を望む

感想

【山行No 340】

※ ゴールデンウイークは例年、本州中部の雪山に行っているが、今年は直前に
  風邪をひいてしまい、体調が十分でないので、お手軽な木曽駒が岳に行くことにした。
  木曽駒は、冬場(2月)にも2回登頂しているので、雪山として新味はないが、まあしょうがない。

5月1日(月)
 ・今日は移動日。四国(新居浜)よりJRで名古屋まで、そこから高速バスで駒ヶ根へと向かう。
  駒ヶ根への高速バスは初めて乗ってみたが、名古屋市内が結構渋滞していて、結局、駒ヶ根には夕方に到着。
  駅前のちょっとボロめのビジネスホテルに泊まる。
 ・今日は天気が良かったが、明日の天気予報を見ると、雨のち晴れになっている。
  明日が登頂予定日なのに、ちょっと困ったな..

5月2日(火)
 ・朝からどんよりしていて、駅前からのバスに乗るころには、雷の音とともに雨も降り出した。
  バスの乗客は自分1名のみ。運転手によると、「現在、ロープウエーは雷のため運行停止している」とのこと。
  ますます困ったことになったが、駒ヶ根市内で待機していてもしょうがないので、とりあえず先に進む。
 ・しらび平につくと、ロープウエーは幸いにも運行を再開していた。
  乗客は業者や山岳指導員らしき人が数名で、登山客は自分一人。
 ・9時過ぎに千畳敷に到着。
  外は濃い霧に覆われ何も見えない。
  稜線上の宝剣山荘に予約を入れているので、なんとかそこまで行こうか?と
  考えていたが、天気の具合をもう少し見ることにした。
 ・昼から登ろうかと思っていたが、天気の回復はあまりよくなく、相変わらず霧に覆われている。
  駐在の登山指導員のおじさんも、「無理して上に登るより、ここに泊まるほうが快適だよ」
  というので、この、ホテル千畳敷に泊まることにした。
  今日は平日料金の1.1万円だが、明日からはGW後半になるため1.6万円になり、かつ、明日は予約で満員とのこと。
 ・部屋はヒーターもあるし、TVもある。風呂もあるし、山の中とは思えない快適な宿だ。

 ・ゴロゴロばかりしていてもしょうがないので、午後は少しカール内を歩いてみた。
  コルまでの途中まで空身で登り、帰りはシリセードで下る。
  雨でグサグサになっている雪質だが、やはり雪の上を歩くのは爽快だ。

 ・夕方、早めに風呂に入り、その後、外を見てみると、いつの間にか雲はなくなっており、青空が広がっている。
  勇んで外に出て写真を写す。やはり山は青空が似合うなぁ..

 ・夕食は、山小屋というより下界の旅館のような感じで、刺身や鍋もあり、
  ついついビールも飲んだ。食堂の窓からは、暮れなずむ宝剣岳の姿も見え、
  なかなかリッチな気分になれた。

 ・夕食後、ふらりと外に出てみた。
  予想通りの素晴らしい星月夜が広がっており、月明かりにうっすら照らされたカールの雪壁の上に、
  ギラギラと星が瞬いている。
  東のほうは、眼下に下界の駒ヶ根市街の灯りが、地上の星座のごとくきらめいて、なかなか豪華な夜景だった。
  冷えた体を再び風呂で温めて、寝床に着く。

5月3日(水)
 ・5時前に起きる。夜明け前だが、窓からはすっきりと晴れた空と、山の影が見え、美しい夜明けの風景。
  さっそく外に出て夜明けの風景を眺める。
  思ったほどの朝焼けはなく、宝剣岳もわずかにピンク色になった程度だった。

5:50 千畳敷発(気温=+3℃)
 ・あまり冷え込んでいないが、アイゼンは装着して登り始める。
  雪はまずまず堅く締まっており、アイゼンがザクザクと気持ちよい音を立てる。
  この音を楽しみに春の雪山に来ているような気もする。
 ・カール壁の登りは、なかなかに急で、休み休み登るが、気分は爽快!
6:40-7:00 浄土乗越(気温=0℃)
 ・稜線にでると風は少しあるが大したことはなく、朝日も差していていい感じ。
  展望も開けて、西の方、天狗岩の先に、三の沢岳が、なかなか立派な山容を見せてくれている。
  少し進むと、宝剣岳の奥に、空木岳や南駒ヶ岳も見えてきた。
 ・ここからは、なだらかな稜線を行く。雪質もちょうどいい感じの堅雪で、
  アイゼンがしっかり利いて、足取りも軽やか。中岳は巻き道は行かず直登する。
7:10 中岳
 ・ここから先もなだらな稜線で、木曽駒の最後の登りも、そうたいしたことはなかった。

7:40-8:00 木曽駒が岳山頂
 ・誰一人いない、静かな雪の頂き。
  日差しも柔らかいし、風も穏やかだし、いい感じだ。
  お地蔵さんが雪の上に頭だけだしていた。祠は結構顔を出している。
  空は少しもやった感じで遠望は利かないが、ぼんやりと北アルプスは見えている。

 ・下りは少しだけシリセードで下る。
8:30浄土乗越
 ・下をみると千畳敷からようやくパラパラと人が登り始めているのが見える。
  まだ朝のうちで、このまま戻るには早すぎるので、伊那前岳の方に行ってみる。雪稜がなかなかいい感じで伸びている。

9:00-30伊那前岳(ロクメイ石)(標高=2830m)
 ・どこが最高点かよく解らない山だが、「ロクメイ石」という石碑があったので、
  ここを山頂ということにして一休み。
 ・しばらく休んでいると、中層のもやが払われて、展望がずいぶん良くなってきた。
  北アルプスや対岸の南アルプスもくっきり見えている。
  ちょうどカメラのフィルムがなくなったのは残念。
 ・稜線を再び浄土乗越に戻るが、よく見るとカール側に雪庇が出ているので慎重に歩いた。
9:50 浄土乗越
 ・鳥が多く集まっている。大きいのはイワヒバリ、小さいのはカヤクグリだろう。
 ・コルからの下りは、早くも雪が緩み始め、かえって足の踏ん張りが利かず、気が抜けない下りだ。
  途中のいるか岩のところからは傾斜も緩くなるので、シリセードで一気に下った。

10:30 千畳敷着(気温=+10℃)
 ・まだ午前中だが、早くも雪山登山は終了。ちょっと物足りない感じもするが、
  とりあえず登頂成功ということで、ビールで一人祝杯を上げる。
  連休後半が始まり、早くも観光客が続々と上がってきている。

 ・あとはロープウエーとバスで駒ヶ根に戻り、高速バスで名古屋に出て、そこからはJRで四国に帰った。

※ 実質、半日の雪山登山で、GWの遠征としては充実していたとは言えないが、
  とりあえず晴天の山頂に登れたし、夜景なども見れたので、満足、としておこう。

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