積雪期限定!蓮華岳(丸石尾根)と針ノ木雪渓周回ルートへ
- GPS
- 14:09
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,954m
- 下り
- 1,940m
コースタイム
- 山行
- 14:06
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 14:10
天候 | ☀☀☀、しかし森林限界より上は冷たい西風ビュービュー |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(積雪状況) ・丸石尾根取り付き〜標高1,700m位まではスノーシューで踝から脛、太い樹林の近くは大きな空洞あり踏み抜き危険!! ・標高1,700m〜急登の岩峰まではほぼスノーシューで膝、急斜面は腰~胸。 ・急登の岩峰からはアイゼンにチェンジしたものの足場が決まらないほどのサラサラ雪で膝〜腰。 ・岩峰を越えるとガレ場沿いに歩いて踏み抜きも無く快適。ただし、吹き溜まりに入ると膝位まで埋まる。 ・蓮華から針ノ木雪渓への降り始めは氷化した斜面に10cm位のパウダーが載っていたため、30m位バックステップでクライムダウン。それより下は膝位の雪があったため正面からアイゼンで降下し、緩くなったところでスノーシューにチェンジ。下りでもスノーシューで膝位。 |
写真
感想
今週は土曜日が快晴☀日ということで、
下旬に予定している恒例の裏銀稜線歩
きの下見も兼ねて蓮華岳のバリルート
丸石尾根へ。
スタートは爺南尾根や鹿島槍の時より
も若干遅めで。
取り付きはこれまでよりも標高の低い
所を狙って緩やかに登り上げる作戦!
これはうまくいって今回は楽に尾根に
乗り上げられた。
もちろんスノーシューで!
けど、今シーズン誰も歩いてないのか
最初っからノートレースラッセル。
「ま、久し振りだしOK〜♪」
なんて気楽に考えてたら、1,700m付
近から膝ラッセルに。
この後の樹林帯は途切れることなく、
ひたすら膝ラッセルにちょっと急な吹
き溜まり箇所は雪を切り崩しながらの
胸・腰ラッセル。そして、巨大ホール
への踏み抜き(>_<)
途中で2回☕ブレイクして体力回復を
図る。
やっと樹林帯を抜けて見晴らしが良く
なってくると、
「気分はサイコー♪」
標高2,200mの平坦地に着くと、今日
の核心部の岩セクション(といっても
雪で覆われてるので岩登りはしないけ
ど。)をどう攻略するか?
☕ブレイクしながら作戦を立てる!
「ま、結局は往ってみて決める😉」
これまでは岩セクションはトラバース
避けてきたけど、今回は雪質がサラサ
ラでアイゼンにチェンジしてもかなり
リスキー。
ということで右側の灌木の多い岩セク
ションをトライ。ところが最後の乗り
上げ手前2m位が壁でアイゼンがまっ
たく引っかからない。
ちょっと考えて左側の灌木の多いルー
トへクライムダウンと10m位のトラバ
ースで移動。両手両足に全神経を集中
して!
そして、何とか灌木を掴みながら乗り
越える!(^o^)/
この時既に11時、平坦地から2時間も
経過していた。
後はのんびり緩やかな稜線を登って、
強風の中蓮華岳山頂へ到着!
どんなに疲れててもこの絶景見たら
自然と笑顔になるでしょ!
「ラッセルしまくったけど、来た甲斐
があった(^_-)-☆」
山頂は寒過ぎるので、針ノ木雪渓へ降
る手前で最後の☕ブレイク。
「周りの山々はもう贅沢過ぎて、ずっ
とここで☕飲んでたい気分。」
でも、雪渓の雪崩も気になるので、サ
クっとアイゼンで最初はクライムダウ
ン。途中からパウダーが膝位まで埋ま
るようになったので正面から。
緩斜面に入った所で尻セードしようと
したらまったく滑らず。
しょーがないのでスノーシューでそこ
からはずーっと膝ラッセル。
降りなのでラッセルも大したことない
けど、延々続くとさすがに疲れる。
で、下部の方はかなり前のデブリモン
スターだらけ。一時雨が降って暖かく
なった時期があったからかな。
今日は午後1時で雪渓上部は−8℃。
吹きおろしの風も冷たくて、雪崩そ
うな感じも無し。実際上部は綺麗な
バーンで雪崩跡は全く無かった。
山スキーヤーの皆さんならたぶん楽
しめたんじゃないかな〜
今回は先週もそうだけど結局誰にも
遇わず、お1人様の静かな山歩きに
なりました。
来週は軽めの山行で、再来週はいよ
いよ泊りで裏銀座へ。
今日の偵察では三ッ岳への稜線がテ
カ光りしてたので要注意かな。
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