ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1758157
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

積雪期の赤岳〜美濃戸口から日帰り山行〜

2019年03月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:42
距離
17.7km
登り
1,437m
下り
1,438m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:32
休憩
1:09
合計
9:41
6:49
43
7:32
7:32
6
7:38
7:39
67
8:46
8:48
65
9:53
10:02
18
10:20
10:21
76
11:37
11:39
23
12:02
12:02
2
12:04
12:05
9
12:14
12:14
9
12:23
12:27
23
12:50
12:59
6
13:05
13:07
31
13:38
13:38
12
13:50
13:50
11
14:01
14:31
38
15:09
15:09
34
15:43
15:45
3
15:48
15:49
35
16:24
16:29
1
16:30
16:30
0
16:30
ゴール地点
天候 曇りのち晴れのち雪
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
諏訪南ICから美濃戸口まで20分くらい。美濃戸口までの路上には積雪はありませんでした。車は登山後に宿泊するJ&Nさんの駐車場に早朝から停めさせてもらいました。
美濃戸口から先はいきなり完全雪道です。車同士スレ違い困難な道幅の林道に雪の深い轍があり、途中でUターンするスペースもあまり無い感じ。赤岳山荘まで車は入れますが、行くなら四駆+チェーンがオススメだそうです。雪道運転に自信が無い人は進入しない方が無難です。
ちなみに赤岳山荘の駐車場は1000円でした。
この区間を歩くと距離は3km、標高差200m。思ったより多くの人が歩いており、自分は汗をかかないように45分くらい掛けて歩きました。
コース状況/
危険箇所等
日本有数のメジャールートなので凄く整備されています。
基本的に登山口から積雪路ですが、標高2400mまでは緩斜面なのでツボ足でも大丈夫でした。
多くの人に踏まれてるためか人が歩くところはそこそこ圧雪されてますし、ルートを見失うことはまず無いと思います。
ただし、多くは人ひとりが通るくらいの幅しかないので、スレ違いするときはどちらかが路肩の積雪に足を突っ込んで譲る感じです。

自分は往路は文三郎ルート、復路は地蔵尾根ルートを行きました。アイゼンは12本爪を行者小屋で装着し、赤岳鉱泉で外しました。
標高2400mを超えるあたりから標高が高くなればなるほど傾斜がキツくなる印象でした。日頃の不摂生もたたり(?)赤岳山頂付近は空気も若干薄いのか息が上がってしまい、かなりプチ休憩が増えてしまいました。

地蔵尾根はまだまだ積雪たっぷりでアイゼンの効きも悪くてちょっと大変でした。自分は下りだったので一部は滑るように降りれましたが、ここを登るのはちょっとシンドイかも。

ルート途中にあった行者小屋と赤岳鉱泉は営業中で大賑わいでした。
しかし、赤岳山頂近くの頂上山荘と天望荘は冬季休館中でした。
06:40 美濃戸口にあるJ&Nさんに到着。
ここまではノーマルでもOKだったと思う。
4
06:40 美濃戸口にあるJ&Nさんに到着。
ここまではノーマルでもOKだったと思う。
06:45 登山スタート。
いきなり積雪路でしたがとりあえずツボ足で。
登山口に登山届BOXあります。用紙も鉛筆もありました。
1
06:45 登山スタート。
いきなり積雪路でしたがとりあえずツボ足で。
登山口に登山届BOXあります。用紙も鉛筆もありました。
07:30 美濃戸到着。
四駆+チェーンならここまで進入可能。駐車代1000円掛かるけど、往復6kmを省略できるので凄いアドバンテージ!
1
07:30 美濃戸到着。
四駆+チェーンならここまで進入可能。駐車代1000円掛かるけど、往復6kmを省略できるので凄いアドバンテージ!
赤岳山荘の近くに小さいアイスキャンディーがありました。
3
赤岳山荘の近くに小さいアイスキャンディーがありました。
07:40 南沢ルート入口
まずは行者小屋を目指します。
07:40 南沢ルート入口
まずは行者小屋を目指します。
途中で太陽とご対面!
途中で太陽とご対面!
雲が多いながらも青空もあった。
2
雲が多いながらも青空もあった。
頑張ってくれ青空〜
1
頑張ってくれ青空〜
しかし…どんどん雲が厚くなっていきモチベーションだだ下がり〜
しかし…どんどん雲が厚くなっていきモチベーションだだ下がり〜
10:00 行者小屋到着。
ここで小休止しながら12本爪+ピッケル装備。
2
10:00 行者小屋到着。
ここで小休止しながら12本爪+ピッケル装備。
小休止の間に天候回復傾向!
一気にモチベーションUP!
4
小休止の間に天候回復傾向!
一気にモチベーションUP!
3月だけどまだまだ冬!
2
3月だけどまだまだ冬!
10:10 行者小屋出発。
行者小屋以降は急激に急斜面になります。
ここは太陽に向かって進む感じでした。
3
10:10 行者小屋出発。
行者小屋以降は急激に急斜面になります。
ここは太陽に向かって進む感じでした。
進行方向右側に圧倒的な阿弥陀岳!
7
進行方向右側に圧倒的な阿弥陀岳!
振り返って横岳!
3
振り返って横岳!
急登は延々と続く…
息が上がって100歩と連続で歩けず、プチ休憩多発!
4
急登は延々と続く…
息が上がって100歩と連続で歩けず、プチ休憩多発!
阿弥陀岳と中岳。
すばらしい!
6
阿弥陀岳と中岳。
すばらしい!
急登苦しい〜
プチ休憩で振り返り、横岳〜硫黄岳〜天狗岳の稜線大展望!
5
プチ休憩で振り返り、横岳〜硫黄岳〜天狗岳の稜線大展望!
赤岳TOP!
くぅ〜まだまだ先だなぁ…
4
赤岳TOP!
くぅ〜まだまだ先だなぁ…
11:40 文三郎尾根分岐。
正直、やっとだよ〜…って感じ。
2
11:40 文三郎尾根分岐。
正直、やっとだよ〜…って感じ。
中岳と阿弥陀岳。
今日は無理だけどいつか制覇してやる。
6
中岳と阿弥陀岳。
今日は無理だけどいつか制覇してやる。
南側の権現岳方面の銃走路。
3
南側の権現岳方面の銃走路。
12:05 赤岳頂上
頂上目前でガスってしまうという不幸xxx
3
12:05 赤岳頂上
頂上目前でガスってしまうという不幸xxx
頂上で居合わせた青ジャケ兄さんに撮ってもらいました。
自撮りも厳しい環境だったので助かりました。
11
頂上で居合わせた青ジャケ兄さんに撮ってもらいました。
自撮りも厳しい環境だったので助かりました。
マイピッケル。
ストック兼用可能な柄の長いヤツに買い換えようかな。
1
マイピッケル。
ストック兼用可能な柄の長いヤツに買い換えようかな。
12:35 赤岳下山開始。
赤岳頂上山荘の影で天候回復を期待しつつ15分ほど待機しましたが、無理そうだったので地蔵尾根方面に向かう。
2
12:35 赤岳下山開始。
赤岳頂上山荘の影で天候回復を期待しつつ15分ほど待機しましたが、無理そうだったので地蔵尾根方面に向かう。
赤岳天望荘は雪に埋まってました。
ココでランチにしようかどうか悩む。
結局、結構風もあって寒かったこともありココでは行動食を摂って山行続行を選択。
1
赤岳天望荘は雪に埋まってました。
ココでランチにしようかどうか悩む。
結局、結構風もあって寒かったこともありココでは行動食を摂って山行続行を選択。
13:00 地蔵の頭
下りていくべき向こう側が見えない!きゃ〜
4
13:00 地蔵の頭
下りていくべき向こう側が見えない!きゃ〜
地蔵尾根はめっちゃ急斜面!
雪もフカフカでアイゼンがあまり効かず、一部激下り区間は図らずともシリセードになってしまった…
3
地蔵尾根はめっちゃ急斜面!
雪もフカフカでアイゼンがあまり効かず、一部激下り区間は図らずともシリセードになってしまった…
森林限界に戻る直前。
もう天候の回復は期待できない感じ。
1
森林限界に戻る直前。
もう天候の回復は期待できない感じ。
14:00 赤岳鉱泉にて遅めのランチ。
実は食材&ガスは装備していたのですが、本格的に雪が降り始めてしまったので割高だけど山荘ランチを選択。
醤油ラーメン800円+ビール500円。超〜楽チン!
4
14:00 赤岳鉱泉にて遅めのランチ。
実は食材&ガスは装備していたのですが、本格的に雪が降り始めてしまったので割高だけど山荘ランチを選択。
醤油ラーメン800円+ビール500円。超〜楽チン!
有名なアイスキャンディー。
結構な人数が氷壁登攀の練習をしているのに驚きました。
1
有名なアイスキャンディー。
結構な人数が氷壁登攀の練習をしているのに驚きました。
14:30 赤岳鉱泉出発。
あとは北沢ルート経由で美濃戸口まで戻るだけ〜
1
14:30 赤岳鉱泉出発。
あとは北沢ルート経由で美濃戸口まで戻るだけ〜
しかし、これが結構長い!
結局、ゴールまで7kmくらいあったのかなぁ(?)
2
しかし、これが結構長い!
結局、ゴールまで7kmくらいあったのかなぁ(?)
16:30 美濃戸口のJ&Nさんにゴール!
3
16:30 美濃戸口のJ&Nさんにゴール!
チェックイン後すぐに入浴。
下山して10分後には風呂に入れるナイスな立地。
時間が早かったこともあり貸切だったので超〜良かった。
風呂上りの生ビールも最高でした!
3
チェックイン後すぐに入浴。
下山して10分後には風呂に入れるナイスな立地。
時間が早かったこともあり貸切だったので超〜良かった。
風呂上りの生ビールも最高でした!
蒔ストーブそばの席でディナータイム。
7
蒔ストーブそばの席でディナータイム。
サービスのサラダと赤ワイン(500円)
4
サービスのサラダと赤ワイン(500円)
ハンバーグステーキセット(1500円)
かなり本格的なヤツで美味しかった。
8
ハンバーグステーキセット(1500円)
かなり本格的なヤツで美味しかった。

感想

天気予報がいまいちパッとしない日でしたが、晴れる可能性を信じ、自身初の積雪期の赤岳に行ってきました。
車は、赤岳山荘までの積雪林道を行けそうも無い普通乗用車(FF)だったこともあり、かねてから気になっていた美濃戸口のJ&Nさんに後泊することで朝から駐車させてもらいました。
往路は南沢→行者小屋→文三郎→赤岳ルート。
復路は赤岳→地蔵尾根→赤岳鉱泉→北沢ルート。
全行程で約18km、累積標高差1500mほどでした。
登山開始直後は曇りがちでしたが、行者小屋から赤岳手前まではそこそこ青空が広がって、八ヶ岳連峰の勇姿が拝めて良かったです。
赤岳頂上直前からガスってしまい13時頃からは雪も降り始めてしまいましたがxxx
まぁなんとか無事に下山出来たので「良し」としよう。

山行中、特に印象に残ったのは下記。
1.標高2400mより上の段々厳しくなる急斜面。
特に地蔵尾根が厳しかった。下りでしたが。
2.午後15時を過ぎても続々と登って来る登山者。
冬季でも営業してる赤岳鉱泉&行者小屋の存在がデカイ。
3.美濃戸口から美濃戸までの片道3kmの徒歩。
特に復路では結構ヘコタレました…

初宿泊のJ&Nさんの雰囲気はひとり山旅の自分的にはちょうど良かった。
決してリゾートホテルのような過度な設備やサービスはありませんが、
登山口至近の立地、駐車場無料、建物の雰囲気、選べる食事、等々…。
それでいて割とリーズナブルな料金体系も良かったと思います。
もしかしたらリピートしちゃうかも。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1475人

コメント

ありがとうございます
ありがとうございます。
とても参考になりました!
2019/3/17 23:38
Re: ありがとうございます
momooooさんはじめまして。
レコがお役に立てて良かったです。
momooooさんが赤岳に行く日は晴れるといいですね。
2019/3/18 18:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら