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Yamareco

記録ID: 178009
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳、文三郎尾根手前でホワイトアウト

2012年03月25日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 山梨県 長野県
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GPS
--:--
距離
15.5km
登り
1,414m
下り
1,418m

コースタイム

6:54美濃戸口7:47美濃戸山荘10:25-10:39行者小屋12:50赤岳14:56-1515行者小屋16:37美濃戸山荘17:32美濃戸口
天候
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
全面うっすら雪が積もっていました。帰りには融けていました。美濃戸口から美濃戸山荘への道は途中までわだち部分の凍った雪を削ってありました。
登山ポストは美濃戸口に用紙も用意してあります。
川が凍っています
by  T003, KDDI-TS
川が凍っています
行者小屋
文三郎尾根中間部。下りのグループとすれ違い
by  T003, KDDI-TS
文三郎尾根中間部。下りのグループとすれ違い
下りのときホワイトアウトが晴れたとき見えた標識
by  T003, KDDI-TS
下りのときホワイトアウトが晴れたとき見えた標識
キレットとの分岐の標識
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キレットとの分岐の標識
岩場でも数グループとすれちがいました
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岩場でも数グループとすれちがいました
あとちょっと
赤岳頂上山荘が見えます
by  T003, KDDI-TS
赤岳頂上山荘が見えます
阿弥陀方面
ホワイトアウトが晴れ分三郎尾根に入れました
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1
ホワイトアウトが晴れ分三郎尾根に入れました
行者小屋到着
撮影機器:

感想

家を出た時は杣添尾根でラッセルトレーニングをするつもりでした。
野辺山まで来てみると良い天気で八ヶ岳の頂上部分に笠雲がかかっている状態。
これは赤岳に変更した方が良いと判断。
南回りで美濃戸口に。
原村は雪、失敗か?
美濃戸口〜美濃戸山荘間は大事をとって歩きます。
ウールのアンダーにハードシェル(腋のジッパーを開けて)。
前回北沢コースを通ったので、今回は南沢コースを通ってみます。
途中の登りでアイゼンを着けざるを得なくなり、北沢を選ばなかった事を後悔。
川を渡る部分がアイスブリッジになっていたり、道がまるごと凍っていたりアイゼン無しでは歩けません。
行者小屋でフリースを着込み、バラクバを着け、ヘルメットをかぶります。
トレッキングボールが1ヶ所凍って短くならないので木に立てかけて置いて行きます。
西側からは登った事が無いので、安全策を取って文三郎尾根のピストンを選びました。
ザイルで繋がったガイド登山らしき下りの集団数グループとすれ違います。
階段の手すりの頭の部分が見えていて良い目印になります。
阿弥陀岳からの尾根と合流してからは風が強くガスっています。
それでも山頂ははっきり見えるので安心してました。
岩場に来ると階段の手すりの頭があり分かり易いコースで無事山頂に着きました。
周りの視界は無く赤岳頂上山荘がやっと見えるだけです。
すぐに来た道を戻ります。
さっき自分が付けたとレースがすでに無くなっています。
岩場を通過し、キレットとの分かれ目を通過し、文三郎尾根の入り口に向かう広い斜面の途中でホワイトアウトしました。
下手に動いてはまずいと止まっていたのですが、風の直撃を受け続けるのもまずいのでちょっと戻って岩陰にくっつきました。
なかなか視界は開けず、最悪登り直して頂上山荘に避難を考えました。
それでも30分ほどで視界が戻り、斜め下に文三郎尾根の入り口の標識が見えたので急いで向かいました。
気がついてみると僕の上にも2人下山している人がいたのにビックリしました。
文三郎尾根に入ってしまえば手すりが露出しているので安心です。
行者小屋では全てのテントが撤収中。
木に立てかけたポールは盗られずにちゃんとありました。
コストコの1980円のポールだけど。
美濃戸口に着いたのは5時半。
まだ明るかったけど、ホワイトアウト待ちはあと2時間が限界でした。

良い経験でした。

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