大峯奥駈道 逆峯 二泊三日

2019年04月27日(土) 〜 2019年04月29日(月)

• GPS: 40:16
• 距離: 100km
• 登り: 8,224m
• 下り: 8,332m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:37
• 休憩: 1:55
• 合計: 11:32

8:31 近鉄吉野駅
8:45 8:45 吉野山駅
8:52 8:53 金峯山寺
9:25 9:25 吉野水分神社
9:33 9:34 高城山
9:40 9:40 奥千本口バス停
9:44 9:44 金峯神社
10:00 10:00 青根ヶ峰
10:54 10:55 四寸岩山
11:01 11:02 足摺の宿跡
11:25 11:27 二蔵宿小屋
12:12 12:15 大天井ヶ岳
12:44 12:44 五番関
14:03 14:03 洞辻茶屋
14:10 14:10 陀羅尼助茶屋
14:34 14:44 西の覗岩
14:55 14:56 山上ヶ岳
15:24 15:43 小笹ノ宿
16:09 16:09 阿弥陀ヶ森
16:54 17:30 大普賢岳
17:37 17:37 水太覗
17:41 17:41 弥勒岳
17:54 17:54 サツマコロビ(薩摩転び)
17:59 17:59 国見岳
18:02 18:08 稚児泊
18:19 18:19 七つ池
18:28 18:34 七曜岳
18:36 18:37 無双洞・和佐又山分岐
19:05 19:05 みなきケルン碑
19:23 19:23 行者の水場
19:28 19:28 行者還岳
19:32 19:47 行者の水場
19:52 20:08 行者還小屋
20:08 宿泊地

2日目

• 山行: 13:53
• 休憩: 0:58
• 合計: 14:51

1:37 宿泊地
2:06 2:06 R309 90番分岐
2:24 2:24 しなの木出合
2:34 2:34 一ノ垰
2:38 2:38 一の垰プレート
2:58 2:58 奥駈道出合
3:21 3:21 弁天ノ森
3:45 3:46 聖宝ノ宿跡
4:39 4:41 弥山小屋
4:44 4:44 弥山
4:48 4:49 弥山小屋
5:17 5:17 大峰山
5:50 5:50 禅師ノ森
6:09 6:11 五鈷峰
6:57 6:58 舟ノ垰
7:29 7:29 楊子ノ宿
8:05 8:07 仏生ヶ岳
8:45 8:54 孔雀岳
9:21 9:21 両部分け
9:24 9:24 橡の鼻
10:02 10:02 馬の背
10:14 10:14 釈迦ヶ岳
10:41 10:43 深仙ノ宿
11:20 11:40 大日岳
11:42 11:44 太古の辻
11:56 11:56 仙人舞台石
12:05 12:05 石楠花岳
12:29 12:32 天狗山
12:44 12:44 奥守岳
12:55 12:58 嫁越峠
13:08 13:08 天狗の稽古場
13:13 13:20 地蔵岳
13:36 13:36 般若岳
14:01 14:01 滝川辻
14:14 14:14 乾光門
14:38 14:38 涅槃岳
14:57 14:57 証誠無漏岳
15:05 15:07 鎖場
15:24 15:24 阿須迦利岳
15:40 15:40 持経の宿
15:49 15:49 持経千年檜
16:20 16:21 両又分岐
16:32 平治ノ宿

3日目

• 山行: 12:35
• 休憩: 1:07
• 合計: 13:42

16:32 平治ノ宿
3:36 3:36 転法輪岳
3:56 3:58 倶利伽羅岳
4:50 4:50 水場まで10分
4:51 4:52 怒田宿跡
5:03 5:04 行仙岳
5:23 5:30 行仙宿山小屋
6:45 6:48 笠捨山
7:28 7:28 葛川辻
7:51 8:03 地蔵岳
8:15 8:15 水場
8:25 8:27 四阿之宿
8:30 8:30 東屋岳
8:36 8:36 拝み返し
8:40 8:41 檜之宿跡
8:57 8:57 香精山
9:17 9:17 塔ノ谷峠
9:43 9:43 古屋の辻
10:02 10:02 蜘蛛ノ口
10:07 10:08 稚児ノ森
10:28 10:28 水呑金剛
10:50 10:53 花折塚
11:11 11:11 玉置山展望台
11:31 11:31 玉置山
11:38 11:57 玉置神社
12:12 12:12 玉置辻
13:09 13:10 大森山
13:14 13:14 大水ノ森
13:28 13:28 切畑辻
14:00 14:01 五大尊岳（北峰）
14:08 14:09 五大尊岳
14:37 14:37 金剛多和
14:52 14:52 大黒天神岳
15:20 15:21 山在峠
15:27 15:27 吹越山
15:34 15:47 吹越宿跡
16:06 16:06 吹越峠
16:20 16:23 七越峰
16:59 ゴール地点

写真

4/27 8:31

この為に一年間色々走って体力つけました。緊張しながら登ります。

4/27 9:19

今回はこんな感じて私と道標と一緒に撮って行きます。

4/27 10:53

今日の天気はそんなに悪く無いはず、、、。

4/27 10:54

1個目の山頂

4/27 12:04

凄く寒くて風が強い。樹氷出来てます、、、。

4/27 12:05

4/27 12:44

女人結界の女の文字が取り付けられてました。

4/27 13:05

調子に乗ってペースを上げて登ってたら、両足つって来たのでこの辺からペースを落とします。

4/27 13:40

樹氷が綺麗

4/27 13:44

4/27 14:24

4/27 14:26

冬山です。予定外。

4/27 14:40

4/27 14:40

これから行く方も真っ白。

4/27 14:41

4/27 14:59

4/27 15:41

寒くて強風で心が折れそう。

4/27 16:44

4/27 16:45

樹氷の間を登るUさん。この時はまだ知り合って無くて、良い被写体だったのでパチリ。

4/27 16:46

だんだん樹氷が伸びてる。

4/27 16:54

4/27 16:54

大普賢岳到着、イェーイ！
ここで携帯で地図をチェックしたのですが、、、ミスコースします。本来なら国見岳の方に行くのですがヤマレコ地図では反対方向に大峯奥駈道の表示が、。

4/27 16:55

4/27 17:10

鉄梯子に雪なんて危険すぎる。20分くらい降りて来て足跡か少ないので不安に思い、紙の地図で確認してミスルート発覚。

4/27 17:34

もう駄目だと思ってたけど樹氷は綺麗

4/27 18:13

日が暮れる、、、。

4/27 18:14

気持ちの良い道。慎重に進みます。

4/27 18:25

4/27 18:29

さようなら太陽。

4/27 18:29

4/27 18:30

超強風

4/27 19:20

今回は巻かないと決めてたので山頂に行って来ます！もう、19:20です。

4/27 19:28

山頂。直ぐに降ります。

4/27 19:45

ここで水を補給。3リットル満タン。

4/28 2:36

20:00頃に行者還小屋に着いたて、そーとドアを開けると部屋は一杯。土間の様な所にUさんが起きてたので、話しかけて隣に寝かせて頂く。
しかし、寒くて眠れない。ベース、ミッドレイヤー、ダウンジャケット、寝袋の上にツェルトを巻いても効果なし。一睡も出来ずもじもじしてると、Uさんが「バーナー炊いても良いですか？」と言って来たので、自分も寒くて寝れないので一緒行きますと言い、チーム結成。強風の中、2時に出発。この辺りは熊の目撃情報があるので周りを気にして歩きます。ダウンジャケット＋ストームクルーザー着用してても寒くてヤバイ。

4/28 4:45

ようやく弥山。弥山までの木階段は470段くらいでした。

4/28 4:46

雪の中を進みます。

4/28 4:46

4/28 4:49

夜明け！！！

4/28 4:55

Uさんと別れて先に進みます。いよいよ冬山本番という感じ。昨日と風が逆から吹いているので天候回復するはず！

4/28 5:10

感動した

4/28 5:16

寒かったです

4/28 5:16

4/28 5:17

1日でこんなに成長してます。

4/28 6:39

足の爪を1本やられたので全部保護しました。トレランシューズで雪山は駄目だあ。

4/28 7:23

4/28 8:05

デカイ樹氷

4/28 8:06

巻かない約束

4/28 8:36

ここでも給水。

4/28 8:53

巻かない約束。しかしこんな事してるからドンドン時間が無くなり、体力も失って行きます。

4/28 9:02

絶壁から

4/28 9:40

釈迦ガ岳じゃあ！登りはキツかった。

4/28 10:12

観音さまと同じ顔は出来ません。

4/28 10:12

釈迦ガ岳頂上。

4/28 10:13

歩いて来た稜線。

4/28 10:59

4/28 11:27

大日岳でボルダリング。ここで1時間弱遊んでます。

4/28 11:34

帰ってきたら小さい看板が。先に気が付いてたら登らなかったよ。

4/28 11:35

1番上のスラブの攻略が出来ず、鎖にお世話になりました。

4/28 11:45

ようやく南に入ります。南の方が大変。

4/28 13:14

4/28 13:46

両足首と爪が痛くて踏ん張りが利かず危険なのでロキソニンを使います。本当はやりたく無いのですが。

4/28 14:36

無心

4/28 14:58

だんだんどうでも良くなってきました。

4/28 15:23

先を急ぎます。平治宿に着いたのは17時頃。ツェルト張るか悩んだけど小屋の暖かさに負けて小屋泊まりします。二千円で水も使っても良いとの事で3リットル満タン。
ここでみんなと情報交換。明日、本宮まで行くのは大変との事。そりゃ足も駄目だし、今日は殆どコースタイム通りなので不安が払拭出来ず。
徹夜だったので直ぐに寝ます。

4/29 3:36

寝坊して3時半スタート

4/29 3:58

熟睡して体力回復したのでペースを上げます。

4/29 5:12

4/29 5:25

4/29 6:08

4/29 6:46

4/29 6:47

ちょっと楽しい。傘捨山。被って写真撮ろうとしたけど取れませんでした。

4/29 7:12

んが、地蔵岳の鎖場に備えて両足首と爪の痛さを緩和する為に再びロキソニン。

4/29 7:20

ショッツでドーピング。

4/29 7:25

本宮まで27km。ダイトレなら屯鶴峯から金剛山くらい。

4/29 7:55

地蔵岳の鎖場

4/29 8:03

お地蔵様光ってました。

4/29 8:08

大日岳だけよりも安心。

4/29 8:54

無心で先に進みます。ちょっと痩せた感が。

4/29 9:54

4/29 10:15

だいぶ、本宮が近くて嬉しい。

4/29 10:16

時間が惜しいので界王拳！走ります。

4/29 10:20

本宮まで20kmを切りました。

4/29 11:15

そうだ世界遺産だった。

4/29 11:21

4/29 11:32

玉置山山頂。疲れた。

4/29 11:37

神木。

4/29 11:42

4/29 12:00

玉置神社

4/29 12:07

走ります。ダイトレ見たい。

4/29 13:10

頭がおかしくなってます。幻聴が聞こえてます。

4/29 13:14

なんとUさんに追いつかれた。今日は1:30スタートしたとの事。変態だ。

4/29 13:59

二人でガンガン走ります。

4/29 14:25

川見えた！

4/29 14:51

急げ急げ！

4/29 15:01

休憩

4/29 15:03

熊野川近し

4/29 15:04

確実に夕方までに着ける！

4/29 15:31

もうちょい

4/29 16:04

走る走る

4/29 16:06

走れ！

4/29 16:11

ゴールはあそこ。

4/29 16:12

4/29 16:22

左折したらもうそこに

4/29 16:22

走ります〜。チェックしてないけど今日は相当タイム縮めてます。

4/29 16:42

ゴール1本手前。

4/29 16:42

ゴール

4/29 16:51

ここから渡渉。

4/29 16:59

渡渉してザックを見たら括り付けてたシューズが一個無い！！！川を見たらどんぶらこっこしてて走って拾いに。危なかった。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

Tetsuta

やりたかった大峯奥駈道逆峯二泊三日。雨山で練習を重ねて重ねてもギリギリの山行でした。衣食住を切り詰めて出来るだけ軽く仕上げて10kg。水を満タンにすると13kg。昔の縦走の装備に比較すると相当軽いのですが、ジワジワやられます。初日は始めから飛ばしてたら両足が攣ってしまい全て歩くことに。初日は徹夜で歩く気持ちで挑んでましたが、まさかの天候。トレランシューズで騙し騙し歩き続けるけど、ペースは上がらず。しかも気をつけていたのにミスルート。心折れました。
でも、このミスルートのお陰でUさんと一緒に泊まれたのが良かったです。ここで会わなかったら二泊三日は無理でした。
行者還小屋から一人でクマと強風に怯えて歩くのは絶対やだ。せめてどちらか１つにして欲しいです。八経ヶ岳付近は冬山と化して居るが危険と思う程。出来るだけ早く標高の低い所を目指します。道は良いのですが落ちてる樹氷と雪のお陰でスピードが上がりません。しかも両足首と爪が剥がれたのが痛くて踏ん張りが利かず危ないので痛み止めを服用。睡眠不足を補いながら平治宿に着き小屋で泊まれたのは非常に助かりました。小屋で会ったみんなとは楽しくて最も話したかったけど寝落ちしてました。しかも3時に出発する約束してたのに寝坊してしまい30分遅れの3時半に出発。今日を最終日と決めていたので足が駄目になっても再度痛み止めで誤魔化してペースを上げて進みました。ただ、胃をやられると走れなくなるなるのでここだけは気をつけました。
地蔵岳の鎖場は三点確保をキチンと守れば大丈夫です。浮石は踏まぬ掴まずです。
Uさんに追いつかれたのが12時半くらい。ここから二人で最後まで走りました。
熊野川を渡渉してゴールしたのですが、ここから緊張感が無くなりあるくのがやっとの状態。泊まれる宿もタクシーも無く近くのキャンプ場へ着いたのが夜の8時。非日常からようやく返って来れました。皆さんのお陰で無事にたどり着けたので感謝の気持ちで一杯です。大峯奥駈道は色んな山の要素を含んでいて飽きる事がありません。
夏はのんびり登山を計画します。

コメント

たーさん

なんと二泊三日！！！
初めまして。
私も雨山登りが一番多くて、Tetsutaさんのヤマレコ記録には驚かされっぱなしでした。
私は大峯奥駈道完歩に4年掛かりましたよ。
途中で母親が亡くなり、他にもいろいろ在ったので2年でリーチ掛かりその2年後でないと達成できませんでした。
同じ行程を3日で行える人と、4年も掛かった私は差というより異次元いや全く別物といっていいんでしょうね。
雨山はそれなりに歩きに行きますが、ほとんど走る人は見かけませんでしたので遭遇できればいいですね。
楽しい（苦しい？）話も聞いてみたいです。

Tetsuta

Ta_chanmさん
初めてまして！
お母さまの件、ご冥福をお祈りします。
雨山は良い山ですね！！！景色も道も良いし楽しい山です。
今回の山行はギリギリ頑張れば出来そうだったので1年準備してきました。足に負担にならないように体重も落としたり荷物を軽量化したりと充実した日々でした。
それでも身体への負担は非常に大きく今日も歩くのがやっとです。
二泊三日でやった事は満足してますが、山を楽しんでは無いと思います。私は山でコーヒー飲んだりテントの中でゆっくりする山行が好きです。4年間コツコツ時間と相談して大峯奥駈道を完歩するのも大変だったと思います。
雨山でお会い出来るのを楽しみにしてます！