奥武蔵全山縦走 飯能駅から浦山口駅まで
- GPS
- 12:53
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 3,335m
- 下り
- 3,179m
コースタイム
- 山行
- 11:56
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 12:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
秩父鉄道 浦山口ー御花畑 西武秩父線 西武秩父ー飯能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし 帰路西武線激混み |
その他周辺情報 | 西武秩父駅に温泉設備があるが、GWという事で大混雑、スルーした ・自販機 子の権現 橋立鍾乳洞 |
写真
感想
GW後半、何処に行くか・・・
4/27の五日市でバスが混む事を学習したので、
バスを使わない所で検討した結果、
奥武蔵登山詳細図No40、「奥武蔵全山縦走コース」
に行って見る事にした。
以前から過去ログなどを参照して興味はあったのだが、
西行CT23時間35分、東行CT22時間15分と洒落にならない長さなので、
ちょっと腰が引けていた
いざ、行く事にして計画書にしてみると、東行の方が下り基調で楽ではあるが
スタート時間が7時以降になってしまう。
一方、西行で車併用なら、5時飯能スタートが可能で、今の時期なら13時間程
明るい時間帯に活動できる・・・
あとは全行程でCT比0.6程度の速さで歩ければ、と皮算用した
実際には伊豆ヶ岳あたりで続行か途中敗退の判断をすれば良い
◆飯能から天覚山、多峯主山、永田台
スタート時刻を5時にするため、飯能まで車で行き、飯能駅そばの
コインパーキングに駐車したが、もうちょっと駅から離れた所でも良かったかも。
(結局駐車料金は¥1500だった)
天覚山187m、多峯主山270mといずれも低山だが、こじんまりしていても
ちゃんとした山で、住宅地の側にある山とは思えない程だった。
眺望がいいのも◎
朝6時前にもかかわらず、登山者に数名お会いしたが、おそらく付近の方だろう
多峯主山から先は、例によって予習不足で適当に歩いた結果、
本来のコースから外れて、更に少々遠回りになってしまった
結果論だが、ここでミスをしなかったらコンビニに寄れず、
途中で動けなくなっていたかも知れない・・・
まぁ、これも準備不足と言う事なのだが。
◆永田山から天覚山、大高山、前坂まで
徐々に標高を上げていく尾根沿いの道
上り以外は走ってタイム短縮に努めた区間
天覚山手前の山火事跡が印象的
◆前坂からスルギ、子の権現
前坂から先、スルギまでは破線ルートになっているが、
道自体はよく踏まれており、特に危険な所もない
四本松の山頂手前が切れ落ちていて、少々スリリングだがその程度
主要な分岐には私製の道標があるが、GPS等での自位置確認ができれば
全く問題ないルートだと思う
子の権現の山門手前には数件の茶屋が有り、
また自販機も1台あるのである程度の補給はできそう
私もそのつもりで途中スポドリをガンガン飲んだのだが、
結局コーラの小缶しか買わなかったので、
後半飲料が心細くなった
◆天目指峠、高畑山、古御岳、伊豆ヶ岳
子の権現から天目指峠までは下り基調の平和な区間
天目指峠から伊豆ヶ岳までが前半の核心部
特に古御岳、ここの登りは個人的な急登ランキング上位にランクイン
地図の等高線の混み具合からも、過去レコからも分かっていたが、
やっぱり体感すると・・・古御岳パネェ
伊豆ヶ岳はまぁ、予想通りの大混雑
昼時というのも有り、山頂は人で溢れていたので早々に撤収
◆山伏峠、前武川岳、武川岳、妻坂峠
古御岳の登りはちょっとへばったが、調子自体悪くなく、
伊豆ヶ岳から武甲山を目指すことにして、山伏峠側に下る
200m程下ると祠が有り、すぐ先に舗装路があるのだが、
ヤマレコマップの足跡は広範囲に分散していてルートがよく分からず
祠の先を左に下りた。
(登山詳細図では右だった)
道路を渡った後の取り付きがよく分からず、正面左側にあった
階段の跡(既に崩壊)を無理矢理登った
登った後、右側からの道に合流したので、登山詳細図通りの道が正しかった模様
山伏峠から前武川岳まで、標高差400m弱の登りなのだが、
足が前に進まない・・・
そう言えば、大高山をおにぎり食べながら下って以降、エネルギー補給していない
飴位は食べていたのだが、そんなものでは誤魔化しきれなかったか
仕方がないので、倒木に腰を下ろして休憩しながらおにぎり一つチャージ
10分位休憩して出発
何とか前武川岳を過ぎ、武川岳山頂へ
大持山、小持山そして武甲山が目の前に見えるが、
一度妻坂峠に下って、登り返さなきゃならない・・・行くしか無いので頑張れ俺w
◆妻坂峠、大持山、小持山、そして武甲山
妻坂峠までの下りは問題なく、妻坂峠で小休止しながらルート確認
名郷に下る選択肢はないが、一の鳥居まで40分、そこから横瀬駅へという
選択も可能・・・まぁ、ここまで来たら何とか登るしか無いな
心配していた雷も大丈夫そうなので、完走目指して出発
道標のコースタイムは大岳山まで1時間40分、
前半の急登部分は、標高で50m登ったら小休止という感じで何とか登った
急斜面を過ぎるとゆるい稜線歩きになるが、そう簡単には登りきれず
1km程更に歩いて、最後に急斜面を登り切ると、ようやく前回来た
見覚えのある「大持山の肩」に到着
景色を楽しむ余裕もなく、大持山山頂へ
誰も居ない大持山に着いたのは15:08、何とか足も動くし、前回の経験から
武甲山まで行けると確信
いくつかピークを越え、一応雨乞岩にも寄って小持山到着
アカヤシオの向こうに見えるラスボス武甲山に向かって下る
おにぎりのエネルギーが効いたのか、足も動くようになり、
シラジクボから一気に武甲山頂上へ
御嶽神社に参拝し、無事縦走のお礼をする
そして16:22、飯能駅から11時間で、ついに武甲山到着
いやぁ、長かったわ・・・
そして、武甲山頂でハイドレーションの水とボトルのスポドリが底をつき、
残りは非常用の0.3Lペットの水だけになった
◆武甲山から浦山口駅
武甲山から浦山口駅は初めてのルートなのだが、最悪、林道部分は暗くなっても
何とかなるだろうと計算しつつも、明るいうちに行ける所まで行っておくべきで、
山頂で写真撮ったらさっさと下山開始
武甲山の肩から長者屋敷ノ頭までは広葉樹の間のトラバース
横瀬への道と違って明るいのが良い
足が行けると言うので小走りで下る
程なく長者屋敷の頭に到着・・・ピークではない分岐
水場があるらしいが、確認する余裕もなくそのまま下山
広めの尾根筋を下っていくと、左方向への矢印とロープで林道への下降点が
表示されている
ここから杉林の中のジグザグ道をひたすらひたすら下る
徐々に沢の音が近づいてきて、沢沿いの道に出る
少し進むと沢を渡る所があるので、手と顔を洗う
沢には木製の橋が有り、これを渡るとそのすぐ先が林道の終点
ここから駅までまだ3kmほどあるが、タラタラ歩いているうちに到着
林道区間で最後の水も消費
浦山口駅の自販機でコーラを買って飲む
秩父鉄道ではスイカが使えない事にショックを受けつつ、
18:11の電車で御花畑駅へ
西武秩父18:33の電車で飯能へ
何とか日没前に無事完走、お疲れ様でした
水
ハイドレ :1.8L 残0L
ペット :0.3L 残0L
スポドリ :0.5L 残0L
コーラ小 :0.16L 残0L (子の権現で購入)
おにぎり :2個 残0
ジェル :2個
飴玉 :数個
EK=39.78+27.12+25.54/2=79.67
今回は多摩百山はお休み
ちなみに西武秩父駅は大混雑・・・温泉とか絶対ムリだわ
飯能行きの各駅停車も大混雑・・・1時間近く立ってるのキツかったわ
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