雪の涸沢カールと穂高の山々の絶景を楽しんだ2日間

2019年05月12日(日) 〜 2019年05月13日(月)

• GPS: 26:31
• 距離: 32.2km
• 登り: 967m
• 下り: 968m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:33
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:53

距離 15.3km 登り 877m 下り 84m

8:51 無料トイレ
8:57 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
9:25 9:26 明神館
10:04 徳沢公衆トイレ
10:17 新村橋(パノラマ分岐)
10:52 11:03 横尾 (横尾山荘)
11:21 横尾岩小屋跡
11:57 本谷橋
13:28 13:36 涸沢
13:44 涸沢ヒュッテ
13:44 涸沢

2日目

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:43
• 合計: 4:25

距離 16.9km 登り 93m 下り 882m

6:57 涸沢
7:28 本谷橋
7:58 横尾岩小屋跡
8:11 8:16 横尾 (横尾山荘)
8:47 新村橋(パノラマ分岐)
9:00 9:01 徳澤園
9:02 9:03 徳沢公衆トイレ
9:34 9:35 徳本口(徳本峠分岐)
9:43 9:46 明神館
9:53 明神橋
9:58 10:22 嘉門次小屋
10:52 岳沢湿原・岳沢登山口
10:59 日本山岳会上高地山岳研究所
11:06 11:07 河童橋
11:12 11:19 無料トイレ
11:22 上高地バスターミナル

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

前日は平湯温泉に宿泊していたので、行きは平湯温泉から上高地へのバスを利用。
https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/kamikochi-line/#timetable
30分おきに走っているようなので、本数は多いです。

帰りは上高地から松本駅へバスと電車を利用。
https://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima/
上高地から新島々駅まではバスで、新島々駅から松本駅へは電車となります。
乗車券は上高地から松本駅行きの1枚のみです。

コース状況／危険箇所等

本谷橋から先は積雪期のコースとなり、ヤマプラで作成するコースとは異なります。
地図上の沢沿いを登っていく事になります。
本谷橋から先はアイゼンを装着した方が良いと思います。今回私はチェーンスパイクを使いました。

その他周辺情報

嘉門次小屋で岩魚の塩焼き定食を頂きました。とても美味しいです。
https://www.kamikochi.or.jp/article/show/13

写真

5/12 8:42

平湯温泉からバスで上高地へ移動し、スタートです。

5/12 8:50

河童橋から見た岳沢と穂高の山々。

5/12 8:50

河童橋から見た焼岳。焼岳もまだまだ雪が多く残っているようです。

5/12 8:53

川の中の緑に光が差し込み、とても綺麗な所でした。

5/12 9:19

明神岳が綺麗に見えています。

5/12 9:21

ふきのとうの花があちこちで咲いていました。一番目に付いたのがふきのとうでした。

5/12 9:24

エイレンソウも何個所かで咲いていました。

5/12 9:25

明神館前に到着。ここからも明神岳が見えています。

5/12 9:41

明神館の先、川沿いにはニリンソウの群落がたくさん。緑と白のじゅうたんのようでした。

5/12 9:41

ニリンソウ。これがたくさん咲いています。

5/12 9:42

ここから徳沢まで猿にも多く遭遇します。

5/12 9:57

梓川をはさんだ向こう側には明神岳と前穂高岳の姿が見えてきます。

5/12 9:57

進行方向に見えているのが左側から大天井岳、中天井岳、中山。中山は手前にあるので、東天井岳は後ろかな？

5/12 10:01

徳沢付近で遭遇した猿は子連れでした。親は黙々と何かを食べていて、子供はこちらをずっと見ていた気がする...

5/12 10:06

徳沢園に到着。アイスクリームを食べようかと思ったけど、涸沢へ向けて進みます。

5/12 10:07

徳沢園の付近にはふきのとうがたくさん。

5/12 10:38

再び梓川沿いを歩いていきます。川の水がとても綺麗です。

5/12 10:50

横尾に到着。

5/12 11:05

この橋を渡ると、本格的な登山道に入っていきます。

5/12 11:06

橋からは屏風ノ頭と前穂高岳が見えます。

5/12 11:17

橋を渡って少し歩くと、雪道になってきます。

5/12 11:33

屏風ノ頭。迫力があります。

5/12 11:48

遠くに見えているのは北穂高岳（だと思う）

5/12 11:49

屏風岩。凄い岩場。登る人いるのかな？

5/12 11:58

本谷橋に到着。積雪期は通行禁止です。ここからは沢沿いを登っていきます。私はここでチェーンスパイクを装着しました。

5/12 11:58

本谷橋をまたいで進んでいきます。

5/12 12:11

本谷橋の先はずーっとこんな雪道が続きます。

5/12 12:17

この先の左側の斜面を登っていきます。

5/12 12:31

向きを変えると北穂高岳の代わりに前穂高岳が見えてきました。

5/12 12:47

更に進むと吊尾根が見えてきます。

5/12 12:52

更に向きを変えると、今度は奥穂高岳が見えてきました。

5/12 13:00

奥穂高岳が見えてからが長い。延々と続く雪道。距離感を掴み難い。

5/12 13:17

涸沢ヒュッテが左側に見えてきました。斜面も左側に進むと涸沢ヒュッテに行くには近いのですが、この景色を見たまま歩きたいので、そのまま直進して登り続けました。

5/12 13:19

奥穂高岳と涸沢岳が近くなってきました。

5/12 13:20

奥穂高岳が目の前に！

5/12 13:29

これが涸沢カール。実際に来ると、写真や映像で見た印象よりも遥かに凄いです。初めて来たので感動しました。

5/12 13:29

涸沢ヒュッテ方面を見ると、前穂高岳。

5/12 13:30

涸沢小屋の方を見ると、北穂高岳。凄い...

5/12 13:31

6峰、4峰、前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳の絶景。

5/12 13:34

涸沢カールの正面。前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳、いつか歩いてみたい。

5/12 13:35

涸沢で見渡せる山々を全て映してみました。この景色に囲まれている涸沢は最高です。

5/12 13:38

涸沢ヒュッテの手前でアイゼンを外します。

5/12 13:43

涸沢ヒュッテの方が描いてくれている涸沢の案内図。

5/12 14:01

涸沢ヒュッテで宿泊の手続きをして、早速ビールとおでんを頂きました。テラスで涸沢カールの絶景を見ながらというのは最高です。

5/12 14:16

涸沢ヒュッテのテラスからの景色。

5/12 14:17

到着時よりも青空が出てくると、また印象が変わってきます。

5/12 14:17

涸沢岳、北穂高岳方面。この角度の景色はかなり好きです。

5/12 14:18

前穂高岳、4峰、6峰方面。

5/12 14:28

北穂高岳の右側はゴジラの背中というらしい。

5/12 14:30

涸沢カールの反対側は東天井岳、横通岳、中山が見えます。

5/12 14:39

涸沢小屋側から見た涸沢カール。

5/12 14:40

涸沢小屋にも来てみました。

5/12 14:41

涸沢小屋前から見た涸沢ヒュッテとテント場。結構離れてる上に少し上の方にあります。涸沢ヒュッテに引いている水はこの小屋の近くのようです。

5/12 14:44

涸沢小屋でもビールを。そしてつまみにはもつ煮込みを頂きました。ここでも涸沢の絶景を見ながら。最高です。

5/12 14:45

ジョッキは涸沢小屋のラベル。凝ってます。もつ煮込みも最高に美味しかったです。

5/12 15:17

涸沢小屋でくつろいでたら太陽が出てきたので、再び撮影に来ました。

5/12 15:17

光の具合によって印象が変わるので、見ていて飽きません。

5/12 15:18

太陽の光が差し込んでくるのが良い感じです。

5/12 15:20

太陽の光が差し込んできたタイミングで再びパノラマ撮影。

5/12 15:26

雲が出ているけど、太陽の光で良い感じに明るい。

5/12 15:26

奥穂高岳と涸沢岳。

5/12 15:26

雲と太陽の光をバックにした涸沢カール。

5/12 15:26

前穂高岳、4峰、6峰。

5/12 15:27

涸沢ヒュッテの方はずっと除雪作業をしていました。お疲れ様です。

5/12 15:54

雲の間から太陽の光が眩しい涸沢岳と北穂高岳方面。

5/12 15:54

奥穂高岳と涸沢岳の間から太陽の光が。

5/12 16:05

再び雲に隠される太陽の光。

5/12 16:06

前穂高岳の山頂部分だけが光に照らされていました。

5/12 16:06

涸沢岳、北穂高岳方面。雲が良い感じ。

5/12 16:07

奥穂高岳。次に来る時、登りたい所です。

5/12 16:07

前穂高岳。

5/12 16:08

涸沢岳と涸沢槍。

5/12 16:12

太陽の光を浴びた雲が良い感じの涸沢の景色。

5/12 16:14

太陽の光を浴びた雲が良い感じの涸沢の景色。

5/12 16:58

涸沢ヒュッテの夕食。とても美味しかったです。

5/12 18:03

夕食後、太陽が隠れた後に見た奥穂高岳と涸沢岳。

5/12 18:03

夕食後、太陽が隠れた後に見た前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳。

5/12 18:04

夕食後、太陽が隠れた後に見た前穂高岳、4峰、6峰。

5/12 18:04

夕食後、太陽が隠れた後に見た北穂高岳。

5/12 18:06

飛行機雲が現れたので撮影。

5/12 18:06

奥穂高岳から発射されているみたい。

5/12 18:06

角度を変えると、北穂高岳の方まで続いています。

5/12 18:09

日の入り直前の涸沢。

5/12 18:23

東天井岳、横通岳、中山は日の入り時刻になると赤くなってきました。

5/12 18:33

涸沢カール方面は色はほぼ変わりませんが、雲の色が少し変化しているのが分かります。

5/12 18:33

日の入り頃の前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳。

5/12 18:34

日の入り頃の前穂高岳、4峰、6峰。

5/12 18:34

日の入り頃の奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳。

5/12 18:35

日の入り頃の奥穂高岳、涸沢岳。

5/12 18:43

日の入り後の涸沢。

5/13 4:37

日の出頃の奥穂高岳、涸沢岳。

5/13 4:37

日の出頃の涸沢カール。

5/13 4:37

日の出頃の前穂高岳、4峰、6峰。

5/13 4:37

日の出頃の涸沢岳、北穂高岳。

5/13 4:51

日の出で赤く染まる奥穂高岳、涸沢岳。

5/13 4:51

日の出で赤く染まる涸沢カール。

5/13 4:51

日の出で赤く染まる涸沢岳、北穂高岳。

5/13 4:55

日の出で赤く染まる奥穂高岳、涸沢岳。

5/13 4:55

日の出で赤く染まる奥穂高岳。

5/13 4:55

日の出で赤く染まる涸沢カール。

5/13 4:59

日の出で赤く染まる涸沢。

5/13 5:00

日の出で赤く染まる涸沢岳、北穂高岳。

5/13 5:01

日の出で赤く染まる奥穂高岳。

5/13 5:01

日の出で赤く染まる涸沢岳。

5/13 5:01

日の出で赤く染まる吊尾根、奥穂高岳。

5/13 5:03

日の出で赤く染まる涸沢。

5/13 5:06

日の出で赤く染まる涸沢カール。

5/13 5:08

日の出で赤く染まる北穂高岳。

5/13 5:08

日の出で赤く染まる涸沢岳。

5/13 5:09

日の出で赤く染まる涸沢岳、北穂高岳。

5/13 5:09

日の出で赤く染まる奥穂高岳、涸沢岳。

5/13 5:09

日の出で赤く染まる前穂高岳。

5/13 5:14

日の出後の涸沢。赤さが消えてきて、明るくなってきました。

5/13 6:05

涸沢ヒュッテの朝食。海苔の袋におはようございますと書いてあるのが好きです。

5/13 6:54

朝食後に涸沢を出発する前、見納めの涸沢カール。

5/13 6:54

朝食後に涸沢を出発する前、見納めの前穂高岳、4峰、6峰。

5/13 6:54

朝食後に涸沢を出発する前、見納めの涸沢岳と涸沢槍。

5/13 6:54

朝食後に涸沢を出発する前、見納めの北穂高岳。

5/13 6:55

朝食後に涸沢を出発する前、見納めの奥穂高岳。

5/13 6:55

朝食後に涸沢を出発する前、見納めの前穂高岳。

5/13 6:56

朝食後に涸沢を出発する前、見納めの北穂高岳と涸沢小屋。

5/13 6:56

名残惜しいけど下山を開始します。

5/13 6:58

少し下りて振り返って見る涸沢。

5/13 6:59

この斜面、スキーで下りてみたいと思いました...

5/13 7:02

だんだん涸沢が離れていきます。

5/13 7:03

本当に見納め。涸沢の景色は最高でした。

5/13 7:27

本谷橋まで一気に下りてきました。勢い良く水が流れています。

5/13 7:27

雪の下を流れています。

5/13 8:06

屏風ノ頭が近くに見えてきて、横尾近くまで下りてきたのを感じます。

5/13 8:07

ついさっきまで、あの向こう側に居たのかと思うと不思議。

5/13 8:10

横尾への橋。登山道は終わりです。

5/13 8:19

屏風ノ頭と前穂高岳。涸沢から帰ってくると、行く前とは少し印象が変わります。

5/13 8:33

前穂高岳。

5/13 9:21

エイレンソウ。

5/13 9:23

川沿いは緑がとても綺麗です。

5/13 9:42

明神館でりんごとビールのカクテルを頂きました。これが凄く美味しい。

5/13 9:55

嘉門次小屋に到着。ここで昼食です。

5/13 10:00

嘉門次小屋で地酒の嘉門次を頂きました。

5/13 10:06

嘉門次小屋で岩魚の塩焼き定食を頂きました。

5/13 10:42

上高地に向かって歩いていると、梓川の向こう側に焼岳の姿が見えてきました。

5/13 10:53

池に映る山の姿が綺麗です。

5/13 11:01

河童橋付近から見える岳沢方面の案内図。

5/13 11:04

河童橋に戻ってきました。西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳がこの日も綺麗に見えていました。

5/13 11:06

もちろん焼岳も綺麗に見えていました。

5/13 11:07

河童橋からの景色も見納め。

5/13 11:07

ジャンダルムと奥穂高岳。

5/13 11:08

西穂高岳。ここにもいつか登ってみたい。

5/13 11:13

河童橋まで戻って来て、上高地ビールを頂きました。

5/13 11:36

上高地バスターミナル前で上高地ソフトクリームを食べて終了です。

撮影機器：

SO-03K Sony

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ピッケル サングラス ゲイター ストック

感想

sola

今回初めての涸沢でした。初めて来た涸沢は写真や映像で見て想像していた以上に凄い景色でした。
周囲を3000m級の山々に囲まれているのは本当に凄いとしか言えないもので、感動しました。

光りの具合が少し変わったりしただけで雰囲気が変わるので、寒い中ずっと外で眺めていました。
小屋のテラスで素晴らしい景色を眺めながら飲むビールも最高でした。

登山道は残雪期ということで、本谷橋から先は通常の登山道とは異なりました。
地図上では沢沿いを登っていきます。トレースや印があるので迷わないとは思いますが、方角を確かめながら進めば確実だと思います
一応前爪有りのアイゼンを用意はしていましたが、私が歩いた日は気温が高かったのでチェーンスパイクで十分でした。

涸沢はとても素晴らしい所でしたので、次は夏か秋に来て、奥穂高岳へ登りたいと思います。

撮影した動画。
涸沢を囲む山々


涸沢の日の出