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Yamareco

記録ID: 185196
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

石尾根縦走(奥多摩駅⇔雲取山)

2012年04月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:16
距離
39.7km
登り
2,755m
下り
2,759m

コースタイム

5:26奥多摩駅-6:05登山口入口-7:54六つ石山8:03-9:19鷹ノ巣山9:30-
9:43鷹ノ巣山避難小屋-10:08日陰名栗山-10:33高丸山-11:18七つ石山-
11:25ブナ平-11:50奥多摩小屋11:53-12:17小雲取山-12:33雲取山12:42-
12:55小雲取山-13:13奥多摩小屋-13:30ブナ平-13:40七つ石山-
14:03千本つつじ(赤指尾根分岐)-14:43鷹ノ巣山避難小屋-
15:03鷹ノ巣山15:08-16:04六つ石山下-17:12登山口入口-17:42奥多摩駅
天候 晴れ ときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR奥多摩駅前 
市役所駐車場
コース状況/
危険箇所等
奥多摩駅から登っていくと、標高1000mくらいのところから一気に150mくらいきつめの登りがあります。このうち杉林の中は、泥んこでした。

六つ石山手前の標高1200mあたりを過ぎると、200mくらい急なつづら折れ。ここを乗り切ると六つ石山はもうすぐそこです。

鷹ノ巣山手前は、尾根筋か巻き道を行きますが、巻き道方向が石尾根縦走路と表示されています。巻き道はやや荒れ気味で、再度尾根筋に合流する手前で左が切れ落ちた狭い中を登らなくてはなりません。2月に来た時には、積雪がありましたが、その時には尾根筋にしかとレースがありませんでしたので、積雪時は尾根筋が無難なのでしょう。

高丸山・日陰名栗山の巻き道もちょっと崩れているところがあるので注意が必要です。ただし、高丸山は山頂の前後が急斜面でもあり、巻き道の方が無難だと思います。

七つ石⇔雲取山には危険個所はありません。
奥多摩町役場駐車場。
10台ちょっとが停められます。
土日は役場が開いていないので、観光客に開放されています。
2012年04月28日 05:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 5:24
奥多摩町役場駐車場。
10台ちょっとが停められます。
土日は役場が開いていないので、観光客に開放されています。
むかしみち入口。実はこの手前に近道の階段があるんですが....羽黒神社経由はここから上がらなければなりません。
2012年04月28日 05:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 5:31
むかしみち入口。実はこの手前に近道の階段があるんですが....羽黒神社経由はここから上がらなければなりません。
標識では六つ石方面はしばらく舗装路を歩かなければならないのですが、むかしみちから近道を。
ここは神社の石段を登らないといけないのに、まっすぐ行ってしましました。
2012年04月28日 05:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 5:32
標識では六つ石方面はしばらく舗装路を歩かなければならないのですが、むかしみちから近道を。
ここは神社の石段を登らないといけないのに、まっすぐ行ってしましました。
神社から参道を上がり、舗装路をしばらく行くと登山道入り口です。
2012年04月28日 06:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 6:05
神社から参道を上がり、舗装路をしばらく行くと登山道入り口です。
前回は積雪があり、ここで早くも軽アイゼン装着したところです。
2012年04月28日 06:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 6:09
前回は積雪があり、ここで早くも軽アイゼン装着したところです。
稜線に初めて取り付くと「本仁田山」を見ることができます。
2012年04月28日 06:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 6:10
稜線に初めて取り付くと「本仁田山」を見ることができます。
標高1000m付近の杉林。登山道はえぐれて、落ち葉と泥が堆積していて、苦戦。
2012年04月28日 07:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 7:05
標高1000m付近の杉林。登山道はえぐれて、落ち葉と泥が堆積していて、苦戦。
左には3週間前に歩いた御前山がくっきりと。
2012年04月28日 07:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 7:14
左には3週間前に歩いた御前山がくっきりと。
芽吹きも未だと見えて、明るい石尾根。
2012年04月28日 07:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
4/28 7:32
芽吹きも未だと見えて、明るい石尾根。
2時間30分を切って、六つ石山に到着。貸切。
担ぎあげの練習にあげた石がごろごろと。
2012年04月28日 07:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 7:54
2時間30分を切って、六つ石山に到着。貸切。
担ぎあげの練習にあげた石がごろごろと。
ここが鷹ノ巣山への分岐ポイント。
積雪時にはトレースが尾根道へ。石尾根縦走路は直進とあり、こちらを選択しましたが、やや崩壊気味で尾根筋の方がメインルートのようです。
2012年04月28日 08:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 8:23
ここが鷹ノ巣山への分岐ポイント。
積雪時にはトレースが尾根道へ。石尾根縦走路は直進とあり、こちらを選択しましたが、やや崩壊気味で尾根筋の方がメインルートのようです。
結局、巻き道ルートも尾根筋に合流。
2012年04月28日 09:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 9:02
結局、巻き道ルートも尾根筋に合流。
一番好きな場所です。
特に雪が積もった時は最高。
2012年04月28日 09:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 9:08
一番好きな場所です。
特に雪が積もった時は最高。
春霞で見えにくい富士山。
写真左側です。
2012年04月28日 09:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
4/28 9:10
春霞で見えにくい富士山。
写真左側です。
鷹ノ巣山山頂。
独占。富士山もうっすら。
2012年04月28日 09:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4
4/28 9:26
鷹ノ巣山山頂。
独占。富士山もうっすら。
大岳山、三頭山。
2012年04月28日 09:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 9:26
大岳山、三頭山。
日原からはまだ上がってきていない様子でした。
2012年04月28日 09:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 9:30
日原からはまだ上がってきていない様子でした。
鷹ノ巣山避難小屋。
今度山小屋泊の練習でもしようかな。
2012年04月28日 09:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 9:43
鷹ノ巣山避難小屋。
今度山小屋泊の練習でもしようかな。
三頭山と奥多摩湖が見えました。
2012年04月28日 10:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 10:03
三頭山と奥多摩湖が見えました。
日陰名栗山。
奥多摩三山の眺望は良好ですが、三ツドッケ方向は、木が邪魔しそうです。
2012年04月28日 10:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 10:08
日陰名栗山。
奥多摩三山の眺望は良好ですが、三ツドッケ方向は、木が邪魔しそうです。
高丸山。
山頂付近の急坂はきつかった。
2012年04月28日 10:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 10:33
高丸山。
山頂付近の急坂はきつかった。
七つ石山。
春霞で富士山は見えず。
前回はここで断念。
2012年04月28日 11:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 11:18
七つ石山。
春霞で富士山は見えず。
前回はここで断念。
奥多摩小屋。
GWでもあり、たくさんのテント泊者あり。
2012年04月28日 11:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 11:50
奥多摩小屋。
GWでもあり、たくさんのテント泊者あり。
ヨモギの頭。
ここも登りは巻かずがんばりました。
2012年04月28日 11:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 11:55
ヨモギの頭。
ここも登りは巻かずがんばりました。
小雲取山を過ぎるといよいよ雲取山避難小屋が見えてきます。
2012年04月28日 12:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 12:19
小雲取山を過ぎるといよいよ雲取山避難小屋が見えてきます。
雲取山山頂。春霞で富士山が見えないのが残念。
2012年04月28日 12:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 12:33
雲取山山頂。春霞で富士山が見えないのが残念。
2012年04月28日 13:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 13:07
奥多摩小屋前のテントの花。いつかテントを担いで山歩きをしたいと思います。
2012年04月28日 13:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 13:13
奥多摩小屋前のテントの花。いつかテントを担いで山歩きをしたいと思います。
2012年04月28日 13:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 13:40
2012年04月28日 13:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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鷹ノ巣山避難小屋にも泊ってみたいです。
2012年04月28日 14:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 14:43
鷹ノ巣山避難小屋にも泊ってみたいです。
帰りも時間が遅く、七つ石を独占です。
2012年04月28日 15:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 15:03
帰りも時間が遅く、七つ石を独占です。
やっと、登山口に帰ってきました。
足の裏が痛い!
2012年04月28日 17:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 17:12
やっと、登山口に帰ってきました。
足の裏が痛い!
日が長くなったので、日没前に帰還。
2012年04月28日 17:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4/28 17:42
日が長くなったので、日没前に帰還。
撮影機器:

感想

来週の足尾(庚申山→鋸山→奥袈裟丸山→前袈裟丸山→折場登山口)の予行と、夏山のトレーニングを兼ねて、ロングトレイル敢行しました。

2月に奥多摩から雲取を目指して、七つ石で断念したコースのリベンジです。
その時は積雪があり、真っ白な銀世界に感動したものですが、
改めて歩きなおしてみると、気がついたことがいくつもありました。

難所は六つ石山までの1000m付近と、1200m付近の2回の登りです。
1つ目はえぐれた泥んこの上り坂で、よいことではないことを気にしつつも
足は勝手に杉林の中へ....結構こちらにも踏み跡がありましたが。

2つ目は防火帯のつづら折れ。200m分くらい一気に上がりますので、息を整えるのが大変です。

どちらも2月のときは雪に覆われていて、きつい傾斜に気がつかず
「なんで、こんなところで息があがっているんだろう」
と、ときどき立ち止っていたのですが、
雪がなくなった登山道を歩いて納得しました。

六つ石山は朝が早いこともあり独占。もちろん前回は雪に覆われていて、荷揚げの練習に使用したというゴロ石にも初めて会うことができました。

鷹ノ巣⇔六つ石間は尾根筋と巻き道があり、道標には巻き道が「石尾根縦走路」となっていました。行きは巻き道、帰りは尾根筋を通ってみましたがメインルートは尾根筋のようです。確かに少しアップダウンはありますが、尾根筋の方が切れていないので安全です。2月には当然尾根筋しかトレースがなく、分岐で迷うことはありませんでしたが、巻き道はやや崩壊気味でした。


続く鷹ノ巣山も独り占め状態。9:20すぎでしたので、日原から上がってくる人もまだ到着しない時間なのかな

行きはすべてを巻かずに(小雲取山を除く)行こうと決めていたため、日陰名栗山、高丸山、千本つつじすべて登ってみました(初めて)。帰りは体力も尽きすべて巻きましたが、断然巻き道の方が楽です。
特に高丸山は以前のぼったときに先行グループに道を譲られたすぐにあと、衆人前の前で転倒するという苦い経験がありましたが、今回ここを登り返してみると、滑りやすい急斜面はの登るのさえ一苦労でした。

七つ石山の手前で本日2人目の片とすれ違いましたが、七つ石の先は大勢の人がいました。さすがにGWということで奥多摩小屋の前にはたくさんのテント。まるで花が咲いたようなカラフルなテントが林立していました。

ヨモギの頭よりも小雲取の手前の急坂が難所でした。すれ違う人に「ここはきついですよね」と声をかけられ励まされましたが、かなり疲労がにじみ出ていたのでしょう。とくに七つ石を降りるころから、両足の指の付け根が痛むようになり、下りには難儀しました。

小雲取を過ぎると、雲取山避難小屋が見え、勇気づけられました。小雲取からは思いのほか近く、雲取山に着きました。晴天でしたが、雨の翌日と云うこともあり、春霞も重なり富士山の姿を拝むことはできませんでしたが、まずまずの達成感でした。

下りは、鴨沢、赤指・浅間→峰谷、水根など、エスケープルートに事欠かないので、足の具合と、通過時刻を見計らって降りることにしました。結局、ほぼピストンするということになりました。とくに三ノ木戸山から林道へ降りてみたかったのですが、地図に迷いやすいとに注意書きがあり自重しました。

17:40過ぎ、奥多摩駅に着き12時間を超えるロングトレイル終了しました。

とにかく登り切る前に、足の裏(指先の付け根)が痛くて苦労しました。鍛えるというよりは、クッション性のあるソールを利用する方がよいのかもしれません。
やはり、人生初の累積3000mオーバーは体に堪えたようでした。

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コメント

スゴイ!
miraipapaさん
おはようございます

またまた同じ日に同じコースを
気が合いますねぇ

私は帰路は鴨沢に逃げましたが、miraipapaさんはピストンですか
スゴイです。

しかも行きには六ツ石山頂に立ち寄って、帰りは鷹ノ巣も巻かずにー
立派なハイクです

感想などは共通点が多く、面白かったです
2012/4/30 9:53
するどい!
doppoさん、
鋭い観察力ですね。

鷹ノ巣山を巻かないのはおかしい、
と感づかれましたか?

本編には書かなかったんですが、実は行き道に自在三脚の部品を落としてしまったので、登り返すハメになったんです-_-b
結果みつからなかったんですが.......。

本当は巻道を調査がてら、楽したかったんですが..。

ばれちゃいましたね( ´ ▽ ` )ノ。
2012/5/1 19:36
プロフィール画像
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