春うらら♪赤岳〜横岳〜硫黄岳

2012年04月29日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,487m
• 下り: 1,477m

コースタイム

6:40赤岳鉱泉-8:39行者小屋8:48-9:45文三郎尾根中岳方面分岐-10:17赤岳頂上10:26-10:44赤岳展望荘-11:44杣添尾分岐-11:47三叉峰-12:01横岳山頂12:29-13:03硫黄岳山荘-13:24硫黄岳頂上13:37-14:33赤岳鉱泉-15:36赤岳山荘駐車場

天候

晴れ&春霞

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路:自宅5:00-双葉SAスマートIC-日焼け止めを忘れ中央自動車道小淵沢IC出口付近のセブンイレブンに立ち寄り-諏訪南IC-美濃戸口5:50-徒歩で赤岳山荘に向かうがマイカーでも行けそうなので引き返し車にて-赤岳山荘駐車場6:30
○美濃戸口の料金所のトイレはウォシュレットで本当にありがたい。
○赤岳山荘の駐車料金は1日千円
帰路:15:45赤岳山荘-諏訪南IC-甲府昭和IC-スポーツクラブで入浴-自宅

コース状況／危険箇所等

○赤岳山荘〜南沢〜行者小屋
南沢の途中から凍結箇所が多くなるためアイゼン装着
多くの方が歩かれているので踏み抜きなしです。
○行者小屋〜赤岳
雪はかなり緩んでいるが、多くの方が歩かれているので殆ど踏み抜きなしです。
60〜70歳代のおば様方が、軽アイゼン、ピッケルなし(ストック)で赤岳に登られているのにはびっくり。冷え込んで凍結していたらどうするんでしょうか?
○赤岳〜三叉峰〜横岳
赤岳方面に比べ歩いている人は少なくなり、踏み抜きの回数が増えますが、ワカンを装着するほどではありません。
凍結していたらやばそうなトラバースが何カ所もありますが、今日は雪が緩んでいたので、特に危険は感じませんでした。でも一度雪でも降った後、凍結していたらかなり危険なトラバースだと思われます。
○横岳〜硫黄岳
横岳山頂から、クサリ場、カニの横ばい等の難所がありますが、ここも雪が緩んでいたので特に危険は感じませんでした。
硫黄岳山荘への下りでは硫黄岳山頂まで雪が無くなってしまうので、アイゼンを外し、楽に歩きます。
○硫黄岳〜赤岳鉱泉〜赤岳山荘
硫黄高から赤岩の頭の間で雪が着いているのでアイゼン装着
雪崩の危険のある赤岩の頭の下りは、過去雪崩で死亡事故があったとのことで注意しながら下り、赤岳鉱泉と赤岳山荘の間で凍結箇所も少なくなるのでアイゼンを外しました。

写真

4/29 6:10

美濃戸口駐車場。
歩いて赤岳山荘に向かいますが、マイカーでも行けそうなので、車で赤岳山荘まで

4/29 6:40

赤岳山荘駐車場、7割ほど埋まってました。
注意して走れば私の車でも底をつくことはありませんでした。

4/29 6:40

駐車場からいつも見える阿弥陀岳
今日も天気は良さそう♪

4/29 7:53

南沢の途中で、こんな凍結箇所が増えてくるのでたまらずアイゼン装着

4/29 8:16

南沢の途中から大同心が
最高の天気

4/29 8:31

横岳山頂方面
朝日がまぶしい

4/29 8:34

赤岳　素晴らしい

随分雪が減りました

4/29 8:34

天気が良くて最高ですが、
暑くて汗だく

4/29 8:39

賑わう行者小屋

4/29 8:39

大同心、小同心、横岳山頂

4/29 8:39

行者小屋からの赤岳

4/29 8:48

硫黄岳、大同心と行者小屋

4/29 9:17

大分登ってきました

4/29 9:17

横岳のゴツゴツ

4/29 9:17

私より10歳は年上と推定されるおばちゃま方。軽アイゼン、ストックでは危なくないですか?

4/29 9:17

空がきれいです。
中岳と阿弥陀岳

4/29 9:33

なんか幻想的に撮れました^^;

4/29 9:33

中岳と阿弥陀岳
格好いいっすね(^O^)

4/29 9:33

4/29 9:45

権現岳の向こうには南アルプス(鳳凰、北岳、甲斐駒、仙丈)

4/29 9:45

中岳と阿弥陀岳
美しいのー

4/29 9:45

文三郎尾根の中岳方面分岐です
こんなに雪が溶けて地面が露出しています

4/29 9:45

横岳、硫黄岳、蓼科山
硫黄岳と蓼科山の間に西天狗岳と東天狗岳も見えますね

4/29 9:45

蓼科山方面

4/29 9:45

目指す赤岳

4/29 9:45

富士見パノラマスキー場の向こうに見えるのは中央アルプスですね

4/29 9:46

権現の向こうの北岳、甲斐駒、仙丈も見事

4/29 9:46

阿弥陀の向こうには槍穂高も見えるのですが・・・薄い

4/29 9:59

見事さに同じアングルが多いです(^^ゞ

4/29 9:59

あと少しで赤岳山頂

4/29 10:12

山頂手前の展望スポット

4/29 10:12

県界尾根と真教寺尾根との間には金峰山

4/29 10:12

ぼんやり見えているのは富士山です(^^ゞ

4/29 10:12

中央アルプスも春霞

4/29 10:12

南アルプスは近いのでこのとおり

4/29 10:17

山頂到着です

4/29 10:18

このとおりシャツ1枚で十分

4/29 19:27

いつものポーズ

4/29 10:19

赤岳山頂には6回登ってますが、眺望に恵まれたのはこれで、2回目

4/29 10:19

富士山は春霞

4/29 10:21

意外と人が少ないです

4/29 10:21

頂上からの阿弥陀

4/29 10:21

頂上から権現と南アルプス

4/29 10:22

中央アルプス

4/29 10:22

蓼科山と西天狗、東天狗

4/29 10:26

山頂小屋方面から赤岳山頂

4/29 10:26

山頂小屋

4/29 10:28

山頂小屋から展望荘方面への下り

4/29 10:34

こんな感じです。
厳寒期の烈風吹きすさぶこの斜面が嘘のように穏やか

4/29 10:44

展望荘からの赤岳

4/29 10:44

阿弥陀岳

4/29 10:44

横岳

4/29 10:46

真冬に撮ったアングルと同じ所で撮ってみましたが、こんな時地面が露出して　赤岳も春です

4/29 10:49

地蔵尾根
厳寒期の記憶がよみがえります。地蔵尾根は辛かった。

4/29 11:06

横岳の途中から二十三夜峰?
ここからの赤岳はなかなかなか格好いいですね。

4/29 11:06

二十三夜峰から
赤岳、中岳、阿弥陀岳
空の雲が素敵♪

4/29 11:11

途中このような所もありますが、今日は怖くありません。

4/29 11:17

こんな所も

4/29 11:25

トレースがしっかり着いているので恐怖感はないですね。

4/29 11:31

ザイルを使っている方々も

4/29 11:43

杣添尾根
小さく人が見えます

4/29 11:44

杣添尾根分岐

4/29 11:46

三叉峰

4/29 11:47

三叉峰から赤岳と阿弥陀

4/29 11:47

三叉峰
アイゼンを着けているので面倒で山頂はパス

4/29 11:47

阿弥陀

4/29 12:01

横岳山頂♪

4/29 12:07

横岳山頂より
赤岳と阿弥陀

4/29 12:07

少しアップ

4/29 12:10

山頂にて

4/29 12:25

またまた同じアングル
しつこい(^^ゞ

4/29 12:29

さて硫黄岳方面です

4/30 5:34

カニの横ばい

4/29 12:34

滑落したら真っ逆さま
でも今日はあまり怖くありませんでした

4/29 12:46

4/29 12:47

大同心の向こうに阿弥陀岳
小同心と横岳山頂
こうしてみると横岳山頂もかなり尖ってますね

4/29 12:59

硫黄岳山荘への下り
ここから硫黄岳山頂まで殆ど雪が無いのでアイゼンを外しました。

4/29 13:03

硫黄岳山荘
営業中です

4/29 13:18

硫黄岳への途中で
横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳が見事です
中岳の向こうには権現も

4/29 13:24

4/29 13:24

横岳と赤岳

4/29 13:25

赤岳、中岳、権現岳、阿弥陀岳
美しい配置です

4/29 13:25

硫黄岳のケルンと金峰山

4/29 13:30

登頂記念
支えがないと足が上がらない

4/29 13:31

西天狗岳と東天狗岳
先々週登った時よりも随分雪が少なくなりました。

4/29 13:32

硫黄岳の火口

4/29 13:32

硫黄岳の火口

4/29 13:37

このアングルの見納め
です。

4/29 13:55

赤岩の頭からの下り
結構な急斜面で、過去雪崩があった場所です。

4/29 14:33

赤岳鉱泉　賑わってます
向こうは赤岳

4/29 14:33

アイスキャンディもばっちくなってしまいました。

4/29 14:35

南側は青くてきれい

4/29 15:36

赤岳鉱泉から約1時間で赤岳山荘駐車場に

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX7 SONY

感想

bekopapa

ゴールデンウィーク中に赤岳〜横岳〜硫黄岳の縦走をと考えていましたが、後半は天気が悪く、29日は28日に引き続き天気とのことで急遽29日に決行しました。

このすぐに行ける所が山梨に住んでいていい所です。
まあ良くそれほど自由な時間があると人には言われておりますが(^^ゞ

この日は朝から快晴、ほぼ無風で、暑い位でした。春山は暖かくて、ほのぼのしていて良いですね。(でも厳寒期の厳しい赤岳も好きですが)

横岳のトラバースも雪が緩んでいたので恐怖感は全くありませんでした。この斜面が凍結していてトレースも殆どないような状態だったら極めて危険でしょうが、これからの季節は大丈夫でしょう。

もう少し雪が多いのかと思っていましたが、ちょっと残念です。来年は4月上旬位にまた来てみたいと思います。

八ヶ岳は良い山です。

コメント

canopus100

楽しんでいますね
八ヶ岳も変化に富んで奥が深いですね。
私はまだまだ行っていないコースがあります。
いよいよ八ヶ岳の雪も終わりに近いんですね。
又半年が来れば厳冬期です。
残雪の八ヶ岳を写真で楽しませていただきました。

bekopapa

softbreezeさん訪問ありがとうございます
雪の多い季節に赤岳から硫黄岳までを縦走しようと思っていたのですが、4月も後半となると雪が少なくてちょっとがっかりでした。

白馬のレコ拝見いたしました。やはり白馬方面は雪が多くて良いですね。私はまだ白馬方面には行ったことがないので、今年はぜひ、白馬岳と坂の上の雲の小蓮華山には、登ってみたいと思ってます。

ゴールデンウイーク中にもう一山登ってきます。

canopus100

坂の上のあの小道
坂の上の雲のあの山道は小蓮華岳だったのですか？
あのテレビを見る度にあれはどこだろうと、乏しい我が知識を総動員していつもじっと見つめていましたが、分かりませんでした。
今頃、bekopapaさんはどこかを歩いておられるのでしょうね。
また、御報告を楽しみにしています。

bekopapa

RE:坂の上の雲のあの小道
そうなんです。坂の上の雲のエンディングのあの登山道、気になって調べたら小蓮華岳だとのことで、これは今期、絶対登ろうと思っている次第です。

実は昨日、黒戸尾根日帰りを決行したのですが、強風で山頂が雲に覆われていたことと、久しぶりに履いた靴でひどい靴擦れを起こしてしまうミスを犯してしまい、３時間ばかり登った刃利天狗あたりで、このまま黒戸尾根のピストンは無理と引き返してしまいました。

その後天候が回復して良い天気になったので、せっかくのチャンスだったのにかなりへこんでいます。

canopus100

悪天候
やはり小蓮華岳でしたか。
ありがとうございました。
そういえば、私などは三年前にそこを通過したことがあるのに、忘却の彼方ではどうしようもありません。
４日にはその小蓮華岳山頂付近で遭難とは、とても残念な事件でしたね。
悪天候と靴ずれのダブルパンチだったとのことで、「勇気ある撤退」だったのではないてしょうか。