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Yamareco

記録ID: 185871
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍を諦め、表銀座縦走(燕岳〜蝶ヶ岳)  

2012年04月28日(土) 〜 2012年04月29日(日)
 - 拍手
yoshi629 その他3人
GPS
36:20
距離
22.4km
登り
2,505m
下り
2,599m

コースタイム

中房温泉6:40 - 燕山荘11:40 - 大天荘17:00 6:00 - 常念岳10:20 - 蝶ヶ岳16:00 - 三股19:00
天候 28日:快晴  29日:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
南安タクシーの回送サービスを利用
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
中房温泉登山口
中房温泉を出発してすぐに雪が出てくる
2012年04月28日 06:55撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/28 6:55
中房温泉を出発してすぐに雪が出てくる
黙々と登る
この日はすごい人出だった
2012年04月30日 19:14撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/30 19:14
黙々と登る
この日はすごい人出だった
やがて木々の間から展望が広がってくる
大天井が見えてきた
2012年04月28日 09:50撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
4/28 9:50
やがて木々の間から展望が広がってくる
大天井が見えてきた
一気に展望が広がる
槍の穂先が姿を現す♪
2012年04月28日 10:40撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
2
4/28 10:40
一気に展望が広がる
槍の穂先が姿を現す♪
合戦小屋を過ぎると樹林帯を抜け、
2012年04月28日 10:44撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/28 10:44
合戦小屋を過ぎると樹林帯を抜け、
燕岳が見える
2012年04月28日 10:48撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/28 10:48
燕岳が見える
合戦尾根を快適に歩いていく
2012年04月28日 10:52撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/28 10:52
合戦尾根を快適に歩いていく
燕山荘までもう少し
2012年04月28日 11:22撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/28 11:22
燕山荘までもう少し
燕山荘到着
北アの女王、燕岳
2012年04月28日 11:43撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
2
4/28 11:43
燕山荘到着
北アの女王、燕岳
これから歩く東鎌尾根
遥かなる槍
2012年04月28日 12:07撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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4/28 12:07
これから歩く東鎌尾根
遥かなる槍
おいでおいでと歓迎してくれているのか、甘くはないぞと警告しているのか・・
2012年04月28日 12:07撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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4/28 12:07
おいでおいでと歓迎してくれているのか、甘くはないぞと警告しているのか・・
蛙岩
冬季は岩の間をくぐる
右(人が立っているところ)からも行ける
2012年04月28日 12:38撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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4/28 12:38
蛙岩
冬季は岩の間をくぐる
右(人が立っているところ)からも行ける
大下りの辺りから大天井
まだまだ距離がある
2012年04月28日 13:23撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
4/28 13:23
大下りの辺りから大天井
まだまだ距離がある
喜作レリーフ手前から大天井を見上げる
雪が付いている時は直登する
岩稜沿いに登れば良い
2012年04月28日 15:18撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
2
4/28 15:18
喜作レリーフ手前から大天井を見上げる
雪が付いている時は直登する
岩稜沿いに登れば良い
大天井の山頂から東鎌尾根
ここからが険しくなる
2012年04月28日 16:37撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
4/28 16:37
大天井の山頂から東鎌尾根
ここからが険しくなる
2日目の朝
大天荘から東鎌尾根と穂高
2012年04月29日 05:39撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/29 5:39
2日目の朝
大天荘から東鎌尾根と穂高
大天荘から槍
2012年04月29日 05:39撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
2
4/29 5:39
大天荘から槍
東天井岳
2012年04月29日 07:08撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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4/29 7:08
東天井岳
青空の下、快適に歩いていく
2012年04月29日 07:26撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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4/29 7:26
青空の下、快適に歩いていく
行く手に常念が見えてきた
2012年04月29日 07:49撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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4/29 7:49
行く手に常念が見えてきた
常念乗越に下り、横通岳を振り返る
2012年04月29日 08:36撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/29 8:36
常念乗越に下り、横通岳を振り返る
常念小屋
本当ににロケーション良いところに建っている
2012年04月29日 08:36撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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4/29 8:36
常念小屋
本当ににロケーション良いところに建っている
常念岳山頂の大展望 1
2012年04月29日 10:27撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
4/29 10:27
常念岳山頂の大展望 1
常念岳山頂の大展望 2
2012年04月29日 10:27撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
4/29 10:27
常念岳山頂の大展望 2
常念岳山頂から蝶ヶ岳
遠く感じる・・
2012年04月29日 10:30撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/29 10:30
常念岳山頂から蝶ヶ岳
遠く感じる・・
山頂から岩稜帯を一気に下りる
2012年04月30日 19:18撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
4/30 19:18
山頂から岩稜帯を一気に下りる
こんな感じのところを下りる
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
こんな感じのところを下りる
振り返るとこんな感じ
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
1/1 0:00
振り返るとこんな感じ
撮影機器:

感想

大混雑の中房温泉を出発。
年々増えていく気がする・・

出発するとすぐに雪が出てくる。やはり今年は多いのか?
黙々と登って行くと徐々に燕〜大天井の稜線が見えてきて、テンションが上がって
行く♪

合戦小屋を過ぎると森林限界を過ぎて一気に展望が広がる。槍の穂先も姿を現す。

展望を楽しみながら、歩いて行き、燕山荘に到着。やはりここからの展望は抜群で
ある。ここまで来るだけでも十分に価値がある。

ちょっと休憩時間の取り過ぎてしまったので、燕岳の山頂は諦め、先に進む。
長い長い東鎌尾根の先に槍がある。「おいでおいで」と歓迎してくれているのか、
それとも「甘くはないぞ!」と警告しているのか?
やや緊張しながら、足を進める。いよいよ表銀座縦走の始まりである。

蛙岩まではトレースが付いていたが、そこから先はトレースが無くなり、所々膝上
まで埋まるようになり、ラッセルになる。
蛙岩は冬季は岩の間をくぐるが中は狭くて、ザックが大きいと通過が大変。右から
巻けるがちょっと面倒。

雪が多く、予想よりも大幅に時間がかかって、大天井の直下に着く。夏道のトラバ
ースは滑落、雪崩の危険性があるのでここからは直登となる。岩稜沿いに登って行
く。斜度があるので、転落・滑落には注意。

なんとか登りきって山頂に到着。既に17時近い。まさかこんなにかかるとは思わな
かった・・

大天荘の冬季小屋に泊まる。この日は単独2組と2人パーティー1組、我々4人の8名
だった。
夜、このまま予定通り東鎌尾根を槍に進むか、常念方面に転進するか検討する。
予想以上の残雪にかなり手こずりそう。2時に出発して雪の締まっている時間帯に距
離を稼げば、行けそうな気がするが、技術・体力ともにまだそれほどでもない後輩
を3人連れて突っ込むにはリスクが大きすぎると判断し、常念方面に進むことに決定。
ちょっと残念が気もするが、これ以上進むとエスケープも容易でなくなるので、仕
方がない自分を納得させる。

翌日も良い天気。気持ちを切り替えて、槍穂の眺めを楽しみながら、縦走路を歩い
て行く。このルートは終始眺めが良く、素晴らしい縦走路だ♪

大天井から常念と蝶ヶ岳の鞍部までの間は、ほとんど雪が無く、地面が露出してい
る。快適に歩いていき、常念の山頂へ。
この山頂からも素晴らしい眺めが広がっている。(時間があまりないのに)ついつ
い50分ものんびりしてしまう。

常念からの下りは岩稜帯。急な斜面なので慎重に下る。
蝶ヶ岳までは小さなピークがいくつかあり、結構遠い。樹林帯となっており、雪が
深いのでトレースが無いと、ラッセルに苦しめられるところだ。

今日中に下りたいというが、バテてきている後輩を心配しながら、ゆ〜っくり歩い
ていき、なんとか蝶ヶ岳の山頂へ。ここからは槍穂が一直線につながって見え、素
晴らしい眺めが広がっている。

蝶ヶ岳ヒュッテで休憩を取った後に、三股に下山した。

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コメント

何処かでリベンジ
yoshi629さん、こんにちは。

昨年11月に大天井へいけなかったので、何処かで
リベンジと思っています
それにしても、この土日は天気に恵まれ、最高の
登山日和でしたね。
気温が高く、歩き難い雪は苦労しましたが。。。

常念から蝶ヶ岳はなにげに体力を使いますよね。
バテた後輩さんも何日かすると、素晴らしい記憶が
強く残り、再訪したい気持ちになるでしょうか。

槍は残念でしたが、良い山行でしたね!
2012/5/1 11:35
疲れました
youtaroさん、こんばんは。

1年ぶりのテント泊山行はとても疲れました。
久しぶりの重荷がこたえました
やっぱり日帰りの軽い荷物ばかりではダメですね

土日は気温が高くて、雪の状態が悪く、体力を奪われま
した。松本では30℃くらいまで上がったとか。

>常念から蝶ヶ岳はなにげに体力を使いますよね。
随分前のGWに歩いた時も大変でしたが、やっぱり今回も
大変でした。途中で嫌になって、適当な支尾根から三股
に下りちゃおうと地図を眺めたのですが、良い尾根が見
つからなくて断念するということもありました。
2012/5/1 22:16
ひさしぶりです〜
どうもstkです。
好天の表銀座、すばらしいですね〜〜!
槍は残念ですが、リーダー判断としてはやむを得ないですよね。気温高かったですよね〜 自分も初の積雪期3000mで富士にいきましたが、頂上でも風がないところは寒くなかったです
2012/5/6 15:16
不完全燃焼
stkさん、お久しぶりです。

GW前半は天気が良く、眺めは最高だったのですが、気温
が高くて参りました。松本は30℃を超えたらしく、無茶
苦茶暑かったです。雪も腐って大変でしたし
やっぱり寒くないと雪山っぽくないなあと思いながら、
歩いてました。

2日目の朝に「やっぱり2時くらいに出発すれば、槍まで
行けたなあ」とちょっと後悔しました。まあ、メンバー
のことを考えると無理しなくて正解だったのですが・・

同じくらいの力量の人と本気山行がしたいと思う今日こ
の頃です。
2012/5/8 5:42
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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