丹沢/鍋割山・塔ノ岳・丹沢山・不動ノ峰(寄から周回)
- GPS
- 10:06
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,767m
- 下り
- 2,767m
コースタイム
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 10:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
寄大橋西側の駐車場に駐車。8台程度駐車可能。東側にも数台駐車できる余地がある。今日はバスが数台来るとのことで登山道側のゲート前には駐車不可だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・寄大橋〜コシバ沢出合:登山道ではあるが渡渉が数回あり増水時等は要注意。 ・コシバ沢:沢ルートだが悪場は無い。詰めは右俣に進み加減を見て尾根筋を登る。右岸側に径路があると記憶しているが入り口は見付けられなかった。 ・鍋割峠〜鍋割山〜塔ノ岳〜丹沢山〜不動ノ峰〜棚沢ノ頭:一般登山道であり特に危険性は無い。 ・棚沢ノ頭〜熊木沢出合:道標は無いがマーキングは適当にある。登りでは間違うことは無いが下りでは支尾根が間違いやすくGPS地図を併用しながら下りるのが良い。 ・熊木沢出合〜雨山橋:崩壊箇所はあるが林道であり問題無い。 ・雨山橋〜雨山峠〜寄大橋:沢筋であり増水時には避けた方が良い。 ◆登山ポスト 水源林管理棟に登山ポスト有り。正面のポストは郵便用なのでここには投函しないようにとの注意書きがあった。 |
写真
感想
全国的に猛暑の土曜日、本来なら涼を求めて沢に行くところだが夏に向かって最後の機会と丹沢の尾根を歩いて来た。沢沿いは結構涼しかったけれど尾根は暑かった。けれど久し振りに不動ノ峰にも登れたしささやかだけれどシロヤシオにも出逢えることができたし終始展望も良く、なかなか楽しめた一日だった。鍋割山のスタンプを逃してしまったのがちょっと心残りだけど秋以降にまた登ることにしよう。
この暑い中、なんで尾根歩き?と思われそうだけど、いつもの沢好きメンバーが集まらなかったのと丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリーのチラシを見たから何となく夏になる前に鍋割山、塔ノ岳、丹沢山に登って来るか、と思った次第。東海道線沿線にいると余りこのスタンプラリーの話は耳にすることが無いのだが、この間中央林間駅を利用した時にチラシを見てそそられた。今年で8回目になるらしいがとんと縁が無かった。台紙は山小屋で買えるそうだから鍋割山から丹沢山まで歩けば三山スタンプが溜まるし、と寄大橋を起点にして周回するルートで計画した。
6:30過ぎに寄大橋に着いてみると6-7台のクルマがもう停まっていた。ここでこれでは県民の森は相当に混雑していることだろう。寄出発にしておいて良かったかも。先ずは雨山峠を目指すが、やっぱり距離も時間も短縮できるのでとコシバ沢を詰めて行った。コシバ沢は沢沿いに風が抜けて思いのほか涼しく快適だった。ゴーロが続くけれどどんどん標高も稼げる。以前下った時には最上部の崩壊部の縁から右岸側に付けてあった径を下ったけれどどうもその入口は解らなかった。まあ滝場は無いしそのまま詰めても行けるだろうと2つ位ナメ滝を登るともう鍋割峠も見えてくる。左側は崩壊が大きいので二俣を右に進み左寄りに行きながら適当に斜面に抜けるとその上は気持ち良さそうな草原だった。鍋割峠の道標が左手に見える。
そのまま鍋割山へと登って行くが雨山峠からだと数回のアップダウンのあとで結構いつもきつく感じる登りがあっさりと感じてやがて勾配も緩くなって鍋割山の山頂域に出る。振り返ると富士山から南アルプスの展望が今日は素晴らしい。ところが山頂に着いてみたら鍋割山荘は9:45から営業とのこと。スタンプラリーの台紙をここでゲットするつもりだったが思わぬ空振りを喫することになった。台紙を持っていればスタンプは入口の脇にあったので押せたのだが。しかし計画よりも早いのは良いこと。さっさと先を目指そう。塔ノ岳までは小丸、大丸とアップダウンはあるが1時間で届く。金冷シで大倉尾根と合流すると大倉から登って来た登山者が多いこと。10時だけれど塔ノ岳山頂にはもう数十人が集っていた。尊仏山荘でようやく台紙を購入することができ、ハンコも押させて貰った。
塔ノ岳から丹沢主脈に踏み出すと表尾根とは違う雰囲気に覆われる。シロヤシオもこれからが本番だがそこここに咲き出していた。笹原の日高、竜ヶ馬場と越えて行く間、ずっと左側に富士を眺めていられて、気分最高な尾根歩きだ。ただ風がほとんど無くて暑かった。丹沢山でも無事にスタンプを押すことが出来、今日は2峰のスタンプを集めることが出来た。鍋割山は宿題だ。丹沢山からは一旦下り不動ノ峰へ、更にもう一度下って棚沢ノ頭に達する。棚沢ノ頭に午前中に着いたのは良いペース、これなら明るいうちに寄大橋に戻れそうだ。
棚沢ノ頭から熊木沢を目指して尾根を下る。この尾根にもシロヤシオはあるがやはり一週間は時期が早かったかもしれない。まあ少ないけれど開花に出逢えたのは良かった。弁当沢ノ頭はどこがピークが判然としないがそこまでは広葉樹林だったのが針葉樹林に変わる。下りはかなり急勾配のところもありまたテープの密度も薄いので尾根の分岐ではヤマレコマップの地図を確認しながら下る。降り立った所は記憶にある上り口よりもずっと橋寄りだったがみんなの足跡も確かにこの辺りは二筋に分離していた。橋を越えて河原に出て小休止。沢で顔を洗ってリフレッシュ出来た。
雨山橋までは玄倉林道を歩くだけだが意外と距離がある。雨山橋から雨山峠へのルートは初めて歩いたがなかなか味わいのある径だった。雨山峠には40分程で着いた。雨山峠からは下るだけなんで気も楽なもの。途中釜場平で小休止を挟んで寄大橋に17時前に帰着した。ちょうど10時間のラウンドトリップだ。暑くて途中でギブアップする可能性も考えていたけれど意外と涼を取ることも出来たし、展望も良く、花々にも出逢えて気持ちの良い山行だった。丹沢のピークに登るのはこれで当分はお預けかな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する