娘(8歳)と百名山67 残雪の大朝日岳(古寺鉱泉〜西朝日岳)


- GPS
- 21:39
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,218m
- 下り
- 2,234m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 8:39
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:59
雪の下り坂もあえてヒップそりを楽しんだりしながら下ってきました。
登ったり下ったりがあって、累積標高差は2000m以上あるんですね。。。
天候 | 1日目 快晴、2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
レンタカーは8時からなので、時間短縮のため寒河江駅まで電車移動。 寒河江からレンタカーで移動。 ここも時間短縮のため高速道路利用で月山IC経由で古寺鉱泉まで移動。距離は少し遠回りになりますが、快適な道路を走れるので気分的にも楽々。 カーナビもiPadのナビも古寺鉱泉までの道は教えてくれませんが、概ねの方向へ走っていると、小さめな標識が出ていましたので迷わずに到着。 駐車場(無料)は広かった。登山センター工事現場の横が駐車場。 避難小屋はとてもきれいに掃除されていました。 途中で小屋番さんとすれ違い、確認したところ、1人1500円、子供も同額とのことでした。 小屋前のテーブルベンチは6人用くらいが1台のみ。 室内での炊事は1階に置かれた専用板の上で。 水道なし、水場なし(雪渓の末端まで行けば汲めるようでした。同宿のお兄さん談。同宿のお姉さんは雪を溶かしていました。カッコいい!) シュラフの下に敷く毛布(1枚だけ発見)もお借りして、とても快適に泊れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
夏道と雪道が混在。 私たちは安全と練習のためアイゼン、ピッケルを持っていきました。 雪庇箇所、クラック、踏み抜きもあるので十分注意。 古寺山からの下山ルートはGPSを夏道にしておくとややこしい。雪の上を歩くのであれば、雪道トレースも表示しておくほうがよい。 リボンも参考にして迷わないように十分に注意。 結構暑かったのでお水も十分に。 虫が多く、防虫対策も必須。 |
その他周辺情報 | 早朝の山形駅はコンビニがオープンしていません。 駅から少し離れたところへ行きました。 リンゴ温泉(大人300円、小学生200円) 露天風呂は少し離れた高台にあって夕陽がきれいに見えます。 300円とは思えないいい雰囲気で、もっとゆっくりしたいお風呂でした。 |
今週は進行方向左側の席だったので、カーテンのわずかな隙間から入ってくる道路照明がチラチラして落ち着かない。
先週も乗ったので、ルートにも興味はないので、さっさとアイマスクで就寝。
お夕飯は、ビーフステーキ、ミートソースパスタ、オニオンスープ、おつまみ、デザート。
感想
そろそろ梅雨入りが近づいてくるようなので、先週の鳥海山に引き続いて東北の山を楽しんできました。
急に立てた予定なので、前週と同じバスで山形駅まで移動。朝食は松屋で朝定食。
駅にはコンビニがオープン前なので、少し離れたコンビニで買い出し。
ロスタイムをなくすために電車(気動車)で寒河江駅まで移動し、レンタカーを借りて古寺鉱泉を目指します。
ゴールデンウィークにも来た月山、だいぶ雪が減ってきたのを眺めつつ、古寺鉱泉口の駐車場へ。
登山者向けの施設の工事中で、来年くらいにはオープンしそう。
準備を整えて、古寺鉱泉前の橋を渡って入山します。
登山届のポストは、古寺鉱泉前にありました。
レンタカーを借りる時間の都合上、スタートは遅めですが、今日は登りだけなので気が楽です。
初めから続く登りでは、セミ(?)のような鳴き声が山の感じを演出して気分がいいです。
しばらく登って、一服清水の水は冷たくておいしいので、たっぷりとお水をいただきました。
次第に残雪が出てきますが、今回は念のため12本爪アイゼンもピッケルも持ってきたので心配なくぐいぐい登れます。
夏道と雪道の入れ替わりが忙しいですが、アイゼンの脱着も登山練習と考えて、何度も何度も付けたり外したり、、、 アイゼンの脱着、2人ともだいぶ上達しました。
上の方は残雪たっぷりで、雪のひび割れを見ながら良さそうなところを歩いて、今回はほとんど踏み抜き無しでいけました。
小朝日岳の巻道があるようでしたが、巻道は通過せずに景色堪能優先コースにしましたが、この辺りは特に小さな虫が多数。
虫よけネットも装着しましたが、休憩もしにくいし、何度も刺されました。ブヨのような噛みちぎり攻撃で、気が付くとあちこちから血が出ていて多少かゆくなりましたが、それほどでもなかったのが幸いです。
この日は、ソロの男性1人、ソロの女性1人、私たちを入れて合計4人でした。
翌朝、目覚めると、まだあたりは雲の中だったので、もう一眠りしてから、ご飯を炊いて、みそ汁を作って朝食。
西朝日岳まで、軽量装備で行ってみます。
最後の雪の急登は、危なくはなさそうなので、あえて二人でアンザイレンせずに登ってみました。もし滑ったら、スタートから登り直しですが、二人ともしっかりと登り、娘も満足顔。 少しづつ自信と技術を付けていきたいです。
西朝日岳へのピストンは誰にも会わず、静かな二人旅。
朝日岳へ戻るときには、ヒップそり楽しかったです。
ちょっとスピードが出てしまいましたが、、、
小屋まで戻って、ブランチ。
大好物のチーズと生ハムのサンドイッチで満足げな顔と、最高の景色。
あとはのんびりと下ります。
鳥原山のほうを回って少し大回りして帰る予定でしたが、のんびりと歩くコースに変更したので、安心して帰れます。
下山時の残雪区間はちょっと迷いやすい感じがあって、ピンクのリボンも頼りにしながら、早めに夏道に戻りました。
一服清水でたっぷりと水分補給。
お酒を恵んでくださったお兄さんと登山口で合流。
りんご温泉に入ったりしながら、山形駅までご一緒。
山形新幹線は車内販売のお弁当が廃止になっているので、お弁当を買いたかったのに、駅の弁当もおにぎりくらいしか残っていないのが残念。
山から持ち帰ったおにぎりとパンを消費しながら帰宅。
今週も、先週に引き続き楽しい山歩きでした。
【装備】
この時期、虫よけ装備は必須かと思います。
ピッケル、アイゼンを持っている人は少数派でしたが、持って行ったおかげで心配なく歩けました。
お酒を持っていくのを忘れてしまい、残念。
水は一番下の水場のみ水が出ていました。(小屋から下った雪渓あたりでも汲めるようですが、、、)
そろそろ夏山モードの水分量が必要。
こんにちは^_^
いつも楽しく拝読させていただいてます。
yamanamichanの健脚ぶりには、いつも驚かされます。ヘルメットがピンクからオレンジにバージョンアップ?されてましたネ。
大朝日岳はこれからチャレンジするお山なので、今回のレコはかなり参考になりました。
100座目指して頑張りましょう!
拙いレポートをご覧いただきましてありがとうございます。
持久力はかなりアップしてくれていると思いますが、男の子のようなここ一番の爆発力が足りないかなぁなんて思っています。
ヘルメット、少し前までは子供の自転車用のものを使っていましたが、素材がびっくりするほどヤワなものだったので、しっかりと登山用にしました。
自転車用のものは、プラスチックの下敷きよりも強度がなさそうな感じで、自転車が転倒して頭をぶつけても大丈夫。程度のものだと思います。
これまでにも何度か落石を目にしてきたので、できることからやっていこうということでバージョンアップです。
同じくらいのペースですかね。
小学校を休まないという前提で頑張っていますが、この先は、遠い山、高い山、危ない山が多くなってきますので、お互いに気を付けて楽しみましょう!
どこかで見かけたらお声がけください〜
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