剱岳 源次郎尾根 (春合宿その2)

2012年05月01日(火) 〜 2012年05月02日(水)

• GPS: 14:11
• 距離: 12.1km
• 登り: 2,047m
• 下り: 2,145m

コースタイム

5/1
4:05　　　　剱沢テン場
4:30-45　　源次郎尾根取付き
8:15-25　　1峰
9:10　　 　 2峰
10:10-25　 2峰懸垂終了地点
11:30-40　 剱岳
12:15-30　 平蔵のコル
13:20　　　平蔵谷出合い
14:55　　　剱沢テン場

5/2
6:30　　　剱沢テン場
7:15-25　 別山乗越
8:20　　　雷鳥沢ヒュッテ
9:20　　　室堂
12:00頃　 扇沢

天候

5/1　晴れ　午後一時雨
5/2　朝方雨のち曇り(強風)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・終始トレースあり、助かった。
・源次郎尾根は1峰への登りで一部夏道使用。岩場でロープ使用。
・2峰から懸垂支点までのナイフリッジで一応ロープ使用。
・懸垂支点は雪から出ており、頑丈な鎖で強度も問題ない。(60mロープ1本で余裕で届く。)　途中にも支点あるがスリングはボロボロで補強が必要と思われます。)
・平蔵谷は雪が腐っていて、更にデブリだらけだが、シリセードで一気に降りた。　だが、時間が遅いと雪崩れる可能性大なので十分注意。　我々が剱沢を登り返している時、隣の武蔵谷が雪崩れた。

写真

今日も4時に出発。
星空で天気も良さそう。

源次郎尾根出合い。ここでハーネス装着。
平蔵谷は出合いまでデブリが出ていた。

ルンゼルートから取り付く。
急傾斜で息が切れる。
また、亀裂や凍っている箇所もあり緊張する。

1峰への登り。
この下に岩場があるのでロープを出した。

1峰から隣の八ツ峰上部。

1峰から振り返る。
天気も良く高度感満点!

1峰から2峰と本峰。

2峰への急斜面。
その前の1-2のコルまでの下りが緊張する。

1峰からコルへの下り。

2峰への登り途中から1峰。

2峰への登り途中で雷鳥のペアが道をふさぐ。
少し待って謝りながら通してもらった。

2峰直前の岩場。
カニのヨコバイのような感じ。

2峰直下の岩場を登る。

2峰。
なかなかのナイフリッジ!

2峰の懸垂点までの下りが怖い。
一応ロープを出す。

5/1 9:24

2峰の懸垂支点に向かう私たち。
小窓尾根を登ってきた当会のメンバーが剱岳頂上から撮影。

2峰の懸垂支点。
頑丈な鎖で安心!
60mロープ1本で余裕で届く。

懸垂中の相方。

懸垂点から下を見る。

懸垂終了点から本峰方面。
まだ結構登る。。。

登ってきた源次郎尾根をバックに相方。

登ってきた源次郎尾根をバックに私。

今山行2回目の剱岳!
(1回目は早月尾根から。 別記録参照!)

頂上から剱沢方面。

頂上から早月尾根方面。

下りは平蔵谷を使用。
シリセードで降りるがデブリが多く滑りにくい。
時間が遅いと雪崩れる可能性大なので注意。

剱沢の辛い登り返し。

ヘロヘロ(私)になりながらやっとテン場到着。

翌5/2、八ツ峰上半部へ行く計画だったが、疲れがあるのと天候が悪いので下山することにした。

剱御前小舎は営業中。
別山乗越は暴風で場所によっては耐風姿勢をとることに。

雷鳥平へはシリセードで一気に下るが、雪が腐っていてすぐ止まってしまう。

地獄谷周辺は雪が薄っすら緑色に。

ロープウェイは新車になったとのこと!

黒部ダム湖側。　まだ雪が浮いている。

黒部ダム下の廊下側。

撮影機器：

μTOUGH-6020 オリンパス

コメント

京のスター

はじめまして！
超かっこいいです！

早くこのような登山してみたいです！

all-green

HIDENORI-Tさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

源次郎尾根は剱岳周辺のバリエーションルートの中でも初級ルートなので、基本的な雪上技術とロープ技術があればチャレンジできると思います。
もちろん、経験者と一緒にが条件ですが！

同じ山でも色々なスタイルの登り方があって、山ってやっぱり楽しいですね！