武尊山 〜オグナほたかゲレンデから花咲く稜線、最後は残雪超えて山頂へ

2019年06月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 8.6km
• 登り: 802m
• 下り: 800m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:52

6:34 スタート地点
7:59 8:02 前武尊山
9:24 9:37 家ノ串山
10:10 10:11 中ノ岳
10:39 11:12 武尊山
11:38 11:38 中ノ岳
12:14 12:15 家ノ串山
13:18 13:18 川場剣ヶ峰
13:30 13:31 前武尊山
14:26 ゴール地点

オグナほたかスキー場の登山口（P有り）は標高1247m
宿泊者はペンションから標高1662m付近まで送迎してくれます。
下山時は前武尊で電話連絡すると、それに合わせて迎えに来てくれます。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

スキー場内第6ゲレンデの中間ぐらいまで、ペンションからの送迎サービスを利用

※オグナほたかスキー場の登山口（P有り）は標高1240m
　宿泊者はペンションから標高1660m付近まで送迎してくれます。
　下山時は前武尊で電話連絡すると、それに合わせて迎えに来てくれます。

コース状況／危険箇所等

〇スキー場〜前武尊
　樹林帯の急なコースです。連日の降雨で、泥濘箇所多いです。

〇前武尊〜剣ヶ峰〜家の串〜中ノ岳分岐
　稜線上のアップダウンが多いルート
　剣ヶ峰は東側から巻いて、中間部から西側に移っていきます。
　剣ヶ峰から家の串の中間に痩せ尾根の岩場有り、慎重に。
　シャクナゲ、イワカガミ、ミツバオーレンなど綺麗な花がたくさん咲いてました。

　帰りに剣ヶ峰北峰を北側から登ってみました。
　最初のクサリと途中の鉄梯子以外は自力でルートファインディングが必要です

〇中ノ岳分岐から武尊山（沖武尊）山頂
　中間に雪渓のように長い残雪がありました。アイゼン無しで歩けます。
　最後の急な登りはキックステップで慎重に登れば大丈夫です。
　踏み跡以外は抜けそうなので気をつけて。

その他周辺情報

〇ペンション　オウレット
　〒378-0408　群馬県利根郡片品村花咲2792-78
　TEL ： [phone]　　http://p-owlet.com/
　皇海山への送迎可能ということで登山プランを利用しました。
　一泊３食（夕、朝、弁当）＋登山口までの送迎付き
　経験豊富なオーナーからアドバイスをいただき助かりました。

〇花咲の湯
　〒378-0415　群馬県利根郡片品村鎌田3964
　営業時間：8時30分〜17時15分
　TEL：[phone]　FAX：[phone]
　E-mail：[email protected]
　https://oze-katashina.info/hanasakunoyu/

　日帰り温泉（￥650）、レストラン、売店があり、ゆっくりくつろげます。
　晴れていれば露店風呂やテラスから皇海山が眺められます。
　今回は前日のランチ、下山後の入浴、夕食で利用。
　美味しい名水の持ち帰りも可。

〇道の駅　尾瀬かたしな
　〒378-0415 群馬県利根郡片品村大字鎌田3967-1
　TEL：[phone]　https://oze-katashina.info/michinoeki/
　インフォメーション：9時〜18時
　直売所「かたしな屋」：9時〜18時
　スナックコーナー：9時〜17時
　かたしな食堂：11時〜15時
　村民キッチン：11時〜14時（都度確認ください）
　定休日：毎月第4火曜日（12月〜3月は毎週火曜日）

　尾瀬方面国道120号沿い、片品村役場の隣に昨年オープンした道の駅。
　おしゃれなつくりで、綺麗なレストラン、売店、山並みを眺めるテラスには足湯もあり。

写真

6/23 6:30

オグナほたかスキー場の標高1660m付近からスタートです

6/23 6:36

足元にはマイヅルソウがたくさん咲いてます

6/23 6:53

ゲレンデの最上部から登山道に入るところで振り返り

6/23 6:59

川場野営場からのルートと合流

6/23 7:01

西側開けたところで雲海が見れました

6/23 7:15

ミツバツツジ

6/23 7:19

青空と新緑

6/23 7:29

6/23 7:33

オオカメノキ（別名ムシカリ）

6/23 7:39

鮮やかなムラサキヤシオツツジ

6/23 7:42

クルンとした葉？がかわいい

6/23 7:43

サルのコシカケのような樹皮

6/23 7:45

コメツガの赤ちゃん

6/23 7:46

6/23 7:52

6/23 7:54

前武尊に到着、東南側が開けてます

6/23 7:54

6/23 7:56

うっすら皇海山のピーク

6/23 8:03

ムラサキのマツボックリ？

6/23 8:04

剣ヶ峰が見えてきました
🍙みたい

6/23 8:05

中ノ岳には雪渓も

6/23 8:07

剣ヶ峰

6/23 8:08

あっ、ミツバオーレン

6/23 8:08

アップで

6/23 8:09

稜線上あちこちに咲いてます

6/23 8:10

ムラサキヤシオは初めて

6/23 8:11

大きめのオーレン

6/23 8:12

6/23 8:13

シャクナゲもたくさんありました

6/23 8:14

手小屋沢方面の尾根でしょう

6/23 8:17

剣ヶ峰を下から

6/23 8:17

マイヅルソウ

6/23 8:18

ブナの新芽かな？

6/23 8:20

剣ヶ峰は最初東側を巻きます

6/23 8:23

足元ぬかっている場所も

6/23 8:24

中ノ岳

6/23 8:30

マメザクラ

6/23 8:32

サンカヨウ

6/23 8:35

剣ヶ峰の中間地点、ここから左手：西側に巻きます

6/23 8:40

白いイワカガミは初めてです
シロバナノコイワカガミ

6/23 8:43

ピンクのアズマシャクナゲ

6/23 8:43

蕾も捨てがたい

6/23 8:44

コイワガガミの群生

6/23 8:48

6/23 8:52

6/23 9:08

6/23 9:10

振り返って剣ヶ峰

6/23 9:14

6/23 9:17

アズマシャクナゲ

6/23 9:18

このあたりのマイヅルソウはまだ蕾

6/23 9:20

コミヤカタバミ

6/23 9:20

ミツバオーレン

6/23 9:24

ミネザクラかな？

6/23 9:24

6/23 9:27

イワナシ（これは初めて）

6/23 9:29

やっと家の串

6/23 9:39

泥濘がひどくなってきます

6/23 9:43

ミヤマダイコンソウ

6/23 9:45

ミツバオーレンの群落のすぐとなりに．．．

6/23 9:45

シロバナノコイワカガミの群落

6/23 9:48

痩せ尾根を慎重に通過します

6/23 9:49

シャクナゲがとにかく綺麗です

6/23 9:49

ガスが濃くなってきました

6/23 10:04

ゴゼンタチバナも咲きそうです

6/23 10:06

中ノ岳分岐から先は三年前に一度歩いたコース

6/23 10:17

少し下っていくと残雪が現れました

6/23 10:18

夏場は池になるところ、結構残ってますね

6/23 10:20

ここの厚さは80cm程度でしょう

6/23 10:25

水平移動が終わると、標高差30m程度残雪の斜面を登ります

6/23 10:27

踏み跡を外さないようキックステップで慎重に登ります
横に穴が開いているところもあります

6/23 10:33

残雪を抜けて最後の登り

6/23 11:09

山頂に着きました
ガスで展望はありません

6/23 10:41

三角点にタッチ！

6/23 10:46

宿で用意してくれたお弁当いただきます

6/23 11:20

山頂下にもミヤマダイコンソウが咲いてました

6/23 11:39

笹清水は細いですが流れてました

6/23 11:41

一瞬ガスが切れて斜面が見えました

6/23 11:49

6/23 11:50

ショウジョウバカマ

6/23 11:55

手が届かない急斜面に映えるシャクナゲ

6/23 11:59

6/23 12:06

痩せ尾根の脇に咲くシャクナゲ

6/23 12:18

家の串に戻ってきました

6/23 12:45

剣ヶ峰手前にいい雰囲気の休憩ポイント
一面マイヅルソウの群落です。まだ蕾も少ないのでこれから楽しめそうです。

6/23 12:59

剣ヶ峰北峰；ザックをデポしてクサリを上がると鉄梯子

6/23 13:01

這いつくばって登り切ると、広場になってました
もうここまでで十分、来た道を戻ります

6/23 13:03

鉄梯子の上から中ノ岳方面

6/23 13:03

岩場に咲くミヤマダイコンソウ

6/23 13:04

6/23 13:05

クサリの上から巻き道を見下ろす

6/23 13:06

岩峰を見上げて

6/23 13:11

この中間部からも北峰に登れるようです

6/23 13:13

6/23 13:14

エンレイソウ

6/23 13:23

6/23 13:26

6/23 14:15

ゲレンデに帰ってきました

6/23 14:17

6/23 14:19

6/23 14:23

こんな上までお迎えに感謝です

撮影機器：

D750 ニコン

装備

MYアイテム

まーさん

重量：2.12kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ 望遠レンズ アマチュア無線機

感想

まーさん

皇海山に登る計画で片品のペンションに前泊しました。
夕方の時点で皇海山への林道が通行不可とのことで、急遽武尊山登山に計画変更。
午後から降雨の心配もあったので、翌日は朝食5：30、出発6：00としてもらい、
オグナほたかスキー場内のスタート地点には6：30に送り届けてもらいました。

前武尊までは青空がありましたが、その後ガスに包まれ遠望は無し。
しかしながら稜線上は色とりどりの花が咲き誇り、険しい道も楽しく歩くことができました。　前週千頭星山でイワカガミの群落を見てきたばかりですが、今回のは白いイワカガミ。ツツジもミツバツツジにムラサキヤシオ。シャクナゲも白、淡い黄色、ピンクも濃淡あり、黄色のミヤマダイコンソウもあり、なかなか足が進みませんでした。

中ノ岳から山頂までの雪渓歩きも想定外のサプライズで、この時期ならではの楽しい登山になりました。　武尊牧場からのコースとはまた違った景色が見れて良かったです。

前日水沢観音にお詣りしたご利益でしょうか、心配した雨にも降られず無事下山できて良かったです。　ただ足回りは泥だらけになりましたが。

下山後は花咲の湯で汗を流し、美味しいご飯をいただいて帰路につきました。

P.S　皇海山は林道の状況次第で登れないことを改めて知りました。
また天候が安定したときを選んでチャレンジしたいと思います。