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Yamareco

記録ID: 192404
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

秋の妙高、火打山

1991年10月18日(金) 〜 1991年10月19日(土)
 - 拍手
ベルクハイル その他1人
GPS
31:30
距離
22.1km
登り
2,190m
下り
1,985m

コースタイム

10/18 9:00燕温泉登山口-11:00黄金清水-13:00長助池分岐-14:00-40妙高山山頂-16:30黒沢池ヒュッテ(泊)
10/19 7:30黒沢池ヒュッテ-8:30高野池-10:00-40火打山-12:10黒沢池-16:30笹ヶ峰牧場(泊)
天候 10/18 霧のち晴れ
10/19 曇りときどき晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
(行き)(前夜 長野市泊)長野ー(JR)-妙高高原駅ー(バス)-燕温泉登山口
(帰り)笹ヶ峰牧場-(バス)-妙高高原駅ー(JR)-長野ー(JR)-四国(新居浜)
コース状況/
危険箇所等
全体に特に問題はなく、よく整備されていた。
10/18 燕温泉登山口より妙高山に登り始める。山腹の黄葉はあまり色づきは良くない
2012年05月13日 13:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:09
10/18 燕温泉登山口より妙高山に登り始める。山腹の黄葉はあまり色づきは良くない
霧が出てきて暗い雰囲気の妙高登山道
2012年05月13日 13:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:09
霧が出てきて暗い雰囲気の妙高登山道
霧の森、淋しい雰囲気が漂う
2012年05月13日 13:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:09
霧の森、淋しい雰囲気が漂う
枯れ枝の幾何学的な形
2012年05月13日 13:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:09
枯れ枝の幾何学的な形
妙高山の山頂部の登りにかかるころ、ようやく青空が見えてきた
2012年05月13日 13:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:09
妙高山の山頂部の登りにかかるころ、ようやく青空が見えてきた
妙高山山頂直下、青空のしたのダケカンバ
2012年05月13日 13:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:09
妙高山山頂直下、青空のしたのダケカンバ
妙高山山頂付近より外輪山を望む
2012年05月13日 13:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:09
妙高山山頂付近より外輪山を望む
妙高山山頂より、はるかに広がる雲海を眺める
2012年05月13日 13:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 13:09
妙高山山頂より、はるかに広がる雲海を眺める
妙高山山頂の風景
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
妙高山山頂の風景
外輪山を越えるあたりより、妙高山山頂のドームを振り返る
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
外輪山を越えるあたりより、妙高山山頂のドームを振り返る
10/19 朝 黒沢池付近の湿原を望む
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
10/19 朝 黒沢池付近の湿原を望む
途中の茶臼山付近から(?)、目指す火打山が見えてきた。だいぶ遠い
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
途中の茶臼山付近から(?)、目指す火打山が見えてきた。だいぶ遠い
高野池の池塘群を望む、向こうには三角屋根の高野池ヒュッテが見える
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
高野池の池塘群を望む、向こうには三角屋根の高野池ヒュッテが見える
高野池から少し行くと、天狗の庭の湿原帯に出た
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
高野池から少し行くと、天狗の庭の湿原帯に出た
(同じく)天狗の庭の風景、曇天のもとなので、なおさら侘しい風情が漂っていた
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
(同じく)天狗の庭の風景、曇天のもとなので、なおさら侘しい風情が漂っていた
(同じく)天狗の庭の風景
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
(同じく)天狗の庭の風景
(同じく)天狗の庭の池塘
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
(同じく)天狗の庭の池塘
(同じく)天狗の庭の池塘
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
(同じく)天狗の庭の池塘
火打山山頂にて、西には焼岳がそびえているのが見えた
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
火打山山頂にて、西には焼岳がそびえているのが見えた
黒沢池から笹が峰へと下る森、この付近の紅葉も彩はあまり良くなかった
2012年05月13日 15:35撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
5/13 15:35
黒沢池から笹が峰へと下る森、この付近の紅葉も彩はあまり良くなかった

感想

【山行No 166】

※ 友人のY氏と二人で、北信濃の山に秋山の雰囲気を味わいに行ってみることにした。

10月17日(木)
 ・Y氏は仕事の都合で出発が一日遅れるとのことで、自分一人、1日早く出発する。
 ・夜行フェリー、JRを乗り継いで、松本にお昼頃に到着。
 ・松本はあいにくの雨模様だ。しかし、午後を無為に過ごすのももったいないので、
  レンタカーを借りて、行ったことのない美ヶ原へと行ってみることにした。
 ・雨の平日に美ヶ原に行くような物好きの人はおらず、ドライブウエーもガラガラ。
 ・美ヶ原の一角、ドライブウエーの終点に車を停め、歩き出す。
  約1時間で、最高点の王が頭に到着。百名山の一つに登ったことにはなるが、霧と雨の中、展望も何もなく、
  登頂の感動もなかった。
 ・そのあとは、いったん松本市内に戻り、まだ時間があるので、安曇野の
  碌山美術館に寄ったりして観光で時間を過ごし、夕方より長野市へと電車で移動。駅前のビジネスホテルに泊まる。

10月18日(金)
7:00長野駅発
 ・天気は回復し、まずまずの感じになっている。長野からの電車の車窓から見ると、
  妙高山方面は雲に隠れているが、電車の車中は朝日がまぶしい。
7:40-55 妙高高原駅
 ・ここで、夜行電車でやってきたY氏と無事、合流。
 ・さっそく登山口までのバスに乗る。平日のせいか、バスの乗客は自分らを含めても3名とガラガラだった。

8:30-9:00 燕温泉登山口
 ・ここから登山開始。露天風呂を横目で眺めながら歩き始める。
  ここから向かう山の方は、やけにドンヨリしていて、ちょっと気分が乗らない感じ。
 ・森の中を登ってゆくが、この森はあまり深い森ではなく、黄ばんだブナの木を
  眺めているうちに紅葉のゾーンを過ぎてしまい、あとは冬枯れの木立の中を進む。
11:00-40 黄金清水(気温=8℃)
 ・薄く霧に包まれた場所。時間もころあいなので、コーヒーを沸かして昼食とする。
13:00-10 長助池分岐(気温=9℃)
 ・ようやく周りを覆っていた霧も晴れてきて、上の方に、山頂部がゴツゴツとした姿を見せ始めた。
  重たいザックをここにおいて、カメラなどだけもって妙高山頂へと登りだす。
  ここからの山頂への道は、ナナカマドやミヤマハンノキが多く、ナナカマドの実を口に含んでみたりしながら登ってゆく。

14:00-40 妙高山山頂(標高=2446m、気温=3℃)
 ・5時間かけてようやく山頂に到着した。
  ここから見ると、眼下には見渡す限りの雲海が広がっており、午後の日差しを浴びて白く輝いている。
  人影のない静かな山頂に二人、のんびりした午後の時間を過ごした。

 ・下りはいったん、荷物を置いた長助池分岐へと戻る。
15:20-30 長介池分岐
 ・今日の宿、黒沢池へと道をたどる。
16:10 外輪山乗越
 ・すでに時刻は夕方となり、この外輪山を乗越す峠のところで、夕日が西の地平へと沈むのが見られた。
 東の方を振り返ると、雲海の表に、影妙高の姿が見えた。
 静かな峠、不意に、マヒワが数百羽、にぎやかなさえずりを残して、峠を越えていった。

16:30 黒沢池ヒュッテ着
 ・日も落ちて道も暗くなるころ、ようやく今日の宿に到着した。
  このヒュッテはいかにも山小屋風の大きな木を組んであり、丸い形をした山小屋。
 ・今日は宿泊客も10名程度と少なく、静かな山の夜を味わえた。
  シチューの夕食の後は、2Fの寝床に入り、Y氏とよもやま話をしつつ、夜が更けてゆく。

10月19日(土)
 ・今日は次の目的地、火打山へ向かう日。
  朝食は、山小屋には珍しく、クレープなどが出てきた。

7:30 黒沢池ヒュッテ発
 ・昨日の天気の感じからすると、今日は天気が良くなってもよさそうだったが、
  天気予報によると、日本海側から前線が南下してくるようで、上空は薄曇りで、
  西の方を見ると、早くも灰色の雲が近づいてきている。雨も覚悟して急いで出発する。
 ・小さい峠を一つ越えると、高谷池が見えてきた。
8:30-40 高谷池
 ・一休みする。天気がイマイチなので、風景もうすら寒い印象。
  黒沢池ヒュッテで水筒にお湯を入れてもらってきたが、
  さっそくお茶にしようと思ったのに、お湯が結構ぬるくなっており、かなりガッカリきた。
 ・高谷池から少し歩くと「天狗の庭」という湿原に出た。
  いかにも越後の山らしい湿原地帯で、山の秋の寂しさがひとしお感じられる場所だった。
  途中でヒヨドリが50羽ほど、南へと群れ飛んで行った。秋の風情を感じる。

10:00-40火打山(標高=2462m、気温=2℃)
 ・なんとか雨に合わずに山頂に着けてホッとした。
  気温も低く、寒い山頂だ。西の方遠く、焼山の向こうに雨飾山も見えていた。

 ・下りは来た道をそのまま戻る。途中、高谷池を通る。
  ここから笹ヶ峰へと下ることもできるが、いったん黒沢池まで戻ることにした。
  今日は土曜日なので、高谷池付近、登山者でにぎやかだった。
12:10-50 高谷池
 ・小屋の前のベンチでお湯を沸かし、昼食とする。

 ・ここから笹ヶ峰方面に下りの道を取る。
  途中のシラビソ林では、先日の台風のせいか、大きな木が根こそぎ倒れており、びっくり。
 ・富士見が原までは割となだらかだったが、そこから先は、割と急な下りが続く。
15:30-40 黒沢分岐
 ・この付近より、ブナの森となった。期待していたが思ったほど紅葉しておらず、
  上空もどんよりと灰色なので、鮮やかさはなかった。

16:30 笹ヶ峰(笹ヶ峰ロッジ)着
 ・今日の宿は国民宿舎なので、山小屋というより旅館風の宿。
  聞いてみると、明日で店じまいということで宿泊客も少なく、ちょっと侘しい感じが漂っていた。
  お客さんも10名程度しかいない。
 ・食事はまずまず豪華で良かったが、部屋には暖房もなく、寒々しい部屋なので早々に布団に入る。

10月20日(日)
 ・今日は下山日。上空は冬型になったようで、低い雲が垂れ込めている。
8:10 笹ヶ峰(ロッジ)発
 ・バスで妙高高原駅まで下る。そこからJRで長野市に出る。
 ・長野市では善光寺を見物し、自分はそのまま帰路に着いたが、
  休みがもう一日あるというY氏は、そこから戸隠山へと向かっていった。
 ・長野からJRで、名古屋、岡山経由で、四国(新居浜)には夜に帰着。

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