荒川岳・赤石岳 椹島から周回(予定早めて下山)
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- GPS
- 23:21
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 3,235m
- 下り
- 3,238m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 5:55
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:46
天候 | 20日:雨 夜くもり →地雨性のしとしと雨。レインウェアなしでしのげる程度。 下層雲はあまりなく、As系中層雲主体でガスには覆われることなく視界の妨げは無かった。 21日:くもり →Ac系の中層雲に終日覆われる。時より弱いながら薄日差す。 22日:くもり のち 雨 →朝はガスに覆われていた。引き続きAc系の中層雲に覆われていた。朝から昼前は一時的に中層雲にすき間ができてしっかり晴れた時間もあった(疑似好天)が、やがて台風第5号から変わった低気圧に向かって南からの暖湿により驟雨性降水となる。 ※当初は3〜4泊の予定で光岳まで縦走予定も、22日の天候悪化や、その他良くない要素もいろいろある等(準備不足・膝爆弾)総合的に下山すべしと判断した。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ・寸又峡温泉へ行ってみた。 |
写真
感想
いろいろあって1ヶ月以上ぶりの山歩き。どうしてこうなった…
6連休を3日ももて余す、去年の裏剱に続けての長期休暇敗退山旅となった。
⚫️登山口へ至るまでの経緯
・20日〜25日で6連休、当初は飯豊連峰全山縦走(川入→大石ダム)を考えていたが、本州は概ね天気悪め。太平洋高気圧の張りだしは弱いものの、少しでも望みがありそうだった赤石山脈に転戦することにした。せっかくなので、4泊の行程で荒川岳から光岳まで歩いてやろうと企てた。
・19日は夜勤明け、その後3時間ほど仮眠をとり18時、それから支度して出発して深夜1時過ぎ自宅発、清水IC着いたのが4時頃で、コンビニで買い出し済ませて8時頃に畑薙ダムの登山用臨時駐車場着。噂には聞いていたが、山道が長い長い。運転慣れていないと厳しい感じ。そして徹夜登山だ。。
⚫️7月20日(登山口→椹島→千枚小屋)
・この山域は初めてで、勝手が分からず沼平にまで様子を見に行くなどしてたら、9時発の便にギリギリになった。そのため慌てたせいか、コンビニで買い出した食糧の一部(おにぎり三個と梅干し4つ)を置き忘れてきた。遅い便なためか、はたまた雨降りなせいか、土曜日なのに自分だけの乗車。貸切状態。3000円支払う。
・でこぼこだらけのマイクロバス林道走行はアトラクション。約1時間かかって椹島着。いつも通り準備に手間取り、11時前に出発。受付で、念入りに小屋に泊まるよう言われる。到着が遅くなるのを懸念して、椹島で前泊するのも多少考えた。
・小雨の中、歩き初めはレインウェアを来ていると蒸風呂地獄。すぐに脱いで、半袖で歩くも蒸風呂地獄。雨が層状性降水のしとしと程度であったのが救い。
・出発から誰とも合わない静かな山歩きも、後半に数パーティーと遭遇した。なんとか17時過ぎには小屋に到着。さっさと設営してビール飲んで肉焼いて明日のことはひとまず置いといて寝たいだけ寝る!
⚫️7月21日(千枚小屋→赤石岳避難小屋)
・翌日5時起き(になってしまった)、やはり支度が遅い。出発は7時前。これが今回の山旅撤退主要因のひとつだったかもしれない。
・
・計画では百間洞まで行くつもりが、赤岳避難小屋で15時過ぎたのでここで宿泊。支配人や宿泊者から聖小屋まで標準CT11時間、早立ち必須だよとアドバイス受ける。
・最新の予報資料を確認すると、明日はなかなかの悪天となりそうなため、撤退・下山がよぎる。
⚫️7月22日(赤石岳避難小屋から椹島へ下山)
・翌朝、4時前起き周囲はガスで視界は無い。この時点で今日下山することを積極的に検討する。たとえ悪天な期間が短いとしても、ストレスフルな稜線歩きは避けたい。。いや、どうだろう。。しばらく迷う。
・送迎バスは椹島からしか乗せてくれない、途中の下山口はダメ、膝に爆弾を抱えている、前日なうちに百間洞まで行かなかった、頭痛がしする(高山病気味だったか?)、悪天予想のなかでの11時間の行程、途中ビバークすることも考えなければならない、
以上負の要素を考えるだけ考えて、積極的に下山することを決断した。やるせない、悔しい。
⚫️最後に
・計画通りにいかなかった山歩きは悔しい、が、それが実力でもある。
・後で振り返ってみたて、なぜあんなに工事関係車両が多かったのかと考えると、そうだ、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が始まっていたのだ。いろいろ調べてみるとネット記事が出てくる。自然好きな一登山者としては悲しい。
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